著者
加藤 武夫
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
地理学評論 (ISSN:00167444)
巻号頁・発行日
vol.26, no.5, pp.179-187, 1953

The author has been studying the distribution and variation of population In the middle of Edo Period by &ldquo;Junkoki&rdquo; that is a historical work of Owari Clan. This book was recorded by &ldquo;K&ocirc;ko Higuti&rdquo; (1750-1826) who inspected all the villages within Owari Province. In this &ldquo;Junk&ocirc;ki&rdquo; he recorded two sets of population number, the one is of the year of 1671 A. D. and the other is of some year of the early 18 th century.<br> Fig. 1 shows the rates of the increase or decrease of population of each village gained from the comparison of two sets of population noted in &ldquo;Junkoki.&rdquo; And the author classified those rates into five classes:<br> 1. Remarkable Increase, 2. Increase, 3. Sluggish Increase, 4 Stagnation, 5. Decrease.<br> Fig. 2 shows the accumlated population on each administrative unit at the time of 1915. Hereupon one can see the regions of increased or, decreased population by these figures. It was the head region of Ise Bay, eastern Highland and Tita Peninsula that increased remarkably in population. Because. the head region of Ise Bay was reclaimed land, this increase of population in this region resulted from the migration of the people from the neighbouring land (Fig. 3). The most of the eastern part of the highland and Tita Peninsula were cleared regions and there were constru-cted many irrigation ponds or canals by which cultivated lands were enlarged and. the population was increased. In this region, there were some industrial centres such as Seto City and its suburbs and Tokoname Town on the west coast of Tita Peninsula, where industries were ceramics, - - - -Arinzatu Town, variegation of cloth, - - - the most part of the peninsula, textile of cotton, - - -Handa City and its neighbourhood brewing --- the coast of peninsula, marine transportation. And these industries had been developed into the stage of&ldquo; manufacture&rdquo; in the middle of Edo Era. Consequently, the development of these industries brought about the increase of population in the districts above mentioned. Contrary to these regions, the middle part of the Owari Plain and the outskirts of Nagoya were the districts of the stagnation or decrease of population. Since agriculture was a principal occupation, having been conti-nuously developed front ancient time, it was impossible to attempt the expansion of cultivated fields, and as the result there was difficulty in increasing the population in this area. In addition to these conditions, the Castle Town of Nagoya was absorbing the rural population, and so it was decreasing remarkably. Besides those regions, the ports on the head of Tita Peninsula, such as Morozaki and Toyohama, lost some of their population for their narrow hinterland and the shortage of cultivated land.<br> The distribution and variation of population under the feudal system were different from those under the capitalistic economic system. These differences are based on the differences of the basic industries and the scale of the cities under these two systems.
著者
佐藤 武宏
出版者
日本古生物学会
雑誌
化石 (ISSN:00229202)
巻号頁・発行日
no.57, pp.p50-63, 1994-11
被引用文献数
1

これまでの各論で述べた様々な動物群による捕食形式とその捕食器官, また捕食によって生じる捕食痕についてまとめたものが, 表2である.本論では化石に残る捕食痕を生じさせる捕食様式に焦点をあてて議論を進めてきた.破壊という捕食様式を中心として捕食被食の関係を観察する際に, 被食者である巻貝を例にとると, その対捕食者戦略としてはVermeij (1983)などがまとめた, 密な巻き方, 外部装飾, 殻口部の肥厚と歯の存在などといった物理的な戦略が第一に挙げられるだろう.このような形態的な対捕食者戦略は化石サンプルからもその発達を考察することができるため, 極めて重要である.しかし, 現実には形態的な対捕食者戦略以外の戦略を採用しているものも少なくない.例えば毒を持つ, 捕食者にとってまずさを感じさせるような防御機構を持つといった化学的戦略も有効であろう.また, 生態的な戦略としては二枚貝の持つ固着の戦略(Harper, 1991)やイタヤガイ科貝類の遊泳(Hayami, 1991), 堆積物の中に深く潜るといった戦略, あるいは捕食に対しては直接的には何の防御手段を持たないがr戦略的な繁殖様式を持つといった戦略も考えられるだろう.進化の過程において海底洞窟などのような捕食圧の低い, 隠生的な環境に生息することによって原始的な形態を保持しつづけているグループも報告されている(Hayami and Kase, 1992).破壊という捕食様式に注目すると, 各論で詳しく述べたようにタマガイ科, アクキガイ科の巻貝, タコの仲間, カニの仲間, およびシャコの仲間による捕食は極めて特徴的な捕食痕を示すものであり, 捕食されて破壊された貝の貝殻や再生痕の認められる貝殻から捕食者をある程度特定することが可能であろう.このような捕食者と被食者の種間関係を硬組織上に記録された情報から推定することが可能であるということは化石サンプルへの応用を考える際には非常に重要な意味を持つであろう.なぜならば種間関係の時間的な推移を知ることで初めて具体的なエスカレーションの検証が可能になるからである.しかし, それにはまだいくつかの問題点も残されている.その一例として非生物学的な破壊, すなわち運搬や堆積に伴う物理化学的な殻の破壊や欠損と捕食による破壊を分離する必要がある.ということが挙げられよう.Kidwell and Baumiller (1990)は堆積物と水を満たした回転ドラム内にウニの標本を入れて様々な条件下での破壊や磨滅の様子を詳しくしらべているが, 同様に堆積物を加えた回転ドラムや流水水槽などを用いて貝殻の物理的な破壊実験を行ってその特徴を分析する, あるいは様々な条件下での貝殻の溶触実験を行って比較を行うなどの実験的なアプローチが必要であろう.また, この生物による破壊と非生物起源の破損を分離することはこれまでの古環境解析の手法にも大きな問題を提起するだろう.これまでは産出化石が自生的なものか他生的なものかということは, 捕食の影響を考えずに, 古環境の復元に際して重要な鍵であるとされてきた.しかし, 実験等によって得られた知見などによって堆積過程における破壊を単離することが可能になるならば, より一層精度の高い古環境復元が可能になると予測される.破壊された化石サンプルを加えて化石を評価することができるということはある意味では非常に無駄の少ない研究であると言えよう.これまでの古生物学の研究の主題には分類学や機能形態学といった完全な標本が必要とされるものが多く選ばれており, 不完全な, 破壊の見られる標本はしばしばなおざりにされてきた.しかし, 破壊された個体も含めて群集内のすべての個体を評価することを主眼とした研究においては.「不完全な」個体は非常に重要な意味を持つ.また, このような個体群動態を通じて進化プロセスを考察する研究ではいわば(伝統的地質学にありがちな)山師的な研究方法が通用しないということがいえよう.分子古生物学の分野でもどれだけ古い化石サンプルからDNAやタンパク質を抽出することができたか, という方針に対して分子のデータを用いて系統関係を再構築したり, 種分化を伴う生物地理学に応用したりといった方針の重要性が説かれている.それと全く同様に捕食被食の関係を研究する場合でも, 捕食痕を持つ最古の化石を追い求めることももちろん重要ではあるが, 多くのサンプルを用いた群集の時間的推移やその進化プロセスを検討する研究も重要であることはいうまでもないだろう.これまで多くの種間で捕食被食の関係は確認されているが, その共進化システムやエスカレーションのプロセスにまで考察を加えたものは多くはない.各論で述べたように被食者を中心としたその対捕食戦略の発達について水槽実験や化石標本の形態計測などから検討したものはいくつか見られるが捕食者の捕食戦略に対して考察を加えたものはほとんど見られない.佐藤(1994)は浅海域における巻貝の重要な捕食者であるガザミPortunus (P.) trituberculatusの捕食器官であるハサミの同種内での地理的変異とその被食者の分布パターンとの関係がエスカレーションによって導かれる結論に調和的であることを指摘しているが, 今後このような, 捕食者と被食者のそれぞれの戦略を比較した研究が多く行われることが必要であろう.理論的な捕食被食関係のシミュレーションや実験を中心とした考察は一般に一対一の種間関係のみで行われてきた.しかし, 現実にはある被食者に対して複数の捕食者が影響を与えていたり, ある捕食者が複数の種を捕食したりすることは一般的に見られることである.のみならず, ある種が捕食者であると同時に被食者であるような中間捕食者の立場や共食いを行う種である場合もあり得る.さらにある種が捕食被食の種間関係によってのみ制約を与えられている場合は極めて稀であり, その他にも競争関係や共生関係, 資源利用の制約といった複雑な種間関係から同時に制約を与えられていることが多い.複数の系に対するシミュレーションや実験等のアプローチはまだその手法も十分に確立されているとは言い難いが, 複雑な系における進化プロセスを考察することによってこそいわば拡散共進化的な群集全体の進化過程がより明確に理解されるのではないだろうか.また, 現生生物の観察においてもどの種間関係がその種にどれだけの影響を与えているのかを単離することや, その種間関係によってもたらされる同種内異変をどう解析するかが今後の課題として重要性を持つであろう.
著者
斉藤 武史
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2019年春季全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.77-80, 2019-08-31 (Released:2019-08-30)

インターネットを介した消費者による情報収集が一般化し、そのメディアとしての存在感は日々高まっている。2019年2月に電通より公表された、「2018年(平成30年)日本の広告費」によると、インターネット広告費が地上波TV広告費と、肩を並べる水準を示している。反面、インターネットの接触情報と、実際の購買行動を包括的に結び付けるのは難しく、一連の広告施策において、効率的な活用はできていない。弊社では同一と定義されたモニタの、インターネットアクセスログと購買ログを収集している。インターネットの接触情報と、実際の購買行動を包括的に結び付けることで、一連の広告施策に活用できる仕組みを構築できないか検討した。
著者
小原 雄治 加藤 和人 川嶋 実苗 豊田 敦 鈴木 穣 三井 純 林 哲也 時野 隆至 黒川 顕 中村 保一 野口 英樹 高木 利久 岩崎 渉 森下 真一 浅井 潔 笠原 雅弘 伊藤 武彦 山田 拓司 小椋 義俊 久原 哲 高橋 弘喜 瀬々 潤 榊原 康文
出版者
国立遺伝学研究所
雑誌
新学術領域研究(研究領域提案型)『学術研究支援基盤形成』
巻号頁・発行日
2016

①総括支援活動では、支援課題の公募を行い、領域外有識者による審査委員会により選考し、支援を行った。経費上限設定など多くの採択ができるように努めた結果、応募188件、採択93件(採択率49.5%)となった。支援の成果として2017年度に54報の論文発表がなされた。②大規模配列解析拠点ネットワーク支援活動においては、最先端技術を提供するためにそれらの整備や高度化を進めた。遺伝研拠点では染色体の端から端までの連続した配列完成を目指して、ロングリードシーケンサー(PacBio Sequel)、長鎖DNA試料調製技術、さらに1分子ゲノムマッピングシステム(Irysシステム)の最適化を進め、実際の試料に応用した。東大柏拠点では、1細胞解析技術を整備し支援に供するとともに、Nanopore MinIONを用いた一連の要素技術開発を進めた。九大拠点では微生物ゲノムのNGS解析最適化を進めた。札幌医大拠点ではLiquid Biopsyによる体細胞における低頻度変異検出技術開発を進めた。③高度情報解析支援ネットワーク活動では、支援から浮かび上がった課題を解決するソフトウェアの開発を進めた。支援で特に活用されたものは、真核2倍体用denovoハプロタイプアセンブラPlatanus2(東工大)、染色体大規模構造変異高精度検出アルゴリズムCOSMOS、変異解析結果の信頼性を評価するソフトウェアEAGLE(以上、産総研)、エクソン・イントロン境界におけるスプライソソーム結合頻度の解析パイプライン(東大)、であった。また、CLIP-seqデータの解析パイプライン、高速オルソログ同定プログラムSonicParanoid、ロングリード向けアラインメントツールminialign(以上、東大)は今後の活用が予想される。高度化等の成果として48報の論文発表がなされた。
著者
清藤 武暢 黄瀬 和之 四方 順司 松本 勉
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WBS, ワイドバンドシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.734, pp.13-18, 2005-03-11

グループ署名方式は, ChaumとVan Heystにより提案された署名方式であり, グループに属する利用者がグループの代表として匿名で署名を生成することができ, 問題が生じたときにはグループ管理者により署名生成者を特定することができる方式である.本稿では, これまで計算量的な安全性の枠組みのもとで研究されてきたグループ署名方式について, 情報理論的安全性の枠組みのもとで考える.特に, 情報理論的に安全なグループ署名方式のモデル, 及び安全性の概念を新しく導入する.そして, 安全性の概念の定式化を行う.更に, その強い安全性を満たす具体的な構成法を提案する.
著者
近藤 武一
出版者
金城学院大学
雑誌
金城学院大学論集 (ISSN:04538862)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.98-120, 1954-10-20
著者
川添 永典 五藤 武志 佐野 忠男 吉田 正義
出版者
Japanese society of turfgrass science
雑誌
芝草研究 (ISSN:02858800)
巻号頁・発行日
vol.16, no.1, pp.13-20, 1987

芝草の侵入害虫チガヤシロオカイガラムシ (<I>Antonzna gyanais</I> Maske11) の経済的な合理的な防除法を確立するため, 四国地方のゴルフ場におけるこの虫の分布状態を調査するとともに, 接触殺虫剤・浸透殺虫剤を用いてその防除効果に影響する要因を分析して調査し, 検討した。<BR>(1) 高知県下の8つのゴルフ場でこの虫による被害を調査したところ, 1つのゴルフ場を除いて, 7つのゴルフ場でこの虫の被害がみられた。この虫の伝播は芝草の移動によって行われるので, 芝草の生産地ではこの虫の防除を励行するとともに, 芝草を入れる場合はそれに寄生する害虫を防除して定植することが望ましい。<BR>(2) 高知県の土佐カントリークラブにてこの虫の2化期の1令虫の発生する時期を中心にして, 1984年7月31日と8月11日個々に各種農薬を散布して防除効果を比較した。防除価の最も高いのはスプラサイド乳剤1000倍3l区で, 88.5% (7月31日) と79.9% (8月11日) の数値が得られた。しかし, この虫は単性生殖を営み, 産仔数は約200, 年2回の発生であるので, 高い防除効果でもすぐ元の密度にかえることが推察される。<BR>(3) ビニフェート乳剤1000倍3l区では66.2% (7月31日) と63.0% (8月11日) の数値が得られた。<BR>この両者の成分量を比較すると, スプラサイド乳剤は50%, ビニフェート乳剤は24%であるので, ビニフエート乳剤の場合はスプラサイド乳剤の約1/2の成分量しか散布していないことになる。もし, ビニフェート乳剤500倍3l/<I>m</I><SUP>2</SUP>で散布したならより高い防除価を得られたと考えられる。<BR>ダイアジノン乳剤は1000倍1l区では35.1% (8月11日) と低い防除価である。これはダイアジノン乳剤はガス化があるため残効性が短かいことによると考えられる。<BR>(4) 7月31日と8月11日における両散布区の防除効果の傾向はほぼ同様な傾向を示した。2化期は1化期に比較してこの虫の密度は高く, 虫の生育は不斉一でいつでも卵が存在することが推察される。<BR>(5) 1985年, 浸透殺虫剤の粒剤 (アルフェート粒剤SDI―83Y3%粒剤をコガネムシ類の幼虫に使用する薬量 (9<I>g</I>~10<I>g</I>/<I>m</I><SUP>2</SUP>) で防除試験を行ったが, 防除効果はあがらなかった。また, この虫の活動期にSDI―83Y粒剤1Og, /<I>m</I><SUP>2</SUP>回散布 (7月27日と8月19日) を行ったが, 防除効果はあがらなかった。<BR>(6) 浸透殺虫剤SDI―83Y3%粒剤を1<I>m</I><SUP>2</SUP>当り50gを散布して防除価を調べたところ, 86.2%という比較的高い数値が得られた。この虫に対して浸透殺虫剤を使用する場合は, 少なくともコガネムシ類の幼虫に対して使用する以上の薬量を施用する必要があろう。<BR>(7) 吸収口型のチガヤシロオカイガラムシに対して浸透殺虫剤を使用する場合は, 粒剤より乳剤の方が有利であろう。また, 急速に植物体内の濃度を高めるために芝刈りをして散布することも有効と思われる。<BR>(8) 芝焼きを1985年3月7日に, 不利な条件下で行ったが, 比較的防除効果があがった。芝草の根元が乾燥する12月~1月行えば, さらによい効果が得られるものと思われる。
著者
加藤 武
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.124, no.3, pp.145-151, 2004 (Released:2004-08-27)
参考文献数
13
被引用文献数
5 10

メマンチンは中等度,重度のアルツハイマー病(AD)の治療薬としてEUとアメリカで承認されている.メマンチンはMK-801やフェンシクリジン(PCP)と同じ非競合的NMDA受容体阻害薬であり,虚血が引き起こすグルタミン酸過剰放出による神経細胞死を防ぐ.これらの薬物はマグネシウムイオンと同じイオンチャネル結合部位に作用する.しかし,MK-801やPCPは統合失調症様症状を引き起こし,ADの治療薬としては使用されていない.メマンチンには類似の毒性はない.また,大脳皮質でのアセチルコリン放出は起きない.メマンチンとMK-801との相違の機構はまだ解明されていないが,メマンチンはマグネシウムイオンと同様に電位依存的にイオンチャネルへ結合し,解離するためと考えられている.今後メマンチンに関する基礎的,臨床的研究が進み,機構が解明されるであろう.
著者
飯田 千代 飯田 周作 清藤 武暢 佐藤 創
出版者
情報処理学会
雑誌
研究報告コンピュータと教育(CE) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.1, pp.1-7, 2009-05-16

アルゴリズム的思考法とは,目的を達するための処理を基本的な操作に分解し,それらの順序を意識する思考法である.我々は,このアルゴリズム的思考法を,「情報を学ぶ上での基本的な能力」として認識しており,本格的な情報の学習を始める高等学校における重要なテーマであると考えている.本報告では,学生の学習状況を「躓きパターンによる分類」と「学習パターンによる分類」という2つの軸で把握することを提案する.躓きパターンによる分類は学生の理解度を示し,学習パターンによる分類は学生が「暗記型学習」と「思考型学習」のどちらで学習を進めているかを示す.暗記型学習には到達度に限界があり,いかに思考型学習に移行させるかが重要である.Algorithmic thinking style is a problem solving method, which breaks down a process into basic operations and line up them in a proper order. We consider it as a fundamental ability for students who are studying information and computer science. To teach students algorithmic thinking style, it is important to know each student's learning status. We propose two viewpoints: what kinds of topics do they feel difficult and how they try to lean. For the latter viewpoint, there are two possibilities: "learn by memory" and "learn by thinking". It is important to encourage students to switch from "learn by memory" to "learn by thinking".
著者
伊藤 武彦 田原 俊司 朴 媛淑
出版者
一般社団法人 日本教育心理学会
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.39, no.1, pp.75-84, 1991-03-30 (Released:2013-02-19)
参考文献数
24
被引用文献数
1 2 3

In a Japanese agent-patient-action type sentence, an agent is marked by the nominative particle GA and a patient is marked by the accusative particle 0. The aim of the present study was to compare the cue strength of 0 with that of GA in sentence comprehension of agent-patient relations and to find their developmental process. Because 0 is semantically simpler than GA, it was hypothesized that (1) the cue strength of 0 was stronger than that of GA and (2) the acquisition period of the former particle was earlier than that of the latter in Japanese children. Eighty Japanese native speakers of 5, 6, 7, 9, 11, 13, 15 years old and adults were instructed to listen to simple sentences and to judge which noun was the agent in an act out method by using miniature animals and objects. Stimulus sentences consisted of 27 sentence types composed of word order×particle×noun animacy combinations. The results were compared with Ito and Tahara (1986). The hypotheses were both verified.