著者
椹木 哲夫
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本ファジィ学会誌 (ISSN:0915647X)
巻号頁・発行日
vol.8, no.3, pp.463-467, 1996-06-15
被引用文献数
4
著者
天野 英晴
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SR, ソフトウェア無線 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.36, pp.31-36, 2005-05-04
被引用文献数
5

リコンフィギャラブルシステムは, 処理アルゴリズムを書き換え可能なハードウェアデバイス上で直接実行することにより, 柔軟かつ高性能な処理を実現する.一方, 動的リコンフィギャラブルシステムは, 処理中にハードウェアを動的に変更することにより, 高い面積効率の実現を可能とする.これらのシステムはその柔軟性から将来, ソフトウェア無線に応用されることが期待されている.本年度からソフトウェア無線研究会同様, リコンフィギャラブルシステム研究会も第1種昇格を果たした.本稿では, これらのシステムを概観し, 最近の研究動向を簡単に紹介する.
著者
大石 まり子 西川 光重 蔵田 駿一郎 稲田 満夫
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.21, no.8, pp.733-742, 1978-08-30 (Released:2011-08-10)
参考文献数
20

歳以下で発症した若年発症糖尿病患者36例および30歳以上で発症した成人発症糖尿病患者255例で, 先ず, 注意深い前頸部の触診により, 甲状腺腫の有無を検査した.若年発症群で4例 (11.1%), 成人発症群で35例 (13.7%) にび漫性甲状腺腫をみとめた.成人発症糖尿病で, 甲状腺腫を有するものは, 30歳および40歳台の女性に多い傾向を有し, また, 甲状腺腫を有する群で, 血中抗甲状腺抗体, とくに, マイクロゾーム試験の陽性率が34.3%と極めて高率であった.さらに, 甲状腺針生検, あるいは, 抗甲状腺抗体陽性の所見より, 橋本病と診断されたものは, 37.1%以上あり, それは成人発症群の5.1%以上で, 成人発症糖尿病の抗体陽性率にほぼ一致した。一方, 甲状腺腫を有しない群の抗体陽性率は, 従来より報告されている健康人のそれと大差はなかった.かくして, 成人発症糖尿病での抗甲状腺抗体の出現は, 主として, 橋本病の合併によると推定された.若年発症糖尿病で, 甲状腺腫を有する4症例は, 甲状腺針生検により, 橋本病と診断された.したがって, 若年発症群の橋本病合併率は11.1%で, 従来より報告されている若年者の橋本病有病率1%以下に比し, 極めて高いと考えられた.ここで, 橋本病を合併した4症例を詳細に検討すると, インスリン依存性の比較的重症のものが多く, 全例でマイクロゾーム試験が陽性, しかも, 高抗体価であり, 家族歴が比較的濃厚等の特殊性がみられた.
著者
野村 紘一 西 美智子 島田 保昭
出版者
公益社団法人 日本獣医師会
雑誌
日本獣医師会雑誌 (ISSN:04466454)
巻号頁・発行日
vol.41, no.1, pp.54-57, 1988-01-20 (Released:2011-06-17)
参考文献数
7

われわれは最近, 6ヵ月齢チンチラ種雄猫において, 耳道対輪部内壁に多発性結節性肥厚を伴う慢性外耳炎の1例に遭遇した. 本症は耳道にカリフラワー様肥厚結節を多数形成するとともに耳奥から多量のチーズ様捏粉状分泌物を排出しており, 外耳口はほんんど閉塞していた. 肥厚結節は, 10数倍に増殖した上皮組織からなり, その表面は, 剥離角化細胞がたまねぎ状の集塊をなして堆積し, いわゆる真珠腫様構造を呈していた.本症の発生原因の詳細は不明であるが, 低脂肪食の給与とプロブコールの内服によって症状の緩解が見られたので, 高脂血症が疑われた. また, これが慢性外耳炎を契機とする耳腔内の角化亢進に拍車をかけたものと推察される.本症に関する報告はほとんどなく, きわめてまれな疾病と考えられるが, 人の耳道に発生する真珠腫 (Ohrcholesteatoma) の所見に酷似しているところから, 本症を猫耳道の真珠腫性肥厚症とした.
著者
小此木 克友 近藤 悦子 鈴木 浩
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会技術報告 (ISSN:03864227)
巻号頁・発行日
vol.16, no.63, pp.1-6, 1992-10-16
被引用文献数
4

We have been studying computer graphics for television programs of sport for several years. And, we developed some systems of creating graphics for several sport programs. One is for displaying the names of racers on a race, one is for doing official time records connecting our system with official result systems, and so on. This time, we happily integrated these graphics systems, and developed new sub-systems. Computers in new sub-systems cooperated with each other, automatically measured necessary data and created graphics for television program of 45th FUKUOKA International Marathon.
著者
寺山 圭一郎 小川 明宏 秋葉 崇
出版者
社団法人 日本理学療法士協会関東甲信越ブロック協議会
雑誌
関東甲信越ブロック理学療法士学会 第30回関東甲信越ブロック理学療法士学会 (ISSN:09169946)
巻号頁・発行日
pp.6, 2011 (Released:2011-08-03)

【目的】パーキンソン病の歩行障害のうち、すくみ足の改善に対しての報告を目にすることはあるが、小刻み歩行の改善に対しての報告は少ない。パーキンソン病での歩行は健常人の歩行と比較して、左右への重心移動が少なく、この結果、振り出しが困難となっている。今回、小刻み歩行を改善するために、重心の左右移動を大きくすることを目的として横歩きによるアプローチを行った。 【対象】当院神経内科に検査目的で入院もしくは外来通院中のパーキンソン病患者6例。男性3例、女性3例。平均年齢75±8.9歳。Yahr分類はIIが3例、IIIが3例で、歩行は自立しているものの、小刻み歩行が認められる症例。なお、全例に対して、本研究の趣旨を説明し本人に同意を得た。 【方法】特に指示はせず、5mの快適歩行を2回実施。この時間と歩数を計測。同時にビデオで撮影。その後、平行棒内で3往復の横歩きを実施。この際、(1)真横になるべく大きく足を出すように。(2)下を向かず、前を向いてなるべく遠くを見るように。とだけ口頭にて指示をした。横歩き後、再度、5mの快適歩行を実施。この時の時間と歩数を計測し、ビデオで撮影。撮影したビデオから動作解析ソフトPV Studio 2Dを用いて、5mの中央付近の任意の一歩の歩幅とその身長比を計測。それぞれを横歩き前後で比較。対応のあるt検定にて統計処理を行った。 【結果】横歩き後、歩行時間は平均8.59±3.10秒から7.20±2.37秒、歩数は平均15.3±4.55歩から13.0±3.85秒に減少、歩幅は平均0.31±0.09mから0.37±0.10mと増大が認められた。また、歩幅/身長も平均0.20±0.05から0.23±0.06と、全てにおいて横歩き後で有意に改善していた(p<0.05)。 【考察】パーキンソン病患者の歩行は、脊柱起立筋において持続性の高い筋活動が認められ、体幹が棒状となっているために、重心の左右移動が小さくなっている。さらに、重心の後方への偏移が特徴的で、前傾姿勢により重心を随意的に前方に移動させ、歩行における下肢のステップを維持するための代償として小刻み歩行が認められる。また、前傾姿勢により骨盤回旋が少ないことも歩幅が短くなる要因として挙げられる。横歩き動作では、下肢を横に大きく出すために、体幹の伸展、側屈を伴った一側下肢への十分な体重移動が必要となり、結果として重心の左右移動が大きくなったと考えられる。また、体幹を伸展位に保つことで、体幹の可動性が向上し、回旋要素が出現したことで歩幅が大きくなったと考えられる。

1 0 0 0 OA 左利の遺傳

著者
西川 正男 伊藤 進
出版者
日本民族衛生学会
雑誌
民族衛生 (ISSN:03689395)
巻号頁・発行日
vol.11, no.5, pp.416-426, 1943-11-20 (Released:2010-11-19)
参考文献数
13
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.206, pp.40-47, 2010-06

Part1で見てきたように、システム稼働の直前には予期せぬ問題が頻発し、突発的な作業を強いられる。しかも残された時間はほとんどなく、時間と人のやりくりが極めて難しい。稼働直前の現場は修羅場になることが多く、"静かな稼働"を迎えるのは至難の業である。Part2ではこの難題に切り込む。 ここでいう「稼働直前」とは、システムテスト終了後から稼働開始までを指す。
著者
小野 豪朗 寺田 竜太 奈良 武士
出版者
佐賀大学海浜台地生物環境研究センター
雑誌
Coastal bioenvironment (ISSN:13487175)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.67-76, 2003-12 (Released:2011-03-05)

原虫トリパノソーマ・クルーズが引き起こすシャーガス病は有効な治療法がなく、ラテンアメリカにおいて公衆衛生上問題となっている。そこで、我々は、新規シャーガス病治療薬の開発を目的に、日本沿岸より採取した計341種の海藻のMeOHならびにPBS抽出液を対象にして、組換えトリパノソーマ・クルーズジヒドロオロト酸脱水素酵素(rTcDHOD)に対する阻害活性のスクリーニングを行った。その結果、6種の海藻のMeOH抽出液ならびに3種の海藻のPBS抽出液に20%以上のrTcDHOD阻害活性が観察された。中でも、褐藻イシゲのMeOH抽出液は42%もの高いrTcDHOD阻害活性を示し、試験した30~121℃並びにpH3~10域で安定であることが明らかとなった。また、その抽出液は濃度依存的なrTcDHOD阻害活性を示し、正常ヒト線維芽細胞(HDF)に対して250μg/mlまでの濃度おいて毒性は観察されなかった。これらのことより、褐藻イシゲには新規シャーガス病治療薬の開発に有望なrTcDHOD阻害物質の存在が明らかとなった。
著者
Yoshiyuki Suzuki Yuki Kobayashi Masayuki Horie Keizo Tomonaga
出版者
日本遺伝学会
雑誌
Genes & Genetic Systems (ISSN:13417568)
巻号頁・発行日
vol.89, no.3, pp.143-148, 2014-06-01 (Released:2014-12-04)
参考文献数
46
被引用文献数
1 12

Endogenous bornavirus-like nucleoprotein (EBLN) elements are nucleotide sequences homologous to the bornavirus N gene that have been identified in animal genomes. EBLN elements are considered to have been generated through reverse transcription of bornavirus N mRNA, mainly with the aid of long interspersed element-1 (LINE-1). The genome of thirteen-lined ground squirrels (Ictidomys tridecemlineatus) contains an EBLN element, itEBLN, which is thought to have been integrated less than 8.5 million years ago (MYA). However, it was also reported that the LINE-1 activity on this lineage was lost 4-5 MYA. Here, molecular evolutionary analyses were conducted to gain insights into the integration time of itEBLN. In a phylogenetic analysis of bornavirus N and itEBLN, using an EBLN element from cape golden moles (Chrysochloris asiatica) (caEBLN) as the outgroup, the integration time of itEBLN appeared to be close to the time of the most recent common ancestor (MRCA) for bornavirus N. From an analysis of genomic sequences for bornavirus strains isolated at different time points, the time of the MRCA for bornavirus N was estimated to be < 0.3 MYA. These results suggest that the integration time of itEBLN was much later than the loss of LINE-1 activity, supporting the non-LINE-1-mediated integration of itEBLN.
著者
髙橋 龍介 萩原 礼紀 龍嶋 裕二 角田 亘
出版者
JAPANESE PHYSICAL THERAPY ASSOCIATION
雑誌
日本理学療法学術大会
巻号頁・発行日
vol.2012, pp.48101495-48101495, 2013

【目的】人工膝関節置換術(以下TKA)施行患者の歩行解析は広く行われているが,その多くは片側TKAを対象としている.しかし,歩行は一側では成立しない動作のため,非術側の影響を受ける.また,変形性膝関節症(以下KOA)においては両側罹患している症例が多いために非術側の影響は顕著になる.特に,KOA患者の歩行時の訴えとして立脚期の疼痛が多い.そこで今回,両側KOA患者に対して両側同時TKAを施行された患者の歩行周期の区間時間比率に着目して,立脚期の時間変化を把握する目的で三次元動作分析を実施し,手術前後で比較・検討したために報告する.【方法】当院整形外科にて両側同時TKAを施行し,当科で術後に理学療法を施術した症例のうち,関節リウマチを除いた独歩可能な両側KOA8例(女性7例,男性1例)とした. 平均年齢74.1±5.0歳,全例横浜市大分類Grade4及び5,術後19.1日で退院した.術前の平均FTA右188.9±8.0°左191.6±8.1°,平均膝ROMは屈曲右122.0±14.1°左115.6±18.0°,伸展右-10.0±8.5°左-9.4±13.5°であった.測定日は,手術前日と退院前日に実施した.測定課題は,10mの直線歩行路上における自由歩行とした.測定前に複数回の試行を実施し動作に習熟させた後に5回測定した.被験者の体表面上位置に直径15mmの赤外線反射標点を貼り付け,空間座標データを計測した.測定は,歩行が定常化する4歩行周期目以降の位置に補正空間を設定し,空間内を移動する反射標点を三次元動作解析装置により撮影した.サンプリング周波数は120Hzとした.解析方法は,観測データをPCに取り込み,平均的な波形を抽出するために,最小二乗法により最適化を行い,位相を合わせ平均化した.計測した1歩行周期を,画像データから各歩行周期に分類した.歩行速度,左右重複歩距離・時間,歩行周期の区間時間比率を3次元動画計測ソフトにて求めた.測定された値は,5次スプライン補間により補正し,小数点2桁目を四捨五入した.対応のあるT検定にて左右脚と術前後での有意差を求めた.有意水準は5%未満とした.測定項目は平均±標準偏差で表記した.【説明と同意】主治医同席のもと,本研究の目的および方法について,十分に説明し書面にて同意を得た.本研究は,本学医学部の倫理委員会の承認を得ておこなった.【結果】術前の速度0.7±0.2m/sec,右重複歩距離86.1±17.5cm時間1.2±0.2sec,左重複歩距離85.6±17.0cm時間1.2±0.2sec,歩行周期の区間時間比率の右脚はHS-FF6.6±1.8%,FF-MS3.4±2.3%,MS-HO29.8±5.1%,HO-TO16.1±3.5%,TO-HS44.1±5.7%,左脚はHS-FF7.6±2.2%,FF-MS1.9±1.3%,MS-HO27.3±3.1%,HO-TO17.4±5.4%,TO-HS45.9±5.2%であった.術後の速度0.6±0.1m/sec,右重複歩距離84.9±13.2cm時間1.3±0.1sec,左重複歩距離84.2±12.9cm時間1.3±0.1sec,歩行周期の区間時間比率の右脚はHS-FF6.3±1.6%,FF-MS2.3±1.1%,MS-HO34.6±3.7%,HO-TO13.4±2.4%,TO-HS43.5±2.8%,左脚はHS-FF7.3±1.3%,FF-MS2.1±1.4%,MS-HO32.1±7.3%,HO-TO12.5±5.3%,TO-HS46.0±4.9%となった.比較した左右脚と術前後すべての項目において有意差は認められなかった.【考察】測定した項目は左右同様の傾向を示し,平均値を術前後で比較するとMS-HOが拡大し,HO-TOが短縮する傾向を示した.これは,TKAによってアライメントが矯正され,術後の理学療法で再獲得したアライメントに合わせた効率的な運動学習が得られたことで,片脚で安定した荷重制御が可能となりHOのタイミングが延長されたと考えた.術前後で有意差が認められなかったことは,術後2週間で自由歩行は可能となったが術前の状態を上回るほど改善には至らなかったためと考えた.しかし,片側TKA後に1~2週では歩行能力は低下し,3~4週に術前の状態を上回るとの先行研究がある.そのため,今後に術前の状態を上回ると予測されることから,引き続き経時的に変化を追って状態を把握する必要がある.【理学療法研究としての意義】今後増加する高齢手術対象者に対応するため,術後により効率的な理学療法を行うことが必要となる.そのためには,詳細な動作様式を把握し,術前より術後の状態を予測することが重要と考える.
著者
戸倉 英美
出版者
東京大学東洋文化研究所
雑誌
東洋文化研究所紀要 (ISSN:05638089)
巻号頁・発行日
no.102, pp.p373-519, 1987-02

本文分析漢魏六朝各代詩賦裏所看到的「自然描寫」的欒化,而研討在這些時代裏所産生的一系列把「自然空間」形象化的方式,和其他欒化過程。各章所討論的主要問題,如下。(1)漢賦:漢賦裏排列許多事物,鳥獸草木,城邑宮苑,無一不擧,而相反地,對於「内無一物」的「空間」,漢賦裏毫無表現。漢賦作者似乎認爲:缺落具体事物的「空間」,完全没有意義。(2)古詩:漢代古詩裏所看到的主題是「時間枉過」的悲哀,却找不到「遙隔千里」的寂寞。他們描寫自然時,只有「自然是隨時欒化」的觀點,但是缺乏「自然是構成空間」的觀點。(3)曹植:曹詩是中國文學史上第一次從上述「自然是構成空間」的觀點來描寫自然(王粲可視爲他的先驅)。但是他經常表現自然界的激烈運動,大有要擾乱這些「空間」的意味,總之,似乎不能安身於「空間」。(4)阮籍:阮詩表現出一種比曹詩更廣大而更空虚的寂寞空間,但是他對于「空間」的感覺,還是不能脱離消極的意義。(5)陶淵明:他一方面繼承阮詩的寂寞空間,但?一方面,開拓出一種自己可以安身的自然空間。在此,「空間」獲得了一些積極意義。(6)謝靈運:大謝詩還没有直接表現「空間」。但他覺察到有一些缺乏具体性的氣雰情緒,比如「清暉・餘清」,而企圖把它形象化。結果開闢出一種跟曹阮不同的新的空間描寫。(7)謝?:小謝詩站在一種遠近感覺上,把大謝所未直寫的「空間」,更積極地,更直接地表現出来。由此,他的詩很接近於懐有廣闊「空間」的唐詩風韻。據此可見,從一種充満萬物,毫無「空間」的漢賦開始,發展到後漢魏晋六朝,詩人之間逐漸釀成「空間有意義」的感覺,從而對於「空間之美」的審美感和關于「遠近之感」的表現一歩一歩地擴大開来,最後到了唐代,終于出現了一大套遠近凝聚,雄偉遼闊的山川美景。唐詩所達到的境界,可以説是反映了一種「世界是無限」的觀念。