著者
横山 宏太郎 菊池 雅行
巻号頁・発行日
2016-01-22

第Ⅸ期以降の内陸行動に関する技術検討会日時 2016年1月22日(金)場所 国立極地研究所 3Fセミナー室
著者
宮本 孟宜 横山 博史 飯田 明由
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.84, no.861, pp.18-00121-18-00121, 2018 (Released:2018-05-25)
参考文献数
19
被引用文献数
1

Intense sound is radiated due to aeroacoustic feedback loop from a flow around the trailing edge of a curved plate with a kink shape such as a bonnet of an automobile. For the reduction of this noise, the control by a plasma actuator (PA) was investigated. The aim of this investigation is to clarify the effects of flow control by the PA on noise reduction and the noise reduction mechanism. To do this, wind tunnel experiments with a half-scale bonnet model and direct numerical simulations of flow and sound fields were performed. The investigation of the effects of the position for the installation of the PA on the control presents that the control at the position close to the flow separation point around the kink is effective for the noise reduction. Also, the control effects were compared between co-flow and counter-flow configurations regarding the direction of the mean induced flow by the actuator to the freestream. The mean velocity profiles showed that the flow separation was suppressed by the control with both configurations, while this control effect is more effective for the counter-flow configuration. The measured velocity fluctuations present that the power in broadband frequency range in the downstream of the actuator becomes larger by the control with both configurations. The predicted results show that small-scale vortices are shed near the wall around the actuator due to the large counter-flow induced flow. This introduction of the vortices and the intensification of the broadband velocity fluctuations lead to the suppression of the flow separation. Also, the development of the power of the velocity fluctuations at the fundamental frequency of the baseline tonal sound is weakened by the suppression of the flow separation. This supports the predicted results of the suppression of the two-dimensional vortices contributing to the acoustic radiation around the re-attachment point by the control. Consequently, the control can lead to the suppression of the feedback loop of the radiating mechanism of tonal sound.
著者
和田 新平 倉田 修 畠山 仁 山下 亜純 高木 修作 西澤 豊彦 横山 博
雑誌
魚病研究 (ISSN:0388788X)
巻号頁・発行日
vol.49, no.1, pp.7-15, 2014-03

2008年に南西海域で養殖されていたカンパチ稚魚に,死亡を伴う疾病が発生した。病魚は左右非対称な腹部膨大と鰓の褪色を呈し,頭腎,体腎,脾臓は腫大して褪色していた。既知の主要な病原体の検出を目的とした微生物学的および分子生物学的検査の結果はすべて陰性であった。病理組織学的に,本疾病は増殖性間質性腎炎および脾炎を特徴とし,増生している単核性細胞の細胞質内に微小な類円形構造が認められた。病魚の腎臓を用いた人為感染試験で病徴が再現されたことから,本疾病は何らかの感染症であり,感染因子として微小な類円形構造が最も疑わしいと考えられ,これらは未報告の真核性微生物であることが強く示唆された。
著者
米田 航紀 横山 想一郎 山下 倫央 川村 秀憲
出版者
人工知能学会
雑誌
2018年度人工知能学会全国大会(第32回)
巻号頁・発行日
2018-04-12

深層学習を使用した芸術の作成が近年注目を集めている。また、日本で古くから親しまれている芸術として俳句がある。そこで、俳句を作成する方法として一般的な「モチーフから俳句を作る」ということを深層学習を使用して行うこと で、芸術作成としての深層学習の有用性を示す。まず、我々は大量の過去の俳句に基づいてLSTMを訓練し、LSTMに文字列を生成させる。2つめに、生成された文字列から俳句としての条件を満たすものを抽出し、モチーフ画像に適合するかどうかの評価値を算出する。評価値が高ければ、生成された俳句がモチーフ画像に適合しているとみなす。この過程で、LSTM が俳句としてのルールを学習できているかを確認するための実験を行った。
著者
前田 均 八幡 知之 里内 美弥子 竹中 和弘 横山 光宏
出版者
一般社団法人 日本アレルギー学会
雑誌
アレルギー (ISSN:00214884)
巻号頁・発行日
vol.44, no.11, pp.1282-1289, 1995
参考文献数
33
被引用文献数
3

卵白アルブミン感作モルモットに対する抗原暴露による気道収縮反応に及ぼす低分子ヘパリン (LMWH) の効果について検討した. ハートレー系モルモットを用い, 卵白アルプミン感作による二相性喘層, モデルを作成し, 呼吸抵抗を経時的に測定し気道反応性を検討した. またBALF, 組織学的検討を加えた. LMWH吸入により, 抗原暴露後の呼吸抵抗は, 生食吸入に比べ, 即時型気道反応においては, 8分を除く1分から9分, また遅発型気道反応においては4時間目および7時間目以降24時間目まで有意な抑制を認めた. また即時型気道反応において, 最大収縮に至る時間も5.3±4.6分から9.6±4.3分へと有意な延長をきたした. LMWH吸入は, BALFでは生食吸入に比べ好酸球の減少 (8.2±0.4%→5.5±1.2%, p<0.01), また組織学的検討でも好酸球数の浸潤の減少(155±15.8→71.0±7.3, p<0.01)を認めた. 以上より, LMWHは抗原暴露後気道収縮反応および好酸球の浸潤を抑制し, 気管支喘息に対する防御因子として重要であると考えられた.
著者
浅井 幸 横山 康之 斉藤 晃一 大友 友昭 松田 登
出版者
The Kitakanto Medical Society
雑誌
北関東医学 (ISSN:00231908)
巻号頁・発行日
vol.35, no.4, pp.415-421, 1985-09-01 (Released:2009-10-15)
参考文献数
39

Diseases in the oral cavity of infants are very different from those of adults because the oral tissues of infants are growing, and the oral conditions such as food and drink or dental treatment materials are different. There are many indistinct points in the case of cysts or tumors of infants as there are few case reports on them. The authors have experienced the following interesting cases : Case 1 An 11-month-old male with a mucous cyst located in the left palate glossal arch.Case 2 A 1-year-old female with a fibroma located in the median palate.Case 3 A 1-year 8-month-old male with an embryonal rhabdomyosarcoma located in the left margin of the posterior tongue.Each patient was treated by resection under general anesthesia and the postoperative course was uneventful. Cases like the above are relatively infrequenct among infants. It is ordinarily thought that both mucous cysts and fibroma are caused by local factors and inflammation. Refering to our cases, we suggest that such diseases as mucous cysts and fibroma are related to antecedent embryological causes.

1 0 0 0 OA 花押拾遺 5巻

著者
横山, 寛
出版者
永楽屋東四郎[ほか3名]
巻号頁・発行日
vol.[3], 1836
著者
土岐 信子 山根 沙季 長野 宏子 川田 結花 木村 孝子 辻 美智子 長屋 郁子 西脇 泰子 横山 真智子 山澤 和子 堀 光代
出版者
日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会大会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.27, 2015

【目的】日本各地には、各地域の自然環境の中から育まれた食材を中心とした日常食または行事食がある。しかし現代は、地域の伝統的な料理が親から子へ伝承されにくい傾向にある。そこで1960~1970年頃までに定着してきた岐阜県東濃地域の郷土料理と、その暮らしの背景を明らかにするために聞き書き調査を実施した。<br>【方法】日本調理科学会「次世代に伝え継ぐ日本の家庭料理」調査に参画し、岐阜県東濃地域の瑞浪市、恵那市、中津川市を調査した。対象者はその地で30年以上居住した70歳代~90歳代女性8名で、家庭の食事作りに携わってきた人である。<br>【結果】自家栽培した作物を中心に、日常食はご飯、味噌汁、漬物が基本であった。また小麦をうどん屋に持ち込み、うどんに加工して煮込みうどんや素うどんなどで食した。山間部のため、野山の食材を中心にした料理が多く、おかずには季節の野菜や芋類を使った煮物、大豆の煮豆や炒り豆、蕗の佃煮、蜂の子の佃煮、醤油味噌などを食していた。味噌やたまり、蒟蒻などの加工品も作っていた。また乳牛や山羊、鶏、鯉、蜂の子を飼う家もあり、牛乳や卵も手に入った。魚は保存性の高い塩漬けした秋刀魚、鰯などを利用したが、昭和30年代にはスーパーマーケットができ、生の魚や肉なども手に入るようになり利便になっていった。この地で伝え継ぎたい家庭料理として、五平餅、朴葉寿司、蜂の子ご飯、さんま飯、栗おこわ、栗きんとん、栗蒸し羊羹、からすみ、朴葉餅、年取りのおかず、煮なます、柚べし、鯉こくなどがある。

1 0 0 0 IR トピックス

著者
那須 信 半田 利弘 横山 広美 初田 哲男 茅根 創 早野 龍五 邑田 仁 小林 修 石川 裕
出版者
東京大学大学院理学系研究科・理学部
雑誌
東京大学理学系研究科・理学部ニュース
巻号頁・発行日
vol.41, no.5, pp.4-8, 2010-01

生命科学系GCOEのリトリート開催される/第16回東京大学理学部公開講演会,開催される/保護者がポイント!女子中高生への進学アピール/「私が理学を選んだ理由」ガイダンス・カフェ@駒場/平野哲文講師が第24回西宮湯川記念賞受賞/海洋調査探検部硫黄鳥島遠征隊が総長賞受賞/文化功労者として顕彰 物理学専攻 山崎敏光名誉教授/岩槻邦男名誉教授が瑞宝重光章を受章/中村栄一教授,紫綬褒章を受章/米澤明憲教授,紫綬褒章を受章

1 0 0 0 OA レトルト食品

著者
横山 理雄
出版者
一般社団法人 日本家政学会
雑誌
日本家政学会誌 (ISSN:09135227)
巻号頁・発行日
vol.41, no.8, pp.791-796, 1990-08-15 (Released:2010-03-10)
参考文献数
8
被引用文献数
1
著者
井上 雅 横山 光彦 石井 亜矢乃 渡辺 豊彦 大和 豊子 公文 裕巳
出版者
The Japan Society for Oriental Medicine
雑誌
日本東洋醫學雜誌 = Japanese journal of oriental medicine (ISSN:02874857)
巻号頁・発行日
vol.62, no.3, pp.359-362, 2011-05-20
参考文献数
11

尿管結石の疝痛発作に対して芍薬甘草湯を投与し,その臨床的有用性を非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)と比較検討した。対象は尿管結石患者25名で,11名に対し芍薬甘草湯5.0gを内服させ,コントロール群として,14名にNSAIDsを内服させた。内服時,内服後15分,30分,60分にNRS(numerical rating scale)を用いて比較検討した。NRSは0点を全く痛みなし,10点を最も強い痛みとした。結果は芍薬甘草湯内服群では内服時NRSは6.7 ± 2.3点で,内服後15分で3.4 ± 3.5点と有意に軽減した。NSAIDs内服群では内服時8.3 ± 1.8点で,内服後15分では7.0 ± 1.9点と有意な鎮痛効果は認めたが,鎮痛効果は芍薬甘草湯の方が有意に優れていた。その他の時点においても同様の結果で,芍薬甘草湯は尿管結石の疝痛発作に対して即効性があり,NSAIDsよりも有意に鎮痛効果を認めた。
著者
山口 晴幸 横山 芳春
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
地球環境シンポジウム講演論文集 (ISSN:18848419)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.269-278, 1998

In this report, the present authors discussed on the coastal pollution by foreign drifted garbages. The field investigations were carried out at the points of 224 in Japanese seashore-lines. The type and classification of foreign drifted garbages were investigated. It was points out from the results of field investigations that the coastal pollution by foreign drifted garbages was very important environmental problem in Japan.
著者
藤原 茂樹 立原 敬一 川久保 芳文 森 聡史 豊口 泉 横山 武志
出版者
日本臨床麻酔学会
雑誌
日本臨床麻酔学会誌 (ISSN:02854945)
巻号頁・発行日
vol.35, no.3, pp.406-413, 2015-05-15 (Released:2015-08-19)
参考文献数
9
被引用文献数
1 1

圧モニタリングキットはそれぞれ固有の周波数特性(固有振動数および制動係数)を有している.この周波数特性はさまざまな因子によって影響を受ける.採血用のPlanectaTM(JMS,広島)も圧モニタリングキットの周波数特性に大きく影響を与える因子の一つである.また,動脈血圧モニタリングキットの共振現象を抑えるデバイス(制動素子)にROSETM(Argon Medical Devices, TX, USA)がある.本稿ではPlanectaTMならびにROSETMの圧モニタリングキットへの挿入が周波数特性に与える影響について概説する.