著者
渋谷 明隆 小林 弘祐
出版者
北里医学会
雑誌
北里医学 (ISSN:03855449)
巻号頁・発行日
vol.39, no.2, pp.117-128, 2009-12
被引用文献数
1
著者
山寺 静子 大谷 明 小船 富美夫 小松 俊彦 鈴木 一義 中山 幹男 萩原 敏且 松本 美弥子 山本 紀一 ルナール 純子
出版者
一般社団法人 日本感染症学会
雑誌
感染症学雑誌 (ISSN:03875911)
巻号頁・発行日
vol.81, no.4, pp.379-386, 2007
被引用文献数
1

厚生労働省のインフルエンザ対策の一環として一般市民を対象にFax, E-mailを含む電話相談を行った.<BR>相談件数は2003/04シーズンは2,813件, 2004/05シーズンは2, 444件であった.月別は10~11月が最も多く, 相談者は女性が72.5%を占め, 特に30代が最も多かった.相談者の居住地別では東京都が最も多く, 神奈川, 千葉, 埼玉, 長野の順であった.職種別では主婦が1,114件 (45.6%) を占め, 次に民間企業が447件 (18.3%), 医療従事者が227件 (9.3%) であり, 2003/04シーズンと同様の傾向がみられた.相談の内容はワクチンに関するものが1545件で62.2%を占め, その内訳はワクチン接種の是非, 副反応, 接種回数が主であった. また妊婦, 乳幼児, 授乳中の接種については296件 (19.2%) であった.2004/05シーズンはワクチン不足についての問い合わせ (7件), 重症急性呼吸器症候群: SARS (22件) また鳥インフルエンザ (22件) についての相談は前シーズンに比べ減少したが, 抗ウイルス薬 (209件) に関する相談が増加していた.<BR>毎年の相談内容は, インフルエンザの医療事情を強く反映しており, 医療従事者からの間合せも相当数みられることから, 対応する担当者の知識や情報の確保は重要な課題であると考えられた.また, 具体的な内容としては, 厚生労働省および感染症情報センターから出されている「一般向けのインフルエンザQ&A」で「妊産婦及び授乳中あるいは育児中の方へ」のようなセクションをもうけて, 解説することの必要性を提案した.
著者
沖谷 明紘 松石 昌典 西村 敏英
出版者
一般社団法人 日本調理科学会
雑誌
調理科学 (ISSN:09105360)
巻号頁・発行日
vol.25, no.4, pp.314-326, 1992-11-20 (Released:2013-04-26)
参考文献数
116
被引用文献数
5

1 0 0 0 OA 肉の食味

著者
沖谷 明紘
出版者
日本食生活学会
雑誌
日本食生活学会誌 (ISSN:13469770)
巻号頁・発行日
vol.17, no.2, pp.94-99, 2006 (Released:2006-11-14)
参考文献数
18
著者
木谷 明
出版者
法と心理学会
雑誌
法と心理 (ISSN:13468669)
巻号頁・発行日
vol.17, no.1, pp.16-20, 2017

裁判官としての実務経験から、刑事裁判でバイアスによって誤判が生まれる原因について検討す る。裁判官は検察官の提出する証拠を盲信する傾向がある。また「起訴便宜主義」によって、事実関 係に争いのある事件が起訴されることが少なくなることから、有罪推定の心証を抱いて裁判に臨み やすくなる。実感として、刑事裁判官には、A 型(「頑迷な迷信型」)、B 型(「優柔不断右顧左眄型」)、 C 型(「熟慮断行型」)がいると考えている。A 型の裁判官は、捜査に大きな信頼をおき、被告人の言 葉を信じないなど強い思い込みをもっている傾向がある。B 型の裁判官は、無罪かもしれないと 思っても周囲の意見に流されてしまいやすいという傾向がある。C 型の裁判官は、バイアスに比較 的かかりにくいが、やはり誤判と無縁というわけではない。また事件の性質でもバイアスに違いが ある。自白依存型事件では、詳細な自白を真犯人だと思い込みやすくなるし、間接事実依存型事件 では、「証拠上犯人らしくみえる」ことから被告人を真犯人だと思い込みやすくなる。以上のような バイアスを防止するには1虚偽自白生成過程への理解を深めること、2間接事実依存型事件では消 極的間接証拠について適切な評価を行なうこと、3取調べ可視化記録の影響について理解すること などの対策が必要であろう。
著者
染谷 明正 坂本 廣司 長岡 功
出版者
ファンクショナルフード学会
雑誌
Functional Food Research (ISSN:24323357)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.67-71, 2019 (Released:2020-01-01)
参考文献数
10

グルコサミンは,関節の痛みや違和感などの症状を緩和することを期待し,サプリメントとして使用されている.そして,このような関節症状の緩和にはグルコサミンの抗炎症作用が関与していると考えられている.われわれは,グルコサミンが関節滑膜細胞からの炎症性サイトカインの産生を抑制すること,そして,その抑制には O -N-アセチルグルコサミン( O -GlcNAc)修飾が関与していることを報告している.一方,炎症性サイトカインの産生には,転写因子NF-κBが重要な役割を果たしている.本研究では滑膜炎症におけるグルコサミンの炎症抑制機構を調べるため,ヒト関節滑膜細胞株MH7Aを用い,NF-κBの活性化に及ぼすグルコサミンの影響および, O -GlcNAc修飾との関連性について調べた. その結果,グルコサミンは,IL-1β刺激で起こるNF-κB p65サブユニットのリン酸化(活性化)や核への移行を抑制した.一方, O -GlcNAc修飾を阻害するアロキサンは,グルコサミンによるこれら抑制作用を消失させた.またグルコサミンは,IL-1β刺激によって起こるNF-κBとIκBα(NF-κBと結合して核移行を阻害するタンパク質)との解離を抑制し,アロキサンはこの抑制効果を消失させた. これらのことからMH7A細胞において,グルコサミンは O -GlcNAc修飾を介して,IL-1β刺激によって起こるNF-κBからの IκBαの解離を阻害し,NF-κBのリン酸化や核への移行を抑制することで,炎症性サイトカイン遺伝子の転写を抑制し,その産生を低下させる可能性が示唆された.
著者
谷 明生 中川 智行 三井 亮司 NURETTIN Sahin
出版者
岡山大学
雑誌
若手研究(A)
巻号頁・発行日
2011-04-01

植物に多く共生するMethylobacterium属細菌の系統分類に関しては四株について新種提唱を行った。生育促進に関わる植物ホルモンについて分析し、サイトカイニンが最も重要であることを示唆する結果を得た。メタノール脱水素酵素(MDH)の補酵素が気孔を開く活性を持っており、その作用機構として活性酸素の除去にあることを見いだしている。MDHのホモログの中に希土類元素を要求するものを見いだし、機能解析を行った。イネをモデルとして本属細菌の種レベルでの同定を行い、イネの種子に含まれる本属細菌の種は、イネの遺伝型よりも栽培条件に影響されていることを示唆する結果を得た。
著者
江木 盛時 黒田 泰弘 山田 亨 山田 博之 山元 良 吉田 健史 吉田 悠平 吉村 旬平 四本 竜一 米倉 寛 和田 剛志 渡邉 栄三 小谷 穣治 青木 誠 浅井 英樹 安部 隆国 五十嵐 豊 井口 直也 石川 雅巳 石丸 剛 磯川 修太郎 板倉 隆太 今長谷 尚史 志馬 伸朗 井村 春樹 入野田 崇 上原 健司 生塩 典敬 梅垣 岳志 江川 裕子 榎本 有希 太田 浩平 大地 嘉史 大野 孝則 谷口 巧 大邉 寛幸 岡 和幸 岡田 信長 岡田 遥平 岡野 弘 岡本 潤 奥田 拓史 小倉 崇以 小野寺 悠 小山 雄太 鶴田 良介 貝沼 関志 加古 英介 柏浦 正広 加藤 弘美 金谷 明浩 金子 唯 金畑 圭太 狩野 謙一 河野 浩幸 菊谷 知也 土井 研人 菊地 斉 城戸 崇裕 木村 翔 小網 博之 小橋 大輔 齊木 巌 堺 正仁 坂本 彩香 佐藤 哲哉 志賀 康浩 土井 松幸 下戸 学 下山 伸哉 庄古 知久 菅原 陽 杉田 篤紀 鈴木 聡 鈴木 祐二 壽原 朋宏 其田 健司 高氏 修平 中田 孝明 高島 光平 高橋 生 高橋 洋子 竹下 淳 田中 裕記 丹保 亜希仁 角山 泰一朗 鉄原 健一 徳永 健太郎 富岡 義裕 中根 正樹 冨田 健太朗 富永 直樹 豊﨑 光信 豊田 幸樹年 内藤 宏道 永田 功 長門 直 中村 嘉 中森 裕毅 名原 功 藤島 清太郎 奈良場 啓 成田 知大 西岡 典宏 西村 朋也 西山 慶 野村 智久 芳賀 大樹 萩原 祥弘 橋本 克彦 旗智 武志 小倉 裕司 細川 直登 浜崎 俊明 林 拓也 林 実 速水 宏樹 原口 剛 平野 洋平 藤井 遼 藤田 基 藤村 直幸 舩越 拓 升田 好樹 堀口 真仁 牧 盾 増永 直久 松村 洋輔 真弓 卓也 南 啓介 宮崎 裕也 宮本 和幸 村田 哲平 柳井 真知 松嶋 麻子 矢野 隆郎 山田 浩平 山田 直樹 山本 朋納 吉廣 尚大 田中 裕 西田 修 日本版敗血症診療ガイドライン2020特別委員会 松田 直之 山川 一馬 原 嘉孝 大下 慎一郎 青木 善孝 稲田 麻衣 梅村 穣 矢田部 智昭 河合 佑亮 近藤 豊 斎藤 浩輝 櫻谷 正明 對東 俊介 武田 親宗 寺山 毅郎 東平 日出夫 橋本 英樹 林田 敬 安宅 一晃 一二三 亨 廣瀬 智也 福田 龍将 藤井 智子 三浦 慎也 安田 英人 阿部 智一 安藤 幸吉 飯田 有輝 石原 唯史 井上 茂亮 井手 健太郎 伊藤 健太 伊藤 雄介 稲田 雄 宇都宮 明美 卯野木 健 遠藤 功二 大内 玲 尾崎 将之 小野 聡 射場 敏明 桂 守弘 川口 敦 川村 雄介 工藤 大介 久保 健児 倉橋 清泰 櫻本 秀明 下山 哲 鈴木 武志 関根 秀介 垣花 泰之 関野 元裕 高橋 希 高橋 世 高橋 弘 田上 隆 田島 吾郎 巽 博臣 谷 昌憲 土谷 飛鳥 堤 悠介 川崎 達也 内藤 貴基 長江 正晴 長澤 俊郎 中村 謙介 西村 哲郎 布宮 伸 則末 泰博 橋本 悟 長谷川 大祐 畠山 淳司 久志本 成樹 原 直己 東別府 直紀 古島 夏奈 古薗 弘隆 松石 雄二朗 松山 匡 峰松 佑輔 宮下 亮一 宮武 祐士 森安 恵実
出版者
一般社団法人 日本集中治療医学会
雑誌
日本集中治療医学会雑誌 (ISSN:13407988)
巻号頁・発行日
vol.28, 2020
被引用文献数
2

<p>日本集中治療医学会と日本救急医学会は,合同の特別委員会を組織し,2016 年に発表した日本版敗血症診療ガイドライン(J-SSCG) 2016 の改訂を行った。本ガイドライン(J-SSCG 2020)の目的は,J-SSCG 2016 と同様に,敗血症・敗血症性ショックの診療において,医療従事者が患者の予後改善のために適切な判断を下す支援を行うことである。改訂に際し,一般臨床家だけでなく多職種医療者にも理解しやすく,かつ質の高いガイドラインとすることによって,広い普及を目指した。J-SSCG 2016 ではSSCG 2016 にない新しい領域[ICU-acquired weakness( ICU-AW)と post-intensive care syndrome(PICS),体温管理など]を取り上げたが,J-SSCG 2020 では新たに注目すべき4 領域(Patient-and Family-Centered Care,sepsis treatment system,神経集中治療,ストレス潰瘍)を追加し,計22 領域とした。重要な118 の臨床課題(clinical question:CQ)をエビデンスの有無にかかわらず抽出した。これらのCQ には,本邦で特に注目されているCQ も含まれる。多領域にわたる大規模ガイドラインであることから,委員25 名を中心に,多職種(看護師,理学療法士,臨床工学技士,薬剤師)および患者経験者も含めたワーキンググループメンバー,両学会の公募によるシステマティックレビューメンバーによる総勢226 名の参加・協力を得た。また,中立的な立場で横断的に活躍するアカデミックガイドライン推進班をJ-SSCG 2016 に引き続き組織した。将来への橋渡しとなることを企図して,多くの若手医師をシステマティックレビューチーム・ワーキンググループに登用し,学会や施設の垣根を越えたネットワーク構築も進めた。作成工程においては,質の担保と作業過程の透明化を図るために様々な工夫を行い,パブリックコメント募集は計2 回行った。推奨作成にはGRADE方式を取り入れ,修正Delphi 法を用いて全委員の投票により推奨を決定した。結果,118CQ に対する回答として,79 個のGRADE による推奨,5 個のGPS(good practice statement),18 個のエキスパートコンセンサス,27 個のBQ(background question)の解説,および敗血症の定義と診断を示した。新たな試みとして,CQ ごとに診療フローなど時間軸に沿った視覚的情報を取り入れた。J-SSCG 2020 は,多職種が関わる国内外の敗血症診療の現場において,ベッドサイドで役立つガイドラインとして広く活用されることが期待される。なお,本ガイドラインは,日本集中治療医学会と日本救急医学会の両機関誌のガイドライン増刊号として同時掲載するものである。</p>
著者
磯谷 明徳
出版者
The Japanese Society for the History of Economic Thought
雑誌
経済学史学会年報 (ISSN:04534786)
巻号頁・発行日
vol.34, no.34, pp.1-13, 1996 (Released:2010-08-05)
参考文献数
50

The object of this paper is to examine various developments in ‘the Economics of Institutions’ since the 1970s and to make some comparisons between three kinds of institutionalism, that is, the ‘new’ institutional economics, paticularly of Willamson and North, the ‘modern’ institutional economics of Hodgson, and ‘the comparative institutional analysis’ of Aoki and Okuno. From these comparisons we reach three subjects to be further explored. The first point is that the core of the questions is the nature of the human agent and the scope for rationality. The second point is to construct an alternative theory of individual behavior to the neoclassical economist's assumption of maximizing behavior, related to the socio-economic context of social relations and institutions. The final point is to formulate the circular causation between the consciousness and action of the human agent (i. e., the microanalysis of the socio-economic system) and conventions, social norms and institutions (i. e., the macroanalysis of the socio-economic system). Following the conceptualization of Shiozawa, we call this circular causation the ‘micro-macro loop’. It is the analysis of this ‘micro-macro loop’ that is the most important for our approach to ‘the economics of institutions.’ Special emphasis should be laid on the loop of causation from ‘macro’ to ‘micro’ because the three kinds of institutional economics which have been examined here leave this loop untouched. We therefore conclude that ‘the economics of institutions’ should be a reproduction-theoretic analysis of the socio-economic system based on the investigations of the ‘mico-macro loop’ which is linked together with a set of institutions.
著者
西谷 明子
出版者
広島独文学会
雑誌
広島ドイツ文学
巻号頁・発行日
no.30, pp.17-32, 2017-10-31

In der Rezension über Beethovens 5. Sinfonie hob E. T. A. Hoffmann lobend die Spannung hervor, die die Komposition beim Hörer errege. Der Hörer ahne die kommende Entwicklung voraus, und das versetze ihn in eine wartende Haltung. Dieses Warten erzeuge Spannung. Hoffmann machte in seinen literarischen Werken ebenfalls von diesem Mittel Gebrauch.Der goldne Topf hat eine komplizierte Struktur. Anselmus' Märchen ist ein Teil des Märchens „Von der Vermählung des Salamanders mit der grünen Schlange", dessen Held Lindhorst ist, und Lindhorsts Märchen wiederum ist ein Teil des Atlantis-Mythos, dessen Held Phosphorus ist. Darunter gelangt nur Anselmus' Märchen ans Ende. Außerhalb des Goldnen Topfes breitet sich die unaufgelöste Spannung ins Unendliche aus. Auch der Erzähler des Märchens überwindet sein Warten nicht ganz.Bei den Spannungszuständen, die im Werk eine Auflösung finden, handelt es sich hauptsächlich um alltägliche Dinge. Dagegen bleiben die Wartezustände bei Dingen, die mit Atlantis zusammenhängen, oft erhalten. Auch die Bewohner von Atlantis können die Wartehaltung und die daraus resultierende Spannung magisch nicht auflösen.Wie der Hörer der Musik hat auch der Leser Ahnungen, die die Erwartung und die Spannung hervorrufen. Aber die Handlung des Märchens entwickelt sich oft entgegen der/den Erwartung/en des Lesers. Hoffmann steuert die Spannungsempfindungen des Lesers bewusst.Hoffmann wies in der 5. Sinfonie Beethovens auf die Elemente der „Angst", der „Sehnsucht", der „Unendllichkeit" und der „geistigen Reise nach einer anderen Welt" hin. Nach Hoffmanns Meinung machte das die Musik „romantisch". Die vier Elemente beeinflussten auch Hoffmanns literarische Werke. Daneben spielt auch der Begriff der „Ahnung" eine wichtige Rolle sowohl in Hoffmanns Musikauffassung wie in seiner Dichtung. Er ließ die Personen und den Leser, die eine „Ahnung" haben, warten, um so ihre Spannung zu erhöhen. Das machte seine Werke „romantisch".
著者
沖谷 明紘
出版者
特定非営利活動法人 日本栄養改善学会
雑誌
榮養學雑誌 (ISSN:00215147)
巻号頁・発行日
vol.60, no.3, pp.119-129, 2002-06-01
参考文献数
20
被引用文献数
3 5

A review is presented of the recent results mainly obtained by author's studies on the texture, taste and odor of chicken, pork and beef. An organoleptic study revealed that the texture of beef was very similar to that of pork but quite different from that of chicken. The meat-like taste and umami of soup were most intensive with chicken and weakest with beef, the umami of the soup being attributable to glutamic acid and 5'-inosine monophosphate. The organoleptic test panel was unable to identify chicken, pork and beef soups by their tastes, possibly due to the fact that the free amino acid pattern of each soup was similar with these three types of meat. On the other hand, the organoleptic test panel could readily identify chicken, pork and beef by their odor. The meat of Nagoya Cochin chicken was shown to have a unique odor of the meat of aigamo (a crossbreed of domestic and wild ducks). There was no difference in the odor character among the meat from three types of pig, including Kagoshima Berkshire. Wagyu beef from Japanese Black Cattle was found to have a preferable aroma (Wagyu beef aroma) which was sweet and fatty. This Wagyu beef aroma was concluded to be the main reason why the Japanese prefer Wagyu beef to imported beef. The Wagyu beef aroma was generated through unknown reactions between lean meat, fat and oxygen and the subsequent heating process.
著者
渋谷 明子 坂元 章 井堀 宣子 湯川 進太郎
出版者
NPO法人 日本シミュレーション&ゲーミング学会
雑誌
シミュレーション&ゲーミング (ISSN:13451499)
巻号頁・発行日
vol.20, no.2, pp.47-57, 2010-12-25 (Released:2020-07-10)
参考文献数
27

441名の小学校高学年児童とその保護者を対象にパネル研究を実施し,保護者が家庭でテレビゲーム接触の時間を厳しく制限していると,1年後の児童の攻撃性が低くなる傾向が男子でみられた.テレビゲームについては,他の指導万法の効果はみられなかったが,テレビ接触については,保護者がテレビ接触の時間だけでなく,テレビ番組の内容(暴力シーンを含んだ番組など)を厳しく制限していると,1年後の攻撃性が低くなる効果がみられた.
著者
工藤 和彦 加治 芳行 熊谷 明 柴田 俊一 渡邊 鐶 村上 昌俊 熊谷 明 仁科 浩二郎
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会誌 (ISSN:00047120)
巻号頁・発行日
vol.37, no.5, pp.375-397, 1995

次世代を担う若者たちが原子力について何を学び,どのようなことを感じているか,ということを的確に知ることは,原子力に関連する幅広い分野をカバーする当学会にとって重要であると考える。しかし,このような視点から若年層に接していくという姿勢や試みは,これまで十分であったとはいえないように思われる。最近しばしば指摘される「原子力離れ」という現象も,その根はずっと以前,つまり現在の成人が未成年であった頃にあるとも考えられる。 <BR>このような問題意識から,本「特集」では,若年層および教育関係者への様々な原子力広報活動の現状と今後の計画を明らかにし,それによって原子力関連の方々の今後の諸活動に生かしていくことを意図している。