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著者
藤本 邦彦
出版者
一般社団法人 日本ゴム協会
雑誌
日本ゴム協会誌 (ISSN:0029022X)
巻号頁・発行日
vol.38, no.10, pp.843-853, 1965-10-15 (Released:2009-10-16)
参考文献数
12
被引用文献数
6 6
著者
藤本 邦彦 西 敏夫
出版者
一般社団法人 日本ゴム協会
雑誌
日本ゴム協会誌 (ISSN:0029022X)
巻号頁・発行日
vol.43, no.6, pp.465-476, 1970 (Released:2008-04-16)
参考文献数
21
被引用文献数
39 22

カーボンブラック系加硫ゴムについて, パルスNMR法によりカーボンブラック周辺に形成される稠密構造 (C相), およびカーボンブラック周辺から離れた部分 (A相) のゴム分子鎖達の分子運動性とその成分量を解析し, 分子運動性の状態から見た構造を, 純ゴム, プラスチックと比較すると同時に, 力学的刺激による構造 (状態) 変化と, それに関する過去の実験結果を整理し、次のような結果を得た.1. カーボンブラック系加硫ゴムは準ガラス状態の相 (C相) と液体の相 (A相) とよりなり, 前者はNMR半値幅で約5gaussで, その相のゴム分子鎖達の運動は非運動性であり, 層の厚さは充てん剤の補強性により異なるが, ISAF級で約45Å程度である. 一方, 後者は架橋密度により異なるが, 天然ゴム(NR)では架橋間分子鎖長Nlが1,000Å~150Å範囲でNMR半値幅は60m gauss~120m gaussで液体とほぼ同じ分子運動をなす.2. カーボン系加硫ゴムは液体と固体の熱力学的に異なった安定状態にうつり, 不均質構造の発展する方向に進む. この両者の変化は比例的関係にあり, その変化量は充てん剤の周辺に形成するC相の量に比例する.3. A相部のゴム分子鎖の運動はほとんど液体であるため, 力学的刺激過程で充てん剤は回転, 並進運動をなし, その条件での安定位置に移動する.
著者
藤本 哲也 井上 博 平野 俊一朗 内橋 賢二 西川 泰央
出版者
大阪歯科学会
雑誌
歯科医学 (ISSN:00306150)
巻号頁・発行日
vol.79, no.2, pp.62-69, 2016

<p>ビスフェノールA(Bisphenol A;以後,BPA と略す.)は,歯科材料をはじめポリカーボネイトの原料として広く用いられている.BPA は環境ホルモンの1 つであり,エストロゲン様作用および抗アンドロゲン様作用を有する.前回我々はBPA の周産期曝露による性的二型行動への影響を報告したが,今回はBPA の情動行動への影響に着目した. 極微量BPA を妊娠期の母ラットに経口投与し,生まれた仔ラットの成長後に,うつ情動の評価法である強制水泳試験を実施,さらに環境ストレスに対する脆弱性を調べる目的で独自の評価法を考案し,捕食者であるキツネのニオイに対する回避行動を調べた. 強制水泳試験において,BPA 曝露によりimmobility 時間が有意に延長し,swimming 時間は減少した.また回避行動では,BPA 曝露群のみがキツネのニオイに対して有意に回避した.BPA 曝露ラットのうつ様行動亢進は,その背景としてキツネのニオイのような環境ストレスに高感受性状態に起因することが示唆された.</p>
著者
堤 良一 岡崎 友子 藤本 真理子 長谷川 哲子 松丸 真大
出版者
岡山大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2017-04-01

本研究は、現代日本語の指示詞の現場指示の方言差を明らかにするとともに、各方言が採用する空間認知の分割方法と、それと連関するような文法現象を見極めることで、日本語の指示詞の現場指示の使用のされ方と、その他の言語現象との関わりを探ろうとするものである。今年度は、次年度以降に実施予定である本格的な実験に向けて、実験のデザインを行った。そして、そのデザインの妥当性を検討するために徳山大学(山口)、尾道市立大学(広島)、愛媛大学(愛媛)の3大学で実験を行った。収集したデータは方言帯ごとにグルーピングし、それぞれの差を見ることとなる。具体的な傾向としては、研究代表者と研究分担者(岡﨑友子氏)が、岡山方言について言及したことがあるように、話し手と聞き手との間程度の距離の対象についてアノで指示する話者が一定数存在し、それは瀬戸内海沿岸の地域の出身者に多いような傾向が見て取れる。しかしこれは今後継続的な実験を続け、データの数をある程度取らなければ断定的なことは言えないというような状況である。実際に実験を行いながら、実験の妥当性、公平性他、様々な点で問題点が見つかったが、その都度微調整を行いながらデータ収集を行った。現段階では、次年度に向けて均等な環境での実験が遂行できる準備が整いつつあると考えている。収集したデータについて、統計的な処理を施すことができるかどうかについて、平成30年3月24日(土)、東洋大学岡﨑友子(共同研究者)研究室にて、検討会を行った。統計学の専門家である小林雄一郎氏から有益なコメントをもらい、データベースの作り方等を今後さらにつめていく必要があることを確認した。
著者
李 暁赫 杉山 央 小野 克也 藤本 郷史
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会構造系論文集 (ISSN:13404202)
巻号頁・発行日
vol.79, no.703, pp.1215-1225, 2014-09-30 (Released:2014-09-30)
参考文献数
18
被引用文献数
3

Curing condition of concrete in early ages has a significant influence on the durability of reinforced concrete structures. The influence of curing condition in early ages on the carbonation of concrete was studied in this paper. Following results were obtained; 1) The accelerated carbonation depth of concrete depends on the strength at the age of 28 days. 2) Evaporation rate is a useful indicator of earlyage curing with respect to concrete carbonation.
著者
高村 仁知 山口 智子 林 恵里奈 藤本 さつき 的場 輝佳
出版者
The Japan Society of Home Economics
雑誌
日本家政学会誌 (ISSN:09135227)
巻号頁・発行日
vol.50, no.11, pp.1127-1132, 1999

スパイスと野菜・肉類を調理して, カレーライスを作るまでの各過程におけるラジカル捕捉活性の変化をDPPH-HPLC法により解析した.カレーに用いられる15種類のスパイスのスクリーニングを行った結果, すべてにラジカル捕捉活性がみられ, 特に, クローブ, オールスパイス, シナモンに高い活性がみられた.野菜類と比較してもその活性は同等以上であった.カレーの調理過程では, 野菜・肉を合わせた具では加熱により活性が増加した.一方, 調合スパイスでは加熱により活性の減少がみられた.カレーではスパイスだけでなく野菜もその活性に大きく寄与していた.本研究のカレーライス1食分は363μmol Troloxeqの活性を有し, カレーライスの全ラジカル捕捉活性に対するスパイスの占める割合は, およそ45%であった.
著者
桶谷 猪久夫 Delmer Brown 藤本 雅彦 大久保祐子
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告人文科学とコンピュータ(CH) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.107, pp.33-40, 2003-10-24
被引用文献数
1

歴史史料を対象に、その文書構造や歴史的記述方法に着目し設計された英日全文連携検索システムを開発し、インターネット上に公開することにより、歴史学研究を援用し、さらに、国際的なコラボレーションを促進する。直接対象とする文献は、日本の記紀である「古事記」、「日本書紀」や「続日本紀」、神祗関係の法令である「延喜式」、特定の地方誌的文書である「出雲国風土記」、日本初の解釈歴史書である「愚管抄」等であり、さらに、日本古典文献25巻のディジタル化を目標にしている。本システムの開発と研究の目的は、英語を話す研究者や学生の日本史・国文学の研究に貢献することであり、また、日本の研究者との共同研究を促進することで研究の相乗的な効果を追求することである。そのためWeb上で英語と日本語(または、両言語)を利用した文献内検索と文献間連携検索機能と閲覧機能を実現した。また、外字属性データベースを作成し、それを利用した歴史史料検索システムでの外字検索機能(入力法含む)、外字表示・転送機能を開発・実現した。This project develops the interactive retrieval system English and Japanese texts designed with a focus on language structures and historically descriptive methods. Furthermore, it promotes international collaboration by making these interactive retrieval system available to the public through the Internet, and by giving assistance to historical research. The literature we are dealing with is as follows: 1) Japanese ancient chronologies such as Kojiki, Nihon Shoki, and Shoku Nihongi, 2) Engishiki, a collection of laws and regulations on shrines, 3) Izumo Fudoki, a local document of a certain area, 4) Gukansho, the first interpretive history text in Japan, 5) Manyoshu, an anthology, and so on. Our goal is to digitize twenty-five volumes of Japanese classic literature. The goals of the development of this system and this research are two-fold: 1) to contribute to the research of Japanese history and literature conducted by English-speaking researchers and students, and 2) to pursue the synergistic effect of research by promoting collaboration between the English-speaking researchers and Japanese researchers. With these goals, we constructed 1) a search program within texts using English and/or Japanese, 2) functions connecting and displaying different texts on the website. We also created 3) an attribute database of gaiji (non-standard kanji characters), and 4) a search function for gaiji (including input methods) for historical materials using the former database, and developed 5) functions to display and forward gaiji on the Internet.
著者
藤本 大地 前田 香織 近堂 徹 大石 恭弘 相原 玲二
雑誌
研究報告インターネットと運用技術(IOT) (ISSN:21888787)
巻号頁・発行日
vol.2017-IOT-36, no.24, pp.1-6, 2017-02-24

スマートフォンやタブレット等のモバイル端末 (以下,端末) の普及に伴い,端末からのクラウドサーピス利用が拡大している.端末ではリソースの制約から高負荷な処理や大量のデータ保持が難しい場合があり,Mobile Cloud Compming (MCC) により処理の一部をクラウドヘオフロードできることが望ましい.そのためには,端末とクラウドとで連携したアプリケーション動作が必要となるため,ネットワーク接続性とアプリケーション応答性が重要となる.そこで本研究では,MCC の処理モジュールとして仮想マシン (VM) を想定し,ネットワーク遅延情報に基づいた VM の動的マイグレーションを支援するシステムを開発する.プロトタイプシステムでは OpenFlow を用いて VM と端末間の経路遅延情報を収集し,VM のマイグレーション先を選択する.加えて VM と端末の両者に対して移動透過通信機能を提供することで,サービス応答性の低下を抑制しつつ通信継続性を確保したライブマイグレーションが可能であることを示す.
著者
藤本 篤士
出版者
一般社団法人 日本老年歯科医学会
雑誌
老年歯科医学 (ISSN:09143866)
巻号頁・発行日
vol.21, no.4, pp.369-372, 2007-03-31 (Released:2011-12-05)
参考文献数
3
著者
建部 雅子 石原 俊幸 松野 宏治 藤本 順子 米山 忠克
出版者
一般社団法人日本土壌肥料学会
雑誌
日本土壌肥料學雜誌 (ISSN:00290610)
巻号頁・発行日
vol.66, no.3, pp.238-246, 1995-06-05
被引用文献数
33

Spinach and komatsuna were cultivated with 0,10,15 and 30g N m^<-2> applications in an Ando soil, and the changes of the contents of sugars, ascorbic acid, nitrate and oxalic acid which are the constituents related with the quality of the vegetables, and the relations between the growth (fresh weight), nitrogen status and the contents of these constituents were investigated. Ascorbic acid is contained both in spinach and komatsuna, but oxalic acid is contained at a high level in spinach and at trace levels in komatsuna. Nitrate nitrogen contents increased along with the increase of applied nitrogen, and reached 1.14g (kg FW)^<-1> in spinach leaf petiole and 1.26g (kg FW)^<-1> in komatsuna leaf petiole at harvest with the application of 30g N m^<-2>. In both crops, sucrose content was highest in the plot of 0g N m^<-2>, glucose content was highest in the plot of 10g N m^<-2>, and they were lowered with increased application of nitrogen. Total ascorbic acid (ASA+DHA) content was decreased by increasing the nitrogen application : from 0.74g (kg FW)^<-1> at the plot of 0g N m^<-2> to 0.51g (kg FW)^<-1> at the plot of 30g N m^<-2> in spinach and from 1.00g (kg FW)^<-1> at the plot of 0g N m^<-2> to 0.48g (kg FW)^<-1> at the plot of 30g N m^<-2> in komatsuna. In spinach, the total (water-soluble plus-insoluble) oxalic acid content was increased in the leaf blades and decreased in the leaf petioles along with the increase of nitrogen application, and there was no difference in the whole leaves with the treatments. The contents of sucrose and ascorbic acid were high in the plants in which yield and nitrogen content were low and dry matter content was high. In view of the quality of spinach and komatsuna, the low nitrogen application is better, but the amount of nitrogen application must be determined considering the maintenance of growth and yield.
著者
西本 博則 島田 育廣 藤本 一郎 正木 信夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.99, pp.17-22, 2009-06-17
被引用文献数
2

声帯振動や歯茎ふるえ音等の高速で振動する調音器官の観測のための超高時間分解能MRI movieの撮像法を提案する.本手法では光マイクロホンを用いてMRI撮像中の被験者の音声を,さらに空芯ソレノイドコイルを用いてMRIスキャナーの傾斜磁場の磁場変動を両方同時収録することで両者の正確な時間的関係を求め,動画の各フレームを作成している.さらにMRIスキャナーの高性能化によりデータ収録時間の短縮が可能になり,MRI movieの高時間分解能化を実現した.本稿では,振動子からなるファントムによる実証実験を行い,最大6384 fpsのフレームレートの画像が得られた.さらに歯茎ふるえ音発話時の舌の振動の撮像を行い,舌の振動の様子が確認された.
著者
星川 秀利 藤本 浩志
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 C編 (ISSN:03875024)
巻号頁・発行日
vol.69, no.680, pp.1080-1085, 2003-04-25 (Released:2008-02-26)
参考文献数
12

The purpose of this study is to investigate the influence of lower saddle height on the knee joint. Five healthy male pedal at 60 rpm against the work load of 100 and 200 W. Three saddle heights of 80, 90 and 100% of trochanteric leg height are selected in this study. During each trial, the position data of the right lower limb's joints by the video camera and the force data of the right pedal by the force sensor are measured. Using these data, the inverse dynamics analysis is done, and the following results are obtained. The peak link force acting on the knee joint and the peak knee extension moment do not indicate any change over the three saddle heights, however, the angles at their peak values shift to the knee flexion as the lower saddle height. These results indicate that the lower saddle would overload at the knee joint.
著者
藤本 卓也 藤原 恭司
出版者
一般社団法人日本音響学会
雑誌
日本音響学会誌 (ISSN:03694232)
巻号頁・発行日
vol.52, no.4, pp.281-288, 1996-04-01
被引用文献数
5

音響材料の吸音率データは, 下限周波数が125Hzで提示されるものが多い。しかし最近では, 更に低域のデータ, あるいは低域で特に有効な吸音材が, 設計上必要とされるケースも見られる。本稿では, スリット構造のリブを特殊形状とした低周波域吸音構造について検討する。周期壁の音波散乱理論を用いて吸音率を解析すると共に, 幾つかのモデルについて実測値との比較を行った。その結果, 構造によって程度差はあるものの, ほぼ一致した周波数特性を得ることができた。また, 現在普及している構造材の一種をリブに持つ低域用スリット構造の吸音特性を, 数値計算例として紹介する。
著者
片山 訓博 大倉 三洋 山﨑 裕司 重島 晃史 酒井 寿美 栗山 裕司 稲岡 忠勝 宮﨑 登美子 柏 智之 藤本 哲也 藤原 孝之
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.27, no.4, pp.357-361, 2012 (Released:2012-09-07)
参考文献数
10
被引用文献数
1

〔目的〕常圧低酸素環境における低強度運動時の呼吸循環代謝応答を測定し,エネルギー代謝に与える影響について検討した.〔対象〕健常成人男性13名.〔方法〕通常酸素濃度条件(1.0 atm,酸素濃度20.9%)と常圧低酸素条件(1.0 atm,酸素濃度14.5%)を設定した.両条件下でATポイントの70%負荷による自転車エルゴメータ運動を行った.実験中,酸素飽和度,心拍数,呼気ガスデータを測定した.〔結果〕低酸素条件では,通常酸素条件に比べ,運動時心拍数,分時換気量が有意に高値を示した.低酸素条件は,通常酸素条件に比べ,脂肪酸化率は有意に低かった.逆に,ブドウ糖酸化率は有意に高く,エネルギー代謝は亢進していた.〔結語〕常圧低酸素環境下の運動によって,糖質利用が促進される可能性が示唆された.
著者
藤本 徹 山田 政寛
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
vol.37, no.3, pp.343-351, 2013

近年,ゲームの教育利用への関心は世界的に高まっており,研究枠組の精緻化や学習成果の評価に関する知見が蓄積されてきている.インフォーマル・ラーニングの領域においても,ゲームを利用した学習環境デザインの研究が進展している一方で,研究上の課題も示されている.本論文では,ゲームの教育利用に関する研究・実践や評価方法に関する研究について,最近20年ほどの間に取り組まれてきた海外における研究の動向を調査し,主要な論点の整理と今後の課題を検討する.そして,研究枠組や評価方法を整理して考察し,この分野の研究の今後の方向性を議論する.
著者
藤本 浩志 滝田 久芳 有田 道生 小金沢 鋼一 加藤 一郎
出版者
バイオメカニズム学会
雑誌
バイオメカニズム
巻号頁・発行日
vol.9, pp.241-251, 1988
被引用文献数
4 3

Conventional A/K prostheses have been designed only for level walking, so A/K amputees have been compelled to walk on stairs with unnatural posture. To expand A/K amputees' daily mobility, the goal of this study is to develop an A/K prosthesis which allows amputees to ascend/descend stairs as well as to walk on a flat surface. The WLP-8 R developed in our study featured a mechanism that can generate a powerful moment at the joints large enough to ascend the stairs. First, this paper presents the Hydraulic/Electric Hybrid Actuator composed of a hydraulic power assembly and an electric power assembly to realize level and stairs walking. In level and downstairs walking, the amputee can walk only with the hydraulic power assembly that generates the extension moment of knee joint during a swing phase using the hydraulic power which has been previously accumulated by the passive rotation of the two joints (knee and ankle) during the last stance phase. So no additional power system is necessary as to realize level and downstairs walking. In upstairs walking, the amputee can walk using the Hydraulic/Electric Hybrid Actuator. The electric power is transmitted through the ball-screw driven by the DC motor to the piston-rod of the knee joint, which has also been pushed up by the hydraulic power as well as level walking so that the knee joint is extended by the combined powerful force of hydraulic and electric power. Second, the Automatic Dorsal-Flexion Mechanism that improves the posture during level walking is described. Third, the construction of the WLP-8 R system is described. Performance of amputees wearing the WLP-8 R and walking is described and discussed. Two A/K amputees could walk on a flat surface and stairs like normal subjects. These walking experiments confirmed the applicability of this system.