著者
山崎 明敏
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.226, pp.110-113, 2008-08

訪問介護事業所を経営しており、登録ヘルパーの振る舞いに手を焼いています。「子供が熱を出した」と言っては突然休むヘルパーや、雨が降ると平気で遅刻する人もいるありさま。注意してもなかなか直りません。きちんと業務をこなしてもらいたいのですが、諦めるしかないのでしょうか?回 答そんなことはありません。
著者
新谷 寿美子 堀 裕子 山内 知子 山崎 清子
出版者
The Japan Society of Home Economics
雑誌
家政学雑誌 (ISSN:04499069)
巻号頁・発行日
vol.26, no.4, pp.271-276, 1975-07-20 (Released:2010-03-10)
参考文献数
8

ゼラチン・アガーゼリーについて, 寒天とゼラチンの濃度を各4水準とし, 二元配置法によって実験した. その結果, 次の点が明らかになった.1) 凝固温度はゼラチン濃度 1~3% までは寒天の凝固温度に近く, 寒天濃度の増加とともに高くなる. ゼラチン濃度が 4% になると, 寒天濃度 0.3% ではゼラチンの凝固温度に近くなり, 0.5~0.9% では寒天の凝固温度より低下した.2) 融解温度はゼラチン濃度 1~3% までは寒天の融解温度に近く, 寒天濃度の増加とともに高くなるが, ゼラチン濃度が 4% になると低下する.3) 透過率はゼラチンまたは寒天のみのゼリーの透過率より減少する. 各ゼラチン濃度で寒天濃度の増加とともに低下するが, ゼラチン濃度が 3~4% になると寒天濃度間の透過率の差はきわめて少なくなる.4) ゼリー強度は寒天とゼラチンの濃度の増加とともに大きくなり, 凹みの大きさは寒天濃度の低いほど, ゼラチン濃度の高いほど大きくなる. 軟かさは寒天とゼラチン濃度の増加とともに小さくなるが, 寒天濃度 0.7~0.9%ではゼラチン濃度間の差はほとんどみられない.5) たわみ率は寒天とゼラチン濃度の増加に伴い小さくなる.6) 離漿率はゼラチン濃度の増加に伴い減少するが, ゼラチン濃度 3~4% では寒天濃度間にほとんど差がない.7) 食味の評価が普通以上で, 120 分たっても変形しないゼリーは, ゼラチン 1% に寒天 0.7~0.9%, ゼラチン 2% に寒天 0.5~0.7%, ゼラチン 3% に寒天 0.5%をそれぞれ混合したものである. またゼラチン 1% に寒天 0.5%, ゼラチン 3% に寒天 0.3%, ゼラチン4%に寒天 0.3% のゼリーは形は保っているが変形しやすい状態である.
著者
幕内 博康 熊谷 義也 山崎 栄龍 掛川 暉夫 片桐 誠 有森 正樹
出版者
一般社団法人日本消化器外科学会
雑誌
日本消化器外科学会雑誌 (ISSN:03869768)
巻号頁・発行日
vol.12, no.8, pp.486-491, 1979-08-01
被引用文献数
1

逆流性食道炎の発生機序は LESP が低く, かつ gastrin に対する反応の悪いものに逆流が起こり, 逆流液が長く食道内に停滞することによると考えられる. これに腹圧と逆流液の酸度が影響を及ぼしている. この仮説を食道内圧 pH 測定, gastrin 負荷試験, 酸排出試験を施行して確かめた. 逆流性食道炎の診断には食道内視鏡が最も重要であるが, 食道炎の予後を知るにはこれらの機能検査が必要である. 逆流性食道炎の治療は原則として保存的に行い, (1) ファーラー位で上体を高くして寝る. (2) 食後3時間以上たってから床につく, (3) LESP を上昇させる薬剤の投与, (4) 制酸剤粘膜保護剤の投与, (5) 肥満があれば標準体重へ戻す. などが有効である.
著者
山崎 統道
出版者
福岡国際大学・福岡女子短期大学
雑誌
福岡女子短大紀要 (ISSN:02860546)
巻号頁・発行日
vol.53, pp.43-56, 1997-07-11

女子短大生の食生活, 自覚症状の訴え, 身体活動および, 食生活と身体活動との関連について調査・検討した。結果は次の通りである。1. 対象者は地方都市に居住し, 自宅通学生が主体である。週1∿2日休めるもの85.2%, 規則正しい生活をしているもの12.2%, ストレス正常者35.4%, 自分は健康であるとするもの45.5%であった。2. 対象者の食習慣は79.7%のものが少し悪い, 悪い状態であった。3. 自覚症状の訴えとして「ねむい, あくびがでる, 横になりたい, 全身がだるい, 根気がなくなる, イライラする, 肩がこる, 時々立ちくらみしそうになる等の症状」であった。4. 対象者の81.0%のものが運動不足がち, 運動不足であった。5. 食習慣が悪くなるにつれて体の動きが悪くなり, 体の動きが悪いものは食習慣も悪くなる傾向がみられた。
著者
奥村 晃史 下川 浩一 山崎 晴雄 佃 栄吉
出版者
公益社団法人 日本地震学会
雑誌
地震 第2輯 (ISSN:00371114)
巻号頁・発行日
vol.46, no.4, pp.425-438, 1994-03-14 (Released:2010-03-11)
参考文献数
25
被引用文献数
9 19

The middle section of the Itoigawa-Shizuoka Tectonic Line (Middle ISTL) is an active fault system that extends NW-SE for 50km from Matsumoto to Kobuchizawa, in central Japan. The Middle ISTL is characterized by high average slip-rate reaching 8 to 10mm/yr during the Late Pleistocene and Holocene. This is one of the highest slip-rate reported from active faults on land in Japan. Empirical relation between slip-rate and recurrence time indicates that the Middle ISTL may rupture more than once a thousand year. The previously known recurrence time estimates of 3500 to 5000 years were significantly longer than the expected recurrence time. The last faulting event on the Middle ISTL most likely occurred in 841 A. D. according to historic record and paleoseismological works. Since the elapsed time is about 1152 years, the estimation of recurrence time is critical to evaluate the potential of next earthquake. In order to know the history of recent faulting events, we excavated the Gofukuji fault, the northernmost segment of the Middle ISTL at Namiyanagi, south of Matsumoto. Investigation of 6 trenches, 3 test pits and topography around the trenches brought following results. The ages of three most recent faulting events are 445-1386 A. D., 150-334 A. D., and 839-189 B. C. The recurrence time is between 111 and 1236 years. Assuming the correlation of the last event with the 841 A. D. event, the recurrence time is estimated to be 338 to 1172 years. Average recurrence interval in this case ranges 515 to 840 years. The elapsed time of 607 to 1152 years is probably longer than the recurrence time. The average slip rate of the fault since c. a. 6000 B. C. is 9.4±4.5mm/yr left-lateral. The left-lateral coseismic slip during the last event is estimated as 7.5±1.5m.
著者
飛松 敬二郎 山崎 浩之
雑誌
研究報告コンピュータと教育(CE)
巻号頁・発行日
vol.2015-CE-129, no.12, pp.1-12, 2015-03-14

工学院大学では 2013 年 9 月から情報処理演習室で仮想デスクトップの運用を開始した.全学部の 1 年生の情報基礎教育科目を初め,演習室を利用する他の多くの専門教育科目も仮想 PC を利用する形態に移行し,授業時の安定したデスクトップ環境の利用が実現している.本稿では本学における仮想化基盤の概要と仮想デスクトップ環境および教育利用の現状を報告する.
著者
山崎 晴雄 佃 栄吉 奥村 晃史 衣笠 善博 岡田 篤正 中田 高 堤 浩之 長谷川 修一
出版者
日本地質学会
雑誌
地質学論集 (ISSN:03858545)
巻号頁・発行日
no.40, pp.129-142, 1992-12-15
被引用文献数
6

中央構造線(MTL)は西南口本を南北に二分する主要な地質構造線である。この断層は第四紀における日本で最大級の右横ずれ活断層でもある。その活発な活動度にも拘らず, MTLに沿っては歴史地震の発生は知られていない。長期的な地震予知や災害アセスメントに有効な最近の地質時代における断層の運動史を知るため, 1988年の夏中央構造線活断層系の一部である西条市近傍の岡村断層でトレンチ発掘調査を行なった。5つの小トレンチとそれらを繋ぐ細長い溝で構成される調査トレンチでは, 更新世末から歴史時代までの5つの地層ユニットと, それらの顕著な断層変位が認められた。各ユニットの堆積時期は地層中に含まれる有機物試料の^<14>C年代と土器片の考古学的編年によって決定された。断層は2000年前〜4世紀に堆積したIIIb層を切り, 7世紀以降に堆積したIIIc層に覆われるので最終活動時期は4〜7世紀と推定された。この値は1984年に行なわれた同じ断層の発掘調査結果と一致する。また, これ以外の断層活動時期も地層の不整合や変形構造に基づいて識別された。
著者
山崎 潤一郎
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.470, pp.104-107, 2006-09-15

連載の最終回となる今回は,「通信と放送の融合」のこの1年の動きを総括する。制度面で改革が動き始めるも,ユーザー視点ではほとんど変化はなかった。一方で「YouTube」のようなネットの動画共有サイトが爆発的な人気を集めている。その人気の裏に日本のテレビ業界の課題が明確に見えてくる。
著者
添田 一弘 石井 正則 福田 佳三 近澤 仁志 山崎 ももこ 吉田 茂 中村 将裕
出版者
耳鼻咽喉科展望会
雑誌
耳鼻咽喉科展望 (ISSN:03869687)
巻号頁・発行日
vol.49, no.3, pp.118-123, 2006-06-15 (Released:2011-03-18)
参考文献数
12

高齢化社会を迎えるにあたり, めまい・平衡機能の低下する症例の増加が予想されている。しかしながら, 平衡機能に対して体性感覚による姿勢制御の関係を調べた研究報告は本邦では少ない。そこで, 今回我々は指先接触による体性感覚と姿勢制御に関する詳細な研究を行った。その研究の解析のために, 指先接触の圧測定と重心動揺検査の関係を分析する新たな解析システムを開発した。被験者はインフォームドコンセントの得られた健康成人9名とした。その結果, 指先接触による身体の安定化が有意に示された。また視覚情報のない閉眼時には, 被験者は指先接触への依存が大きくなることが示され, 平衡機能の体性感覚として, 指先接触は重要な情報となることを示す結果が得られた。
著者
山崎 小万 土屋 治美 朴 載玉
出版者
一般社団法人日本調理科学会
雑誌
調理科学 (ISSN:09105360)
巻号頁・発行日
vol.16, no.2, pp.104-109, 1983-06-20

12種類のフランクフルトソーセージのテクスチャーを知る目的で,テクスチュロメーターを用い,硬さ・もろさ・剪断力・弾力性の一部である腰の強さを測定し,併せて官能検査を実施し,次のような結果が得られた。1)機器測定による硬さと官能検査による硬さの評点との間に,高い相関が得られた。 2)機器測定による剪断力と官能検査による硬さの評点との間にも高い相関が得られた。3)好まれたソーセージの硬さは,2〜2.5kg T.U.・剪断力は1〜1.5kg T.U.・弾力性の一部である腰の強さは,3.3〜4.0であった。
著者
山崎 その 伊多波 良雄 宮嶋 恒二
出版者
京都外国語大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

本研究では、大学を教育・研究・社会サービス等を生産する主体と捉え、その活動を効率性の視点から定量的に分析した。さらに、効率性に影響を与える要因として大学の内部要因(大学の使命・計画、組織構造、構成員、ガバナンス)と外部要因(補助金制度・認証評価制度)との関係を考察した。分析の結果、外部要因は学長のリーダーシップに影響を与え、大学の理念・目標・計画の遂行にはマネジメント機能が影響を与えていることが明らかになった。一方、効率性は大学の理念・目標・計画の遂行に間接的ではあるがマイナスの影響を与えており、教育の質保証と経営の効率性を両立させるには、何らかの工夫が必要であることも明らかになった。
著者
田中 貴宏 三笠 友洋 内平 隆之 山崎 義人 重村 力
出版者
Architectural Institute of Japan
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.79, no.698, pp.933-938, 2014
被引用文献数
4

"Yato" is a landscape unit that is horseshoe-shaped flatland surrounded by the hill in three directions. In the hilly cities, such as Yokohama, many Yatos can be seen. Some previous researches mention about the importance of Yato from the perspective of ecological, hydrological, thermal environmental and social aspects. This study aims to developing the method for making Yato map by using GIS and DEM, and also classifying all Yatos based on the land use in Yokohama. By comparing previous researches, it becomes clear that this method is suite for making Yato map. Actually, Yato map is made in Yokohama and 4657 Yatos are extracted. It was also found that about 50% of all Yatos are already developed as low-rise residential areas, and about 30% are still undeveloped, by overlaying Yato map and land use map. Evaluating each Yatos from the perspective of natural and social environments will be needed as a future work.
著者
山崎 利治
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.25, no.9, 1984-09-15
被引用文献数
31 21