1 0 0 0 OA 大衆は動く

著者
大山郁夫 著
出版者
アルス
巻号頁・発行日
1930

1 0 0 0 OA 大衆は動く

著者
大山郁夫 著
出版者
アルス
巻号頁・発行日
1930

1 0 0 0 OA 闘争の跡

著者
大山郁夫 著
出版者
世界社
巻号頁・発行日
1928
著者
岡田 啓司 小林 晴紀 花田 直子 平沼 宏子 林 奈央 嵐 泰弘 千田 廉 出口 善隆 佐藤 繁
出版者
日本家畜臨床学会 ・ 大動物臨床研究会
雑誌
産業動物臨床医学雑誌 (ISSN:1884684X)
巻号頁・発行日
vol.2, no.4, pp.183-188, 2011-12-30 (Released:2013-05-17)
参考文献数
12
被引用文献数
1 2

挙肢を行わない簡便な蹄病診断法の確立を目的として,3軸加速度センサと跛行スコアを組み合わせて,牛の跛行の主な原因となっている蹄底潰瘍および白帯病の摘発を試みた.その結果,正常牛の歩様は外蹄から着地し内蹄で踏み切り,重心が左右にぶれない安定した歩様であるため,跛行スコアは1,加速度変量総和は3622±227m/s2で安定していた.蹄底潰瘍罹患牛は歩行時に罹患肢の内蹄と外蹄を同時に着地し,跛行スコアは2~3,加速度変量総和は7225±877m/s2であり,正常牛に比べて有意(p<0.01)な高値を示した.白帯病罹患牛の加速度変量総和は正常牛と同様の値を示したが,跛行スコアは3~4であった.よって加速度センサと跛行スコアを組み合わせることにより蹄底潰瘍と白帯病を摘発できる可能性が示唆された.

1 0 0 0 OA 祭文私稿

著者
高階幸造 著
出版者
大阪国文社
巻号頁・発行日
1901
著者
栗原 晴子
出版者
一般社団法人 日本女性科学者の会
雑誌
日本女性科学者の会学術誌 (ISSN:13494449)
巻号頁・発行日
vol.20, no.1, pp.41-50, 2020

<p>現在人為活動に伴う大気二酸化炭素濃度の増加に伴って海では、温暖化による海水温の上昇と共に、海水のpHが低下する海洋酸性化が急速に進行している。海水のpHが低下すると、海水中の炭酸カルシウム飽和度が低下することから、特にサンゴ礁生態系は酸性化の影響を強く受けることが懸念されている。本総論では、海洋酸性化がサンゴ礁域の生物ならびに生態系に及ぼす影響について要点をまとめ、今後の研究の方向性について論じる。特に研究の発展と共に明らかにされてきたサンゴの石灰化機構への影響、さらにはサンゴ種間や種内での応答の違いについて紹介する。またサンゴに加えて、ウニ類や藻類などへの影響と共に、生物間相互作用に対する影響を述べ、酸性化によるサンゴ礁生態系への影響と今後の課題について論じる。</p>
著者
鬼頭 誠 山城 美代 道山 弘康
出版者
日本作物学会
雑誌
日本作物学会紀事 (ISSN:00111848)
巻号頁・発行日
vol.89, no.2, pp.87-97, 2020

<p>本研究は,ソバのリン吸収特性を明らかにし,沖縄の国頭マージにおいてソバの子実収量が黒ボク土より低かった原因を探ることを目的とした.リン無施肥区において,赤玉土およびバーミキュライトで栽培したソバは,前報のリン無施肥の黒ボク土で栽培した場合と同様に植物体乾物重および子実重ともに著しく減少することが明らかになった.低リン環境では開花から収穫までの根の乾物重増加が大きくなるために収穫期の根の乾物重が高リン環境より重くなることが明らかになった.この根の生長の促進は生育後期の養分の吸収を促進するものと考えられた.また,子実のリン含有率は概ね2.5 g/kg以上に保たれるように吸収されていることに対して,葉と茎ではリン含有率だけでなくリン含有量も開花期から収穫期にかけて減少し,葉と茎からは子実へリンが再移行していることが考えられた.以上の2つのソバのリン吸収の特性から,ソバの低リン抵抗性が獲得されていることが考えられた.Al型難溶性リン施肥では生育および収量の抑制が小さかったが,Fe型難溶性リン施肥では生育および収量が著しく抑制された.よって,ソバはAl型難溶性リンをある程度吸収できるが,Fe型難溶性リンの吸収は困難であるために,根系発達とリンの再移行性はあるものの国頭マージにおいて黒ボク土より収量が低かったことが示唆された.</p>
著者
相良 麻里
出版者
日本パーソナリティ心理学会
雑誌
パーソナリティ研究 (ISSN:13488406)
巻号頁・発行日
vol.15, no.1, pp.61-63, 2006 (Released:2006-10-07)
参考文献数
11

The purpose of the present study was to investigate age differences in narcissistic tendency during adolescence. Narcissistic tendency of 489 participants, junior and senior high school students and college undergraduates, was measured with Narcissistic Personality Inventory, Short Version (NPI-S). Results showed an increase in the tendency along with the age, but no significant difference was found between boys and girls. However, detailed examination revealed different patterns of developmental changes over time in subscales of NPI-S, and therefore further examination of age differences in them appeared to be necessary.
著者
中村 乙水
出版者
長崎大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2018-04-01

外温性魚類は外界の水温を使って体温を調節しているが、冷水中で失った体温を回復する際には熱の交換が活発になるなど、なんらかの生理的な調節によって外界との熱の交換を調節していることが示唆されている。仮説としては、「鰓が熱交換器として働いており、血流や海水の流量を変化させることで熱の交換を調節している」ことが考えられる。そこで、生きた魚に体温調節が必要な温度環境を経験させ、動物搭載型記録計を用いて魚の体温、心拍といった生理情報を計測する飼育実験を行った。今年度は、コバンザメ類の一種であるナガコバンを用いて飼育実験を行った。コバンザメ類は宿主である大型魚類によって低水温の深海まで連れて行かれると考えられるため、低水温化で熱を失わないような調節を行っている可能性を考慮して実験対象とした。ナガコバンに体温と心拍数を記録するデータロガーを装着し、飼育水温(25℃)と低水温環境(15℃、10℃、5℃)を交互に経験させ、体温と心拍数および鰓蓋の運動を観察によって記録した。ナガコバンの心拍数は定常状態で60bpmだったが、低水温環境では5bpm以下、その後の体温回復期には100bpm以上まで上昇した。低水温環境下では鰓蓋の運動も停止することがあった。体温変化と水温から熱収支モデルを用いて熱交換係数の変動を推定したところ、熱交換係数と心拍数には相関が見られたが、冷える時と温まる時で1.3倍程度の違いしか見られなかった。大型のマンボウやジンベエザメでは3~7倍の違いが見られたことから、小型の魚では熱の損失を防ぐ能力が高くないことが示唆された。来年度以降は他の魚種でも同様の実験を行うとともに、野外での心拍数の計測も試みる予定である。
著者
古丸 明 河村 功一 後藤 太一郎 西田 睦
出版者
三重大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2001

利根川河口域ヤマトシジミ漁場において、外来雄性発生種タイワンシジミCorbicula flumineaと両性生殖種ウスシジミCorbicula papyracea両種が分布していることが明らかになった。また、タイワンシジミは利根川だけでなく、幅広く日本の淡水域に見いだされた。両種の繁殖、遺伝に関する新知見が多く得られた。成果は以下の項目に集約できる。1)利根川で採集されたタイワンシジミは雌雄同体で卵胎生であった。ウスシジミは雌雄異体であった。2)タイワンシジミにおいて精子は減数しておらず、体細胞と同じDNA量を示した。3)タイワンシジミ受精卵の細胞遺伝学的な視察により、雄性発生過程を明らかにすることができた。第一分裂時にすべての卵由来の染色体が2個とも極体として放出された。その結果、卵内には雄性前核が一個のみ存在する状態となり、第一卵割期以降、精子由来染色体で発生が進んだ。4)利根川における移入種のなかに雄性発生タイワンシジミ2タイプが含まれていた。両タイプとも受精卵の発生過程の観察から雄性発生していることが明らかになった。5)雌雄異体種はウスシジミと判断された。ウスシジミとヤマトシジミの交配実験の結果、受精は正常に進行し、ベリジャー幼生までは発生することがわかった。産卵期や分布域が重複しており、両者の交雑がおこることが示唆された。6)ミトコンドリア遺伝子の塩基配列から、外来種と日本産のシジミの系統類縁関係を推定した。シジミ類は汽水種(ヤマトシジミ、ウスシジミ)と淡水種(タイワンシジミ、マシジミ、セタシジミ)の2つのグループにわけられた。淡水種において別種と判断された場合でも、塩基配列はほぼ一致する場合もあった。一方、ウスシジミは塩基配列から、韓国産である可能性が高いことがわかった。以上の結果から、利根川ヤマトシジミ漁場においてタイワンシジミ、ウスシジミが侵入しており、両種は餌、生息場所が完全にヤマトシジミと競合することは明かである。これらの種がヤマトシジミ資源に生態的に、遺伝的に悪影響を与える可能性が示された。
著者
稲坂 晃義 貞広 幸雄
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.75, no.650, pp.889-896, 2010-04-30 (Released:2010-06-14)
参考文献数
14
被引用文献数
1 2

A retail facility is one of an important part of people's daily life. Recently, retail distributions created by a collection of retail facilities change are rapidly effected by fashion, economic trends, urban redevelopments, and so forth. These rapid changes need to be traced and clearly understood to prevent residents and visitors of the city from their inconveniences. This paper proposes a method using circular statistics for analyzing and visualizing direction of retail distribution expansion in urban space. HSV color space is used for result visualization. An empirical study is done with NTT Townpage data of Shibuya ward.
著者
後藤 實 野口 友昭 渡邊 武
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
YAKUGAKU ZASSHI (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.78, no.5, pp.464-467, 1958-05-25 (Released:2010-02-19)
参考文献数
9
被引用文献数
2 7

Crude drugs and plants, numbering 229 kinds, were examined for principles having uterus contracting action and it was found that an extract of Lespedeza bicolor var. iaponica NAKAI (family Leguminosae) showed a comparatively strong action. From the result of various tests, the active principle of this plant was assumed to be an alkaloid and the principle was extracted y the usual method, affording white prisms melting at 47-48°. A molecular formula of C12H16N2 was given for this substance from elemental analyticalvalues and molecular weight determination. There has been no report of identification of this kind of a substance fro the Lespedeza sp. and the substance was tentatively named alkaloid L.Ultraviolet absorption spectrum and various tests indicated the alkaloid L to possess an indole ring and a side chain of dimethylaminoethyl group was assumed to be attached to its 3-position. The alkaloid L was therefore derived to its methiodide and it was found that this methiodide was identical with N, N-dimethyltryptamine methiodide in respect to its melting point, elemental analyses, and infrared absorption spctrum. Therefore, the alkaloid L would be N, N-dimethyltryptamine. A dose of 50mγ/cc. of this alkaloid contracted excised uterus of a hamster. The effect of N, N-dimethyltryptamine on the tryptophan demand of Lactobacillus arabinosus, with tryptophan as the essential growth factor, was examined by microbiological assay but no effect was found to be exerted on fungal growth.
著者
于 日平
雑誌
朝日大学一般教育紀要 = Journal of Liberal Arts and Science Asahi University (ISSN:13413589)
巻号頁・発行日
no.44, pp.11-23, 2020-03-31

文に対する定義は次の2点で意見の一致が見られていると言えよう。1)コミュニケーショ ンの基本的単位であり、構造的にも意味的にも完結体をなしていること、2)文は表出内容の「命題」と話し手の心的態度の「モダリティ」という二つの部分から構成されていること、と。 1 しかし、具体的に日本語文において「命題」と「モダリティ」はそれぞれがどのように形作られ、両者がどのように結合されていくのか、それは文レベルにおいて、意味伝達のために用いられる[主―述]構造とどのように関わっているのかについては、解釈が大きく分かれている。言語活動は、話し手が記号を使って能動的に意味表出を行う主観的で創造的な活動である以上、文レベルにおいて構造的に「何について述べるか」と「どのように述べるか」という分け方には、すでに話し手の表出意図が含まれていると考える。本研究では、日本語文を対象に、具体的に[文内容・モダリティ]の結合・融合の仕方を三段階に分けることにする。第一段階 =[主―述]構造によって表される「命題」で、その結合体に話し手の表出意図が示されている;第二段階 =「述部の実質的内容に対する話し手の認定」を示すもので「、対事的モダリティ」を表す;第三段階=話し手が「対事的モダリティを含む述部内容」を相手―聞き手または読み手―に差し出す心的態度を示すもので、「対人的モダリティ」を表す。このように「対事的モダリティ」も「対人的モダリティ」も「述部内容」を特徴づけるもので、[主―述]文構造において「主部内容」と結合して意味表出的に一体化するのである。
著者
櫻井 義秀
出版者
北海道社会学会
雑誌
現代社会学研究 (ISSN:09151214)
巻号頁・発行日
no.9, pp.74-101, 1996
被引用文献数
1

本稿では、第一に、現代の情報化社会で言説がいかに生成されるか、その過程をオウム真理教事件に関わる言説に則して見ていぎ、現在流通している様々な言説を共通の概念枠組みで記述した。第二に、オウム真理教がなぜかくも急速に信者を獲得・動員して犯罪を行い得たのかという疑問への説明として最も流布し、しかも社会的影響力を持ったマインド・コントロール論を取り上げ、オウム真理教現象の構成のされ方、論者の視点の問題点を社会学的に吟味した。<BR>マインド・コントロールの一般的定義は、(一)破壊的カルト教団による信者の利用、(二)社会心理学的技術の応用、(三)他律的行動支配、の三つの部分から構成されている。(二)は宗教上の入信行為の説明として不十分であること、(三)は社会的行為において論理的な命題を構成できないこと、(一)こそマインド・コントロールの核心であったが、これは価値中立的な認識ではないこと、信教の自由という問題に抵触すること、結局の所、人間の宗教的行為、宗教集団の多面性を理解する上で力がないことを明らかにした。