著者
金森 務 片寄 晴弘 志村 哲 井口征士
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告音楽情報科学(MUS)
巻号頁・発行日
vol.1994, no.71, pp.45-48, 1994-08-06
被引用文献数
2

我々は,感性情報処理・ヒューマンコミュニケーションの研究の一貫として,Virtual Performerの開発を行なっている.Virtual Performerとは文字どおり仮想的なPerformer(演技者,演奏者,実行者)の作成を目指したものであり,特にリアルタイム芸術における感性コミュケーションをキーワードに掲げている.Virtual Performerの構成としては外界からの情報の入力処理,入力した情報の解析と応答処理,音響・映像の表現処理の大きく三つの処理群から成り立つ.これらの構成の仕方により様々なタイプの応用が考えられるが,本稿では,計算機音楽作品「竹管の宇宙II」を演奏するために開発したCyber尺八について紹介することにする.We have been developing the Virtual Performer as the study of KANSEI Information Processing and Human Communication. One of the objectives of the Virtual Performer is to study the model of "KANSEI" communication in real-time. The Virtual Performer is composed of the sensor module which acquire the information of the environment, the control module which analyzes the acquired data and plans how to respond to the environment, and performance module which express the response using Audio-visual equipment. This paper focuses on Cyber Shakuhati for "Tikukan no uchu", as the latter usage of the virtual performer.
著者
谷 幸太郎 栗原 治 金 ウンジュ 酒井 一夫 明石 真言
出版者
国立研究開発法人放射線医学総合研究所
雑誌
研究活動スタート支援
巻号頁・発行日
2014-08-29

原子力事故後の緊急作業等によって高線量の放射線被ばくを受けた場合には、個人データに基づく線量評価が必要となる。本研究では、甲状腺へ局所的な内部被ばくをもたらすI-131を対象として、人体を再現したボクセルファントムを使用した数値計算により、甲状腺前面の組織厚を考慮した甲状腺残留量の評価を可能とした。また、安定ヨウ素剤服用時の体内動態解析コードを開発し、個人の摂取シナリオを考慮した甲状腺線量の評価を可能とした。これらの手法について、福島第一原子力発電所事故への適用例を示し、有用性を確認した。本研究の成果は、I-131による高線量内部被ばく時の線量再構築に役立つものと期待される。
著者
関口 浩 麦谷 荘一 金子 佳雄 金丸 仁 錦野 光浩 甲田 安二郎 山崎 晃 増田 君枝 藪崎 光子 沢田 たつ江 松山 由美 塚本 よし子 深堀 光子 石神 弘美
出版者
The Japanese Society for Dialysis Therapy
雑誌
日本透析療法学会雑誌 (ISSN:09115889)
巻号頁・発行日
vol.20, no.6, pp.451-456, 1987

われわれは複合臓器不全をきたした重症型急性膵炎の2症例に対して血漿交換療法を施行したので, その問題点を検討する.<br>いずれも急性腹症として緊急手術を受け急性膵炎と診断され, 手術後に肝障害, 消化管出血, 呼吸器障害, 精神症状等が出現し重篤な経過をとったが, 症例1は第2病日より腎不全に透析を開始, 第13日より肝障害とくに高ビリルビン血症に対し計20回の血漿交換を併用, 11ヵ月後軽快退院した. 症例2は第2病日より透析を, さらに第4病日より計3回の血漿交換を施行, 一時小康状態であったが創部からの大出血で第54病日に死亡した.<br>血漿交換は重症度の改善, 血中からの膵酵素の除去に有効とされており, 早期にさらに継続して行うことが効果的であると思われた.
著者
大森 翔太朗 金子 知適
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.57, no.11, pp.2374-2381, 2016-11-15

近年プレイヤの個性に関する研究が人工知能の分野で取り組まれ始めている.本研究では,将棋の指し手の選択に注目し,コンピュータプログラムで個性を実現する一手法を提案する.人間における指し手の選択による個性は通常棋風と呼ばれるが,客観的な基準で判定可能なプログラムの棋風について本稿では議論する.提案手法では,指し手の客観的な分類基準を実現したい棋風となるべく関連付けて定め,それに基づいて棋譜を分類し,選別された棋譜で評価関数の学習を行う.これにより,棋風を反映した評価関数が得られることを示す.主要な題材として将棋の攻めと受けという概念について,棋譜の分類と評価関数の学習を行い,得られた評価関数の性質を報告し議論する.対局実験により,攻めと受けの好みについて,意図どおりの変化が指し手に現れたことを確認した.また,提案手法で学習したプログラムと学習前のプログラムとの対戦実験から,棋力の低下は勝率40%程度に抑えられていることを確認した.There are several researches on playing styles of computer players in Artificial Intelligence research in recent years. This study proposes a method to give a computer player an intended playing style in shogi. We focus on playing styles that can be identified in an automated manner. We select a set of game records played by players having the intended playing style, based on statistical analysis proposed in existing researches. Then, we conduct a supervised learning of an evaluation function by using the selected records. The preference on attack or defense moves is used as an example of a playing style, because many moves in shogi are categorized in attack or defense. We implemented our method in shogi and evaluated the playing strength as well as how well an intended style is reproduced in self-play experiments. It is shown that learned evaluation functions have an intended playing style and that the playing strength is about 40% against original program.
著者
小林 裕生 森田 伸 田仲 勝一 内田 茂博 伊藤 康弘 藤岡 修司 刈谷 友洋 板東 正記 田中 聡 金井 秀作 有馬 信男 山本 哲司
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement Vol.39 Suppl. No.2 (第47回日本理学療法学術大会 抄録集)
巻号頁・発行日
pp.Fb0802, 2012 (Released:2012-08-10)

【はじめに、目的】 温熱療法は臨床において,加温による生理反応を利用し疼痛軽減,循環改善,軟部組織の伸張性向上などを目的に施行されている.温熱療法は一般に筋力トレーニングや動作練習といった運動療法前に施行される場合が多く,温熱負荷が筋力へ及ぼす影響を理解しておく必要がある.しかし,温熱負荷による筋力への影響についての報告は,種々の報告があり統一した結論には至っていない.本研究の目的は,一般的な温熱療法である HotPack(以下,HP)を使用した際の,深部温の変化に伴う等速性膝伸展筋力への影響を検討することである.【方法】 対象は,骨関節疾患を有さず運動習慣のない健常人9名(男性6名・女性3名,平均年齢29.2±5.2歳,BMI 22.4±3.3)とした.測定条件は,角速度60deg/sec・180deg/secの2種類の等速性膝伸展筋力(以下ISOK60・ISOK180)をHP施行しない場合と施行する場合で測定する4条件(以下 ISOK60・HP-ISOK60・ISOK180・HP-ISOK180)とした. HPは乾熱を使用し,端坐位にて利き脚の大腿前面に20分施行した.温度測定には深部温度計コアテンプ(CT‐210,TERUMO )を使用.皮下10mmの深部温の測定が可能であるプローブを大腿直筋中央直上に固定.安静時と HP 施行直後にプローブを装着し,測定器から温度が安定したという表示が出た時点の数値を深部温として記録した.等速性膝伸展筋力は, CYBEX Norm を使用.測定範囲は膝関節伸展0°・屈曲90°に設定,各速度で伸展・屈曲を3回実施した.なお,測定は筋疲労の影響を考慮し各条件は別日に実施した. 深部温の変化は,HP施行前とHP施行直後の深部温の平均値を算出し,等速性膝伸展筋力はピークトルク値を体重で正規化し平均値を算出した.いずれも統計学的検定は,各速度で HP を施行する場合と施行しない場合を対応のあるt検定で比較した.なお有意水準は5%とした.【倫理的配慮、説明と同意】 全ての被験者に本研究の趣旨と内容,起こりうるリスクを説明し,書面にて同意を得た者のみ実験を行った.【結果】 深部温の変化は, HP 施行前34.44±0.52℃, HP 施行後37.57±0.24℃であり有意に温度上昇を認めた(p<0.001).等速性膝伸展筋力に関しては,ISOK60で1.9±0.7Nm/Kg,HP-ISOK60で2.0±0.5 Nm/Kg, ISOK180で1.2±0.4 Nm/Kg, HP-ISOK180で1.4±0.5 Nm/Kg という結果を示し, ISOK180と HP-ISOK180で有意差を認めた(p=0.01).【考察】 一般に HP は表在を加温する温熱療法であるが, HP 施行により深部温度は有意に上昇していた.加温による筋への影響について,生理学的には組織温が上昇することで末梢循環では代謝亢進や血流増大,ATP利用の活性化,神経・筋系では末梢神経伝達速度の上昇,筋線維伝導速度上昇に伴う筋張力の増加が期待できるという報告がある.今回の研究では,等速性膝伸展筋力の変化に関して, ISOK60とHP-ISOK60は有意差がみられなかったが, ISOK180と HP-ISOK180で有意差がみられた.したがって,深部温の上昇に伴う組織の生理学的変化はより速い速度での筋収縮に影響することが示唆された.この生理学的背景としては,組織温の上昇に伴う ATP の利用の活性化が第一に考えられる.筋肉は強く,瞬発力を要する筋張力を発揮する場合,運動単位としては速筋線維の活動が初期に起こるとされている. ATP 産生が酸化的に起こる遅筋線維と比較しても速筋線維は ATP 産生が解糖系であるためエネルギー遊離速度が速いといわれていることから,温度上昇により速筋線維の活動が賦活され筋力増加につながったのではないかと考えられる.さらに,神経伝達速度の上昇に伴い筋収縮反応性が向上したことも影響した要因の1つだと予想される. 今後は温度上昇部位の詳細な評価や温熱の深達度に影響を及ぼす皮下脂肪厚測定,誘発筋電図による神経伝達速度の評価を行い,今回の結果を詳細に検討していく必要がある.【理学療法学研究としての意義】 等速性膝伸展筋力は,筋収縮の特異性として速い角速度ほど動作能力に結びつきやすいといわれている.今回の研究において,深部温の上昇に伴いより速い角速度での等速性筋力が増加したことは,温熱療法が筋力へ影響することを示唆する結果となった.このことは,運動療法前に温熱療法を行うことの意義が拡大すると考えられる.
著者
長嶋 洋一 片寄 晴弘 金森 務 志村 哲 井口 征士
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.47, pp.353-354, 1993-09-27

コンピュータ音楽(Computer Music)の分野では、人間の演奏者とシステムとがリアルタイムに、さらにインタラクティブに情報交換することで音楽を進行させていくために、マンマシンインターフェースの面で様々な研究が続けられている。従来の多くのシステムでは、ギターを弾きながら別にフットスイッチでトリガを与えたり、フルートのキーの下にスイッチを取り付けたり、最初からディジタル信号を発生するMIDIピアノ等の電子楽器を使うなど、伝統的な楽器の演奏にとって不自然な操作を要求したり、情報検出(質・量)的な限界などの問題点があった。しかし、多くのコンピュータ音楽作品においては、人間の演奏する自然楽器(コンピュータで実現できない微妙なニュアンスと表現力を持つ)と電子音響システムの両者を、単なる「BGMと独奏」以上の緊密な関係で積極的に採用することが求められている。本研究では、Virtual PerformerプロジェクトのVirtual Musicianの具体的な実現例として、センサフュージョンによる尺八を使った音楽作品のための演奏システムを開発した。この作品(竹管の宇宙)は、IAKTA/LIST lnternational Workshop on Knowledge Technology in the Artsのデモンストレーションコンサート(1993年9月16日・大阪)において初演された。ここでは、タッチセンサを組み込んだ特別製の尺八とともに、演奏者はジャイロセンサ・超音波センサ・赤外線画像センサ・音響センサなどに対して、音楽上の各種の演奏モーションを発信している。本稿では、このセンサフュージョン系からのモーション情報を具体的な音楽情報へと処埋する機構について報告する。
著者
重信 晃太 大津 金光 大川 猛 横田 隆史
雑誌
研究報告システム・アーキテクチャ(ARC) (ISSN:21888574)
巻号頁・発行日
vol.2017-ARC-227, no.39, pp.1-6, 2017-07-19

近年,モバイル機器や組込み機器はマルチコアプロセッサや GPU などの処理装置を備えたものが普及している.これらの機器を最大限活用するためには,プログラムを実行機器の環境に合わせて最適化する必要がある.そこで我々は LLVM をベースとして実行機器上で ARM バイナリコードを実行機器の環境に合わせて自動で最適化するシステムを開発している.LLVM の最適化処理は LLVM の中間表現 (IR) に対して行われるため,ARM 機械語をLLVM IR に変換する ARM 機械語フロントエンドが重要となる.後の最適化の為に,生成される LLVM IR は最適化がしやすい表現である必要があるが,その表現は自明なものではない.本稿では変換の第一段階としてソースコードから生成される IR と同等の IR を生成する変換手法について検討し,その手法を適用した結果について述べる.
著者
新妻 弘崇 プラサンナ・ランガラヤン 金谷 健一
出版者
情報処理学会
雑誌
研究報告コンピュータビジョンとイメージメディア(CVIM) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2010, no.55, pp.1-8, 2010-01-14
参考文献数
20
被引用文献数
1

2 画像の対応点から射影変換を計算する高精度な解法を提案する.最尤推定に基づく方法は理論的には最適であるが,反復を要するため誤差が大きいと収束しないことがある.提案手法は代数的解法であるため反復なしに解が求まる.代数的解法には正規化の重み行列の自由度があることに着目し,これを 2 次の偏差項まで 0 になるように定める.シミュレーションにより,これが最尤推定に匹敵する精度があり,精度の理論限界 (KCR 下界) をほぼを達成すること,および計算を簡略化する 「Taubin 近似」 を行っても同程度の精度であることを示す.最後に実画像によるパノラマ画像の生成を行い,提案方法によって精度のよい合成ができることを示す.We present highly accurate least-squares (LS) alternatives to the theoretically optimal maximum likelihood (ML) estimator for homographies between two images. Unlike ML, our estimators are non-iterative and yield solutions even in the presence of large noise. By rigorous error analysis, we derive a "hyperaccurate" estimator which is unbiased up to second order noise terms. Then, we introduce a computational simplification, which we call "Taubin approximation", without incurring a loss in accuracy. We experimentally demonstrate that our estimators have accuracy surpassing the traditional LS estimator and comparable to the ML estimator.
著者
緒方英彦 加藤諭 清水邦宏 金子英敏
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学年次大会2017(仙台)
巻号頁・発行日
2017-06-13

既存の付着強さ試験は,鋼製治具を接着剤でコンクリート表面に固定する方法であるために,表面の付着物や水分状態の影響を受け,試験面が滞水している場合には試験そのものが実施できない。この課題を解決するために,著者らは,アンカー機構の治具による無機系補修材料の付着強さ試験方法の開発を進めている。本論では,既存の接着方法と同等の結果を得るためのアンカー治具を設計するとともに,試験方法を室内試験で検討し,開発した試験方法を現地試験で検証した。その結果,反力板を用いることで破断面積を均一にでき,接着方法と同じ引張強度が得られることを明らかにした。
著者
大橋 千里 金子 龍一
出版者
富山高等専門学校
雑誌
富山商船高等専門学校研究集録 (ISSN:03878996)
巻号頁・発行日
vol.42, pp.145-149, 2009-08

The purpose of this study is to investigate the effects of daily physical activity on the endurance ability and the obesity index in a boy with down's syndrome. We examined the subject's obesity index and he was mildly obese(Rohrer-index:161.4, body fat:24.8%). The amount of daily physical activity and its intensity(light,moderate and vigorous) was estimated by a pedometer(Lifecorder) two times during the school term and during the summer vacation. There were significant differences between the school term period and the summer vacation period in steps/day(9347±1561 vs 7086±2517, p<0.001), light activity(min/day)(70.7±10.3 vs 52.6±13.0 p<0.001)and vigorous activity(min/day)(6.4±2.9 vs 2.7±1.6 p<0.001). There was no significant difference in moderate activity(min/day). We conducted walking tests before and after the summer vacation to examine the walking speed at a heart rate of 132 beats/min(aerobics with smile), which we used as the index of endurance ability. His walking speed changeed from 80.8m/min(pre-summer vacation) to 56.1m/min(post-summer vacation) showing a decline in endurance ability. This suggests that the decrease in daily physical activity during summer vacation influenced the decline in endurance ability of the subject.
著者
沼倉 彬雄 加藤 成将 佐藤 和幸 富沢 武弥 三好 扶 明石 卓也 金 天海
雑誌
第77回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, no.1, pp.993-994, 2015-03-17 (Released:2016-06-20)

本稿では,木構造を用いた階層型学習器である力学系学習木を提案する.力学系学習木は力学系の挙動の階層的な関数近似を行う.水面上での船体の運動など,力学的挙動の数式表現が困難な場合には,実機データの関数近似が有効である.力学系学習木は実機データを階層的に整理して学習することで,データ密度に合わせた適応的な汎化(A)を実現できる.また,データのノイズ除去(B)やオンライン学習(C)も同時に実現できる.振り子の運動や船体運動の学習で力学系学習木を評価した結果,機能A,B,Cが確認できた他,船体運動の外乱推定にも応用できることが分かった.力学系学習木は任意の連続力学系に適用できるため,今後は様々な力学系への応用を試みたい.
著者
金田 孝之 近藤 健雄 桜井 慎一 宇於崎 泰寛
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集B3(海洋開発) (ISSN:21854688)
巻号頁・発行日
vol.70, no.2, pp.I_133-I_138, 2014 (Released:2014-10-01)
参考文献数
21
被引用文献数
1

市街地と隣接し,港湾と都市の空間・機能の再生を目的とし,面整備を伴う港湾再開発においては,商業・業務機能集積が重要な課題であり,そのためには,民間開発者の事業参入が不可欠である.本研究における事例分析により,民間開発者の参入のためには,「基盤整備,土地利用転換及び一団の街区開発による街の形成」に関わる不確定性が公的主体によって大きく低減されることが不可欠であることが明らかになった.また,公的主体のこの不可欠な役割は,「開発者の負担と責任で行われる宅地開発や工場跡地開発の場合」より大きいものであるが,行政機関や利害関係者などが参加し策定された港湾再開発の基本構想や基本計画で重要な役割としてオーソライズされていることが,明らかになった.