著者
小林 圭一
出版者
早稲田大学
巻号頁・発行日
2010

制度:新 ; 報告番号:乙2263号 ; 学位の種類:博士(文学) ; 授与年月日:2010/2/24 ; 早大学位記番号:新5345
著者
上林 憲雄
出版者
日本経営学会
雑誌
日本経営学会誌 (ISSN:18820271)
巻号頁・発行日
vol.46, pp.60-68, 2021 (Released:2022-05-18)
参考文献数
14

Japanese scholars in business administration should aim broadly for “business administration as academics” which includes science and recognizes its limitations, rather than “business administration only as science.” At that time, for the time being, it is necessary for us to: (1) understand the complexity of management phenomena exactly; (2) fully consider the transmission medium and destination of research results; (3) avoid an overwhelming research attitude; (4) establish a system to be secured freedom and originality in research activities; and (5) motivate researchers to find the research itself really interesting. In the world of academic research, it is not possible to simply certify major current research groups as “standards” at this time. Rather, non-standard or special, individual research that is initially rejected and not recognized by others is the driving force for the long-term development of scholarship. In general, academic research including the natural sciences should have such a character, but in the case of business administration research that includes analyses of society and human beings, the idea that “standards” should be determined and aimed at is dangerous. Needless to say, there are many excellent studies in Japanese business administration research, and even if there are some inadequacy of overseas transmission, just because they are not listed in the “university rankings” published by the Times Higher Education, Japan’s research standards in the study of business administration are by no means behind those of the US and Europe.
著者
大河原 典子 宮廻 正明 高林 弘実
出版者
独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2016-04-01

明治から昭和にかけて活躍した日本画家上村松園の技法と表現について、作品の科学的な分析と下絵および自叙伝の調査からその特徴を明らかにすることを目的とした。本画2作品を蛍光X線回折、赤外線撮影、顕微鏡撮影を通じて分析したところ、日本画で古くからある顔料と、明治以降新しく使われ出した顔料がともに検出された。また文献資料にある記述と異なり、絹の表からのみ彩色されていることが解った。表現においては同一画面のなかでも人体とそれ以外で技法に意図的な差異があった。作家の原点である縮図帖の分析では、色とモチーフの分類および電子書籍化を実施した。

1 0 0 0 OA 通俗太平記

著者
松林伯知 講演
出版者
金桜堂
巻号頁・発行日
vol.1編, 1903
著者
林 尚孝 森泉 昭治 弓矢 智生 唐橋 需 森本 国夫
出版者
The Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers
雑誌
農業機械学会誌 (ISSN:02852543)
巻号頁・発行日
vol.47, no.3, pp.343-348, 1985 (Released:2010-04-30)
参考文献数
18

耕うんの効果を判定するためには, 土壌状態の変化を評価できる試験法が確立されねばならない。そのためには砕土状態や反転状態を定量化して表現する必要がある。砕土状態を表わす土塊分析法にも多くの問題がある。採土法や篩の目開き体系などが標準化されていない上, 篩別された土塊の評価法も確立されているとは言えない。本報告では, レイリー分布によりロータリ耕うん後の土塊分布がきわめて良く近似でき, 近似式のふたつのパラメータから平均重量直径と標準偏差, その他の土塊に関するパラメータが簡単に求められることを明らかにした。砕土状態を数量化することができるので, 土塊分析にとり本方法は有力な手法となろう。
著者
時枝 久子 橋爪 伸子 大下 市子 五島 淑子 田代 文子 林 裕子 和仁 皓明
出版者
一般社団法人 日本家政学会 食文化研究部会
雑誌
会誌食文化研究 (ISSN:18804403)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.37-45, 2012 (Released:2022-02-25)
参考文献数
4

This chronology of comparative food culture has been prepared as a continuation of the previous two publications on the Taisyo = Meiji era and the Edo era of Japan. The present chronology covers the period from the Jomon = Yayoi period which is considered to be almost the same period as Neolithic age to 1602, end of Azuchi=Momoyama era; the year before the establishment of Tokugawa shogunate. The authors have compiled information on 476 chronological items from 245 sources, which include 222 published books and documents and 23 web pages and institutional electronic documents.In order to compare chronology of food cultural phenomenon with Asian countries excluding Japan, the American continent,the African continent and the Eurasian continent excluding Asia, the geographical designation and time span of events we have evaluated as being noteworthy of being recorded are included in this chronology. The classification of food culture phenomenon is identical to that of the previous papers.
著者
小林 麻紀 高野 伊知郎 田村 康宏 富澤 早苗 立石 恭也 酒井 奈穂子 上條 恭子 井部 明広
出版者
公益社団法人 日本食品衛生学会
雑誌
食品衛生学雑誌 (ISSN:00156426)
巻号頁・発行日
vol.48, no.2, pp.35-40, 2007-04-25 (Released:2008-04-28)
参考文献数
15
被引用文献数
1 3

1995年4月から2005年3月に東京都内で市販されていた玄米を中心とした国産米および輸入米375検体について残留農薬調査を行った.その結果,国産米では343検体中47検体から,有機リン系,有機塩素系,カルバメート系,ピレスロイド系,含窒素系農薬および総臭素が検出された.輸入米では32検体中18検体からジクロルボスおよび総臭素が検出された.農薬を検出した米について国民栄養調査の食品群別摂取量から農薬の摂取量を算出し,おのおののADIと比較した.算出された農薬の摂取量はADIの17/10,000∼2/5といずれも低く,通常の喫食状況からみて特に問題となるものはなかった.
著者
那須 識徳 山根 伸吾 小林 隆司
出版者
公益社団法人 日本リハビリテーション医学会
雑誌
The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine (ISSN:18813526)
巻号頁・発行日
pp.21029, (Released:2022-05-16)
参考文献数
18
被引用文献数
1

目的:高齢になり運転などの移動手段を変更する必要がある場合に,個人の感情面や態度の準備状況を把握するための自記式質問紙としてAssessment of Readiness for Mobility Transition(ARMT)がある.本研究ではARMT日本語版(ARMT-J)の言語的妥当性を検証することを目的とした.方法:「尺度翻訳に関する基本指針」を参考にして「順翻訳,調整,逆翻訳,逆翻訳のレビュー,認知的デブリーフィング,認知的デブリーフィングのレビュー,校正,最終報告」を実施した.順翻訳と調整は国内の作業療法士3名が行い,逆翻訳は翻訳会社に依頼した.逆翻訳のレビューと認知的デブリーフィングのレビューは開発責任者に依頼し,認知的デブリーフィングは地域在住高齢者5名を対象に行った.結果:順翻訳では5項目,逆翻訳のレビューでは3項目で意見の相違が確認された.特に項目11の原文である「Moving to a retirement community is too restrictive for my desired mobility.」の中の「retirement community」は日本では普及しておらず,翻訳者間で日本語訳に相違を認めた.海外では「retirement community」は高齢者のための居住地域または建物と定義されており,翻訳にかかわった作業療法士3名と開発責任者にて協議のうえ,日本語訳は「高齢者のための住宅」とした.さらに,開発責任者に確認を行い,加齢のため移動手段を変更せざるを得ない場合,居住地域を変更する必要があるという意味が含まれているという補足文書をつけ,ARMT-Jを完成させた.結論:本研究ではARMT-Jの言語的妥当性を検討し,妥当と思われる日本語訳を作成した.
著者
林 輝明 上田 昌宏 中澤 公揮 橋本 佳奈 桂木 聡子 天野 学 清水 忠
出版者
一般社団法人 日本薬学教育学会
雑誌
薬学教育 (ISSN:24324124)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.2021-039, 2022 (Released:2022-05-13)
参考文献数
10

基礎実習や臨床事前実習の学習効果を向上させるためには,受講生が既に学習済の内容が実習内容と繋がっているかを予習し,関連する部分の知識を整理した上で実習に取り組むことが望ましい.我々は,臨床事前実習コースの化学的な知識を踏まえた配合変化の学習において,チーム基盤型学習(TBL)を導入し,応用演習の部分に実習を位置づけた方略を構築した.授業終了後に行ったアンケートの因子分析およびクラスター分析の結果から,臨床に関連する化学的な知識に自信がなくてもTBLを経験することによって,実習内容が理解できたと実感している可能性が示された.TBLと実習を組み合わせた本授業方略が,化学的な知識と臨床を繋ぐ実習内容の理解度を高める可能性のあるプログラムであることが示唆された.
著者
松原 克弥 林 友佳 雫石 卓耶 川谷 知寛
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.63, no.5, pp.1249-1263, 2022-05-15

日常生活のなかで実践が求められているCOVID-19感染対策の1つに,行動履歴の管理がある.COVID-19感染者の行動履歴は,感染経路や接触者の特定につながる重要な情報源となる.しかし,記憶のみを頼りとした滞在履歴の想起は精度に課題があり,自治体などから推奨されている帳票による行動履歴記録も普及していない.本研究では,特に大学キャンパス滞在時における行動履歴の記録を支援することを目的として,キャンパス内に設置したBLEビーコンと入構者が所有するスマートフォンを用いて,手間や負担の少ない高精度な滞在履歴記録を実現する.これまでの他の接触確認システムと異なり,データ収集管理を行うサーバを必要とせず,スマートフォンのみに滞在履歴を記録する本システムは,行動監視や情報漏えいに対するシステム利用者の不安と導入時のシステム構築や情報管理に対する負担の両方を軽減できる.本論文では,実装システム導入後の対象学生に対するアンケートと被験者実験の結果から,個人情報保護に配慮した本システム設計の正当性,および,日常の行動履歴記録に対する意識向上と想起できる滞在履歴の精度向上に対する本システムの貢献を確認できた.
著者
西 健 田島 義証 中村 光佑 林 彦多 川畑 康成
出版者
日本外科代謝栄養学会
雑誌
外科と代謝・栄養 (ISSN:03895564)
巻号頁・発行日
vol.56, no.2, pp.73-76, 2021-04-15 (Released:2022-05-15)
参考文献数
31

補剤とは, 生体の活力が低下している時に, 生体内に不足している成分を補って機能賦活を行い, 治癒を促進させる漢方薬である. 十全大補湯と捕中益気湯はその代表であり, 免疫賦活効果を中心に, 基礎研究・臨床研究の両面からその有用性が報告されている. 生体に手術侵襲が加わると, 炎症性サイトカインおよび抗炎症性サイトカインの過剰産生が生じ, その結果, 免疫能が低下し, 易感染状態となる. 周術期管理における十全大補湯・捕中益気湯の投与は, 手術侵襲の回復過程における免疫機能のサポートに有用と考えられ, 免疫能が賦活化され, 手術侵襲の負担軽減と生体防御の活性化が期待できる. 十全大補湯は気虚 (気が不足した病態) と血虚 (血が不足した病態) のいずれの病態にも作用する補剤で, 特に高齢者や担癌患者で貧血を伴うような症例でその効果が期待できる. 補中益気湯は気虚 (気が不足した病態) に用いられ, 気が減衰した周術期患者の免疫賦活, 特に感染性合併症の軽減に有用であることが示唆されている.
著者
林 喜男 行待 武生
出版者
Japan Ergonomics Society
雑誌
人間工学 (ISSN:05494974)
巻号頁・発行日
vol.3, no.2, pp.151-157_1, 1967-04-30 (Released:2010-03-16)
参考文献数
8

Visual-motor reaction time to 6 light signals was measured in case that the probability of each signal was not equal. It proved not to be proportional to the entropy of information sources, and was shorter than reaction time to selective signals of equal probabilities. The judgement period in terms of the difference cf the reaction time and motion time was significantly correlated with the signal probability. It was the larger, the smaller was the display probability of the signal. If 64 red lamps were placed on a panel in forms of 88 cm squares, the judgement period without previous instruction of the lamp positions to be lit was delayed, especially when the entropy of information sources was larger. The relational shortening of the reaction time for unequal signal probabilitiest uneven concentration of attention was discussed.
著者
城尾 可奈 荒川 裕也 野口 依子 岡崎 葉子 佐藤 伊都子 中町 祐司 林 伸英 河野 誠司
出版者
一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会
雑誌
医学検査 (ISSN:09158669)
巻号頁・発行日
vol.65, no.1, pp.64-69, 2016-01-25 (Released:2016-03-10)
参考文献数
13

コリンエステラーゼ(ChE)はコリンエステルをコリンと有機酸に分解する酵素で,アセチルコリンのみを加水分解するアセチルコリンエステラーゼ(AChE)とブチリルコリン等に作用しコリンと有機酸に分解するブチリルコリンエステラーゼ(BChE)の2種類がある。BChEは肝細胞で産生される蛋白で,肝臓の蛋白合成能の指標として肝機能検査に用いられているが,BChEのみ低値となる先天性BChE欠損症が報告されている。遺伝性BChE欠損症では手術時に使用される筋弛緩薬サクシニルコリンの分解が遅れて麻酔後長時間無呼吸を起こす危険性があり注意が必要である。今回我々はBChEが極低値な1症例を経験し,その遺伝子を解析した結果,エクソン2のコドン315でのアデニン(A)の挿入(S型)ホモ接合体を認めた。そのため,下流のコドン322にストップコドンが形成されることが判明した。また,エクソン4のコドン539での遺伝子置換ホモ接合体(K-variant)も認めた。
著者
小林 武夫
出版者
国立大学法人 東京大学大学院教育学研究科 大学経営・政策コース
雑誌
大学経営政策研究 (ISSN:21859701)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.207-223, 2022 (Released:2022-05-10)
参考文献数
22

Discussion of private university governance, which is difficult to discern from the outside, is on the rise. The Private Schools Act regulates private universities uniformly regardless of size, but even though such universities range from large-scale institutions with tens of thousands of students to small ones with fewer than a hundred students, nothing is known about the real state of university governance from the perspective of size. However, each year, the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology (MEXT) conducts a survey on actual conditions in schools targeted at private universities and gathers basic data on governance, but the results of the survey are not made public. This research project made an information disclosure request to MEXT and aggregated and analyzed survey results using data other than non-disclosed individual data items.The research focuses on size and clarifies one aspect of the specific state of governance in highly diverse private universities, looks at decision-making and checks on associated processes, compares the adequacy of such functions by institution size, points out issues in private university governance, and suggests a course for resolving such issues.
著者
崔 恩瀞 藤原 賢二 吉田 則裕 林 晋平
出版者
日本ソフトウェア科学会
雑誌
コンピュータ ソフトウェア (ISSN:02896540)
巻号頁・発行日
vol.32, no.1, pp.1_47-1_59, 2015-01-26 (Released:2015-03-26)

リファクタリングとは,ソフトウェアの外部的振る舞いを変化させることなく,内部の構造を改善するプロセスを指す.研究者・実務者ともに,開発プロジェクトにおいて過去に実施されたリファクタリングを知りたいという要求がある.そこで,リファクタリングの実施を自動的に検出する手法(リファクタリング検出手法)が数多く提案されている.これらの手法は,多様な国際会議や論文誌において発表されており,研究者や実務者にとって研究成果を概観することは容易ではない.本稿では,リファクタリング検出手法の中でも,盛んに研究が行われている成果物の変更履歴解析に基づく手法を中心に紹介を行う.まず,本稿におけるリファクタリング検出の定義および分類について述べる.その後,成果物の変更履歴解析に基づく手法を紹介し,今後行われる研究の方向性について考察を行う.
著者
阿部 覚 林 紀代美
出版者
地域漁業学会
雑誌
地域漁業研究 (ISSN:13427857)
巻号頁・発行日
vol.57, no.3, pp.45-64, 2017-06-01 (Released:2020-06-26)
参考文献数
18

本研究は,放課後児童クラブ(学童)に着目し,七尾市の小丸山放課後クラブでの活動実践を事例として,「食」に関わる学びや「ぎょしょく教育」を行う主体や場としての有効性,可能性を検証することを目的とする。その結果,実施環境の利点が確認された。学習を通じて児童には,知識・技能の獲得のほか,多様な学びの力がはぐくまれる契機としても機能していた。支援員にとっても,児童の伸びを実感することで,自身の職務の工夫や動機づけの向上につながっていた。保護者も,子から活動の報告を聞き,学びを契機とした子の変化や成長に気付いていた。多忙で親子間での調理技術の伝承や水産物・献立に関わる会話などを十分確保できないことから,保護者は学童での学びの機会やその継続に好意的評価を持っていた。一方で,学童での学習にもいくつか課題がある。第1に,導入・実施の方法や材料が学童関係者に十分認知されていない。第2に,一部構成員の意欲・行動力に依存せず,保護者も含めた園関係者全体で連携した活動づくりが必要である。関連して第3に,必要な知識・技能をもつ支援者を長期的,継続的に確保する難しさである。同時に,長期的に学習を展開するならば,外部講師に依存しない活動基盤,園関係者の指導力をどう構築していくかも課題となる。第4に,企画に応じた時間と場所の設定・活用や内容の構築である。
著者
遠藤 智子 横森 大輔 林 誠
出版者
社会言語科学会
雑誌
社会言語科学 (ISSN:13443909)
巻号頁・発行日
vol.20, no.1, pp.100-114, 2017-09-30 (Released:2018-02-07)
参考文献数
26

一般的には疑問代名詞として分類される「なに」には,極性疑問文の中で感動詞的に使われる用法がある.本研究は自然な日常会話におけるそのような「なに」について,認識的スタンスの標識として記述を行い,その相互行為上の働きについて論じる.まず,極性疑問文における「なに」は,会話の相手が明示的には述べていないことに対して話し手が確認を要求する際に用いられる.そのような環境における「なに」は,相手に確認を求める内容が,先行する会話の中で得た手がかり等の不十分な証拠に基づいて推論を行うことで得られたものであり,その正しさについて強い確信を持たないという話し手の認識的スタンスを標識するものである.さらに,「なに」は発話が行われる個々の文脈に応じて,確認内容に対する驚きおよび否定的態度等の情動表出や,からかいまたは話題転換等の行為を行う資源としても働く.