著者
高田 雄一 矢崎 香苗 岩本 浩二 飯島 光博 又村 貴大 山本 可奈子 宮本 重範
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.31, no.6, pp.893-896, 2016 (Released:2016-12-22)
参考文献数
11

〔目的〕足部形状に変形のない健常足と内側縦アーチが低下した扁平足では地面へ接する部位は異なる.扁平足は足底感覚閾値にどのような影響を与えるのか検討することであった.〔対象と方法〕対象は健常群22名,および内側縦アーチが低下している扁平足群21名とした.モノフィラメント圧痛計を用いて9つの足底部位(母趾中央,示趾中央,中趾中央,環趾中央,小趾中央,母趾球,小趾球,内側縦アーチ中央,踵中央)において足底感覚閾値をそれぞれ測定した.測定した閾値を部位ごとに群間比較した.〔結果〕小趾球でのみ扁平足群で有意に閾値が低かった.〔結語〕扁平足群では健常群に比べ荷重量の少ないと考えられる小趾球の感覚閾値が低いことがわかった.
著者
山本 ちか
出版者
学校法人滝川学園 名古屋文理大学
雑誌
名古屋文理大学紀要 (ISSN:13461982)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.1-9, 2012

本研究は,日本の中学生を対象として思春期的変化の時期と早熟や晩熟が中学生の心理的特徴,行動的特徴にどのような影響を与えるのかを検討することが目的である.本研究では,思春期的変化の指標として,男子は精通現象,女子は初潮をとりあげた.思春期的タイミングが他の中学生よりも早い中学生を早熟群,遅い中学生を晩熟群,多くの中学生が思春期的変化を経験する時期に変化が起こった中学生を中間群とし,群ごとに外見についての意識や行動,抑うつや自己評価,問題行動の程度が異なるかを検討した.その結果,思春期的変化は,男女とも外見への意識に変化を与え,男子の早熟は外的な問題行動と,抑うつなどの内的な問題行動の両方に影響を与え,女子の早熟は内的な問題行動に影響を与えている可能性が示唆された.
著者
山本 慧史 岡内 正典 吉松 隆夫
出版者
公益社団法人 日本水産学会
雑誌
日本水産学会誌 (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
vol.81, no.6, pp.973-978, 2015 (Released:2015-12-03)
参考文献数
19
被引用文献数
4 5

海産微細藻類 Rhodomonas sp. をマナマコ幼生に給餌し,初期餌料としての給餌効果を検討した。13 日間の飼育実験において,本種を給餌した幼生の生残率は 89.3% と高い値を示し,飼育 10 日目には着底期とされる Doliolaria 幼生期への変態が観察された。これらの結果は,既存の一般的な餌料用藻類を与えた場合よりも好成績であった。また,藻体の生化学成分の分析を行ったところ,本種には海産動物の成育に必須である DHA や EPA などの HUFA が豊富に含まれている事が明らかとなった。今回得られた試験結果は,本種の海産動物への新たな餌料生物としての活用を期待させる。
著者
山本 康正
出版者
京都第二赤十字病院
雑誌
京都第二赤十字病院医学雑誌 = Medical journal of Kyoto Second Red Cross Hospital (ISSN:03894908)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.2-15, 2013-12-01

比較的大径の穿通枝が母動脈から分岐するその近傍に生じるアテロームプラークを基盤とした血栓により穿通枝全域に及ぶ梗塞は,branch atheromatous disease(BAD)という一病型として提起されている.放線冠を灌流するレンズ核線条体動脈外側枝,内包後脚を灌流する前脈絡叢動脈,橋底面を灌流する傍正中動脈に好発し,錐体路の傷害により急性期に進行性運動麻痺を示し,機能予後不良となる場合が多い.一方,線条体内包梗塞(striatocapsular infarction :SCI)はレンズ核線条体動脈領域ほぼ全域にわたる梗塞で,最大径20 mm 以上,研究者によれば30 mm 以上の大径の皮質下梗塞で,内包の症状のみならずしばしば皮質症状を呈する.心原性脳塞栓が多く,中大脳動脈アテローム血栓性梗塞でも生じうる.BAD に対してtPA 治療は,BAD が緩徐進行の経過をとることや,投与後の再増悪がみられることがあり最適といえない.アルガトロバン,シロスタゾール,クロピドグレル,エダラボンの,カクテル・強化抗血小板療法が有用である可能性がある.SCI にはtPA 適応となる場合が多い.
著者
山本 雅博
出版者
日本ポーラログラフ学会
雑誌
Review of Polarography (ISSN:00346691)
巻号頁・発行日
vol.56, no.1, pp.11-30, 2010-05-31 (Released:2010-06-18)
参考文献数
11
被引用文献数
4 5

電気二重層は電極電位を決定するので電気化学において最も基本的な概念であり,スーパーキャパシター等の応用でも重要であるが,電気化学を専門としている学生諸氏の間で電気二重層の理屈はよくわからないとう声を良く聞く。帯電した電極を対(たい)イオンが遮蔽する静電相互作用 (Poisson方程式)とそのイオンが熱的に散らされて分布( Boltzmann分布)することを同時に考慮(非線形微分方程式)しなくてはならないからであろう。従って,電気2重層の理論は,電磁気学と (統計・ )熱力学に基礎を置く。化学系の学生は,電磁気学(より正確にはガウスの法則だけで十分だが)を理解しにくいてことが,よくわからない原因であるようだ。以下その点も考慮して解説した。付録に,ガウスの法則の説明を書いたので,電磁気学の復習も含めてそこから読んで欲しい。 ここでは, Gouyによって定式化された100年の歴史をもつ Gouy(-Chapman理論) [1, 2] 1および Stern[3]による補正をまず述べる。電気二重層の測定結果の解析においては,大抵の場合この GCS(Gouy-Chapman-Stern)理論で説明が(定性的にももちろん定量的にも)可能である。その後, Grahameが GCS理論に特異吸着の効果を入れてこの理論はある意味完成した [4]。この GCSG理論の基本方程式である非線形 Poisson-Boltzmann式を数値的に解くことにより,帯電界面をもつ3次元構造体(たとえばタンパク質)の電気二重層構造が明らかとなった。 その GCSG理論では,溶媒は無構造誘電体で,イオンの大きさ,イオン間の相互作用も考慮されてないので,電極が強く帯電している場合や電解質濃度が高い場合には一般には正しくない。紙面の都合で,その後進展してきた分子シミュレーションによる電気二重層の数値解については改めて述べたい。長距離力であるクーロン相互作用が帯電した界面で正確に考慮されてない分子シミュレーションの結果の取り扱いには慎重さを要することと,実験で得られている微分キャパシタンスの結果を再現したシミュレーションはまだないように思う。電解質水溶液の場合,溶媒分子数に比べて電解質のイオン数が少なく,シミュレーションで集団平均・時間平均をとることが困難であることも原因のひとつである。
著者
山本 健見
出版者
The Association of Japanese Geographers
雑誌
Geographical review of Japan, Series B (ISSN:02896001)
巻号頁・発行日
vol.66, no.2, pp.127-155, 1993-12-31 (Released:2008-12-25)
参考文献数
73
被引用文献数
4 5

本稿は,ドイツの代表的大都市の中から,都市人口に占める外国人の比率が高く,しかも外国人全体の中に占めるトルコ人比率が特に高い都市である西ベルリン,ケルン,デュースブルクと,外国人比率は高いがトルコ人はユーゴスラビア人につぐ第2位集団でしかないミュンヘンとシュトゥットガルトとを取り上げて,各都市における民族的少数集団の空間的セグリゲーションの状態と程度を描くとともに,その要因を考察することを目的とする。その際,空間的セグリゲーションは,問題となる社会集団間の社会的距離を反映するという古典的人間生態学の理論の妥当性を検証することも,本稿の目的の一つである。 ドイッの大都市を事例としたこのテ・一マに関わる既往の諸研究は,アメリカの黒人ゲットーなどと対比して,ドイッ各都市に共通する特徴を重視してきた。しかし,ドイツ各都市において民族的少数集団が集積・集中している地区の特徴は類似しているものの,民族的少数集団の空間的セグリゲーションの程度に関する各都市の間の差異はかなり大きい。ドイツの各都市は固有の特徴を示しており,古典的人間生態学の理論は妥当しない場合が多い。類型的に見れば,北部の経済的に停滞してきた都市,すなわち西ベルリンとデュースブルクで空間的セグリゲーションの程度が大きく,南部の経済的躍進の著しい都市,すなわちミュンヘンとシュトゥットガルトで小さい。ケルンは両者の中間に位置付けられる。 このような類型的な特徴を説明するためには,民族的少数集団の側の居住地に関する主観的選好という要因よりも,構造的な要因に,すなわち各都市の形成史に制約された住宅供給の特質という要因を重視すべきである。本稿では,デュースブルクを事例として公益住宅企業が果たした役割を考察し,またミュンヘンを事例として「社会住宅」の果たした役割を考察した。その結果,空間的セグリゲーションに関する古典的理論からすれば逆説的なことであるが,差別が空間的分散を生み出し,また住宅供給側の主観的差別の欠如ないし小ささが空間的集中をもたらしていることが明らかとなった。
著者
山本 裕
出版者
公益社団法人 計測自動制御学会
雑誌
計測と制御 (ISSN:04534662)
巻号頁・発行日
vol.34, no.11, pp.889-896, 1995-11-10 (Released:2009-11-26)
参考文献数
5
被引用文献数
1
著者
山本 晋児
出版者
Japanese Society for Engineering Education
雑誌
工学教育 (ISSN:13412167)
巻号頁・発行日
vol.57, no.4, pp.4_15-4_21, 2009 (Released:2009-08-07)
参考文献数
6
被引用文献数
1 1

In recent years, expectations for nuclear energy have been increasing in Japan because of its role and responsibility as a key power source, the contribution it can make to a global nuclear renaissance, the need for energy security, and the importance of combating global warming. Ensuring and fostering good human resources is essential if the nuclear industry is to maintain itself and expand its scale. There are obstacles, however, in doing so : a declining birth rate, job-hunting problem, the wave of retirements in 2007, the declining popularity of engineering departments and particularly nuclear-related subjects, a weakening of nuclear education, and deteriorating research facilities and equipment. While nuclear-related academic, industrial and governmental parties share this recognition and are cooperating and collaborating, all organizations are expected similarly to continue their own wholehearted efforts at human resource development.
著者
山本 佐恵
出版者
美学会
雑誌
美学 (ISSN:05200962)
巻号頁・発行日
vol.68, no.1, pp.85-96, 2017 (Released:2018-07-01)

Ikko Tanaka (1930-2002) was a distinguished Japanese graphic designer in postwar Japan. Representations of his design works are diverse. However, the theme of “Japanese tradition” or “Japaneseness” is present consistently in Tanaka’s unique expression in his works. This paper examines the representation of “Japaneseness” of Tanaka’s works in the context of postwar graphic design circles. Tanaka’s design for the “Exhibition of Japanese Textiles at Takashimaya in New York (1959),” which utilized only “kanji (Chinese characters) typography,” has been evaluated by a Western sense of modern design as a work that expressed Japanese traditional culture. Without relying on Japanese motifs such as Mt.Fuji, Japanese cherry, or “geisha”, this is an epoch-making work that expresses “Japaneseness” only through kanji; it is one of the masterpieces in Japanese graphic design history. In this work, Tanaka created “the originality of Japanese Design” by a method of constructing into the design while taking advantage of the function of kanji ideograms. In order to shed the imitation of Western design, Tanaka represented “Japaneseness” by adopting the “zure (gap)” and “kasure (scratchiness)”, which departed from modern design theory, and by devising a new color scheme.
著者
竹内 正広 早坂 太一 大野 亙 加藤 弓枝 山本 和明 石間 衛 石川 徹也
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第33回全国大会(2019)
巻号頁・発行日
pp.3Rin209, 2019 (Released:2019-06-01)

国文学研究資料館により整備されている歴史的典籍データベースを有効活用することは,人文科学のみならず,自然科学系分野を融合させた研究の展開にもつながる.しかしながら多くの研究者にとっては,それらに書かれている文字が「くずし字」であることが障壁となる.本研究では,ディープラーニングによるくずし字認識モデルを応用し,小型で比較的安価なシングルボードコンピュータRaspberry Piを用いて,カメラで撮影した見開きの古典籍画像から,自動で1文字ずつのくずし字領域を検出し,それらの認識を可能とする組み込みシステムを開発した.既にWWWアプリケーションとして実装されている先行研究と比較して,認識するのにかかる時間や精度はほぼ変わらず,高性能なコンピュータを用いなくても,Raspberry Piのようなシングルボードコンピュータで問題なく動作することを示すことができた.これを発展させることで,研究者のみならず,スマートフォンを持ち込むことができない小・中学校や,普段モバイル機器を持ち歩かない高齢者の方々でも,くずし字に触れたいときにそれを支援するシステムを実現することができると考えられる.
著者
志倉 興紀 志倉 敬章 内川 竜太朗 山本 昭夫 富田 美穂子
出版者
特定非営利活動法人 日本歯科保存学会
雑誌
日本歯科保存学雑誌 (ISSN:03872343)
巻号頁・発行日
vol.63, no.5, pp.385-395, 2020 (Released:2020-10-31)
参考文献数
39

目的 : 近年, 定期歯科検診を受診する人は増加してきたが, いまだ勤労者の受診率は低い. そこで, 第3次産業勤労者の定期歯科検診への意識と口腔保健行動を調査し今後の啓蒙活動を検討した. さらに, 歯科医師が職場を訪問して実施するブラッシング指導 (TBI : Tooth Brushing Instruction) の効果を明らかにし, 保健指導の対策を考察した. 材料と方法 : 第3次産業の勤労者を対象に業種, 年齢, 性別, 定期歯科検診受診の有無と受診しない理由, 齲蝕の有無, ブラッシングの知識・回数・時間, 補助器具 (歯間ブラシ・フロス) の使用, 定期検診を受診するためのシステムに関する要望, 8020への関心度のアンケート調査を実施し, 定期歯科検診を受診している (検診有群) こととの関連項目を検討した. また歯科定期検診を受診していない群 (検診無群) のなかから抽出した研究対象者を, ブラッシング指導をする群 (TBI群 : 11名) としない群 (コントロール群 : 10名) に分け, 半年ごとに計4回各研究対象者の職場を訪問してPCR (Plaque Control Record) 計測を実施した. そして, 両群の初回と各回のPCR値を比較することでTBIの効果を検討した. 結果 : アンケート総配布数647枚に対して, 回答が得られたのは378枚 (回収率は58.4%) であった. また, 検診有群は107名, 検診無群は269名であり, 定期歯科検診を受診しない主な理由は 「時間がない」 であった. 定期歯科検診に関する希望のシステムは, 検診有群では 「リコールの連絡」 で, 検診無群では 「訪問による検診」 であった. 定期歯科検診を受診していることは, 年齢 (オッズ比1.61), 女性 (オッズ比1.83), 齲蝕なし (オッズ比2.24), ブラッシングの知識 (オッズ比3.62), 歯間ブラシの使用 (オッズ比2.41), フロスの使用 (オッズ比2.09) と有意な関連を示し, ほかの項目とは関連が認められなかった. 職場訪問によるPCRの結果は, TBI群では初回に対して2回目 (p<0.05), 3回目 (p<0.01), 4回目 (p<0.005) の値が有意に低下し, コントロール群においても初回に対して3回目 (p<0.05), 4回目 (p<0.01) の値は有意に低下した. 結論 : 定期歯科検診を受診することは, 「口腔保健に関する知識」 「女性であること」 「40歳以上の年齢」 「補助器具の使用」 が強く関与していた. また, 勤務先へ出向いて実施するTBIや検査は, 口腔清掃に対する行動変容に影響力があることが明らかとなった. 今後, 40歳未満の勤労者や男性の意識改革を強化するとともに, 訪問指導をするなどの歯科医師の能動的なアプローチが重要である.
著者
赤荻 栄一 三井 清文 鬼塚 正孝 石川 成美 吉田 進 稲垣 雅春 間瀬 憲多朗 山本 達生 稲毛 芳永 小形 岳三郎
出版者
日本肺癌学会
雑誌
肺癌 (ISSN:03869628)
巻号頁・発行日
vol.34, no.4, pp.483-488, 1994-08-20
被引用文献数
9

原発巣と同側の肺内に転移を持つ肺癌切除67例の術後成績をみて, 同側肺内転移を遠隔転移ではなく腫瘍の局所進展と考えるAmerican Joint Committeeon Cancer(AJCC)新分類の妥当性を検討した.原発巣と同一肺葉内に留まる肺内転移を持つ41例の術後中問生存期問は25.8ヵ月で, 他肺葉に及ぶ肺内転移を持つ例に比べて有意に良好であった.同一肺葉内転移例につき, 肺内転移を除いた病期別にみると, I期11例では42.9ヵ月と他に比べて有意に良好で, IV期5例では9.6ヵ月と最も不良であった.AJCC新分類による中問生存期間は, I期とII期を合わせた4例が48.3ヵ月, IIIA期21例28.3ヵ月, IIIB期34例22.2ヵ月, IV期8例11.1ヵ月であり, リンパ節転移がないかあっても肺門までに留まる例が最も予後良好で, 肺内転移以外に明らかな遠隔転移を持つIV期例は最も予後不良であった.これは, AJCC新分類が, より臨床に即した有用な分類であることを示すものと思われる.
著者
山本 雄大
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
日本科学教育学会研究会研究報告
巻号頁・発行日
vol.34, no.5, pp.57-60, 2020

<p>「NUMBERS3」というくじは一般の宝くじとは違い当せん確率は一定なのに対して当せん口数が違うことから,人によって選ぶ数字に偏りがあり,数字に対する投票数の分布が一様でないことが予想される。また,一回の抽せんに対して,約500,000の投票が行われているため,当せん金額に数十万の投票が含まれており,それを数千回集めた当せん金額はビッグデータだと考えてよい。つまり,「NUMBERS3」は,「当せん金額が高くなるようにするにはどんな番号を選べば良いか」という課題から、ビッグデータを扱い、当せん番号を推測するという統計的に問題解決ができる教材だと考えた。本稿では,生徒がビッグデータを扱うことに教材として扱うための大きな課題があったため,生徒がICTを用いて、自由な発想で検証することで今回の課題を解決できるようなツールを同時並行で開発した。その上で3000回の当せん金額を分析した結果、誕生日に関わるような番号を除くなど,高い当せん金額を得られる当せん番号の傾向を多面的に分析することができた。</p>