著者
佐藤 健太 金岡 直樹 津田 展宏 奥山 淳
出版者
一般社団法人 日本時計学会
雑誌
マイクロメカトロニクス (ISSN:13438565)
巻号頁・発行日
vol.52, no.199, pp.6-16, 2008
参考文献数
4

We develop a small NC milling machine based on the concept of a micro factory. We try to manufacture this machine for using even in the laboratory where there are lot of amateur machine operators for getting trial machine parts. The small NC milling machine size is about 150mm×100mm×270mm. It is about 1/10 of the general milling machines. To evaluate this machine's performances we first make square parts:5mm×5mm×2mm and we make sure that this square parts accuracy is kept within 0. 01mm. We also make one of typical machine parts : a gear, and a circular pyramidal shape which is called a 2. 5 dimensional sample.
著者
金子 良事
出版者
東京大学大学院経済学研究科企業・市場専攻
巻号頁・発行日
2009-03-23

報告番号: 甲24338 ; 学位授与年月日: 2009-03-23 ; 学位の種別: 課程博士 ; 学位の種類: 博士(経済学) ; 学位記番号: 博経第260号 ; 研究科・専攻: 経済学研究科企業・市場専攻
著者
小林 雄一郎 金丸 敏幸
雑誌
じんもんこん2012論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, no.7, pp.259-266, 2012-11-10

本研究は,Coh-Metrix とパターン認識の技術を用いて,英語学習者による課題英作文の自動評価を試みるものである。自動評価の基準は,既存の評価システムによる分類結果とし,出力結果を比較,検討することによって,よりよい採点システムの可能性を模索する。
著者
繁本 憲文 坂下 吉弘 高村 通生 小倉 良夫 近藤 成 金 啓志
出版者
Japan Surgical Association
雑誌
日本臨床外科学会雑誌 (ISSN:13452843)
巻号頁・発行日
vol.66, no.11, pp.2712-2715, 2005-11-25 (Released:2009-01-22)
参考文献数
14
被引用文献数
3 2 1

椎茸による食餌性イレウスを経験したので報告する.症例は73歳,女性.急性虫垂炎にて虫垂切除術の既往がある.平成16年7月5日頃より眩量,悪心,嘔吐を主訴に外来にて輸液加療されていた. 7月9日より腹痛を伴うようになり,イレウスの診断にて外科紹介となった.腹部CTにて胃,小腸の拡張を認め,拡張した小腸の先端にairとfatの濃度が混在した塊状物を認めた.消化管異物あるいは小腸腫瘍性病変の嵌頓によるイレウスと診断し,ロングチューブを挿入し保存的治療を開始した.しかし,翌日も症状がほとんど改善しないため,開腹手術を施行した. Treitz靱帯より130cmの回腸に嵌頓した椎茸の笠を摘出した.文献的に種々の食物が原因となりイレウスを引き起こすことが知られているが,椎茸が原因となってイレウスをひきおこした例は,本例以外に過去9例が報告されるのみである.文献的考察を含めて報告する.
著者
富森 一馬 合田 祥悟 松本 悠 金城 綾美 丸藤 哲 瀧 健治
出版者
一般社団法人 日本臨床救急医学会
雑誌
日本臨床救急医学会雑誌 (ISSN:13450581)
巻号頁・発行日
vol.24, no.4, pp.541-546, 2021-08-31 (Released:2021-08-31)
参考文献数
16

目的:救急搬送されたカフェイン中毒患者を調査し,診療に役立てることを目的とした。方法:患者の年齢,性別,服用内容,服用目的,推定内服量,症状,検査所見,治療内容,転帰を診療録で後方視的に検討した。結果:調査期間中に13症例が搬送され,中毒原因は市販の眠気防止薬が11例と大半を占め,自殺企図が11例,推定摂取量は8g(中央値)である。推定摂取量と搬入時臨床症状,重症度,検査所見(血圧,脈拍数,呼吸数,体温,K値,乳酸値)の間に関連を認めず,搬入時検査所見は重症度で差を認めなかった。多くは軽症で経過観察で寛解したが,カフェイン半減期を過ぎた遅発性に痙攣と心室細動に至った症例を各々1例認め,人工呼吸,血液透析,経皮的心肺補助装置を使用した。転帰は全員軽快退院した。結論:カフェイン中毒患者の多くは軽症であるが,推定摂取量および搬入時検査所見から重症度を予測できず,遅発性に重篤化する症例もあり注意が必要である。
著者
中岡 慎一郎 服部 静子 金広 文男 梶田 秀司 比留川 博久
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2007 (ISSN:24243124)
巻号頁・発行日
pp._1A1-A08_1-_1A1-A08_4, 2007-05-11 (Released:2017-06-19)

This paper describes a LCP-based method for calculating contact forces in dynamics simulation of humanoid robots. The method is based on the algorithm proposed by Kokkevis, and we propose additional procedures that make the algorithm more practical in the reality and numerical stability. The simulation system is verified by experiments using humanoid robot HRP-2, and the result shows the efficiency and validity of the method.
著者
ネウパネ ダナパテイ 佐々木 茂文 金 辰保 石下 真人 鮫島 邦彦
出版者
日本酪農科学会
雑誌
ミルクサイエンス (ISSN:13430289)
巻号頁・発行日
vol.52, no.1, pp.33-39, 2003 (Released:2014-03-15)
参考文献数
24

海抜5200 m 付近の高地に棲息している純系のヤクのミルクから作ったバターの脂肪酸組成とビタミン A およびトコフェロール含量を GLC(気-液ガスクロマトグラフィー)と HPLC(高速液体クロマトグラフィー)で測定し,ウシバターのそれらと比較した。ヤクバターのコレステロール含量と脂質酸化速度は,それぞれ GLC と重量測定法によって判定した。ヤクバターは,短鎖の飽和脂肪酸を多く含んでいるので強い匂いを有している。脂質中の構成脂肪酸は多い順に16:0, 18:1, 14:0, 18:0, 4:0, 8:0 であった。また,レチノール量は脂肪100 g 中に402.3 μg であった。ウシバターの γ-トコフェロール量は,ヤクバターよりも多く,脂肪100 g 中に440 μg であるが,α-トコフェロール量は,ウシバター(1.9 mg/100 g 脂肪)よりもヤクバター(2.6 mg/100 g 脂肪)の方が多かった。β と δ-トコフェロールはヤクおよびウシバター中にほとんど検出できなかった。ヤクバター中のコレステロール量(325 mg/100 g 脂肪)は,ウシのそれ(223 mg/100 g 脂肪)よりも多かった。ウシバター脂質の酸化は,ヤクのそれに対して速くしかもその度合いは高い。極性脂質含量はウシに比べてヤクバターの方が多かった。
著者
深澤 彩 高田 幸子 近藤 健 金 始映 李 範爽
出版者
一般社団法人 日本作業療法士協会
雑誌
作業療法 (ISSN:02894920)
巻号頁・発行日
vol.42, no.5, pp.614-621, 2023-10-15 (Released:2023-10-15)
参考文献数
34

急性期と回復期病棟に勤務する看護職とリハビリテーション職の計94名を対象に,対人葛藤解決方略が多職種連携態度に及ぼす影響を調査した.多職種連携態度は修正版Attitudes toward Health Care Teams Scale,対人葛藤解決方略はRahim Organizational Conflict Inventory-Ⅱを用いて評価した.結果,統合解決と妥協の方略は多職種連携態度に正の影響を及ぼした.双方が受け入れられる解決策を見つける統合解決の視点と行き詰まりを打破するために中間点を提案する妥協の視点は,多職種連携態度に前向きな影響を及ぼすことが示唆された.
著者
岡島 義 金井 嘉宏 陳 峻雲 坂野 雄二
出版者
一般社団法人 日本認知・行動療法学会
雑誌
行動療法研究 (ISSN:09106529)
巻号頁・発行日
vol.33, no.1, pp.1-12, 2007-03-31 (Released:2019-04-06)

本研究の目的は、社会不安障害(SAD)を対象として、安全確保行動のひとつである「恐怖場面内での回避行動」を測定する尺度(Avoidance Behavior In-Situation Scale:ABIS)を作成することであった。健常大学生121名とSAD患者10名を対象に、不安喚起場面とその場面内で用いる「恐怖場面内での回避行動」について自由記述による回答を求め、項目を作成した。次に、健常大学生470名とSAD患者46名を対象に自己記入式によるABI尺度を実施した。探索的因子分析を行った結果、2因子28項目が抽出され、十分な信頼性を有していた(α=.90)。妥当性は、内容妥当性と基準関連妥当性の観点から確認された。以上の結果から、ABISは高い信頼1生と妥当性を有することが明らかにされた。

6 0 0 0 OA 油脂の味

著者
薄木 理一郎 金田 尚志
出版者
Japan Oil Chemists' Society
雑誌
油化学 (ISSN:18842003)
巻号頁・発行日
vol.19, no.8, pp.612-619, 1970-08-20 (Released:2009-10-20)
参考文献数
34
被引用文献数
1 2
著者
東 孝文 金井 秀明
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2014, no.43, pp.1-8, 2014-03-06

本稿では,切り絵の初心者を対象に,タブレット端末とタッチペンからなる切り絵練習帳による実験とその評価について述べる.切り絵練習帳とは,切り絵の熟練者の知識を提供するための物である.切り絵練習帳には,(1) なぞる順番に枠を表示する機能,(2) 適切な筆圧でのみ筆跡を表示する機能,(3) なぞり始め,なぞり終わりを強調する機能の 3 つの機能がある.切り絵練習帳の各機能やシステム全体の評価を行った.その結果,各機能及びシステム全体ともに,初心者を熟練者の切り絵の仕方を身につけるのに効果があった.In this paper, we propose a supporting system for practicing paper cutout using tablet computer stylus for novices. The system provides users with export's knowledge how to make paper cutout. The system has three functions: (1) The function displaying the order to cut. (2) The function displaying the handwriting by changed color depending on pressure. (3) The function displaying points at the start and end. We conducted user tests to investigate the effects of individual function and the whole system. The results show that the users can acquire manner of paper cutout like exports using the system.
著者
金子 祐紀 平林 剛
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.61, no.11, 2020-10-15

本稿では,一般人から有名人まで多種多様な声を収集・蓄積し,それをさまざまなサービス企業に提供する音声合成プラットフォーム「コエステーション」について,プラットフォームの内容やそれを実現するためのコア技術,具体的な導入事例,今後の展開などを報告する.合成音声の権利に関する法的な見解や不正利用対策の取り組みにも言及する.