著者
森 信介 飯山 将晃 橋本 敦史 舩冨 卓哉
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2014-04-01

前年度までに構築したレシピフローグラフコーパスと収録した調理映像を用いて調理映像からのレシピ生成の手法を提案し、実験結果とともに国際学会にて発表した。手法は十分一般的であり、調理映像とレシピに限定されない。これにより、本研究課題「作業実施映像からの手順書の生成」が国際学会採択論文とともに完了したといえる。課題終了後も、写真付きの手順書などのような、マルチメディア教材の自動生成などの発展的研究に取り組んでいる。
著者
橋本 増吉
出版者
慶應義塾大学
雑誌
史学 (ISSN:03869334)
巻号頁・発行日
vol.5, no.4, pp.587-619, 1926-11
著者
橋本 操六
出版者
大分県地方史研究会
雑誌
大分縣地方史 (ISSN:02876809)
巻号頁・発行日
no.123, pp.29-48, 1986-09
著者
宮崎 雅仁 西條 隆彦 森 健治 田山 正伸 内藤 悦雄 橋本 俊顕 黒田 泰弘 埜中 征哉
出版者
一般社団法人 日本小児神経学会
雑誌
脳と発達 (ISSN:00290831)
巻号頁・発行日
vol.23, no.1, pp.65-70, 1991-01-01 (Released:2011-08-10)
参考文献数
20

Epilepsia partialis continuaを呈したmitochondrial myopathy, encephalopathy, lactic acidosis, and strokelike episodes (MELAS) の14歳1カ月男児例を報告した.本症例は8歳時に自家中毒様の反復する腹痛および嘔吐で発症し, 10歳7カ月, 10歳9カ月, 14歳1カ月の3回にわたりミオクロニー発作, 一過性の片麻痺などの脳卒中様症状を認めた.14歳1カ月時はepilepsia partialis continuaを呈し, 10日間にわたり, 脳波上, 右中心部に出現する棘波に同期する左前腕のミオクロニー発作が持続した.血液および髄液中の乳酸・ピルビン酸の上昇, 頭部CTでの両側側頭部の低吸収域, 生検筋ではragged-red fiberが認められた.
著者
大塚 健二郎 橋本 修 織田 満 守田 幸信
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. B, 通信 (ISSN:13444697)
巻号頁・発行日
vol.83, no.7, pp.1043-1049, 2000-07-25
被引用文献数
17

本論文では紙に導電性塗料を塗った導電紙を用いたマイクロ波帯用λ / 4型電波吸収体の検討を行った.すなわち, 本論文では, まずX帯及びKu帯において, このタイプの簡易電波吸収体の設計・製作を行い, その吸収特性より導電紙の比誘電率や面抵抗値に対する実験式を導出した.そして, この実験式を用いて, より実用的な電波吸収体の設計・製作を行い, その吸収特性を測定した.その結果, X帯用及びKu帯用電波吸収体において, それぞれ設計した整合周波数と測定結果には0.4GHz程度の差があるものの, 8.2〜10.6GHz及び14.1〜17.2GHzにおいて, 20dBを超える良好な吸収特性を確認した.そして更に, このような塗料を用いたマイクロ波帯用電波吸収体に対する設計指針を示すことができた.
著者
多田 堯 橋本 学
出版者
公益社団法人 日本地震学会
雑誌
地震 第2輯 (ISSN:00371114)
巻号頁・発行日
vol.41, no.2, pp.259-262, 1988-06-25 (Released:2010-03-11)
参考文献数
13

A fault of the 1918 Omachi earthquake (M=6.5) have been estimated based on the vertical crustal movement associated with the earthquake. The 1918 Omachi earthquake was the largest earthquake which had ever occurred near the northern part of the Itoigawa-Shizuoka Tectonic Line (ISTL). The estimated fault is a high dip angle reverse fault with left lateral strike slip component. The fault plane strikes to the N-S and dips to the east. The fault model suggests a possibility that the Chikuma Mountains (Northeastern Japan) thrust against the Matsumoto Basin (Southwestern Japan).
著者
丸尾 はるみ 橋本 景子 下田 恵子 島貫 金男 中山 徹 山口 博明 椎貝 典子 内村 公昭 三ツ林 隆志 赤坂 徹 前田 和一 岡田 文寿 鈴木 五男
出版者
一般社団法人 日本アレルギー学会
雑誌
アレルギー
巻号頁・発行日
vol.39, no.7, pp.621-630, 1990
被引用文献数
7

1988年, 小児気管支喘息の長期予後と予後に影響する因子を明らかにするため, 1,592名(男1,038, 女554)を対象としてアンケート調査を行った.調査時の年齢は平均20歳(観察期間は平均12年)であり, 長期予後は緩解が75.6%, 軽快が18.2%, 不変が4.0%, 悪化が0.9%, 死亡が1.3%であった.発症年齢は平均2.7歳であり, 20年前の報告と比べて約1歳低年齢化していた.治癒年齢は男子が平均13.0歳, 女子が12.3歳であった.発症年齢が2歳以下, 発症から初診までの期間が10年以上, 初診時の重症例, 入院歴のある者, 食物アレルギーの有る者の緩解率は不良であった.食物アレルギーが有る者は喘息発症年齢が約1歳低く, 初診時の重症例, 乳児期湿疹のある例, 喘息以外のアレルギー疾患を2つ以上合併している例が多かった.このような乳児喘息例を難治性喘息のハイリスク児としてとらえ、綿密な指導と経過観察が必要であると考えられた.
著者
三根 和浪 橋本 泰幸 若元 澄男 奥村 高明 三澤 一実 神山 貴弥
出版者
広島大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2010

国内外の優れた図画工作・美術科教員が持つ学習指導に関わる知を取材すると共にそれを共有するシステムをインターネット上に構築し検討を行った。その結果,我が国の図画工作・美術科熟達教員は,常に個に向かう授業を行い,状況に柔軟に対応する教育技術を持っていた。具体的には,制作の過程を重視し,共感的な言葉遣いや常に児童・生徒の個と集団の様子をモニタリングすることによって個を引き出す授業を進めているなどがわかった。
著者
小林 健史 橋本 竜作
出版者
北海道医療大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

本研究は専門家の少ない地域において住民参加型授業を通して、特別支援教育体制を構築することを目的とした。我々は住民参加型授業を活用した介入を通して、教員をエンパワメントしつつ、さらに簡便かつ効率的に相談者が地域に存在する社会資源を活用しやすくするツールを作成し支援を行った。その結果、社会資源の少ない地域に合致した特別支援教育体制構築の手がかりが示された。
著者
橋本 俊哉
出版者
日本社会心理学会
雑誌
社会心理学研究 (ISSN:09161503)
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.116-125, 1993
被引用文献数
2

This research is aimed at clarifying the behavior of pedestrians in unfamiliar surroundings, during recreational activities, with particular emphasis on their trash disposal behavior. Primarily, in order to reach the objective, the author attempted to analyze the characteristics of trash disposal behavior at a highway service area. Based on the results, garbage cans were systematically arranged according to the characteristics of trash disposal behavior. This rearrangement resulted in a more effective disposal pattern in which pedestrians' distinguishing between flammable and non-flammable garbage increased, and correct trash can use ratios increased significantly. From the on-going research the author was able to extract the following pedestrian behavioral traits: 1) a tendency towards cleanliness, 2) a tendency to minimize energy, and finally, 3) a tendency to shorten the distance.
著者
小山 哲 小田中 直樹 佐々木 博光 橋本 伸也 長谷川 貴彦 長谷川 まゆ帆
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

本研究は、日本における「西洋史学」の過去と現在を史学史的な視点から再考すると同時に、「西洋史学」を東アジアに固有の学問領域として捉え直すことによって、国境を越えた研究者間の交流と議論の場を構築することを目的として行なわれた。各年度に研究会を実施したほか、公開シンポジウム、国際会議を主催した(詳細ついては、添付した研究成果報告内容ファイルを参照)。最終的な成果の一部は、『思想』(第1091号、2015年3月)に特集「東アジアの西洋史学」として掲載されている。また、日本と韓国の西洋史研究者の交流の場として「日韓西洋史フォーラム」を組織した。
著者
橋本 京子
出版者
京都大学大学院教育学研究科
雑誌
京都大学大学院教育学研究科紀要 (ISSN:13452142)
巻号頁・発行日
vol.57, pp.489-502, 2011-04-25

This study investigates how students perceive self and the circumstances when writing a graduation thesis, and also the relationship between positive cognitions and mental health. Thirty-one university students who were writing graduation theses were administered a questionnaire six months before the deadline and again one month before it. Students perceived themselves more emotionally unbalanced and more incapable, but more positive about their attitudes concerning their graduation theses than their classmates did. To perceive themselves more optimistic, strong-willed, and emotionally balanced was negatively correlated with feelings of depression in writing a graduation thesis. With regard to cognition about circumstances, they were more aware of the deadline and the progress of the graduation thesis one month before the deadline, and such awareness correlated with feelings of depression. From the analysis of their free descriptions, both enjoyment and suffering in writing a graduation thesis were abstract six months before the deadline, and they got both enjoyment and suffering in the concrete process of writing a graduation thesis and giving meaning to the results of their research one month before the deadline. The enjoyment and suffering in writing a graduation thesis were inextricably linked with each other.
著者
肥塚 隆 深見 純生 淺湫 毅 丸井 雅子 小野 邦彦 橋本 康子 デュルト ユベール 藤岡 穣 デュルト ユベール 藤岡 穣
出版者
大阪人間科学大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2006

研究成果の概要:東南アジアの遺跡や博物館等に遣されているヒンドゥー教や仏教の造形芸術資料を渉猟し、それらを過去の王朝、民族、あるいは現在の国ごとに分類して検討するのではなく、東南アジア全体を一まとまりとする歴史体系の中で総合的に位置づけて考察するための基礎資料の集成に努めた。特筆すべき成果としては、分担者の深見純生が東南アジアのモンスーン航海の確立が4世紀前半にさかのぼることを明らかにした点である。