著者
武田 晋 渋川 恵一 大森 健一
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア : 医療・介護の経営情報 (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.273, pp.45-50, 2012-07

"問題児"の職員を採用し、後悔した経験を持つ病医院の院長は少なくないだろう。採用ミスを防ぐには、面接で確認すべき事項などを文書化し、それに則って運用すると効果的だ。そこで、医療機関のコンサルティングを手がける近畿誠志会に、文書ツールを活用した採用手法を解説してもらった。
著者
武田 和行
出版者
低温物質科学研究センター
雑誌
低温物質科学研究センター誌 : LTMセンター誌 (ISSN:1348317X)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.24-29, 2008-12-01

One possible design of a home-built NMR spectrometer is presented, in which a Field-Programmable Gate-Array (FPGA) is fully exploited. An FPGA is an LSI composed of a large number of programmable logic gates, in which digital circuits called the "core modules" can be built by writing hardware description codes. In principle, an FPGA can realize any digital circuits within limitations set by the available number of logic elements and the operation speed. In this work, a single FPGA chip is let do all the digital jobs required for an NMR spectrometer. It is shown that a handy and operational three-channel NMR spectrometer can be built by combining the core modules for the digital NMR spectrometer with non-digital peripheral components. These core modules as well as circuit diagrams, board designs, etc., are freely available on HUhttp://kuchem.kyoto-u.ac.jp/bun/indiv/takezo/opencorenmr/index.htmlUH. By letting these information open to public, I encourage the potential users not only to utilize this spectrometer, referred to as the OPENCORE NMR spectrometer (after the "open" "core" modules), but also to modify it so as to meet their own needs. A home-built spectrometer serves a complementary role to the sophisticated commercial spectrometer when one needs to modify the hardware inside the spectrometer in order to put new ideas into practice. Let us promote new and exciting NMR works!
著者
吉田 友敬 武田 昌一
出版者
学校法人滝川学園 名古屋文理大学
雑誌
名古屋文理大学紀要 (ISSN:13461982)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.113-119, 2012

本論文では,音楽と音声言語におけるリズム的特徴の普遍性について検討する.音楽のリズムに関しては,特にグレゴリオ聖歌についての議論に注目した.グレゴリオ聖歌は後世の西洋音楽に大きな影響を与えているものである.一方,言語におけるリズムについては,音韻論の立場から検討を加える."foot",あるいは "Ictus"という概念を音楽と音声リズムの共通性を論じる上で中心的概念として導入する.その後,これらの音響的特徴について,試行的検討を行った.
著者
武田 尚子
出版者
関東社会学会
雑誌
年報社会学論集 (ISSN:09194363)
巻号頁・発行日
vol.1994, no.7, pp.49-60, 1994-06-05 (Released:2010-04-21)
参考文献数
12

This paper examines the function of kin relationship, and in particular, where they relate to self-help activities progressing in poor urban areas of Manila. The residents utilize extended kin relationship in their daily lives, especially when involving themselves in the distribution of social resources which have been brought about through self-help activities. The people who use their kinship ties effectively can achieve a more favorable or higher social status for themselves and their kin groups. Therefore this paper also examines the social meaning of self-help activities as the origin of the societal heirarchy of power and rather than material wealth or resources.
著者
斎藤 昭 菊地 臣一 矢吹 省司 武田 浩一郎
出版者
医学書院
雑誌
臨床整形外科 (ISSN:05570433)
巻号頁・発行日
vol.37, no.3, pp.231-236, 2002-03-25

抄録: 変形性股関節症が仙腸関節に与える影響を明らかにすることを目的とした.対象は変形性股関節症の男性7例,女性130例の合計137例である.変形性股関節症の罹患側は,右側が46例,左側が50例,そして両側が41例であった.これらの症例に対し,仙腸関節痛,変形性股関節症の罹病期間,肥満度,出産回数,そして股関節可動域を調査した.さらに,単純X線像から仙腸関節部の骨硬化像,脚長差,および骨盤輪不安定性の有無を検討した.その結果,仙腸関節痛を認めた症例は27例(19.7%)であった.仙腸関節痛は,比較的若年者や骨盤輪不安定性を有する症例に出現しやすい.仙腸関節部の骨硬化像は78例(56.9%)に認めた.この所見は比較的若年者や変形性股関節症の罹病期間が長い症例に認めやすい.また,脚長差が大きい症例や下肢長の長い側に骨硬化像が出現しやすい.しかし,仙腸関節部の骨硬化像の存在が疼痛を直接反映するとはいえない.
著者
福嶋 慶繁 丹羽 健太 圓道 知博 藤井 俊彰 谷本 正幸 西野 隆典 武田 一哉
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D, 情報・システム (ISSN:18804535)
巻号頁・発行日
vol.91, no.8, pp.2039-2041, 2008-08-01
被引用文献数
7 2

本論文は,三次元の音声・映像を統合した新たなメディアを提案する.まず,多数のカメラ,マイクロホンを並べたカメラアレー,マイクロホンアレーで,多視点・多聴点データを撮影した.次にそのデータより自由視点映像,自由聴点音声を生成し,自由視聴点映像の生成に成功した.
著者
鶴薗 佳菜子 山口 泰史 鈴木 翔 武田 真梨子 須藤 康介
出版者
東京大学大学院教育学研究科
雑誌
東京大学大学院教育学研究科紀要 (ISSN:13421050)
巻号頁・発行日
vol.52, pp.157-167, 2013-03-10

The purpose of our study is to examine what is the determining factor of the amount of “okozukai” (an allowance) and how it influences elementary/ junior high school students’ consciousness and behavior. / As a result of our analyses, we got the following findings. First, parents who are concerned about their children's education are likely to reduce the amount of “okozukai”. Second, the amount of “okozukai” have effects on children's behavior but it depends on whether parents take interest in education of children. “Okozukai” as a family education strategy doesn't necessarily have an equal influence on every child.
著者
坂本 竜基 中田 豊久 伊藤 禎宣 松岡 有希 小暮 潔 武田 英明
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第20回全国大会(2006)
巻号頁・発行日
pp.226, 2006 (Released:2006-12-07)
被引用文献数
2

本稿では、色付き傍線を用いたWeb文章を対象リソースとするイロノミーと名付けたフォークソノミーシステムを提案する。イロノミーは、3種類の色線を用いて文章の一部分をマーキングする一種のアノテーション入力機能とそのマーキングを色別に検索可能な検索機能、及び、社会的フィルタリングによる推薦機能を有する。また、JSAI2005のイベント空間支援の一環として運用した、発表概要を分類対象としたプロトタイプの説明と運用結果を述べる。
著者
武田 俊平 川合 宏彰 松沢 大樹
出版者
一般社団法人 日本老年医学会
雑誌
日本老年医学会雑誌 (ISSN:03009173)
巻号頁・発行日
vol.23, no.5, pp.497-503, 1986-09-30 (Released:2009-11-24)
参考文献数
16
被引用文献数
2

神経学的に異常のなかった男192名, 女196名の脳血流量と脳血管抵抗をXe-133吸入法に依り測定し, 加齢との関係を調べた. 脳血流量は2コンパートメントモデルに於ける速い成分 (F1) とイニシャルスロープインデックス (ISI) で表わした. F1, ISI共に男では40歳台, 女では60歳台から有意に低下が始まった. 女では年齢に比例してF1, ISIの低下が高齢に到るまで続いたのに対し, 男では50歳台までは年齢に比例して低下したが, 60歳台以降プラトーになり, F1で40ml/100g脳組織/分, ISIで35付近に閾値の存在が示唆された. 脳血管抵抗は男女共50歳台から有意に増加し始め, 高齢に到るまで一貫して年齢に比例して増加した.
著者
大鶴 勝 堀尾 拓之 升井 洋至 武田 威真雄
出版者
Japanese Society for Food Science and Technology
雑誌
日本食品科学工学会誌 : Nippon shokuhin kagaku kogaku kaishi = Journal of the Japanese Society for Food Science and Technology (ISSN:1341027X)
巻号頁・発行日
vol.46, no.12, pp.806-814, 1999-12-15
被引用文献数
2 9

マイタケを飼料重量に対して,10%と20%になるように調製した実験区を設け,高血圧自然発症ラット(SHR)に投与し,ラットの体重,血圧及び血液の性状,臓器に及ぼす影響について検討した.さらに,試料マイタケの加熱,エタノール抽出,水抽出による操作の影響をウイスター系ラットの体重増加により調べた.<BR>その結果,マイタケ投与によるラットの顕著な体重増加抑制効果と血圧上昇抑制効果が見られた.臓器の重量の比較ではマイタケ投与群で肝臓に僅かな低下が見られたが,他の臓器では影響は見られなかった.血液の性状では,マイタケ投与群で,血漿総コレステロール,中性脂肪の低下が見られ,20%投与群では,糞中へのコレステロールの排泄の増加も見られた.<BR>マイタケ中には血圧上昇抑制を示すなど各種の生理活性を有する成分が含有され,特に体重増加抑制を示す成分は,水可溶性で熱に不安定であることが明らかとなった.
著者
武田 俊一 金子 弘昌 船津 公人
出版者
公益社団法人 日本化学会・情報化学部会
雑誌
ケモインフォマティクス討論会予稿集 第38回ケモインフォマティクス討論会 東京
巻号頁・発行日
pp.100-103, 2015 (Released:2015-10-01)
参考文献数
12

新薬を開発するために新薬となる可能性の高い多様な構造からなるライブラリを構築する手法の開発が求められている。我々はそのような手法として化学空間上の任意の領域に構造を多数生成する手法であるde novo design algorithm for exploring chemical space (DAECS)に注目し、その改良を行った。DAECSはリガンドデータで規定された部分空間上の特定の領域に存在する構造のみを生成することができる。しかしDAECSでは多様性の高い構造を生成することと活性値以外の性質を考慮することができない。本研究ではこの問題を解決するために部分構造を用いた構造変化及び化学空間上のドラッグライクネス分布の可視化を用いた領域選択を導入した。GVKのデータベースより取得したヒトalpha2Aアドレナリン受容体に対するリガンド活性データを用いて手法の優位性を確認したところ、ドラッグライクネスを考慮したうえで高い活性が期待できる構造を多様に生成できることを確認できた。
著者
武田 圭史 水谷 正慶 中井 研
雑誌
コンピュータセキュリティシンポジウム2009 (CSS2009) 論文集
巻号頁・発行日
vol.2009, pp.1-6, 2011-10-12

IP バージョン 4(IPv4) アドレスの枯渇に伴い今後IP バージョン 6(IPv6) の導入が進むと予想されるが,大規模かつオープンなネットワークにおいて異なるネットワークプロトコルが導入にされることにより新たなセキュリティリスクが顕在化することが考えられる.本分析では IPv6 を広く組織等において導入する際に予想されるセキュリティ環境の変化及び従来のセキュリティ機能の実装に関する課題について調査しそのリスクについて整理した.IPv4/v6 のデュアルスタック化による脆弱性暴露機会の増大や,ファイアウォールやウイルス対策ソフトウェア等における IPv6 に関する運用機能の提供が十分とは言えないなどの課題について述べる.