著者
伊藤 節子
出版者
日本観光研究学会
雑誌
観光研究 (ISSN:13420208)
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, pp.61-68, 2014-09-30

Kyoto is an international tourist city visited by 50 million people every year of tourists. Festival of the Middle Ages, which began in 1895 is up to date. While associated with the era Festival 1100 commemoration of the transmission in the middle of the period of the Heian era, I take into account to see the intention fundamental and (take the function of tourism that was used to "view" the word "sightseeing"). In addition, I tried to analyze changes in tourism that caused the change and the emergence of the Lord while comparing the citizens and organizations related to the management of age festival. Then, for the people in the face of the occurrence of these large design, the author revealed it.
著者
中西 泰夫 山田 節夫
出版者
東京大学社会科学研究所
雑誌
社會科學研究 (ISSN:03873307)
巻号頁・発行日
vol.61, no.2, pp.79-96, 2010-01-27

この論文の目的は, 特許の質と特許の陳腐化率および特許の価値を調べることにある. 特許の質と陳腐化率および特許の価値を実際のデータから計測して, 特許の質が陳腐化率と特許の価値をどのように規定しているか明らかにする. そして特許の価値をもとめる. また質がどれだけの価値を持つかを計測して明らかにする. この論文では, 特許の陳腐化率と初期の価値のパラメータを推定して得ることにより, 特許の価値を質を考慮して定量的に求めた. そこで特許の質についても定量的に評価額を求めることができ, 社会的にも有用である結果を得た. 推定した結果, すべてのパラメータについて有意な推定結果を得た. 化学産業と医薬品産業に関しては, 陳腐化率が高く, 初期の価値も高い値であった. 特許の質を考慮すると, 化学産業と医薬品産業では, 大きな影響があった. 特に被引用が7以上の特許については, 価値がはなはだしく大きかった.
著者
王 誠明 太田 節子 篠田 雅人
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
YAKUGAKU ZASSHI (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.109, no.12, pp.949-953, 1989-12-25 (Released:2008-05-30)
参考文献数
24

The survival effect of mice irradiated with a lethal dose of X-ray was studied by use of 60 kinds of Chinese traditional medicines. Methanol extracts of these medicines were prepared, and then each extract injected intraperitoneally into male mice before or after whole-body irradiation. As a result of these studies, the survival effects with Ogi-kentyu-to, Simotu-to, Sessyoin, Zokumei-to and Boi-ogi-to were observed by intraperitoneal injection before irradiation. Of these effective methanol extracts, only Zokumei-to was shown to have a significant survival effect by intraperitoneal injection after irradiation.
著者
田村 須美子 窪津 悌子 島田 幸男 岩澤 佳則 佐藤 智子 細川 弥生 須藤 節子 中島 康行 梶本 雅俊
出版者
公益社団法人 日本栄養士会
雑誌
日本栄養士会雑誌 (ISSN:00136492)
巻号頁・発行日
vol.53, no.9, pp.838-845, 2010 (Released:2011-12-27)
参考文献数
12

誤嚥性肺炎の繰り返しから、主な栄養補給方法が経管栄養になる利用者が、さがみ緑風園では、年々増えてきた。そこで、誤嚥性肺炎を予防し、1 日でも長く口から食事を摂り、人間らしく生きていけるように、チームでケアシステムについて検討した。 嚥下が不自由な方に普通食をただ細かくきざんだだけの食事はかえって誤嚥を誘引するということが報告されている1,2)。そこで開園以来40 年間続けてきたきざみ食を廃止し“形そのままソフト食"(以下ソフト食)の導入を考えた。平成20 年5 月栄養・看護・介護担当が中心となってソフト食プロジェクトチームを立ち上げその効果を評価した。 1)調理師は、見た目は限りなく普通食に近いが舌や歯茎でつぶせる硬さの食事“ソフト食"を工夫・開発し、ソフト食調理マニュアルを作成、すべての調理師がソフト食を作れるようになった。 2)介護職員は、食事介助の際、ソフト食を、本人に見せた後でその日の体調に合わせ、はさみやフォークを使って切ったりつぶしたりして大きさを調整し、食事介助を行い、むせこみの防止と見た目の良さで利用者のQOLが向上した。 3)ソフト食プロジェクトチームの指導により、調理形態や食事介助の工夫、利用者への食教育に取り組むことにより、飲み込みに問題のあった利用者の割合が全体の58 . 3% から32 . 8% に減った。 4)平成20 年4 月、副食を一品提供することから始めソフト食の数を増加させた。平成20 年10 月からソフト食が必要な者には全面実施となった。試行期間中の平成20 年6 月と全面実施後の平成21 年3 月にソフト食を食べている利用者と介護職に「利用者別ソフト食アンケート」、また平成20 年11 月には利用者全員に「食事の満足度調査」を実施し良好な結果を得た。 今回、多職種がそれぞれの視点から見た意見を持ってディスカッションできたことや健康セミナーの開催が良い結果につながった。また、いろいろな人がかかわることで栄養士にとっても良い刺激になり、口から食べることの大切さとプロジェクトづくりの重要性を再確認できた。
著者
水崎 節文 森 裕城
出版者
Japanese Association of Electoral Studies
雑誌
選挙研究 (ISSN:09123512)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.16-31,123, 1995

The multimember constituency system of the Japanese House of Representatives adopted in 1925 has lasted up to the present time, with the exception of a general election in 1946. This system is unique in the world and has influenced the electoral behavior of candidates as well as voters in Japan. It is inevitable that candidates from the same party are in competition.<br>One remarkable characteristic of the election results at the district level is that votes obtained by an individual candidate show a tendency to concentrate into the particular area. To examine the regional distribution of votes, we use the RS index and the DS index which was devised by Mizusaki, and trace the scores in the general elections from 1958 to 1993. The computed values have been decreasing year by year, but in some rural districts both indices show still very high scores.<br>The phenomenon of the concentration of votes in a particular area in a district has been considered as a reflection of premodern electoral behavior. Although this view cannot be denied in this paper, we try to explain the phenomenon in a different way. We would like to show that the spatial competitions aomng the plural candidates from the same party can be interpreted as a rational behavior with the strategy to win elections.
著者
駒沢 勲 黒見 眞 東稔 節治
出版者
公益社団法人 化学工学会
雑誌
化学工学論文集 (ISSN:0386216X)
巻号頁・発行日
vol.13, no.2, pp.223-229, 1987-03-10 (Released:2009-11-12)
参考文献数
8
被引用文献数
3 4

ロイコマイシンA5, ノルエフェドリンおよびフェネチルアミンのような弱塩基性の生理活性物質の水溶液pH調整による物理抽出および逆抽出を行った.有機溶媒として酢酸ブチルおよびクロロホルムを用いた.各抽質の分配データから酸解離定数および分配係数を求めた.各抽質のカチオンと有機リン酸抽出試薬HDEHPとの錯体形成による化学抽出も行った。抽出試薬の保持率全域に適用できる抽出平衡式を求めた.いずれの抽質に対しても抽出種はHAX・2(HX), HAX・(HX) およびHAXの3種類で統一的に表現できる.ここでHXおよびAはHDEHPモノマーと塩基性物質を表す.ノルエフェドリンとフェネチルアミンの抽出特性は化学抽出の導入によって大きく向上する.しかし, ロイコマイシンは逆抽出をロイコマイシンカチオンが不安定となるpH域で実施するため有利ではない.
著者
川染 節江 石間 紀男 吉川 誠次
出版者
The Japan Society of Home Economics
雑誌
家政学雑誌 (ISSN:04499069)
巻号頁・発行日
vol.22, no.1, pp.41-47, 1971

1) クッキーの味覚は、原料の配合比により影響されると思われるので、その関連を調べるために、単体格子方格に従って、実験回数が25のCubic Modelを採用し、官能テストとTexturometerによる硬さの測定を行なった。<BR>2) テスト方法は、毎回4個ずつ基準品と比較する方法をとり、外観、風味、甘味、硬さ、舌ざわり、総合評価の6項目とし、基準品の評価は、嗜好意欲尺度にもとついた。3) クッキーの嗜好を左右する官能的要因を検討するために、総合評価と各評価項目との関係について、単純相関係数と偏相関係数を求めた。その結果、総合評価に寄与する主な評価項目は、舌ざわり、甘味、風味であることが判明した。<BR>4) 反応曲面の係数を求めることにより、実験格子点以外の配合比による試料について、総合評価を推定することができた。それによれば、小麦粉、砂糖、卵が最小の割合 (35、15、10%) では、コーンスターチが少なくてバターが多いほどよく、もっともよい配合比は、小麦粉35%、コーンスターチ8.3%、砂糖18.3%、バター28.3%、卵10.1%であると解釈できる。硬さの測定値は25-36 (T.U.) が理想的であり、コーンスターチの適量の配合は、Texturometerの測定曲線から、「もろさ」をよくする傾向があることが判明した。<BR>5) クッキーは水分が少ない (2.3~2.5%) ので保存性に富み、デシケーターを利用すれば8週間経過したものでも食味に変化のないことを確認した。
著者
馬場 節
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.897, pp.107-109, 1997-06-30

かつて大争議を闘った三池炭鉱の労組が,「閉山」提案を受諾した。爆発事故の補償負担や輸入炭の増加で,「ヤマ」(炭鉱)は力つきた。閉山後も労組トップとして「解雇者の再就職に責任を持つ」と語る。今年3月19日,福岡県大牟田市を中心に広がる「三井石炭鉱業三池鉱業所」,いわゆる三池炭鉱を3月末で閉山にするという協定書に調印しました。
著者
佐田 節子
出版者
日経BP社
雑誌
日経パソコン (ISSN:02879506)
巻号頁・発行日
no.420, pp.190-193, 2002-10-28

いわゆるVDT症候群/チェック3つで要警戒/食後のPCで胃もたれ!?/目に悪いトンネル現象/本誌で姿勢をチェック/休憩が能率を上げる
著者
小野 恵子 片倉 直子 島内 節
出版者
日本地域看護学会
雑誌
日本地域看護学会誌 (ISSN:13469657)
巻号頁・発行日
vol.12, no.2, pp.64-69, 2010-03-31

目的:本研究の目的は,在宅看護学概論の評価であり,具体的な授業の評価内容は,授業の理解度,授業形態の工夫による学習理解への役立ち度,在宅看護の具体的なイメージ化,授業の満足度を明らかにすることである.また,その評価の結果から,在宅看護のイメージに関連する内容,満足度に関連する内容,イメージ化と満足度との関係,授業理解度と授業形態の工夫との関係があるかどうかを明らかにする.対象は,A大学看護学科3年次学生の56名中,調査への同意が得られた者計52名である.調査の結果から,授業の工夫について8割以上の学生が,学習と理解に役立ったと評価していた.しかし「介護保険法」「自立支援法・健康保険法」のような法関連の授業の理解度は,他の授業内容に比べて低かった.これらの授業の理解は在宅看護のイメージ化に関係していたこと,イメージ化と関連した工夫はPRパンフレットだけであったことから,更なる授業の工夫の必要性が示唆された.また,在宅看護のイメージ化と授業の満足度,授業の満足度と授業の理解度,そして授業の理解度と授業形態は,それぞれ関連しており,在宅看護のイメージづくりには,授業の満足度と授業の理解度と授業形態が連鎖していると考える.
著者
川島昭彦 川島 敏生 横塚 政久 野鳥 長子 三ツ木 豊 三ツ木 裕子 田村 真佐美 栗山 節郎
出版者
公益社団法人日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
vol.17, no.2, pp.117-122, 1990
被引用文献数
1

廃用性筋萎縮が生じた膝伸筋のトルク, スピード, 大腿周径の変化を測定した。廃用によって, トルク, スピード, 周径のそれぞれに減少を認めた。減少率は, スピードに比較してトルクが高く, ST線維の萎縮の強さが推測された。さらに当院での通常の訓練を行った後に第二回の測定を行った。その結果, 統計的にトルクのみ改善を認め, スピードと周径に変化はなかった。今後, スピードに対するアプローチも必要と思われた。廃用による周径とトルク, スピードの相関は, 低いか, 無相関であった。周径で厳密に筋力を推定することは困難であり, 評価としての周径の意義について測定方法を含めた再考が必要と思われた。
著者
大池 美也子 鬼村 和子 村田 節子
出版者
九州大学
雑誌
九州大学医療技術短期大学部紀要 (ISSN:02862484)
巻号頁・発行日
vol.27, pp.9-14, 2000-03
被引用文献数
1

We analyzed 47 unsuccessful experiences in communication out of 77 process records by the first-year nurse students in fundamental nursing practice. The results were as follows; 1) The nurse students tend to hesitate to communicate with their patients because of their concern and presumption, 2)they speak rather than listen to their patients when they are faced with the unfavorable topics. The teaching staffs should be qualified to be able to put student's thought into words by giving the appropriate instruction and guidance at the site of their unsuccessful experiences in communication.初回基礎看護実習における看護学生のプロセスレコード77件中コミュニケーションのつまづき場面47件について,その要因と特徴を患者と看護学生の視点から分析し,以下の結果を得た。1)看護学生は患者への気遣いや推測から自らの発言を制限し,患者への意思伝達が困難になっている。2)対応困難な話題に関して,看護学生は聞くよりも何か発言しようとする傾向にある。これらの結果から,対応困難なコミュニケーション場面に出会った看護学生に対して,指導者に求められることは,その場での適切な事後指導と,学生の思いを表現できる教育的思慮深さであることを考察した。
著者
丸山 節子
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
衛生化学 (ISSN:0013273X)
巻号頁・発行日
vol.44, no.1, pp.17-24, 1998-02-28
被引用文献数
1

In Nagano Prefecture, in the period of January to March, 1997,sudden deaths of Bombycilla spp. birds happened in many places, amounting to 13 places with the total death of 187 birds. Of the places, Shimosuwa Town, Komoro City, and Iida City were selected to be inquired into the cause of the sudden deaths. In the case of Shimosuwa Town, the esophagus was choked with nuts of Pyracantha, and cyanide was detected in the content from the esophagus at 10.0 μg/g (average) and in the content from the stomach at 17.0 μg/g (average), suggesting that cyanide or nitrile glycoside would be one of the causes of the deaths. In the case of Komoro City, EPN, an organophosphorus pesticide, was detected from the content in the stomach at 5960 μg/g (average) and from the liver at 11.4 μg/g (average), suggesting that EPN would be a many cause of the death. In the case of Iida City no cause of the death has been known.
著者
福田 節雄
出版者
誠文堂新光社
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.3, no.9, pp.335-338, 1951-09-01

p.338 3(8)正誤表
著者
溝口 環 飯島 節 江藤 文夫 石塚 彰映 折茂 肇
出版者
一般社団法人 日本老年医学会
雑誌
日本老年医学会雑誌 (ISSN:03009173)
巻号頁・発行日
vol.30, no.10, pp.835-840, 1993-10-25 (Released:2009-11-24)
参考文献数
14
被引用文献数
17 31 17

痴呆に伴う各種の行動異常は介護者にとって大きな負担となるが, 行動異常を定量的に評価する方法はまだ確立されていない. そこで, Baumgarten らの Dementia Behavior Disturbance Scale (DBDスケール) を用いて, 痴呆患者の行動異常の評価を試み, 評価法の信頼性と妥当性ならびに介護者の有する負担感との関連について検討した.痴呆群27例 (アルツハイマー型21例, 脳血管性6例, 男性9例, 女性18例, 平均年齢77.7歳) および神経疾患を有するが痴呆のない非痴呆群17例 (男性2例, 女性15例, 平均年齢76.8歳) の外来通院患者と施設入所痴呆患者10例 (アルツハイマー型9例, 脳血管性1例, 男性2例, 女性8例, 平均年齢82.3歳) を対象とした. DBDスケールは, 28項目の質問からなり, 異常行動の出現頻度を5段階に分けて介護者が評価した.DBDスケールの信頼性については, 再テスト法の相関係数0.96, Cronbach のα係数0.95, 評価者間信頼性は Intraclass Correlation Coefficient (ICC) 平均0.71と何れも高い値を示した. 妥当性については, DBDスケール得点と簡易知能質問紙法 (SPMSQ) 誤答数との相関係数0.54と知的機能との相関は良好であった. DBD得点とアンケートで評価した介護者の負担感との間に有意の相関を認め (r=0.53), 介護の負担度を反映し得る指標としての有用性も示唆された.DBDスケールは, 痴呆に伴う行動異常の客観的評価や経過観察の方法として信頼性が高く, 介護負担も反映しうる有用な評価法である.
著者
鈴岡 節 木村 和広 伊藤 悦雄 天野 真家
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.40, pp.105-106, 1990-03-14
被引用文献数
2

ワードプロセッサのかな漢字変換において,多くの同音異義語に対してユーザが正しい漢字を選択する必要がある.この作業を軽減するための手段として,現在は短期学習(同音語内で最も最近選択された語が優先される)と共起テーブルの利用とが一般に用いられている.しかし,短期学習の場合,前とは違った分野の文章を入力するしかな漢字変換の質が下がる.また共起テーブルは予め作成することが非常に困難である上に,共起テーブルでは対処できない場合がある.これらの問題を克服するために,かな漢字変換に神経回路網技術を導入した.神経回路網を用いたかな漢字変換では,入力されている文章の文脈を把握する.そして文脈に応じて同音語内の語の優先順位を変え,今までに出現していない語であっても,現在の文脈と関連する語であれば,選択され易くする.