著者
米陀 佳祐 鈴木 育男 山本 雅人 古川 正志
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.87-88, 2010

進化ロボティクスや人工生命の分野において,自律ロボットの制御に関する研究が行われている.本研究では,自由度の高いボディの変形から環境及びタスクへの適応が期待できるモジュラーロボットに注目し,円環構造のトポロジを持つモデルに対して,3次元物理シミュレーションからロコモーションの進化的獲得を目的とした学習実験を実施する.さらに,大規模モジュールモデルの効率的制御に向けた拡張性に関する議論をする.
著者
山田 佳那 松村 佳子
出版者
奈良教育大学教育学部附属教育実践総合センター
雑誌
教育実践総合センター研究紀要 (ISSN:13476971)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.61-70, 2006-03-31

This research aims at preventing accidents during experiments in science classes. For the purpose we investigated various accidental instances that happen in past time. And in order to make survey of the kind of accidents that students have met, we sent questionnaires to the students of junior and senior high school, and those of the Nara University of Education. The results indicate that there is a coincidence between the accidents that can potentially happen when performing experiments and the safety guidelines which students suppose to follow. In addition, there are several differences for the students with respect to their grades, because of various surroundings, in the image for science, the safety perception and the dangerous experience. This fact may be due to the conditions which students are living in and the reduction in the science class experiments contents caused by changes in the course curriculums. Considering the current measures taken by the Board of Education and the information gathered about accidents during science experiments, we propose how accidents should be prevented when executing experiments in science classes.
著者
原 仁志 Hitoshi HARA 鈴鹿国際大学 Suzuka International Universitiy
出版者
鈴鹿国際大学
雑誌
鈴鹿国際大学紀要 : Suzuka International University journal : campana (ISSN:13428802)
巻号頁・発行日
no.21, pp.139-158, 2014

インターネットが一般家庭に普及して久しい。近年ではスマートフォンやタブレットの普及により、さらにインターネットの利用が進んでいる。これまでパソコンが苦手だった人々も簡単にインターネットを利用できるようになり、また利用者の低年齢化も進んでいる。これにより様々な問題も浮上している。そこで、一般的にインターネットを利用する場合に考えられる様々な事象や解決法について、インターネットリテラシーと定義されるインターネットを利用する際に必要な知識を考える。また教育の場面ではどのようなことを中心に指導するかということについても考察する。
著者
西脇 正倫
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.698, pp.62-63, 2018-10-22

いよいよ、10月末に筆記試験の合格発表を迎える。合格者は11月下旬〜1月中旬に実施される口答試験に挑むことになる。各試問事項に対して60%以上の得点を得るために、想定問答は最低でも100個は準備して臨むことが重要だ。
出版者
国立国会図書館
巻号頁・発行日
vol.平成30年度, 2018-10
著者
高木 恵
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
日本地理学会発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.203, 2010

<B>I.はじめに</B><BR> 我が国では律令期 ,奈良の朝廷を中心とする中央政府は,地方支配のためにその拠点となるべく様々な官衙を設置した.中央政府は,全国を行政単位としての「国」に分け,その下に郡,里を置く「国郡里制」を採用した.その結果,奈良時代末の国数は68に及び,各国には中央政府の出先機関である国府 が設置された.その後,聖武天皇の「国分寺建立の詔」により国府と同数の国分寺が各国に設置されることとなった.<BR><BR><B>II.従来の研究と研究目的</B><BR> 国府,国分寺は比較的早い時期から考古学・宗教学をはじめ,各分野に於いて盛んに研究されてきたテーマの1つである.国府研究の大半が文献資料,遺物および伝来の地名などを検証したものであったが明治時代以降からは本格的な発掘調査を伴う研究へと発展した.<BR> しかし,先行研究では当時の国内の状況を知るためには材料不足ではないかと判断し,GISソフトを使用し,視覚的に検証できる可視領域を抽出することにより当時の国府・国分寺間の関係や,国内における権力の空間認識を再考察できるのではないかと考え,国分寺の塔を中心とした可視領域を抽出することにした.本発表では大宰府が直轄した西海道内の5ヶ国を取り上げ,国分寺塔からの国内可視領域に属する施設を地図上に示すことにより,統治者層の方位・距離認識を考察する糸口を探ることを目的とする.<BR><BR><B>III.国分寺塔の可視領域抽出方法</B><BR> 本発表ではGISソフトとして杉本智彦『山と風景を楽しむ地図ナビゲータ カシミール3D』を使用した.<BR> 「計算中心点」は律令期の各国内主要地域における最大高の人工建造物=国分寺塔,「中心点の標高(高度)」は石田(1962) 岩井(1982)角田(1987)等の研究を元に算出した国分寺塔第4層の高さ,「計算範囲」を国分寺塔を中心に直径15kmとした.さらに1/25,000地形図上に算出された可視領域,各地の発掘調査報告書を用い対象施設(国府・国府関連官衙・国分寺・寺社・道路・郡衙・集落)を重ねあわせた.<BR><BR><B>IV.5ヶ国の国分寺塔可視領域と対象施設分布図比較</B><BR> 従来言われていた通りに国分寺の立地場所に関しては主要道路に近接し,平野部以外では比較的高台にあり,その可視領域もある程度確保されていた.また,周囲に全く集落が存在しない場所に立地してもいなかった.しかし,各国の国分寺塔の可視領域と周辺の施設との関係では各国に違いが出た.<BR><BR><B>V.結論</B><BR> 5ヶ国の国分寺塔の可視領域とその周辺施設の分布を比較した結果,共通点と相違点が見出す事ができた.それらが西海道独自のものであるのか,単に今回の5ヶ国だけがそうであったのかを判断するためにも更に多くの国を調査する必要がある.
著者
田畑 忍
出版者
同志社法學會
雑誌
同志社法学 (ISSN:03877612)
巻号頁・発行日
vol.8, no.6, pp.1-14, 1957-03

論説
著者
森 ます美 Masumi Mori
雑誌
昭和女子大学女性文化研究所紀要 = Bulletin of the Institute of Women's Culture, Showa Women's University (ISSN:09160957)
巻号頁・発行日
vol.41, pp.12-29, 2014-03-31

The wage increase is the inevitable issues to expanding domestic demand for Japan which is faced with the challenge of overcoming deflation. In this situation, since the 2000s, the measuring standard/minimum cost of living has attracted attention for wage increase policy. National trade union centers and researchers measured them. This paper compares four standard/minimum cost of living. Our findings are as follows. The difference in level is large to say the standard/minimum cost of living. Then, to enhance the effectiveness of measuring standard/minimum cost of living for the wage increase policy, the more research on the standard of living and wages being guaranteed to the workers is required.
著者
肥後 温子 寺本 あい 富永 暁子 井部 奈生子
出版者
一般社団法人 日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会誌 (ISSN:13411535)
巻号頁・発行日
vol.46, no.3, pp.221-230, 2013 (Released:2013-08-20)
参考文献数
21
被引用文献数
1

水,バッター生地,食パンを試料とし,スチームコンべクションオーブンの7種類の加熱モードを用いて加熱速度,消費エネルギー量,力学特性を比較した。(1)水温上昇速度,バッター生地の凝固速度,食パンの焦げ速度とも熱風モードに比べてスチームを併用したコンビモードの方が速くなった。(2)180℃の熱風モードを基準とした単位時間当たりの消費電力量は,280℃熱風では1.87倍となり,コンビモード(スチーム100%)では3.62倍(180℃),3.95(280℃)倍となった。(3)180℃の熱風モードを基準とした水,バッター生地加熱時の消費電力量は,280℃熱風では1.37~1.44倍となり,コンビモード(スチーム100%)では2.41~3.01倍となった。(4)食パンの焦げ速度は,庫内温度を180℃から280℃に上げると6倍以上となり,一定の焦げ色にするための消費電力量は庫内温度180℃の1/2以下となった。(5)熱風モードでは加熱時間が長くなると乾燥して硬くなる傾向があるが,コンビモードでは食パンの力学特性の変化が速いにもかかわらず長時間加熱しても硬化が少なかった。
著者
京 明
出版者
香川大学
雑誌
研究活動スタート支援
巻号頁・発行日
2009

「適切な大人(Appropriate Adult)」制度をめぐる裁判例の検討等を契機として、日英間における自白の証拠排除の基本構造の異同、傷つきやすい被疑者の供述の自由に対する日英間の配慮の違い、ひいては虚偽自白の防止に対する日英間の裁判所の姿勢の違いを明らかにした。
著者
里吉 営二郎
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.91, no.8, pp.2325-2328, 2002-08-10
参考文献数
31
被引用文献数
1