著者
吉田 文和
出版者
北海道大学經濟學部
雑誌
経済学研究 (ISSN:04516265)
巻号頁・発行日
vol.29, no.4, pp.p953-991, 1979-11
著者
吉田 忠裕 田中 太郎
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー = Nikkei ecology (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.204, pp.50-53, 2016-06

本社機能の一部を開発・製造拠点が集中する富山県黒部市に移転する。同時に、電力を極力使わないパッシブな暮らしを提案する街の開発を進める。聞き手田中 太郎/本誌編集長
著者
吉田 隆
出版者
日本国際観光学会
雑誌
日本国際観光学会論文集
巻号頁・発行日
vol.20, pp.123-127, 2013

「2010年までに訪日外客1000万人」を目標に始まったビジット・ジャパン・キャンペーン(以下、VJCと省略する。)は、当初順調に訪日外客数を増加させたものの、2008年に発生したリーマン・ショックの影響を受け、2010年の訪日外客数は861万人にとどまった。しかし、訪日客の動向を市場別にみると、中国、タイ、シンガポールのように訪日客を2002年の倍以上増加させた市場がある一方、英国などは減少させており、市場によって成果に大きな違いがある。VJCの成果を評価する際には、このような市場別の視点が重要である。本論は、VJCの成果を踏まえた今後の施策の検討をするために、訪日客の動向を市場別、期間別に分析したものである。
著者
梁川 哲雄 吉田 秀夫 由良 義明 浦田 満 永峰 伸一 佐藤 光信
出版者
社団法人 日本口腔外科学会
雑誌
日本口腔外科学会雑誌 (ISSN:00215163)
巻号頁・発行日
vol.32, no.8, pp.1516-1521, 1986
被引用文献数
1

The most effective treatment for adenoid cystic carcinomas arising from minor salivary glands is surgical removal of primary lesion including the wide safety margin. However, it is well known that the salivary gland tumors have poor prognosis and high frequency of metastasis. Therefore, the multidisciplinary therapy that prevents effectively recurrence and metastasis is needed.<BR>Two cases of adenoid cystic carcinoma of the maxillary sinus were treated according to the follwing multidisciplinary method. Case 1 (T3NOMO by JJC proposal): The patient had surgical removal of the affected maxilla and then radiation therapy. Four weeks later, adjuvant chemotherapy (Adriamycin and Cisplatin) was performed. In addition, UFT and OK-432 were administered continuously up to date from the onset of the treatment. Consequently, the patient remains be disease-free 24 months postoperation. Case 2 (T4NOMO by JJC proposeal): The patient was treated with the multidisciplinary methods such as surgical reduction of a tumor-burden, radiation therapy, intraarterial infusion of cisplatin and 5-FU into a superficial temporal artery and intradermal administration of OK-432. Thereafter, complete regression of the primary tumor was observed. However, metastasis was detected in the regional lymph nodes, which were subjected to radical neck dissection. The patient remains be disease free 8 months postoperation. These findings indicate that the multidisciplinary therapy may improve the prognosis of adenoid cystic carcinoma of the maxillary sinus.

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著者
吉田伝次 著
出版者
日新堂
巻号頁・発行日
1876
著者
吉田 直之 加瀬 篤志 田地川 勉 板東 潔
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
流体工学部門講演会講演論文集 2013 (ISSN:24242896)
巻号頁・発行日
pp._1202-01_-_1202-03_, 2013-11-09 (Released:2017-06-19)

The purpose of this study is elucidating the mechanism of mosquito's flight. The motion of mosquito's wings consists of three representative motion; flapping, lead-lug and feathering motion. The feathering motion is a rotational movement which is centering on a wing leading edge. The mosquitoes are performing this motion passively produced by fluid forces and so on. In order to build the enlarged model which simulates this motion, we need to measure the stiffness of the mosquito's wings. The bending stiffness of the mosquito's wings were measured by the experiment using a cantilever. The enlarged wing model was designed based on its results. We observed the flapping motion of the enlarged wing model in the very low velocity wind tunnel and verified whether the feathering motion can be simulated.
著者
吉田 真二 山崎 喜比古
出版者
日本公衆衛生学会
雑誌
日本公衆衛生雑誌 (ISSN:05461766)
巻号頁・発行日
vol.68, no.4, pp.241-254, 2021-04-15 (Released:2021-04-23)
参考文献数
57

目的 高齢者のQOL支援のため,健康かつ前向きに生きる力概念を包含した動態的なライフを生命・生活・人生の3つの次元で捉える主観的QOLを測定する尺度の開発を試み,その信頼性と妥当性を検討することである.方法 文献調査,慢性疾患患者へのインタビューを行い項目を作成し,3つの次元各々が1項目ずつの計3項目から成る主観的QOL尺度を完成させた.本尺度は,質問項目に参照期間を設け,誰にでもある生活や人生の浮き沈み双方の日数比をVisual Analogue Scale(VAS)による7件法で自己評価を行うものである.本調査では,病院の外来患者や,地域包括支援センターなどの紹介によりリクルートした70~84歳の在宅高齢者100人を対象に,他記式質問紙調査を行った.信頼性の検討は,Cronbach α(以下α),Item-Total(以下I-T)相関分析,項目削除時のα係数の算出により行った.内容妥当性の検討は,自由回答の内容分析に依った.構成概念妥当性の検討は,階層的重回帰分析を行い,抽出された主観的QOLの関連要因の意味内容を検討し,また先行研究との一致も確認した.結果 信頼性の分析では,α係数は0.898であり,I-T相関と項目削除時のα係数のいずれも基準値をクリアできており,一定の信頼性が確認できた.内容妥当性の検討では,3つの次元各々で抽出したカテゴリは共通性と固有性からなることがみてとれ,ともにQOLの各次元の概念の特徴を示しており,内容妥当性が概ね確認できた.構成概念妥当性の検討では,就労している者,役割や経済的にゆとりが有る者,利用中の介護サービスが1つの者よりも2つ以上の者,主観的健康管理能力やソーシャルネットワーク,Sense of Coherence(以下SOC)が高群の者は主観的QOLが有意に高かった.また,主観的QOLは,SOCの有意味感と経済的にゆとりが有ることとに有意な関連性がみられ,これらの結果は先行研究と一致しており,構成概念妥当性が確認できた.結論 本尺度の信頼性と妥当性が概ね確認でき,使用可能性が示された.
著者
吉田 真理子
出版者
武蔵大学経済学会
雑誌
武蔵大学論集 = The journal of Musashi University (ISSN:02871181)
巻号頁・発行日
vol.67, no.1, pp.21-27, 2020-03

経済学部70周年記念論文集論文
著者
吉田 渡 小町 利治 本間 義規 唐木 瞳 藤谷 順子
出版者
公益社団法人 日本義肢装具士協会
雑誌
POアカデミージャーナル (ISSN:09198776)
巻号頁・発行日
vol.28, no.4, pp.211-204, 2021 (Released:2021-03-09)
参考文献数
9

足関節背屈制限が生じている血友病患者の靴およびインソールに補正を加えたときの歩行への影響を、歩きやすさの主観評価と歩行速度、歩幅、重心移動距離を用いて評価した。2019年に実施された血友病リハビリ検診会の参加者で、靴およびインソールの補正を希望した4名を対象とした。補正後の歩きやすさの主観評価は、対象者4名すべてが歩きやすさを自覚した。補正前後で10 m歩行を比較した結果、歩行速度、歩幅の改善は認められなかった。重心移動距離は第2仙椎レベルでの左右移動量の増加が認められた。靴およびインソールに補正を加えることで、足関節の背屈可動域制限により荷重が十分に行えていなかった状態が改善される結果が示された。
著者
勝股 理恵 二木 美保 北澤 みどり 高橋 沙織 吉田 育恵 蜷川 紀子 枳穀 豊 木内 幹
出版者
防菌防黴研究会
雑誌
防菌防黴 = Journal of antibacterial and antifungal agents (ISSN:03855201)
巻号頁・発行日
vol.32, no.7, pp.349-356, 2004-07-10
参考文献数
14

ジャムの加工工程中に生成するフルフラールによるAspergillus flavus IAM2872に対する生育阻止効果について調べた。1.糖濃度約50%の13種類のジャムを試作して性状を検討した結果、pHは3.05-3.50で平均3.26、糖濃度は48.4-51.6%で平均50.4%、水分活性は0.949-0.963で平均0.954であった。ジャムの間に大きな差は見られなかった。2.試作したジャムのフルフラール含量は、0.05μl/g(リンゴジャム)-9.3μl/g(レモンマーマレード)であった。3.ジャム平板においてIAM2872の生育が良かったのは、チェリージャム、カシス、イチゴ、オレンジマーマレード、ラズベリー、ブルーベリー、ミックスジャムであった。生育が悪かったのは、アンズジャムで30日間まったく生育しなかった。コロニーの中心部は多くの場合青緑色をしているが、白桃、リンゴジャム、レモンマーマレードでは菌糸が透明でジャムの色と見分けるのは可能だが困難であった。また、クランベリージャムではそれを見分けるのも困難であり、いずれも鮮明に見るのがむずかしかった。4.フルフラール添加時におけるIAM2872の生育は、クランベリージャムではフルフラール0.10μl/g添加で、チェリー、ラズベリージャムでは0.20μl/gで、リンゴジャムでは0.25μl/gで、30日間完全に阻止された。以上の結果、フルフラールは低濃度で、ジャムの腐敗の原因となるIAM2872の生育を抑えることができ、ジャムの日持ち向上剤として利用できるものであることが明らかとなった。
著者
吉田 久美 尾山 公一
出版者
名古屋大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

花色素アントシアニンの機能性研究、および生合成・膜輸送研究のさらなる展開を目指し、柔軟かつ効率的なアントシアニンの化学合成法の研究を行った。アントシアニンの生合成における鍵酵素であるアントシアニジン合成酵素(ANS)が酸化酵素であることにヒントを得て、配糖化フラボノールの金属還元によるアントシアニン合成を試みた。本反応が、フラボノール体からフラベノール体への還元と次のアントシアニンへの空気酸化の二段階の反応であることを明らかにした。さらに、種々の母核および配糖化様式のフラボノール体へ本反応を適用し、汎用性の高い反応であることを確認できた。
著者
江守 陽子 青木 和夫 吉田 義之
出版者
Japan Ergonomics Society
雑誌
人間工学 (ISSN:05494974)
巻号頁・発行日
vol.31, no.6, pp.369-377, 1995-12-15 (Released:2010-03-11)
参考文献数
28
被引用文献数
3 2

揺りかごによる振動刺激が新生児にどのような影響を与えるかを, 新生児の啼泣と生理学的指標に着目して検討した. 健康新生児54名を対象に, 振動周波数1Hz, 振幅55mm, 加速度1m/s2, Z軸方向, 正弦波振動を5分間負荷した. その結果を要約すると次のとおりである.(1) 揺りかごの振動刺激は新生児の啼泣を速やかに停止させる効果が認められた. (2) 揺りかごの振動刺激は啼泣中の新生児の心拍数, 末梢体表面温度, CVR-Rを減少させ, 呼吸数を増加させた. (3) 揺りかごの振動刺激は睡眠中の新生児の末梢体表面温度, CVR-Rを減少させ, 呼吸数を増加させた. (4) 今回使用した振動刺激は, 啼泣している児については鎮静化する効果が認められた. しかし, 睡眠中の児には覚醒へと導く強い刺激となった. 今回の実験で用いた加速度は, 新生児の啼泣を停止させるためには十分な加速度であると考えられたが, 睡眠中の児に対しては覚醒を引き起こすため, もっと弱い加速度の振動が望ましいと考えられた.
著者
吉田 有里 上甫木 昭春 田原 直樹 澤木 昌典
出版者
一般社団法人 環境情報科学センター
雑誌
環境情報科学論文集
巻号頁・発行日
vol.16, pp.31, 2002

本研究は、道路拡幅や区画整理などにより寺社や民家の敷地内から道路上にはみ出して位置することになった路傍樹についてその現状を把握し、継承のあり方を考察することを目的とした。調査対象木は大阪市内に現存する23本とし、現地調査とヒアリング調査により路傍樹の現状を把握すると共に、3箇所の路傍樹を選定して、周辺住民に対するアンケート調査を行った。その結果、路傍樹に対する認知度は高く、好評価を得ており保全意識も高いが、管理への参加意向が低いことが問題であることが明らかとなった。また、対象木をよく知っている人ほど保全意識、管理への参加意向が高く、路傍樹に対する認知度を高めることが重要であると考えられた。