著者
三森 弘
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
no.753, pp.2141-2150, 2018-11
被引用文献数
1

&nbsp;The Nagoya University Daikou Campus is originated from the Daikou plant of Mitsubishi Heavy Industries, the former aircraft related war plant and the building which was used in those days is left at the campus now.<br>&nbsp;The Daikou plant was the plant that took an important and central role in the development of fighter planes including Zero fighter plane, and these technological accumulations have been applied and developed in later aerospace industry, etc., and it has contributed to the rapid economic growth against the background of post-war technological superiority.<br>&nbsp;In this report, I used literature documents related to Jiro Horikoshi (known for design and development of Zero fighter plane) and Junji Fukao (known for engine development), I clarified the characteristics and significance of the Daikou plant and the former main building by studying from the planned and historic process.<br>&nbsp;As a result,<br>&nbsp;(1) From the "Rocket Research Meeting" documents, it became clear that it was estimated and confirmed that Jiro Horikoshi had a connection with the Daikou plant and the former main building, and that building has a significance from the aircraft industry history aspects. (2) As a background, it was mentioned that Daiko plant has played a role as an important base for aircraft development and manufacturing along with the Oye plant, under the war situation.<br>&nbsp;Also, from the documents of Junji Fukao, etc. (3) The high probability that the former main building is the building where the design room is located, (4)Participants of the rocket research group were stakeholders in the design department located in this design room, It was led to the estimation of (1) that it was confirmed that intimate exchanges with the design staff of the Daikou plant to which Jiro Horikoshi belonged.<br>&nbsp;(5)In addition, it became clear that the Daikou plant had incorporated an advanced architectural philosophy that overturned the general plant concept at the time, based on overseas visits by Junji Fukao, and its characteristics of the former main building are contributed to estimation of (1). The reason for that is the same as the background of held the previous Rocket Research Meeting, with the expansion and deterioration of the war situation at the time, it became clear that the idea of getting out of position as a technologically backward country was reflected by improving technical capabilities with the trends of Western countries kept in mind and preparing a rational and efficient environment.
著者
高野 和郎 坂田 暉英 福山 公基 太田 宏 前田 洋 李 雅弘 尾上 保夫 青木 隆一 高場 利博 岩堀 嘉和 松下 功 金子 和義 三富 静夫 唐沢 弘文 藤井 浩一 森本 和大 石井 淳一 上村 正吉 藤巻 悦夫 村田 恒雄 森 義明 菅谷 修一 西堀 実 薄井 武人 安藤 公信 清田 卓也 熊谷 日出丸 前田 正雄 鈴木 庸之 本多 儀一 門馬 満 藤本 昇 安藤 光彦 口石 将博 崔 相羽 高須 克弥 平井 啓 小池 勝 平塚 進 鈴木 武松 土持 喬 初鹿野 誠彦 津田 紘輔 諸岡 俊彦 藤井 陽三 清水 一功 八田 善夫 直江 史郎 坂木 洋 海老原 為博 太田 繁興 佐々木 彰 村山 義治 塚田 政明 清水 晃 山口 明志 江頭 亨 坂本 利正 渡辺 佐 加藤 水木 片桐 敬 吉田 文英 小島 昭輔 新谷 博一 鈴木 孝臣 金沢 英夫 落合 泰彦 堀坂 和敬 藤巻 忠夫 平木 誠一 橋本 敏夫 加藤 国之 石井 靖夫 菅 孝幸 赤坂 裕 今村 一男 甲斐 祥生 中西 欽也 太田 繁興 近藤 常郎 落合 元宏 松井 恒雄 依田 丞司 吉田 英機 丸山 邦夫 池内 隆夫 入江 邦夫 佐々木 彰 清水 晃 鈴木 周一 坂木 洋 塚田 政明 秋田 泰正 森 弘道 天野 長久 本多 平吉 山口 明志 坂本 利正 安達 浩行 草ケ谷 雅志 高野 和郎 中川 克宣 鶴岡 延熹 小野 充 阿万 修二 植原 哲 渋谷 徹 桑原 紘一郎 小黒 由里子 後藤 晋 島袋 良夫 安藤 彰彦 国枝 武幸 今西 耕一 小田切 光男 鄭 政男 佐川 文明 田代 浩二 大瀬戸 隆 菅沼 明人 町田 信夫 前田 尚武 小泉 和雄 鈴木 一 安藤 弘 山崎 健二 井出 宏嗣 福山 公基 木村 明夫 小林 祐一郎 狩野 充二 長嶺 安哉 木村 明夫
出版者
昭和大学学士会
雑誌
昭和医学会雑誌 (ISSN:00374342)
巻号頁・発行日
vol.30, no.12, pp.820-825, 1970
著者
小寺 祐二 長妻 武宏 澤田 誠吾 藤原 悟 金森 弘樹
出版者
日本哺乳類学会
雑誌
哺乳類科学 (ISSN:0385437X)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.137-144, 2010 (Released:2011-01-26)
参考文献数
12
被引用文献数
6

イノシシ(Sus scrofa)による農作物被害に対して,島根県は有害鳥獣捕獲と進入防止柵設置を推進し,2001年度以降は被害金額を減少させた.しかし,山間部ではこれらの対策を効果的に実施できず,現在も農業被害が発生している.そのため,こうした地域でも実施できる効果的な被害対策が求められている.上記以外の対策としては,「イノシシを森林内に誘引するための給餌」が欧州で実施されているが,その効果については賛否両論がある.そこで本研究では,森林内での給餌が本種の活動に及ぼす影響を明らかにし,その被害軽減の可能性について検討した. 調査は島根県羽須美村(現在は邑南町)で実施した.2005年3~5月にイノシシ8個体を捕獲し,発信機を装着後に放獣した.その内3個体について,2005年8月22~26日に無給餌条件下で,8月27日~9月2日に給餌条件下で追跡調査を実施した.餌は圧片トウモロコシを使用し,1個体は無給餌条件下の行動圏内,その他の個体は行動圏外に散布した. 無給餌条件下での行動圏面積は81.4~132.4 haを示した.給餌条件下では,行動圏内に給餌された個体Aのみで給餌地点の利用が確認された.この個体については,給餌条件下で測位地点と給餌地点までの距離が短くなり(Mann-Whitney’s U-test,P<0.001),活動中心が耕作地から離れ,行動圏に耕作地が内包されなくなった.また,行動圏面積は無給餌条件下の44.2%に縮小し,給餌地点と休息場所を往復する単純な活動様式を示した.行動圏外に給餌した個体BおよびCでは,行動圏面積の縮小(無給餌条件下の72.0%)と拡大(同142.5%)が確認されたが,活動様式は変化しなかった.本調査により,行動圏内への給餌はイノシシの活動に影響し,被害対策として有効である可能性があるものの,本研究で行った行動圏外への給餌は本種の活動に影響しないことが明らかとなった.
著者
中嶋 憲一 太田 哲生 宮森 弘年 鈴木 正行 臼井 育男
雑誌
核医学画像診断 (ISSN:09124195)
巻号頁・発行日
vol.2, no.3, pp.110-113, 1987-12-01

肝血管腫の2症例を示す。Tc-99m 標識赤血球(RBC)によるシンチグラムによる血管腫の特徴は,典型的には早期の血流像では比較的hypovascularであり,delayed imageで集積増加をみることである。しかしながら,ここに示すように早期血流相での明瞭な集積やプール像での集積が弱いために,肝細胞性肝癌との鑑別が難しい症例も認められる。
著者
三森 弘
出版者
一般社団法人 日本建築学会
雑誌
日本建築学会技術報告集 (ISSN:13419463)
巻号頁・発行日
vol.25, no.61, pp.1373-1378, 2019-10-20 (Released:2019-10-20)
参考文献数
2

In accordance with the joint development of individual wagons with manufacturers accompanying free-addressing at university research facilities, this study examined the characteristics of each proposal from candidate manufacturers and factors contributing to the user’s wagon selection. Specifically, this study clarified (1) conditions and purposes underlying candidate manufacturers’ proposals and (2) questionnaire respondents’ decisive factors in selecting wagons.
著者
浜永 真由子 森 弘樹 植村 法子 岡崎 睦
出版者
一般社団法人 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会
雑誌
Oncoplastic Breast Surgery (ISSN:24324647)
巻号頁・発行日
vol.2, no.3, pp.78-83, 2017-09-25 (Released:2017-09-29)
参考文献数
13

乳房インプラントの回転について, エキスパンダー・インプラントの選択との関連について検討した。2015年3月までにエキスパンダー・インプラント法による乳房再建を完了した148例153側を対象とした。使用したエキスパンダーはスムースラウンドタイプ, スムースアナトミカルタイプ, テクスチャードアナトミカルタイプに分類し, インプラントは Mentor社, Allergan社に分類した。経過観察期間は平均72.4ヵ月であった。153側中21側 (13.7%) でインプラントの回転が認められ, 判明までの期間は平均31.2ヵ月であった。回転症例は全例でスムースタイプエキスパンダーを使用しており, 最突出点が内側にくる方向に回転した。スムースタイプエキスパンダーと Mentor社インプラントの組み合わせは, スムースタイプエキスパンダーと Allergan社インプラントの組み合わせと比較して有意に回転を生じた。
著者
山内 健生 田原 研司 金森 弘樹 川端 寛樹 新井 智 片山 丘 藤田 博己 矢野 泰弘 高田 伸弘 板垣 朝夫
出版者
日本衛生動物学会
雑誌
衛生動物 (ISSN:04247086)
巻号頁・発行日
vol.60, no.4, pp.297-304, 2009
被引用文献数
18

島根県で唯一の日本紅斑熱汚染地域である弥山山地(島根半島の西端)とその周辺地域において,マダニ相の調査を実施した.旗ずり法では7,497個体が採集され,次の12種に分類された:タカサゴキララマダニ,タイワンカクマダニ,ツノチマダニ,キチマダニ,タカサゴチマダニ,ヤマアラシチマダニ,ヒゲナガチマダニ,フタトゲチマダニ,オオトゲチマダニ,タネガタマダニ,ヤマトマダニ,アカコッコマダニ.弥山山地ではヒゲナガチマダニとフタトゲチマダニがそれぞれ12〜4月と5〜8月に優占し,両種の採集頻度は弥山山地から離れるにつれておおむね低下した.弥山山地は島根県で唯一のニホンジカ生息地であるため,ニホンジカの体からもマダニ類を採集した.その結果,819個体が採集され,次の4種に分類された:フタトゲチマダニ,オオトゲチマダニ,ヤマトマダニ,タヌキマダニ.ニホンジカから4〜6月に採集された全マダニ個体数の87.6%をフタトゲチマダニが占めていたことから,弥山山地のニホンジカはフタトゲチマダニの主要な宿主であると考えられた.
著者
有島 俊治 鷺 信雄 青山 敏明 森 弘之
出版者
Japan Oil Chemists' Society
雑誌
油化学 (ISSN:18842003)
巻号頁・発行日
vol.44, no.10, pp.902-910, 1995-10-20 (Released:2010-01-29)
参考文献数
41

Triacylglycerols have specific properties which are useful for processing and/or modification of food systems according to their polymorphism, hydrophobic/hydrophilic balance, digestibility, and so on. These phenomena are mainly governed by the structure. Interfacial properties of 3-butyryl-1, 2-dipalmitoylglycerol at O/W emulsion, specific anti-bloom effect of 2-oleoy1-1, 3 dibehenylglycerol and restriction of absorption for 2-stearoyl-1, 3-dihexanoylglycerol are good examples. In the present study, we intend to summarize the relation between the structure and their specific properties.