著者
長谷川 怜
雑誌
学習院史学 (ISSN:02861658)
巻号頁・発行日
no.56, pp.119-138, 2018-03
著者
香川 香 脇坂 智子 上西 裕之 長谷川 千洋
出版者
関西大学教育学会
雑誌
教育科学セミナリー (ISSN:02880563)
巻号頁・発行日
vol.37, pp.95-99, 2006-03-31

<特集>藤井稔教授退職記念, II.研究論文
著者
長谷川 秀樹
出版者
日本フランス語教育学会
雑誌
Revue japonaise de didactique du français (ISSN:18805930)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1-2, pp.209-224, 2014-09-15 (Released:2017-10-14)

2013年5月,コルシカ議会はフランス語とコルシカ語の併用公用語規定を採択した。本稿ではこの併用公用語概念とそれに伴うコルシカ島における地域的言語政策について詳述するものである。はじめにコルシカ島における二言語あるいは多言語状況について通史的に説明したのち,1970年代に「方言」から「地域語」としてのコルシカ語の概念が形成され,それと同時に二言語主義が掲げられた状況について言及する。次に,二言語主義と併用公用語の差異について,主にフランスの社会言語学者で併用公用語概念を初めて用いたジャン=バプチスト・マルセルジの論考を事例に説明する。最後に当初の併用公用語概念と今回規定として成立した言語政策としての併用公用語の差異について明らかにし,地名等の分野では二言語よりもコルシカ語の単一言語化,公務員の人事等におけるコルシカ語の優位がみられることを結論する。
著者
岡田 隆文 松原 啓太 松島 崇浩 込山 修 濱野(長谷川) 恵子 諸角 美由紀 千葉 菜穂子 生方 公子 砂川 慶介 岩田 敏
出版者
一般社団法人 日本感染症学会
雑誌
感染症学雑誌 (ISSN:03875911)
巻号頁・発行日
vol.84, no.1, pp.42-47, 2010-01-20 (Released:2017-08-16)
参考文献数
20
被引用文献数
4 4

2004 年7 月1 日から2005 年12 月31 日の間に,独立行政法人国立病院機構東京医療センター小児科を受診し,肺炎と診断された720 症例を対象とした.それらの症例から採取された上咽頭拭い液から,real time PCR 法でrespiratory syncytial virus(RSV)は75 例(10.4%),human metapneumovirus(hMPV)は19例(2.6%)検出された.RSV は11 月から1 月にかけて,hMPV は3 月から6 月にかけて多く検出された.平均年齢および標準偏差はRSV が1.3±1.4 歳,hMPV が3.0±3.1 歳で,両ウイルスの平均罹患年齢に有意差を認めた(p<0.05).臨床所見上,RSV 陽性例では鼻汁と喘鳴を来たす症例,hMPV 陽性例では高体温と喘鳴が遷延する症例が多く,両ウイルス間で有意差を認めた.発熱,咳嗽,嘔吐と下痢,有熱期間,初診時のCRP 値では,両ウイルス間に有意差を認めなかった.合併症の発生率はRSV 陽性例で49.3%,hMPV 陽性例で42.1%であった.RSV では急性中耳炎(32.0%),hMPV では熱性痙攣(15.8%)が多い傾向であった.以上の成績は,RSV あるいはhMPV に起因する小児市中肺炎例の鑑別診断上,有益な情報となり得ると考えられる.
著者
根本 紀子 佐藤 啓造 藤城 雅也 西田 幸典 上島 実佳子 米山 裕子 渡邉 義隆 佐藤 淳一 栗原 竜也 長谷川 智華 浅見 昇吾
出版者
昭和大学学士会
雑誌
昭和学士会雑誌 (ISSN:2187719X)
巻号頁・発行日
vol.76, no.5, pp.615-632, 2016 (Released:2017-03-16)
参考文献数
24

不妊治療を含めた生殖に関わる医療を生殖補助医療(assisted reproductive technology:ART)と呼ぶ.第三者が関わるART〔非配偶者間人工授精(artificial insemination with donor's semen:AID),卵子提供,代理出産など〕には種々の医学的,社会的,倫理的問題を伴うものの,規制もないままなしくずし的に行われつつある.第三者の関わるARTについて国民の意識調査を実施した報告は少数あるが,大学生の意識調査を行った研究は見当たらない.本研究ではある程度の医学知識のある昭和大学医学部生と一般学生である上智大生を対象として第三者が関わるARTに対する意識調査を行った.アンケートに答えなくても何ら不利益を被ることのないことを保証したうえでアンケート調査を行ったところ,医学部生235名,上智大生336名より回答を得た(有効回収率94.5%).統計解析は両集団で目的とする選択肢を選択した人数の比率の差をχ二乗検定またはFisherの直接確立法検定で評価し,P<0.05を有意水準とした.第三者の関わるARTの例としてAID,卵子提供,ホストマザー型(体外受精型)代理出産,サロゲートマザー型(人工授精型)代理出産を取り上げ,その是非を尋ねたところ,医学生と一般学生で有意差は認められなかったものの,前3者については両群とも70%以上の学生が肯定的な意見を示したのに対し,サロゲートマザー型代理出産については両群とも40%以上の学生が否定的な意見を示した.「自身の配偶子の提供を求められた場合」と「自身あるいは配偶者が代理出産を依頼された場合」の是非については有意に医学生の方が一般学生より抵抗感は少なかった.1999年の一般国民を対象とした第三者の関わるARTについての意識調査では7割から8割の国民が否定的な意見を述べたことに注目すると,この十数年間で第三者の関わるARTについての一般国民の考え方も技術の進歩と普及に伴い,かなり変化したといえる.今回,これからARTを受けることになる可能性のある若い世代に対する意識調査でAID,卵子提供,ホストマザー型代理出産について肯定的な意見が多数を占めたことは注目すべき結果といえる.本稿では上記三つのARTはドナーや代理母の安全を確保したうえで法整備を進めるべきであると提言したい.また,サロゲートマザー型代理出産は代理母に感染などの危険があるうえ,社会的,倫理的問題を多く伴うので,規制することも視野に入れたうえで法整備を進めるべきと考える.なお,第三者の関わるARTの実施に当たってはARTに直接関与しない専門医によりARTを受ける夫婦およびドナー,代理母に対し,利点,欠点,危険性が十分説明されたうえで当事者の真摯な同意を法的資格を有するコーディネーターが確認したうえでの実施が望まれる.ARTに関する法律が存在しない現在,医学的,倫理的,法的,社会的に十分な議論をしたうえでの一日も早い法整備,制度作りが望まれる.
著者
長谷川 豊 岡 芳知 片桐 秀樹
出版者
東北大学
雑誌
若手研究(スタートアップ)
巻号頁・発行日
2007

我々は、streptozotocin(STZ)の投与による急性膵β細胞傷害をきたしたマウスに骨髄移植を行うと、膵β細胞の再生が促され、血糖値はほぼ正常値に復することを報告した(文献2)。骨髄移植により骨髄由来細胞が膵に集積し、膵導管に位置する膵幹細胞や残存する膵β細胞を刺激し、膵β細胞再生を促進するという新しい機序が想定でき、自己の細胞をもとにして、体内での膵β細胞を再生させる方法を目指し研究を進めた。この膵β細胞の再生機序に関わる骨髄細胞のlineageの同定と発現遺伝子を同定でき、近く論文に投稿する予定である。
著者
西行 健太 日向 匡史 田崎 博 木下 航一 長谷川 友紀 山下 隆義 藤吉 弘亘
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会論文誌 (ISSN:13460714)
巻号頁・発行日
vol.35, no.6, pp.C-K53_1-10, 2020-11-01 (Released:2020-11-01)
参考文献数
24

Driver pose estimation is a key component in driver monitoring systems, which is helpful for driver anomaly detection. Compared with traditional human pose estimation, driver pose estimation is required to be fast and compact for embedded systems. We propose fast and compact driver pose estimation that is composed of ShuffleNet V2 and integral regression. ShuffleNet V2 can reduce computational expense, and integral regression reduce quantization error of heat maps. If a driver suddenly gets seriously ill, the head of the driver is out of view. Therefore, in addition to localizing body parts, classifying whether each body part is out of view is also crucial for driver anomaly detection. We also propose a novel model which can localize and detect each body part of the driver at once. Extensive experiments have been conducted on a driver pose estimation dataset recorded with near infrared camera which can capture a driver at night. Our method achieves large improvement compared to the state-of-the-art human pose estimation methods with limited computation resources. Futhermore, We perform an ablation study of our method which composed of ShuffleNet V2, integral regression, and driver body parts detection. Finally, we show experimental results of each driver action for driver monitoring systems.
著者
長谷川 雄基 佐藤 周之 上野 和広 長束 勇
出版者
公益社団法人 農業農村工学会
雑誌
農業農村工学会論文集 (ISSN:18822789)
巻号頁・発行日
vol.88, no.1, pp.II_29-II_34, 2020 (Released:2020-06-25)
参考文献数
7

本研究では,水砂噴流摩耗試験に対するサンドブラスト法の代替性の検討および材料の耐摩耗性の評価試験として実務上多用されるテーバー式摩耗試験とサンドブラスト法の比較検討を目的とし,細骨材粒径を変化させたモルタル供試体を対象とした比較検証実験を行った.結果として,サンドブラスト法では,試験時間の差異により試験後の供試体表面の状態は変化し,試験時間が短いと水砂噴流摩耗試験に近い選択的な摩耗現象を再現し,試験時間が長くなるとテーバー式摩耗試験に近い面的に進む摩耗現象を再現できる可能性が考えられた.加えて,粒径0.6mm以上の割合が大きい細骨材を使用した無機系補修材については,サンドブラスト法の試験時間を10秒とすることで,水砂噴流摩耗試験による現行の無機系補修材の品質評価と同等の評価ができる可能性が示された.
著者
長田 恭子 長谷川 雅美
出版者
日本精神保健看護学会
雑誌
日本精神保健看護学会誌 (ISSN:09180621)
巻号頁・発行日
vol.22, no.1, pp.1-11, 2013-06-10 (Released:2017-07-01)
参考文献数
18
被引用文献数
2

本研究は,自殺企団後のうつ病者を対象として,自殺に至るまでと自殺企図後の感情および状況を明らかにすることを目的とした.うつ病あるいは双極性障害で自殺未遂が原因で入院となった11名を対象にナラテイヴ・アプローチを活用した非構造化面接を行い,質的帰納的に分析した.その結果,自殺前の感情および状況として【常在する自殺念慮】【強い孤独感】【長年にわたる家族への我慢】【価値のない自分】【生への絶望感】【自殺の衝動】の6カテゴリー,自殺後の感情および状況として【死への執着】【自殺の肯定】【医療者への隠された本音】【抑うつ状態の持続】【家族からの疎外感】【先がみえない不安】【自殺念慮の緩和】【再生への意欲の芽生え】の8カテゴリーが抽出された.参加者は,自殺未遂後も【死への執着】や【自殺の肯定】を抱えており,自殺前からの不変的環境下において,容易に自殺念慮が高まる可能性があることが明らかになった.自殺未遂者に対する多職種による包括的支援の必要性が示唆された.
著者
仲林 理子 高篠 瑞穂 逸見 裕子 刈田 淳 長谷川 芳男 小菅 弘
出版者
社団法人 埼玉県理学療法士会
雑誌
埼玉理学療法 (ISSN:09199241)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.35-39, 2002 (Released:2003-06-27)
参考文献数
3

高齢者の主な疾患である骨粗鬆症の増加に伴い、脊椎圧迫骨折患者が増加している。安静臥床を保持するだけで骨折椎体は再構築するが、長期臥床により合併症を併発する可能性は高くなる。合併症を未然に防ぐためには早期離床が必要である。そのためには骨折椎体にかかる負担を軽減しなければならない。また、軽微な外傷であっても受傷時より比較的大きな損傷を呈していたり、経過中に椎体の圧潰を生じ遅発性神経麻痺を引き起こすことがある。このような複雑な疾患に対し、当院では受傷時のMRI診断による病型分類と治療法に基き、理学療法を施行している。早期より体幹ギプス固定、および体幹筋の筋力強化を行い、脊柱の抗重力能を補うことで早期離床を可能とし、合併症を予防することができた。しかし、早期に退院が可能となっても患者や家族の不安により入院期間が延長してしまうことが多く、退院に向けての指導が今後の課題として残された。
著者
矢萩 幸一 宮地 悟史 長谷川 光司 春日 正男 山本 英雄
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.25, no.21, pp.19-24, 2001-03-01
被引用文献数
1

肢体不自由者の多くは生活の大部分を介護者に依存している。また、将来4人に1人といわれる超高齢化社会を迎えようとしている今、介護者の減少、介護者の高齢化に伴い、介護者の負担の軽減が大きな問題となっている。本稿では、被介護者の状態を遠隔地からモニタリングするシステムへの適用を目的として、受信側からの操作により、適応可変解像度符号化(デジタルズーム)を応用し、注目部分の映像を全体シーンから切り出してこれに符号化レートを集中させることにより、その部分映像をより鮮明に伝送表示する映像モニタリングシステムを検討し、特定の状況下であるがその画質評価結果を示す。
著者
田坂 厚志 沖 貞明 田中 聡 島谷 康司 長谷川 正哉 金井 秀作 小野 武也 大塚 彰 坂口 顕
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.24, no.4, pp.577-580, 2009 (Released:2009-09-24)
参考文献数
19
被引用文献数
1

〔目的〕超音波療法の客観的な有効性を明らかにするために,動物実験を行った。〔対象〕実験には10週齢の雌Wistar系ラットを16匹用いた。〔方法〕右足関節をギプス固定し,1日1回固定を除去して超音波照射後にトレッドミルで走行を行わせる超音波群(8匹)と1日1回固定を除去し超音波を照射せずにトレッドミル走行を行わせる対照群(8匹)の2群に分けた。〔結果〕個々のラットにおける実験開始前と実験開始1週間後の足関節背屈角度の変化をもって2群を比較したところ,超音波群では42.5±6.0度,対照群では51.2±11.7度となり,超音波群は角度変化が有意に少なかった。〔結語〕関節拘縮発生抑制効果に関する超音波の有効性が確認できた。
著者
長谷川 真里
出版者
一般社団法人 日本発達心理学会
雑誌
発達心理学研究 (ISSN:09159029)
巻号頁・発行日
vol.25, no.4, pp.345-355, 2014 (Released:2016-12-20)
参考文献数
16

本研究は,信念の多様性についての子どもの理解を探るために,相対主義の理解,異論への寛容性,心の理論の3つの関連を調べた。研究1では,幼児,小1生,小2生,小3生,合計253名が実験に参加した。実験では,まず,「道徳」,「事実」,「曖昧な事実」,「好み」の4領域の意見について本人の考えを確認した。その後,本人の考えと同じ子ども(A),逆の考えの子ども(B)の2種を提示し,「どちらの考えが正しいか,両方の考えが正しいか(相対主義の理解)」,「A,Bそれぞれが実験参加児に遊ぼうと言ったらどう思うか(寛容性)」を尋ねた。幼児については誤信念課題もあわせて実施した。その結果,幼児においても課題によっては相対主義の理解がみられた。また,どの年齢群も,領域を考慮して判断していたが,寛容性判断において年齢とともに道徳領域が分化していった。「好み」に対する相対主義の理解がみられなかったのは,課題として提示されたアイスクリームのおいしさが,子どもにとって絶対的なものなのかもしれない。そこで,研究2では,子どもにとってあまり魅力的ではない食べ物(野菜)を材料にした補足実験を行った。その結果,「野菜」課題において相対主義理解の割合が増加した。また,心の理論と相対主義の理解に関係がみられた。最後に,本研究の結果をもとに,文化差について議論した。
著者
長谷川 伸
出版者
九州共立大学
雑誌
九州共立大学研究紀要 = Study journal of Kyushu Kyoritsu University (ISSN:21860483)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.49-56, 2018-09-28

The purpose of this study was to investigate the characteristics of the muscle morphology of limbsand trunk in baseball pitchers with high ball speed. The high ball speed group (average ball speed isover 140 km/h : n=7) and the low ball speed group (average ball speed less than 130 km/h : n=9) werecompared for muscle mass and muscle thickness. Muscle thickness was measured bilaterally with B-modeultrasonography. In the lean body mass and muscle mass (whole body, upper limbs, lower limbs andtrunk), the high ball speed group showed a significantly higher value than the low ball speed group. Incomparing the muscle thickness of muscle groups, the high ball speed group showed significantly greatermuscle thickness at 5 sites (forearm, lumbar superficial, buttocks, back of thigh, posterior lower leg) onthe throwing side than the low ball speed group. On the other hand, the high ball speed group showedsignificantly greater muscle thickness at 6 sites (anterior abdomen, lateral abdomen, lumbar superficial,buttocks, back of thigh, posterior lower leg) on the nonthrowing side than the low ball speed group.In the comparison of the muscle thickness of individual muscles, the high ball speed group showedsignificantly greater muscle thickness in 3 muscles (spinal erector, gluteus maximus, gastrocnemius) onthe throwing side than the low ball speed group. Also, the high ball speed group showed significantlygreater muscle thickness in 7 muscles (pectoralis minor, rectus abdominis, abdominal internal oblique,transversus abdominal, erector spinae, gluteus maximus, biceps femoris) on the non-throwing sidethan the low ball speed group. These results indicate that baseball pitchers with high ball speed have agreater muscle thickness in trunk rotators and leg extensors.
著者
半田 徹 加藤 浩人 長谷川 伸 岡田 純一 加藤 清忠
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
体育学研究 (ISSN:04846710)
巻号頁・発行日
pp.0907160099, (Released:2009-07-20)
参考文献数
27

The purpose of this study was to examine muscle activities during seven traditional different free dynamic exercises designed to strengthen the abdominal muscles. Eleven adult men with experience in weight training were asked to perform three repetitions of LSU, BSU, TSU, TC, RSU, LR and SLR. Activities of the upper rectus abdominis (URA), lower rectus abdominis (LRA), external abdominal oblique (EAO), and rectus femoris (RF) during the hip flexion and hip extension phases of each exercise were examined by electromyography (EMG) and analyzed using root mean square (RMS) values. The following results were obtained: (1) The mean RMS values for the URA were larger during the RSU and SLR than during the other five exercises. The value for the same muscle was larger during the TC exercise than during the LSU, BSU, TSU, and LR exercises. The mean RMS value for the LRA was largest during the RSU exercise, while that during the SLR exercise was larger than those during the LSU, BSU, TSU, TC, and LR exercises. (2) The mean RMS value for the EAO was largest during the SLR exercise, while that during the RSU exercise was second-largest and that during the TSU exercise was third-largest. The mean RMS values for the RF were larger during the RSU and SLR than during the other five exercises. The smallest value for this muscle was recorded during the TC exercise. (3) In most of the exercises, RMS in the hip flexion phase was larger than in the hip extension phase, and each muscle exhibited a knee flexion phase/knee extension phase ratio of between 0.5 and 0.8. However, the ratio for EAO and RF exceeded this range. (4) The muscle activity for the RF muscle in the RSU and SLR exercises was large, implying excessive stress for the lumbar vertebrae. Nevertheless, these exercises induced active muscle activity, and appeared desirable to perform with sufficient attention to safety.These results suggest that RSU and SLR exercises are the most effective movements for stimulating the URA, LRA and EAO. Moreover, TC is an effective movement for training the URA, and TSU is an effective movement for training.