著者
石橋 克彦
出版者
日本自然災害学会
雑誌
自然災害科学 (ISSN:02866021)
巻号頁・発行日
vol.21, no.3, pp.190-198, 2002-11-30
被引用文献数
1
著者
川村 千鶴子 中本 博皓 石橋 春男 山口 由二 北澤 恒人 福島 斉 貫 隆生 冨田 祐一 川村 千鶴子
出版者
大東文化大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2002

1.現地環境調査の実施:グローバル化の影響によって大量消費社会となった太平洋島嶼諸国がどのような環境問題を抱えているのか、その実態を多面的に調査し、課題と問題解決への道を研究した。特に医療面と健康の被害、伝統文化の破壊と消滅、自動車の普及と廃車問題、廃棄物と廃車処理問題、環境教育の進展に主眼をおいた。それらの結果をまとめた調査報告書はすべて学会誌『環境創造』4,5,6,7,8号に収められている。2.調査対象国:トンガ王国、サモア、ツバル、マーシャル諸島共和国、パラオ共和国、キリバス、ミクロネシア連邦、フィジー共和国、その他移民先の国々。日本国内では離島の廃車事情、自動車リサイクル工場を見学3.海外での研究発表:第9回太平洋芸術祭シンポジウム基調講演(2004年7月24日パラオ共和国)川村千鶴子 テーマ"Environmental Issues through a Global-Ethnoscape Point of View"4.ネットワークの構築:これらの調査国において環境問題に関わる研究者・実践者・行政・企業・国際機関などの人々との連携を深めることができ、そのネットワークをもとに国際シンポジウムを開催し広く実態を報告した。シンポジウム・パシフィックウエイ開催(3年間の研究結果を発表、英語・日本語通訳・翻訳)テーマ「太平洋島嶼諸国の連帯と環境問題への取り組み -廃棄物・廃車問題への日本の貢献-」日時:2005年2月14日 場所:大東文化大学板橋校舎、後援:日本島嶼学会、太平洋学会、日本オセアニア学会、太平洋諸島センター、(社)太平洋諸島地域研究所、NPO法人 汎太平洋上級教育推進機構基調講演:天野史郎(SPREP 南太平洋地域環境計画)、講演:カシオ・ミダ特命全権大使(ミクロネシア連邦共和国)、シンポジウム・パネリスト:川嶋正和(ミクロネシア振興協会事務局長)、竹内啓介(全日本自動車リサイクル事業連盟副理事長)、長嶋俊介(鹿児島大学多島圏研究センター教授)、石橋春男(環境創造学部学部長)、川村千鶴子(研究代表)5.さらに座談会の開催し、自動車リサイクルの専門家との連携からいくつかの解決策を提案:3月10日(司会:川村千鶴子)J・フリッツ公使(ミクロネシア連邦大使館)、竹内啓介、川嶋正和、貫隆夫、貫真英6.以上の研究論文と調査報告書、シンポジウム、座談会を編集し、研究成果報告書にまとめ製本した。国内の関係者はもとより海外の関係者にも配布。2006年に予定されている太平洋島サミットの基礎資料としても役立にたち、多数のNPO法人の実践者、マスコミ関係者、他大学との連携も深めることができた。
著者
石橋 貴昭
出版者
日本動物学会
雑誌
動物学雑誌 (ISSN:00445118)
巻号頁・発行日
vol.69, no.11, pp.336-343, 1960-11

The present reports are concerned with the analysis of the action of potassium ion on fish scale melanophores. 1. Using three species of teleosts, Carp (Carassius carassius), Funa (Cyprinus auratus) and Medaka (Oryzias latipes), the experiments were performed to ascertain whether potassium ion acts directly upon the melanophores or stimulates the nervous elements which are left alive in the isolated fish scale. 2. In prolonged application of potassium ion, it was observed that there were differences of reaction according to the locality of the melanophores in a scale. Moreover, the aggregation of the pigment granules within the melanophore which was induced by potassium ion had a transient phenomena. 3.The effectiveness of adrenalin in various concentrations upon the duration of the pigment aggregation to be induced by this agent has been examined. As the concentrations of adrenalin were increased, more and more the duration of pigment aggregation was prolonged. 4. The effect of denervation of the melanophore on the response to potassium ion was studied. The scales were pulled out from their pokets with fine forcepts and immediately slipped back into their pockets, thus severing all connections with the nervous system and allowing time for degeneration. In tests of the effects of denervation on the response to potassium ion during the period of degeneration, the scales which had been withdrawn were compared with normal scales and with scales which had recovered from the denervated state. In three hours after the operation the magnitude of centripetal migration of pigment granules within the melanophore reached only about one-half that of normal scale melanophore. From 18 to 20 hours after the operation, the response of melanophores to potassium ion had disappeared. Corresponding to the passage of time after the operation, however, the response of melanophores was actually re-established and it was the same as that of a normal scale. It may be suggested that these facts have relations with disintegration of the nerve fibers, including terminal structure connected with the melanophore, and a regrowth of them. 5. Both normal and denervated melanophore respond cleary to adrenalin. Furthermore, the melanophores which were originally insensitive to potassium ion, and the redispersed melanophores in prolonged application of this ion, were certainly responsive to adrenalin, thus suggesting a difference between potassium ion and adrenalin in mechanism of action to the melanophore. 6. It was assumed that potassium ion acts indirectly upon the melanophores through the never fibers which are left alive in an isolated acale. The failure or incompleteness of the response to potassium ion of the normal scale melanophores may be also explained by the lack or disintegration of the melanophore nerve.
著者
金澤 成美 山本 隆昭 高田 賢二 藤井 元太郎 石橋 抄織 佐藤 嘉晃 原口 直子 今井 徹 中村 進治
出版者
日本矯正歯科学会
雑誌
Orthodontic waves : journal of the Japanese Orthodontic Society : 日本矯正歯科学会雑誌 (ISSN:13440241)
巻号頁・発行日
vol.57, no.2, pp.92-102, 1998
被引用文献数
31

1981年4月から1996年3月までの15年間に北海道大学歯学部附属病院矯正科を来院した矯正患者を調査対象に, 経時的推移を調査し以下の結果を得た.1. 過去15年間の来院患者総数は4, 559名で, 1981年から1990年までは増加していたが, その後の患者数は減少していた.2. 性別では, 男性 : 女性が1 : 1.5と女性が多く, また年齢が高くなるに伴い女性が増加していた.3. 初診時年齢は経時的に年齢が高くなる傾向にあり, 成長期の患者が減少し, 永久歯列期の患者が増加していた.4. 来院動機では審美障害が最も多く, 次いで咀嚼障害であった.また, 顎関節症を主訴とする患者が近年は増加していた.5. 来院経路では, 自意が減少し, 院内他科や他の医療機関からの紹介が増加していた.6. 不正咬合の種類では, occlusal anomaliesが74.2%, space anomaliesが78.7%であった.前者では, 反対咬合が40.5%, 上顎前突が13.6%であったが, 経時的に反対咬合は減少していた.後者では前歯部叢生が62.8%と多く, 経時的に前歯部叢生が増加している傾向が認められた.7. 顎顔面領域の先天異常では, 口唇口蓋裂の占める割合が高かったが, 人数では経時的に減少していた.8. 外科的矯正治療患者の割合は全体の約16%を占め, 反対咬合症例が圧倒的に多かった.9. 顎関節症状を有する患者は増加する傾向にあり, 特に女性の占める割合が高かった.
著者
松田 もと子 永井 成美 折笠 史明 多田 建造 辰巳 浩輝 藤原 麻紀 古川 良俊 石橋 寛二 井上 昌幸
出版者
社団法人日本補綴歯科学会
雑誌
日本補綴歯科學會雜誌 (ISSN:03895386)
巻号頁・発行日
vol.38, no.3, pp.588-595, 1994-06-01
被引用文献数
2 1

歯科用金属に起因すると考えられる金属アレルギーが注目されており,その診断にパッチテストが用いられている.しかし,判定は主観に頼り,皮膚の変化を的確,経時的に把握することは困難である.本論文はパッチテストにおける客観的な判定システムを開発することを目的として,パッチテスト後の皮膚色を分光測色し,色彩学的に分析したものである.その結果,皮膚の発赤反応に色彩学的に特徴のある変化が観察された.皮膚の発赤反応を判定する客観的指標を示したものとして興味深い.
著者
石橋 潔
出版者
久留米大学
雑誌
久留米大学文学部紀要. 情報社会学科編 (ISSN:13481010)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.35-46, 2006-03

医療・保健・福祉などの領域では,隣接した領域で様々な対人援助サービス職が専門職化しようとしている.しかし従来の専門論は,専門職化を単独の職種の孤立した現象としてとらえる傾向があるため,隣接しておこる専門職化が抱え込むジレンマを十分に分析できない.特にケアを特徴とする対人援助職,つまり人間への全体的関与を特徴とする専門職は,自らの専門性を明確に示すことができないというジレンマを生じるが,この理由について十分な分析ができない.そこでこの論文では,専門職化によって専門領域が規定されると同時に,非専門領域を作り出すという視点から,専門職化を理論的に捉えなおすことを試みる.まず対人サービスは,高度に分業化した社会において,財として交換の対象になりにくい性質を持っている.その性質は,協働性,個別性,不可視性という性質として説明できるだろう.したがって対人サービスに従事する職種は,自らの行為を社会の中で交換可能なものに規定する必要に迫られる.この対人サービスの再規定を,職業集団として組織的に追求するのが,専門職化という戦略であると言える.この戦略は,組織内部に対してはサービスの標準化を図り,外部に対しては差異化を行なっていくということである.この戦略によって,対人サービスの再規定に成功した領域と,成功しない領域が形成される.これを専門領域と非専門領域という言葉で呼ぶことにする.この非専門領域は,標準化および差異化できないような対人サービスの要素によって形成されている.この非専門領域は,ある意味ではもっとも対人サービスの最も特徴的な性質が集約されているといえるが,しかしサービス財として社会の中での交換に馴染まない領域でもある.ある職種が専門職化する際に,この非専門領域をどのように取り扱うか大きな問題となる.この非専門領域を自らの職種から切り離して他の職種に譲り渡そうとする場合が多く見られる.もっとも典型的な事例では,医師から看護職,看護職から看護補助職や介護職へ.このような非専門領域の形成およびその非専門領域の譲り渡しの連鎖が,対人援助サービスの分野で起こっている.だが見方を変えれば,非専門領域には対人サービスのもっとも重要な性質が集約されているということもできる.
著者
石橋 敏光 安田 是和 落合 聖二 中田 雅敏 秋元 明彦 岡田 創 近藤 恵 服部 照夫 柏井 昭良 金澤 暁太郎
出版者
一般社団法人日本消化器外科学会
雑誌
日本消化器外科学会雑誌 (ISSN:03869768)
巻号頁・発行日
vol.23, no.8, pp.2124-2128, 1990-08-01
被引用文献数
5

転移性肝腫瘍ではまれな門脈内腫瘍塞栓の2例を経験し,これに対し肝切除術を行ったので報告する.症例1は28歳の女性で卵巣のembryonal carcinomaの肝転移であった.肝右葉に巨大な多発肝転移があり,右門脈起始部より1次分枝に及ぶ腫瘍塞栓を認めた.拡大肝右葉切除術を行ったが術後2か月で残肝再発を来し死亡した.症例2は61歳の男性でS状結腸癌の肝転移であった.肝左葉に孤立性肝転移があり,左門脈起始部より1次分枝に及ぶ腫瘍塞栓を認めた.肝左葉切除術を行ったが術後11か月で残肝再発を来し死亡した.門脈内腫瘍塞栓を伴った転移性肝腫瘍は,腫瘍塞栓を含めた肝切除術にもかかわらず予後不良で,肝切除に加え残肝再発に備えた術前,術後の積極的な集学的治療が必要と考えられた.
著者
田中 功 上村 美紗子 高野 真理子 矢吹 さより 金山 克己 吉国 三千子 石橋 慶憲 田辺 篤範
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.46, no.8, pp.530-535, 2003 (Released:2003-11-01)
参考文献数
4
被引用文献数
1 1

これからの大学図書館の評価は図書館を使いこなせる利用者がどのぐらいいるかという点にも目を向けることが重要になってくる。そのために図書館利用指導の入り口である図書館ガイダンスの役割は大きい。日本女子大学では,好きな時間にいつでも受けられるようなWebサイトから学習できる図書館ガイダンスのe-ラーニングを2003年8月に作成した。内容は図書館の入館から退館までの手続き,OPACなどのデータベース検索の基礎的実習,フロアガイド,図書館サービスの概要,テスト問題などを収録しており学習時間は約60分である。今後は各学部や学科の専門性に特化した情報そのものの活用法を学習できるe-ラーニングに展開していくことが望ましい。
著者
石橋 太加志
出版者
東京大学大学院教育学研究科
雑誌
東京大学大学院教育学研究科紀要 (ISSN:13421050)
巻号頁・発行日
vol.51, pp.485-492, 2012-03-10

The lesson of a high school student's psychology argues about the necessity in recent years. Most verification about the validity in the lesson is not made. In 31 high school students who chose the lesson of psychology, this research examined the validity about the lesson for 3 times about social skill. For examination, I carried out by the registered form using the social skill measure, and analyzed how each one of social skill scores would change. In all the lessons, the skill score went up from beforehand to after the event. It was judged that I was effective as a subject matter. In the student of high evaluation, in observation evaluation, the skill score was high, and the student of low evaluation did not have a good skill score. It is judged that observation evaluation also has fixed value. However, in the case of social skill, two students who seldom changed from the basis by the student with a high skill score with the high level were not chosen. I was able to find out meaning not to depend only on observation evaluation but measure itself.
著者
山本 朱美 石橋 晃
出版者
Japanese Society of Animal Science
雑誌
日本畜産學會報 = The Japanese journal of zootechnical science (ISSN:1346907X)
巻号頁・発行日
vol.68, no.8, pp.735-740, 1997-08-25
被引用文献数
6

リジン要求量は飼料中のアミノ酸の増加に伴って,増加すること,および血漿遊離リジン濃度から推定されたリジン要求量が飼養試験の結果と一致することを明らかにするため,開放鶏舎で大羽数を用いてリジン要求量を求めた.78週齢の産卵鶏を13区にわけて開放鶏舎で単飼し,47日間試験飼料と水を自由摂取させた.試験飼料のアミノ酸充足率はNRC (1994)のアミノ酸要求量の110および125%とし,リジン含量は両区とも6段階とし,残りの1区は市販飼料を給与した.卵重は3日毎,飼料摂取量は6日毎そして生体重は試験開始日と最終日に測定した.採血は,飼養試験の最終日に行い,血漿遊離アミノ酸濃度を測定しし4.NRC (1994)の110%のアミノ酸充足率では最大生産能のためには不足であった.産卵率,飼料効率および血漿リジン濃度から得られたリジン要求量はアミノ酸充足率が110と125%でそれぞれ0.56,0.56と0.57および0.61,0.59と0.61%と推定された.以上の結果から,リジン要求量は飼料中のCPないしはアミノ酸の増加に伴い上昇すること,血漿リジン濃度から求めたリジン要求量は生産能から求めた値と良く一致することが示された.
著者
伊藤 吉紀 莅戸 立夫 ハガード ピーター エリソン ブライアン 伊藤 弘 石橋 忠夫 水野 皓司
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MW, マイクロ波 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.407, pp.71-76, 2002-10-17

ドットマトリクス型単一走行キャリアフォトダイオードをマウントした新型の導波管型フォトミクサを製作し,その特性評価を行った.波長1.55μm帯の二波長混合光をフォトダイオードに照射して高周波電流を誘起することにより,周波数75GHz〜450GHzの短ミリ波の発生を実験的に確認することに成功した.
著者
太田 成男 石橋 佳朋
出版者
一般社団法人 日本小児神経学会
雑誌
脳と発達 (ISSN:00290831)
巻号頁・発行日
vol.31, no.2, pp.122-128, 1999-03-01 (Released:2011-08-10)
参考文献数
14

アポトーシスは細胞が縮小していく細胞死として発見され, それが遺伝子のプログラムによって能動的に進行する.アポトーシスは生体制御や生体防御機構として働き, 個体の維持には必須なプロセスである.アポトーシスのシグナルの伝達, 制御, 実行について関与する因子が同定され, その分子機構も詳細に論じられるようになった.アポトーシスのシグナル伝達には蛋白問の相互作用によって伝えられる機構とミトコンドリアシグナルが発せられる機構がある.Bc1-2ファミリー蛋白はアポトーシスを制御する.最終的にアポトーシスを実行するのはカスパーゼファミリーという蛋白切断酵素群であり, カスパーゼ自身も前駆体が切断され活性化される.
著者
山近 重生 中川 洋一 寺田 知加 川口 浩司 瀬戸 〓一 石橋 克禮
出版者
Japanese Society of Oral and Maxillofacial Surgeons
雑誌
日本口腔外科学会雑誌 (ISSN:00215163)
巻号頁・発行日
vol.52, no.10, pp.527-531, 2006-10-20
被引用文献数
2 2

Glandular odontogenic cyst (GOC), first described in 1988 by Gardner <I>et. al</I>, is a comparatively rare jawbone cyst of odontogenic origin, which shares some features with both botryroid odontogenic cysts and mucous-producing salivary gland tumors. Although GOC has a high rate of recurrence, cases of recurrence have not been reported in the Japanese literature.<BR>This paper describes a case of GOC arising in the mandible of a 58-year-old man. The cyst recurred 12 years after primary treatment. Diagnosis and treatment of the lesion are discussed.
著者
山近 重生 中川 洋一 寺田 知加 川口 浩司 瀬戸 皖一 石橋 克禮
出版者
社団法人 日本口腔外科学会
雑誌
日本口腔外科学会雑誌 (ISSN:00215163)
巻号頁・発行日
vol.52, no.10, pp.527-531, 2006-10-20 (Released:2011-04-22)
参考文献数
12
被引用文献数
1 2

Glandular odontogenic cyst (GOC), first described in 1988 by Gardner et. al, is a comparatively rare jawbone cyst of odontogenic origin, which shares some features with both botryroid odontogenic cysts and mucous-producing salivary gland tumors. Although GOC has a high rate of recurrence, cases of recurrence have not been reported in the Japanese literature.This paper describes a case of GOC arising in the mandible of a 58-year-old man. The cyst recurred 12 years after primary treatment. Diagnosis and treatment of the lesion are discussed.