著者
保坂 征宏 青木 輝夫 庭野 匡思 田中 泰宙
出版者
社団法人日本気象学会
雑誌
大会講演予講集
巻号頁・発行日
vol.97, 2010-04-30

温暖化予測や極端現象研究等への適用を目的として、地球システムモデルの一部としても用いられる気象研究所の大気モデルの陸面モデルHALを開発している。今回HALの積雪サブモデルに積雪変態・アルベドプロセスモデルSMAPを導入し、積雪粒径を予測し、粒形やエーロゾル濃度をもとに積雪表面アルベドを計算する改良を行った。
著者
青木 直昭 堀口 興 馬場 勝良
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.76, no.6, pp.303-308, 1970-06-25
被引用文献数
1
著者
青木 睦
出版者
国文学研究資料館
雑誌
国文学研究資料館紀要. アーカイブズ研究篇 (ISSN:18802249)
巻号頁・発行日
no.9, pp.3-42, 2013-03

本稿では、国文学研究資料館が関わった大津波被害の歴史文化情報資源のレスキューの事例を中心に報告する。加えて、文化庁「東北地方太平洋沖地震被災文化財等救援事業(文化財レスキュー事業)」や全国的規模での大学・研究機関、博物館・図書館・アーカイブズ、文化財関係行政機関等が連携してどのように歴史・文化等の情報資源を救助・復旧活動を行ってきたか、また、研究教育文化行政、公文書管理行政の課題や全国規模で人間文化研究に関わる歴史・文化等の情報資源をどのように蓄積・保存すべきかについて検討する。本稿においては、これまでの活動について、釜石市を中心とした被災自治体の被災状況とレスキュー事例、東日本大震災における文化財等のレスキュー概要、民間所在アーカイブズの被災と救助の概況について報告する。最後に、被災アーカイブズの科学的分析と保存の課題、今後の被災資料の復旧支援とその課題をまとめて提案したい。The Great East Japan Earthquake was a disaster unprecedented in a number of ways: it not only affected extensive areas, causing enormous damages, but also mushroomed into a nuclear crisis at Fukushima Daiichi nuclear plant. It was not like anything Japanese history has ever witnessed. A considerable damage was also affected on historical and cultural heritage in East Japan, passed on from the early times, without interruptions. In this talk, I will focus on efforts I was involved in to recover historical/cultural resources affected by the tsunami. I will also talk about (1) a governmental program (known as 'Cultural Property Rescue Program') led by Japan's Agency of Cultural Affairs (Bunka-cho),to recover cultural treasures, and (2) how various organizations such as universities, museums, libraries, archives, governmental agencies, etc., worked together to retrieve and restore historical/cultural resources. Among other topics I might touch on are what we need to do at a national level, to collect and preserve resources related to humanities research, and problems with public policies on education, culture, and research, and on archive management.
著者
青木 睦
出版者
国文学研究資料館
雑誌
国文学研究資料館紀要. アーカイブズ研究篇 (ISSN:18802249)
巻号頁・発行日
no.9, pp.3-42, 2013-03

本稿では、国文学研究資料館が関わった大津波被害の歴史文化情報資源のレスキューの事例を中心に報告する。加えて、文化庁「東北地方太平洋沖地震被災文化財等救援事業(文化財レスキュー事業)」や全国的規模での大学・研究機関、博物館・図書館・アーカイブズ、文化財関係行政機関等が連携してどのように歴史・文化等の情報資源を救助・復旧活動を行ってきたか、また、研究教育文化行政、公文書管理行政の課題や全国規模で人間文化研究に関わる歴史・文化等の情報資源をどのように蓄積・保存すべきかについて検討する。本稿においては、これまでの活動について、釜石市を中心とした被災自治体の被災状況とレスキュー事例、東日本大震災における文化財等のレスキュー概要、民間所在アーカイブズの被災と救助の概況について報告する。最後に、被災アーカイブズの科学的分析と保存の課題、今後の被災資料の復旧支援とその課題をまとめて提案したい。The Great East Japan Earthquake was a disaster unprecedented in a number of ways: it not only affected extensive areas, causing enormous damages, but also mushroomed into a nuclear crisis at Fukushima Daiichi nuclear plant. It was not like anything Japanese history has ever witnessed. A considerable damage was also affected on historical and cultural heritage in East Japan, passed on from the early times, without interruptions. In this talk, I will focus on efforts I was involved in to recover historical/cultural resources affected by the tsunami. I will also talk about (1) a governmental program (known as 'Cultural Property Rescue Program') led by Japan's Agency of Cultural Affairs (Bunka-cho),to recover cultural treasures, and (2) how various organizations such as universities, museums, libraries, archives, governmental agencies, etc., worked together to retrieve and restore historical/cultural resources. Among other topics I might touch on are what we need to do at a national level, to collect and preserve resources related to humanities research, and problems with public policies on education, culture, and research, and on archive management.
著者
楠 裕明 春間 賢 鎌田 智有 原 睦展 眞部 紀明 田中 信治 茶山 一彰 青木 信也
出版者
日本平滑筋学会
雑誌
Journal of smooth muscle research. Japanese section (ISSN:13428152)
巻号頁・発行日
vol.6, no.3, pp.J-163-J-168, 2002-12-27

非侵襲的な固形食の胃排出検査法として^<13>C-octanoic acid呼気試験が用いられつつある.われわれはこれまで超音波法を,非侵襲的な胃運動機能検査法として臨床応用してきたが,今回呼気試験と超音波法の二つの結果を比較した.17名のFunctional dyspepsia (FD)患者と10名の健常人を対象とした. ^<13>C-octanoic acid 100 mg を加えた卵黄でスクランブルエッグを作り,ご飯の上にのせた後市販の親子丼の素をかけて424 kcalの固形試験食とした.試験食を摂取後,超音波法は座位で3時間まで15分間隔で観察し排出曲線を描いた.呼気試験は3時間までを超音波法と同じ15分間隔で,3時間から6時間までを30分間隔で呼気を採取し,赤外線分光機を用いて^<13>C0_2を測定した.両試験の共通した排出動態指標であるT_<1/2>とlag phase を比較検討したが,呼気試験のT_<1/2>と超音波法のT_<1/2>はr^2=0.638と強い相関を示したが,両者の結果が一致する訳ではなかった. T_<1/2>とlag phase は共にFD患者で健常人より延長していた.呼気試験と超音波法の胃内残存率曲線は一致する傾向にはあったが,超音波法でのばらつきが大きかった.
著者
青木 英郎 長井 昭裕 関山 友輝 大島 訓
雑誌
研究報告システムソフトウェアとオペレーティング・システム(OS)
巻号頁・発行日
vol.2012, no.18, pp.1-6, 2012-07-25

マルチコアのサーバにおいて,メモリ回収専用コアの割当てにより,リアルタイム性を必要とするアプリケーションがオーバヘッドの低い安定的なメモリ確保を可能とする手法を述べる.計算機の低価格化にともない,高信頼性、安定性が求められる制御システムでも,PC アーキテクチャを基にした計算機と Linux などの汎用 OS が利用されるようになってきた.汎用 OS のメモリ管理では、プロセスやディスク I/O のページキャッシュに、可能な限りのページを割り当てる.このため、メモリ管理機構は,新たなページ割当て要求に対して、オーバヘッドの高いページ回収処理を実行しないと、要求されたメモリが割り当てられない状況が発生する。本研究報告では,ページ回収の契機となる閾値をコアごとに設定できるようにし,コアごとに異なるポリシでページを回収する.これを利用することで,アプリケーションの実行コアに回収が発生しない低い閾値,ページ回収コアに高い閾値を設定するシステムが設計できる.評価により,コア別のページ回収は,システムのメモリ負荷が高くなった場合にでも,アプリケーションの実行を保証する仕組みとして有効であることを確認した.This technical report presents a method to ensure that real time applications allocate memory with low overhead memory by assigning memory reclaiming core in multicore server. Nowadays, PC based computers and general purpose operating systems are popularly used for control systems. In general purpose operating systems like Linux, memory manager allocates pages as much as possible for processes and disk I/O cache. Thus, in many cases, new page allocation would cause page reclaiming, which is very high overhead procedure. The method that we propose enables memory manager to have different page reclaiming thresholds for each core. To use this method, system administer can set page reclaiming policy to cores. If the threshold is low, the core is able to use for running real time application. Moreover, page reclaiming core has high threshold. In our evaluation, the method is feasible to insure execution of application against high memory pressure.
著者
指宿 信 安田 裕子 青木 孝之 廣井 亮一 丸山 泰弘 後藤 弘子 石塚 伸一 佐藤 達哉 中村 正
出版者
成城大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2014-04-01

第一に、法学、心理学、社会学、精神医学など多様な学問領域の専門家による「治療的司法」概念の検討が多角的に進められ、刑罰重視型より更生支援型刑事司法が再犯防止に有効という海外の先行する知見が、我が国においても通用することが明らかした。 第二に、更生支援を具体的に進めるための支援や治療を提供する社会的資源となる「プロバイダー」が各所に存在し活動を進めているが、治療的司法観を共有することができることがわかった。 第三に、刑事被告人や被疑者に最も近接する立場にある弁護人が、相当程度現行の刑事司法制度の中でも治療的司法に基づいた処分や処遇を進めることが可能であることが明らかになってきた。
著者
大谷 和彦 薄井 雅夫 青木 純子
出版者
栃木県農業試験場
雑誌
栃木県農業試験場研究報告 (ISSN:03889270)
巻号頁・発行日
no.52, pp.1-18, 2003-12
被引用文献数
1

1995-1999年栃木県産米のタンパク質含有率(玄米乾物)の平均値は7.55%で、5.4-10.2%と変動の幅が大きかった。その変動要因は、地域、品種および土壌ごとに異なっていた。そして、食味改善のためにはタンパク質含有率を8%以下にする必要があった。米タンパク質含有率を高めてしまう肥培管理は、基肥や追肥で窒素を多く施肥することであった。多湿黒ボク土において、基肥窒素量0.2kg/a、出穂前40日に肥効調節型窒素肥料で0.2kg/aの計0.4kg/a、慣行の6割に窒素施肥量を減らすと、米タンパク質含有率が明らかに下がった。気象要因では、登熟期の積算気温の関与が大きかった。特に、登熟後半も高温が続くとタンパク質含有率は高まった。また、出穂前20日の生育量から、タンパク質含有率および玄米収量を予測することができた。
著者
青木 尊之 森口 周二 下川辺 隆史 高木 知弘 滝沢 研二
出版者
東京工業大学
雑誌
基盤研究(S)
巻号頁・発行日
2014-05-30

① AMR法を適用した複雑形状物体を含んだ非圧縮性単相流体(乱流LES)シミュレーション:格子ボルツマン法により、複雑形状を含んだ物体回りの流れとして、複数台の自転車を含む競技を想定した流れのシミュレーションを行った。計算のTime-to-Solutionを大幅に短縮するAMR法を適用した。また、検証として行った球周りの流れでは、レイノルズ数が50万程度で抗力が急激に低下するドラッグ・クライシスを再現することができた。②マルチ・フェーズフィールド法による動的領域分割:粒成長を並列計算の領域分割に適用し、時間発展させることで各領域の体積(計算負荷)を均一にしつつ、各領域が凸形状になるようにトポロジー最適化が行えることを確認した。これまでのスライス・グリッド法や空間重点曲線による領域分割と比較し、領域間通信量を低減できることを確認した。③AMR法による気液二相流シミュレーション:Octreeベース細分化によるAMRを用いて最細格子を気液界面に適合させ、弱圧縮性流体計算による気液二相流計算を行うことができるようになり、均一格子を使う場合と比較して1/100の格子点数で計算することができた。④流体-構造連成問題:物体適合格子における要素の消滅および出現させる手法を開発した。この手法の自由度を増すため、接触物の間に互いにスライド可能なメッシュに分割する手法を提案した。これにより接触位置が互いに変わる状況も再現できるようになり、これまでの物体適合格子の並列効率を保つことができる。⑤フェーズフィールド法による凝固と粒成長のシミュレーション:強制対流下で成長するデンドライト形態変化を詳細に検討した。また、自然対流を伴うデンドライト凝固シミュレーションを行い、自然対流が凝固組織を大きく変えることを明らかにした。800 GPUを用いた世界最大の理想粒成長シミュレーションを行い、理想粒成長の統計的挙動を初めて明らかにした。
著者
田口 哲典 青木 輝勝 安田 浩
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告オーディオビジュアル複合情報処理(AVM) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.23, pp.91-96, 2005-03-11

筆者らは、これまでに"MIRACLE"システムというリアルタイムで自由に動くことが可能な仮想試着システムを提案した。このシステムは実際に一着だけ服を試着しその服の柄などを変更するシステムであり、実際に試着した服の画像があるため、正確な仮想試着した姿を推測することが可能なシステムである。これまでにオクルージョンやしわ(セルフオクルージョン)などに対応した、平面モデルを用いた画像認識での形状認識を行ってきたが、形状データを可視化するためのマッピングが必要となる。そこで本稿では、リアルタイムでの処理を実現するためのこの平面モデルでのパッチのマッピングアルゴリズムとして、奥行き感を表現するための射影変換を基にしたパッチマッピングアルゴリズムを提案する。We have already proposed a real-time virtual clothing system called MIRACLE, in which user can try various clothes on while acting freely. This system enables to change patterns of clothes when users are putting only one cloth on. We proposed an algorithm of surface image recognition that is able to deal with occlusion and self-occlusion using two-dimensional image pattern matching. In this paper, we propose a two-dimensional texture mapping algorithm based on the projective transform for expressing depth feel in order to visualize surface model.
著者
青木重幸著
出版者
丸善出版
巻号頁・発行日
2013
著者
伊藤 伸一 小野 充一 多村 幸之進 長江 逸郎 野牛 道晃 只友 秀樹 青木 達哉 小柳 〓久
出版者
特定非営利活動法人 日本小児外科学会
雑誌
日本小児外科学会雑誌 (ISSN:0288609X)
巻号頁・発行日
vol.35, no.1, pp.35-40, 1999

jugular phlebectasia(本症)はまれな疾患であり和文名称も頸静脈拡張症, 静脈脈瘤, 頸静脈奇形, 真性血液嚢胞と統一されていない.また, 本症はその概念を理解されていなければ, 頸部リンパ管腫, 側頸嚢腫, 正中頸嚢腫および他の頸部腫瘤との鑑別に難渋する可能性がある.今回, われわれが経験したのは8カ月の女児で, 患者は頸部の巨大軟性腫瘤でリンパ管腫疑いで当院に入院となった.入院時所見として頸部腫瘤は患児の怒責, 号泣で増大する特徴を有し, 局在診断には超音波, CTおよびMRI, 確定診断には直接穿刺法が有用であった.しかし, 穿刺による血栓形成には十分留意する必要があった.本症の病因については明らかでないが, 先天的または後天的な血管の脆弱化や構造異常および頸部の解剖学的要因が関与していると思われる.
著者
阿尻 雅文 青木 宣明 高見 誠一 盧 金鳳
出版者
東北大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2011

数学の予測から、sp^2結合のように平面上で120°に分岐する3本の結合を持つ等価な原子から構成される3次元のネットワークが存在することが明らかとなった。本研究では、炭素を構成要素とする結晶構造の存在する条件やその物性を予測すると共に、合成に必要な条件の解明を行った。
著者
村野 多可子 青木 ふき乃 脇 雅之 椎名 幸一 石原 克己 小俣 友紀子
出版者
鶏病研究会
雑誌
鶏病研究会報 (ISSN:0285709X)
巻号頁・発行日
vol.36, no.4, pp.171-180, 2001-02-25
被引用文献数
6

市販Salmonella Enteritidis(SE)不活化油性アジュバントワクチン(SEワクチン)の生産性に及ぼす影響と有効性について検討した。採卵鶏5銘柄を各々100羽づつ供試し,各銘柄の50羽に104日齢でSEワクチンを肩部皮下接種した。その後,474日齢まで体重,飼料摂取量,産卵諸性能,抗体価を経時的に調査した。生産性に及ぼす悪影響は各銘柄とも接種後1週以内に最も顕著に認められたが,回復状況は銘柄により異なり,銘柄4のように初期産卵まで影響が継続するものもあった。抗体の産生性と持続性は銘柄により大きく異なり,銘柄1はピークも低く,持続性も悪かったが,銘柄3は調査終了時でも高い値を示した。さらに475日齢に各銘柄のワクチン接種群と無接種対照群の各々8羽にSE ZK-2a株のリファンピシン耐性株を経口接種により攻撃した。その結果,拝菌数は銘柄2,3,5で,調査日によりワクチン接種群と無接種対照群の間で有意な差が認められたが,肝臓,脾臓,卵巣,卵管における生菌数は各銘柄とも明らかな差はみられなかった。以上の成績からSEワクチンの使用にあたっては,鶏の銘柄によってワクチン接種に対する応答の異なることを考慮する必要のあることが示唆された。
著者
井上 奈良彦 蓮見 二郎 山形 伸二 青木 滋之 金子 晃介 是澤 克哉 筧 一彦 上條 純恵 諏訪 昭宏 久保 健治 竹中 野歩 加藤 彰 ZOMPETTI Joseph CARLSON Shanna KIPP Peter
出版者
九州大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2014-04-01

ジェネリック・スキルやアカデミック・スキルとしての議論教育は、近年ますますその重要性を高めている。本研究は、これまでの研究の不備を埋めるべく、議論教育用eラーニング・コンテンツを作成するための基礎的研究を行った。具体的には、(1)議論教育関係の文献レビュー、(2)議論教育の効果測定テストを作成と検証、(3)議論モデルの開発検証、(4)議論教育支援サイトの作成と検証、(5)議論教育とディベートの教材作成、等を行った。
著者
青木 達司 柴田 昌三 森本 幸裕
出版者
公益社団法人 日本造園学会
雑誌
ランドスケープ研究 (ISSN:13408984)
巻号頁・発行日
vol.74, no.5, pp.447-450, 2011 (Released:2012-09-05)
参考文献数
10

The Katsura Hedge, a bamboo hedge, and its rear stand of Phyllostachys nigra var. Henonis at the Katsura Rikyu (the Katsura Imperial Villa) in Kyoto were investigated. For the hedge, the number of culms was 815, and the mean diameter at breast height (d.b.h.) of these culms was 4.3cm. The mean d.b.h. of culms at its rear stand was 5.0cm in 2004 and 5.1cm in 2005. The culms for the hedge were thinner than those at the rear stand irrespective of the location, perhaps this is because thinner culms are easy to make into the hedge. For the stand, the mean d.b.h. differed according to location, with culms at flat sites and slopes neighboring flat areas thicker than those on slopes not adjacent to flat sites. Different maintenance may be needed according to the location.