著者
中原 明仁 茂木 尚 高橋 和彦 井出 一正 金田 潤也 服部 憲一 渡辺 孝 開道 力 峰松 英資 半澤 和文
出版者
The Institute of Electrical Engineers of Japan
雑誌
電気学会論文誌. D, 産業応用部門誌 = The transactions of the Institute of Electrical Engineers of Japan. D, A publication of Industry Applications Society (ISSN:09136339)
巻号頁・発行日
vol.124, no.8, pp.830-836, 2004-08-01
参考文献数
14
被引用文献数
11 6

This paper focuses on no-load iron losses of turbine generators. To calculate iron losses of turbine generators a program was developed. In the program, core loss curves of materials used for stator core were reproduced precisely by using tables of loss coefficients. Accuracy of calculation by this method was confirmed by comparing calculated values with measured in a model stator core. The iron loss of a turbine generator estimated with considering three-dimensional distribution of magnetic fluxes. And additional losses included in measured iron loss was evaluated with three-dimensional magnetic field analysis.
著者
高橋雄豺 著
出版者
松華堂
巻号頁・発行日
1935
著者
浅野 陽樹 友松 重樹 田島 大輔 杉本 安寛 高橋 ひろみ 日高 厚
出版者
環境技術学会
雑誌
環境技術 (ISSN:03889459)
巻号頁・発行日
vol.42, no.11, pp.675-683, 2013-11-20 (Released:2013-11-29)
参考文献数
14
被引用文献数
1

豚糞尿を原料とした小規模なメタン発酵プラントを暖地にて運転し,発酵状況と有機物の動態を調査した.バイオガス生成量(0.64m3/投入VS-kg)およびメタン濃度(72.1%)は高かったものの,豚糞尿原料に含まれる有機物のうちバイオガスへ移行する割合は数十% に留まった.有機物の損失は,固液分離行程,発酵槽系外での発酵,消化液としての排出等で起こり,システム設計時の留意事項と考えられた.
著者
小山内 康人 高橋 裕平 田結庄 良昭 土屋 範芳 林 保 蛭田 真一
出版者
国立極地研究所
雑誌
南極資料 (ISSN:00857289)
巻号頁・発行日
vol.34, no.3, pp.445-481, 1990-11

第31次南極地域観測隊(JARE-31)夏隊のセールロンダーネ山地地学・生物調査は, 山地全域においてヘリコプターを用いて実施された。ヘリコプター偵察飛行及び調査慣熟のための陸路調査が1989年12月25日から29日にかけて実施されたのに引き続き, 本調査が1990年1月5日から30日まで行われた。そのほかにあすか観測拠点付近の小山塊における調査・観測が1月1日と1月31日に実施された。調査・観測は38日間におよんだ。今回の行動形態は, 内陸山地でヘリコプターを導入した日本南極地域観測隊としては初めての例であるので, 計画作成から実施経過までを通信, 装備, 食料などの設営面を含めて詳しく報告する。調査結果については現在, 整理・研究中であり, 今後個別に発表されるので, ここでは概要を述べるにとどめる。
著者
後町 武志 石田 祐一 高橋 直人 三森 教雄 柏木 秀幸 矢永 勝彦
出版者
日本臨床外科学会
雑誌
日本臨床外科学会雑誌 (ISSN:13452843)
巻号頁・発行日
vol.71, no.3, pp.696-701, 2010 (Released:2010-09-25)
参考文献数
39
被引用文献数
1

症例は64歳,女性.進行胃癌に対する胃全摘術+脾摘術施行後S-1を内服中で再発徴候は認めていなかった.術後2年5カ月目に発熱,下痢,意識障害にて緊急入院.精査にてインフルエンザ桿菌性髄膜炎・菌血症を発症しているoverwhelming postsplenectomy infection(OPSI)と診断した.抗菌剤,ステロイドによる治療で軽快し第50病日に退院した.OPSIは脾摘後に敗血症,髄膜炎などで突然発症する重症感染症で,発症すると高率に死亡することが知られている.予防として適切な予防的抗菌薬投与,患者教育,ワクチン接種が重要とされるが,脾摘後長期間経過後に発症することもあり,脾摘後患者では常にOPSIを念頭におく必要がある.今回われわれは胃癌に対する脾摘術後化学療法中に発症したインフルエンザ桿菌によるOPSIの1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.
著者
人見 康宣 高橋 克博 岡谷貫之 出口 光一郎
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告コンピュータビジョンとイメージメディア(CVIM) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2001, no.36, pp.81-86, 2001-05-10

キャリプレーションされていないカメラによる複数の画像から、対応点を決定し、対象の三次元形状を復元するシステムの構築について報告する。各画像には座標が既知である点が6点以上あるものとし,それらの点を元に、まず、カメラの相対的な位置,姿勢を計算する。そして、その他の点について、そのカメラ位置、姿勢よりステレオの原理に基づいて、三次元座標を計算する。このとき、各画像間で,同じ対象の点の組つまり画像間の対応を得る必要がある。その作業を自動化する手法がZhang(1994)より提案されている。ここでは基本的にZhangの手法によって対応点の検出を行う。ただし,Zhangの方法では,対応点の候補を絞る段階で緩和法と称しているプロセスについての記憶が明確ではなく、対応点の効率的な絞込みができていなかった。そこで、我々は対応点の候補で特徴点が重複したものを除去するプロセスを作成し,この部分に追加した。これにより対応点を検出する作業を効率化できただけでなく,エピポーラ幾何により正確な対応点を得ることができる。この対応点検出により、大型建造物の空撮画像からの3次元形状復元の結果も合わせて示す。This article reports a technique for extracting correspondences from multiple images to reconstruct 3D shape of the object. The images are obtained by uncalibrated cameras, but assumed to have 6 or more points whose world coordinates are known. From those points, first, relative poses and positions of the stereo principle. To establish these correspondences, we employ the technique proposed by Zhang(1994). But, in his method, the process called as the relacation was not clearly defined and did not efficiently exclude fault correspondences. We modified this process and achieved an effcient and accurate matching. We show total process of image matching based on the epipolar geometry, and also show the results of 3D reconstruction or large buildings from a set of acrial images.
著者
貴志 倫子 鈴木 明子 高橋 美与子
出版者
日本教科教育学会
雑誌
日本教科教育学会誌 (ISSN:02880334)
巻号頁・発行日
vol.30, no.4, pp.9-18, 2008-03-25

本研究では,家事労働の理論の検討をもとに授業実践を行い,生徒の家事労働の認識構造をとらえ,授業のねらいがどのように達成されたか検討することを目的とした。授業後のワークシートの記述内容を分析した結果,次のことが明らかになった。(1)家事労働の認識として価値的認識がもっとも多く発現し,家事のケアの側面に気づかせる本時のねらいはほぼ達成された。(2)家事労働に関する認識は,感覚的認識から功利的認識,価値的認識,社会的認識へと変容がみられた。(3)授業の意見交換と資料の読みとりによって,自分の生活を振り返る記述や,家事労働に関わる家族に目を向ける記述が表出し,自分と家族の関わりから生活のあり方をとらえる認識の萌芽がみられた。
著者
高橋 晃周 佐藤 克文 西川 淳 河野 通治 内藤 靖彦
出版者
国立極地研究所
雑誌
南極資料 (ISSN:00857289)
巻号頁・発行日
vol.44, no.1, pp.38-41, 2000-03

アデリーペンギンの集団繁殖地の分布および繁殖数の調査を, 1998年12月23日, エンダービーランド・アムンゼン湾において, ヘリコプターをもちいて行った。これまでに報告されていた1ヵ所に加え, 新たに3ヵ所の集団繁殖地を発見した。これら4繁殖地でのアデリーペンギンの繁殖数の合計はおよそ9760ペアで, アムンゼン湾の繁殖個体群は東エンダービーランドにおける最大規模の繁殖個体群であることが明らかになった。
著者
宮野 悟 角田 達彦 稲澤 譲治 高橋 隆 石川 俊平 小川 誠司 曽我 朋義
出版者
東京大学
雑誌
新学術領域研究(研究領域提案型)
巻号頁・発行日
2010-04-01

システムがんの円滑な計画研究の遂行と、計画・公募研究間の有機的な連携を推進した。毎年、班会議、総括班会議、及び外部有識者による諮問委員会委員を開催し、研究方針の策定、研究進捗状況の把握と内部評価を行った。情報・データ解析系と実験系との研究マッチングをサイトビジット形式で行い、研究支援を行った。アウトリーチ活動としては、ニュースレターを計12発行し、ホームページ、及び多くの論文のプレスリリースを活用して研究成果を社会へ発信した。一般、中学生、高校生を対処とした公開講演会を7回開催した。また、毎年、ソウル国立大学癌研究所の主催するシンポジウムを通して国際交流を深めた。
著者
高橋 大輔
出版者
足利工業大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2013-04-01

本研究は「固体ヘリウム4に発現する低温物性異常が転位運動のみで理解できるか」の問題提起のもと,以下の手法で実施された。(1)転位運動による固体弾性変化がねじれ振子の共鳴周波数変化に与える影響の有限要素法を用いた定量的評価。(2)定常回転下における剪断・体積弾性率の直接測定。結果,(1)により固体弾性変化がねじれ振子の周波数変化を定量的に説明することが明らかになった。しかし,(2)より回転下の弾性率にねじれ振子実験で観測された回転数依存性を持つ固体ヘリウム4物性量の“量子化”は観測されなかった。本研究により,転位運動は固体ヘリウム物性異常のすべてを説明しないことが明らかになった。
著者
高橋 雅樹
出版者
静岡大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2003

本年度は、これまでに疑似結晶分子構造を有するアントラセン-ペリレンデンドリマーの光捕集分子機能を応用した「多チャンネル分子センサー」の基礎概念の確立を試みた。具体的には、ペリレンをコアに配し、その両末端に2残基のアントラセンを配したアントラセン-ペリレン連結体を「多チャンネル分子センサー」として構築し、その内部に発現するエネルギー捕集を伴った分子センサー機能の開発について検討を行った。まず、「アントラセン-ペリレン連結体」の基本部分であるアントラセン及びペリレン単体化合物のセンサー機能について検討を行った。各化合物の構造末端にセンサーのスイッチ機能の役割を果たすアミノ基を導入し、pH変化による蛍光発光強度の変化について検討した。その結果、各分子への塩酸を始めとした酸の添加により、アントラセン単体分子では約10倍、ペリレン単体分子では約2倍の発光強度の増加が認められ、アミノ基によるスイッチ機能が利用可能であることを確認した。つぎに、これらの発色団がアミノ基を介し結合した構造を有する「アントラセン-ペリレン連結体」について、pH変化による蛍光発光強度変化について検討を行った。励起波長をアントラセンの吸収領域に合わせ蛍光発光測定を行った場合、pH変化に関わりなく一定強度のペリレン発光を与える一方、励起波長をペリレンの吸収領域に合わせ観測を行った場合、pH変化に応じペリレンの蛍光発光強度が増減しセンサー機能の発現が認められた。以上のことから、「アントラセン-ペリレン連結体」は、測定に用いる励起波長に応じ、センサー機能と非センサー機能の使い分けが可能な「多チャンネル分子センサー」として有用なナノフォトニクス分子素子であることを明らかにした。
著者
工藤 高裕 高橋 康弘 高松 巌 涌井 伸二
出版者
公益社団法人日本磁気学会
雑誌
日本応用磁気学会誌 (ISSN:18804004)
巻号頁・発行日
vol.30, no.3, pp.413-417, 2006-05-01

This paper describes a robust design for a capacitance-drive-type linear electromagnetic solenoid (LES) using a quality engineering method and an exclusive dynamic analysis simulator. Reducing the variation in the performance significant by restrains the rise time of the current in the electromagnetic coil. In addition, the current should be kept above a specified level for a certain period. For this purpose, it is important to increase the inductance of the electromagnetic coil. In other words, it is necessary to increase the winding diameter and reduce the number of turns in order to reduce the variation in the performance. The validity of this robust design has been verified by experiments with actual solenoids. Consequently, it provides a high yield ratio.
著者
岩室 雅也 川口 光彦 寺田 亮 大澤 俊哉 山本 和秀 糸島 達也 高橋 和明
出版者
The Japan Society of Hepatology
雑誌
肝臓 (ISSN:04514203)
巻号頁・発行日
vol.46, no.8, pp.512-515, 2005
被引用文献数
6 7

症例は71歳, 女性. 2004年12月21日に近医で行った血液検査でAST 593 IU/<i>l</i>, ALT 661 IU/<i>l</i> と肝機能障害を認め, 12月22日に当院紹介となった. 発症の約4週間前に漢方薬の内服を開始しており, またリンパ球幼弱化試験 (lymphocyte stimulation test : LST) が陽性を示したことから, 当初は漢方薬による薬物性肝障害が疑われた. しかし血中E型肝炎ウイルス (hepatitis E virus : HEV) RNAが陽性で, HEV IgM抗体価が有意に上昇していることが明らかとなり, 最終的にE型急性肝炎と診断した. 問診により10月頃に市販のブタ肝臓を摂食していたことが判明し, 感染源として疑われた. 海外渡航歴, 野生の蓄肉の摂食歴はなかった. 本例はE型急性肝炎の症例であるが, 薬物性肝障害の診断基準を満たしたため, その鑑別が問題となった. 漢方薬はLSTで偽陽性を示すことが多く, LSTの結果を以て漢方薬を肝障害の原因薬物と断定することはできない. またE型急性肝炎の診断においては, 海外渡航歴, 野生の蓄肉の摂食歴とともに, 市販のブタ肝臓の摂食歴を聴取することが重要である.
著者
松田 裕子 中野 孝祐 金山 正範 佐藤 知春 松尾 美里 平良 由紀子 稲嶺 紀子 上村 晶子 梅田 博子 梅野 淳子 江口 みちる 大塚 涼子 梶原 ゆかり 金田 佳代 菅野 朋和 具志堅 三恵 古閑 夏樹 佐藤 有佳里 下村 真介 城間 唯子 平良 美穂 滝本 和子 田口 幸子 蔦谷 美奈子 渡嘉敷 典子 長野 愛 福田 寿子 帆足 羽衣子 松岡 陽子 満崎 裕子 宮里 桂子 安村 由美 若松 奈津美 渡辺 真理 安藤 かおり 井上 かおる 上田 友美 上野 由紀子 甲斐 直美 後藤 綾 後藤 里佳 後藤 さや加 西水 友絵 安部 雄司 益永 美紀 宇都宮 大地 河野 育恵 吉岡 幸子 井村 慎 下森 弘之 後藤 智美 秋吉 真由子 小川 智美 奥 望 蒲原 和也 栗本 俊希 黒木 稔子 合田 奈加 後藤 恵美 佐野 明香 財満 あき 竹内 あゆみ 田村 絵梨 津野 美和 富永 久美子 中島 義及 中村 智久 戸次 つゆ子 松本 一世 松本 千尋 村上 美帆 山田 輝明 山中 由香理 三ヶ尻 克也 高木 恵理 安藤 佳香 内山 智恵 岡 恵美 国広 千恵 栗井 幸恵 後藤 恵 清 真由美 村上 智美 西府 隆行 高橋 啓子 屋良 亮子 大槗 亜理紗 紙屋 喜子 本浦 由希子 森上 奈美 吉田 知子 吉留 紅蘭
出版者
別府大学・別府大学短期大学部司書課程
雑誌
司書課程年報 (ISSN:1343974X)
巻号頁・発行日
no.2, pp.20-74, 1999-03 (Released:2011-02-28)
著者
内田 陽子 梨木 恵実子 小玉 幸佳 河端 裕美 鈴木 早智子 高橋 陽子 斉藤 喜恵子 滝原 典子
出版者
北関東医学会
雑誌
The KITAKANTO medical journal (ISSN:13432826)
巻号頁・発行日
vol.59, no.1, pp.25-31, 2009-02-01
被引用文献数
1

【背景・目的】病院スタッフからみた老人看護専門看護師臨地実習の評価を明らかにすることである.【対象と方法】調査協力に同意が得られた病院スタッフ74名に対して,自記式質問紙法を行った.【結果】実習生の関わりとCNSの6つの役割に対する評価は「学生のケアプランは良かった」「スタッフに対する意見,アドバイスは良かった」等について高得点を示した.その他,「根気よく関わる大切さがわかった」等のスタッフ自身への良い変化の回答もみられた.しかし,これらの得点は,看護師とそれ以外のスタッフでは差がみられた.【結語】学生はスタッフに実習や役割を理解してもらうことが必要であり,そのためには,他職種に対する積極的な関わりが必要である.

1 0 0 0 はじめに

著者
高橋 裕子
出版者
学習院大学
雑誌
学習院大学史料館紀要 (ISSN:02890860)
巻号頁・発行日
vol.19, 2013-03