著者
岩谷 雄介 鈴木 直樹 原 章展 平田 竹男
出版者
日本スポーツ産業学会
雑誌
スポーツ産業学研究 (ISSN:13430688)
巻号頁・発行日
vol.22, no.1, pp.63-70, 2012 (Released:2012-04-25)
参考文献数
8

The purpose of this study was to clarify the features of domestic marathons, and to present the problems and remedial measures of each feature. 51 domestic marathons were classified into four groups, based on the time limit, the hosting institution, the size of the turnout, and the rate of female participants. The features from the results were considered, and the rallies that made the best use of the characteristics of the game and of the region were presented.
著者
鈴木 直人
出版者
日本心理学会
雑誌
心理学研究 (ISSN:00215236)
巻号頁・発行日
vol.85, no.5, pp.510-514, 2014-12
著者
関 みつ子 萩原 芳幸 鈴木 直人 森野 智子 大西 真 高橋 英之 大川 勝正 KILGORE Paul Evan KIM Dong Wook KIM Soon
出版者
日本大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

新規検出法であるLoop-mediated isothermal amplification (LAMP)法を用いて呼吸器感染症菌(肺炎球菌、インフルエンザ菌および髄膜炎菌)の検出方法を開発し、過去の疫学調査から得られた臨床データおよび脳脊髄液サンプルを用いてその臨床的有用性を明らかにした。さらに、要介護高齢者のインプラントを含む口腔状況について調査を行い、口腔ケアにおける問題点を明らかにした。
著者
小川 時洋 鈴木 直人
出版者
日本感情心理学会
雑誌
感情心理学研究 (ISSN:18828817)
巻号頁・発行日
vol.5, no.2, pp.70-77, 1998-03-31 (Released:2009-04-07)
参考文献数
22
被引用文献数
2 1 1

本研究は,Murphy&Zajonc(1993)の報告する閾下感情的プライミング現象と,その生起に関わる要因を検討することを目的として行った。実験1では先行研究に準じた,プライムの閾下提示群,閾上提示群を形成して実験を行った。その結果,閾上提示群では,ターゲットの評価がプライムの誘意性に左右される強いプライミング効果が見られたが,閾下提示条件では見られなかった。実験2は,実験1の結果を踏まえ,プライムの存在に対する被験者のアウェアネスの役割を検討し,プライムが見えていることが効果の生起に決定的な役割を果たすことを示唆する結果が得られた。実験3および実験4は,閾下刺激の効果に焦点をあて,ターゲット刺激の特性,試行間間隔,プライム刺激提示時の視角,同一ターゲソトの反復提示などの要因を統制した。しかしながら,実験3,および実験4のどちらにおいても閾下プライミング効果は見出されず,先行研究の一般性に疑義を呈する結果となった。
著者
鈴木直人 廣井富 藤原祐磨 黒田尚孝 戸塚典子 千葉祐弥 伊藤彰則
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告音声言語情報処理(SLP)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.9, pp.1-6, 2013-12-12

英会話練習をする際は対話相手が必要であり,相手との会話がテンポ良く行えるようになる練習が求められる.CALL (Computer-Assited Language Learning) システムにおいて,学習者の応答のタイミングを向上させるような枠組みは無いのが現状である.英会話練習の際には発話内容を想起し,それを英語で表現する 2 重の認知的負荷がかかるため,交代潜時が長くなりがちであるが,対話の最初から意識的に交代潜時を短くしていくためには学習者に対して明示的な方法を用いるべきである.そこで本研究では対話相手として AR (Augmented Reality) キャラクタを設定し,タイムプレッシャー表現をかけたときに応答タイミングの練習として有効であるかどうかを実験により検証することを試みた.実験参加者にはタイムプレッシャーの有無で 2 通りの対話を行い,最後に主観評価のアンケートを行った.本稿では以上の結果と主観評価を踏まえた考察を報告する.
著者
鈴木 直樹 平田 竹男
出版者
日本スポーツ産業学会
雑誌
スポーツ産業学研究 (ISSN:13430688)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.305-310, 2012 (Released:2012-11-16)
参考文献数
8
被引用文献数
1

In this research we aimed to find out the effect of professional baseball teams on the attendance of J. League clubs.    We conducted a regression analysis of the dates of attendance. The dependent variable was the number of spectators per game. In the selection of independent variables, we added 2 baseball variables ( “Baseball game” and “Baseball team franchise” ) to the variables used in existing literature and extracting 16 independent variables.     As a result of regression analysis we found that “Baseball game” had a negative effect on attendance of J. League clubs, and “Baseball team franchise” did not have an effect on it.
著者
大森 康代 鈴木 直哉 高山 誠
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会北陸支部研究報告集 (ISSN:03859622)
巻号頁・発行日
no.47, pp.20-23, 2004-07-17

本研究では、開口を設けた逆転懸垂型シェルに対する開口の影響が荷重条件の違いによりどのように変化するのかを調べることを目的とした。試験休は無開口、及び稜線上と対角線上に開口を設けた3タイプを設定し、全休載荷、中央部分載荷の2つの荷重モードで実験を行った。その結果、開口の位置により変形モードが異なり、剛性等にも影響を与えること、また、荷重モードが全体載荷から中央部分載荷に変わると、荷重モードによる影響を受けて、前述の開口による影響が変化することが明らかとなった。
著者
鈴木直 著
出版者
目黒書店
巻号頁・発行日
vol.〔正〕, 1943
著者
藍澤 宏 讃岐 真哉 鈴木 直子 山下 仁
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.63, no.507, pp.143-149, 1998
被引用文献数
12 7

This paper analyzes the regional resource structures and the settlement types of settlement recommended by local government, in order to search for the characteristics of settlement by regional resources and to compare it with general settlement patterns. The results are as follows : 1) Basic economy and basic life resources are the same, but the form of regional resources are different. 2) Settlements which have high levels of economic and life resources and those that indicate such potential exist in all regional areas. 3) The characteristics of each location are different, and they clearly show unused resources that could be utilized.
著者
渋谷 茂一 石塚 春雄 亀島 昭徳 木下 敏雄 鈴木 直喜 安藤 秀哉 吉村 和昭 鈴木 喬 大野 豊 賀来 壽一 海野 幸次郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播
巻号頁・発行日
vol.97, no.382, pp.47-54, 1997-11-20
被引用文献数
17

1997年11月、CENELECは、EVI用完全電波暗室(自由空間型)の標準化草案を作成した。これは、現行の「CISPR16-1勧告による金属床面式サイト」がもつ幾多の本質的欠陥(電気的性能、利用性)の救済に役立つものである。この草案は、近くIEC/CISPRに上程され、たとえ日本等の反対があっても可決される国際動向といわれる(孤立は、電子機器製造産業全般に重大な影響をもたらす)。本論文は、野外式のオープンフリーサイト(OFTS;Open Free Test Site)と屋内式の完全電波暗室(FAC;Fully Anechoic Chamber)を包括する「自由空間型サイト(FSTS;Free Space Test Site)」に関して、一般的な必要条件、適合性評価方法、放射妨害(EMI)測定法、放射妨害限度値について述べる。なお、CENELECの草案には、CISPR16-1による「正規化アッテネーション(NSA;Normalized Site Attenuation)」と「アンテナ係数(AF;Antenna Factor)」の概念がそのまま引用されており、合理化の妨げになっているので、この、改善のために「正規化サイト利得(NSG;Normalized Site Gain)」と「有能アンテナ係数(AAF;Availab15 Antenna Factor)」を定義した。現行CISPR型サイトに対する自由空間型サイトの優位性(電気的性能、利用性、経済性)は圧倒的なので、国際的合意さえ得られれば、現在の、金属床面式のオープンサイドと半電波暗室は、遠からず自然淘汰されることになるであろう。
著者
小林 貴訓 杉村 大輔 平澤 宏祐 鈴木 直彦 鹿毛 裕史 佐藤 洋一 杉本 晃宏
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D, 情報・システム (ISSN:18804535)
巻号頁・発行日
vol.90, no.8, pp.2049-2059, 2007-08-01
被引用文献数
16

視野を共有する複数のカメラを用いて,三次元空間における人物の実時間追跡を行う.従来より,パーティクルフィルタを用いた人物追跡手法の有効性が報告されている.しかし,観測による仮説の評価は,カラーヒストグラムや輪郭の類似性など,比較的単純な指標が用いられることが多く,実環境での照明変動や複雑背景に対する精度や頑健さなどの点で,必ずしも十分なものではなかった.これに対して本論文では,Haar-like特徴を用いたAdaBoost学習によるカスケード型識別器を仮説の評価に応用することで,頑健かつ高精度に人物頭部を追跡する手法を提案する.更に,人物頭部の各方向に対応した識別器を複数準備し,パーティクルフィルタにより生成される仮説と各カメラの関係に基づいて,識別器を適応的に選択することで,人物頭部の向きに伴う見えの変動に対応し,追跡と同時に人物頭部の向きを推定する.実環境における実験により本手法の頑健性,有効性を確認した.
著者
鈴木 直枝
出版者
東北大学
雑誌
東北大学文学部日本語学科論集 (ISSN:09174036)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.128-118, 1996-09-30

本稿では、古代から現代に至るまでの <ガラス> を表す語の用語法を明らかにし、その歴史的変遷を、「対外文化史」的観点から明らかにすることを試みた。まず仏典からの「ルリ」「ハリ」の語がみられ、次にポルトガル語から「ビイドロ」、オランダ語の「ギヤマン」が、続いて「ガラス」「グラス」が移入される。これらの指示内容は、移入時の状況によって異なっており、対外文化史との関わりをみることができる。
著者
鈴木 直哉 小黒 久史 郭 素梅 佐藤 美恵 阿山 みよし 春日 正男
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.32, no.35, pp.19-20, 2008-08-21
被引用文献数
1

両眼の視差情報は距離を知覚する上で,重要な役割を担っている.本研究では,映像の表示サイズと視差情報の調整によって知覚されるスクリーン距離の組み合わせが感性評価に及ぼす影響について調査することを目的する.偏光立体視の手法を利用し,表示サイズと知覚される距離との組み合わせを変化させた場合の,映像の印象を測定する評価実験を行い,その結果より各評価語が示す印象の鑑賞環境依存性やその相互関係を検討する.
著者
小森 悟 黒瀬 良一 高垣 直尚 伊藤 靖仁 鈴木 直弥 鈴木 直弥 伊藤 靖仁
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2007

上部に降雨装置を取り付けた風波水槽を用いた実験により,風波気液界面を通しての物質移動が降雨により促進されること,また,降雨およびウインドシアーが共存する場合の物質移動量がそれぞれ単独の物質移動量の足し合わせにより概ね予測可能であることを明らかにした.さらに,単一液滴の気液界面衝突現象に着目した実験と数値計算により,液滴の界面衝突が液側の表面更新渦を生成し,気液界面を通しての物質移動を促進することを明らかにした.
著者
前野 正夫 鈴木 直人 田中 秀樹 田邊 奈津子 田邊 奈津子 田中 秀樹
出版者
日本大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

ニコチンとLPSが,歯肉上皮を浸透して骨芽細胞および破骨細胞前駆細胞に作用することを想定し,本研究を企図した。ニコチンとLPSは,骨芽細胞に対して破骨細胞形成を促進する種々の因子の発現を増加させるとともに,骨芽細胞による類骨層のタンパク代謝を分解系に傾けた。破骨細胞前駆細胞に対しては,骨基質タンパク分解酵素の発現増加を介して骨吸収能を上昇させた。これらの結果,歯槽骨吸収が促進されて歯周病が増悪する可能性が示唆された。
著者
及川 栄二 鈴木 直人 大越 哲也 海谷 幸利 福岡 雅人 前野 正夫 大塚 吉兵衛
出版者
硬組織再生生物学会
雑誌
日本硬組織研究技術学会雑誌 (ISSN:13405179)
巻号頁・発行日
vol.3, no.2, pp.85-92, 1994-10-29
被引用文献数
12

An attempt was made to compare cell growth and three different phosphatase activities between human alveolar bone-derived (HAB) cells from young (13-22 years old) patients and those from older (55-73 years old) patients. HAB cells growing out of individual bone fragments were harvested separately, and subcultured up to the 3rd passage. The growth and phosphatase activities of HAB cells from each individual were detemined on days 8, 24 and 40 of culture after seeding. The enzymes determined were alkaline phosphatase (ALPase), acid phosphatase (ACPase) and tartrateresistant acid phosphatase (TRACPase). Morphologically, the HAB cells used in this study were spindle-shaped in spite of aging. The individual data obtained were averaged within each age group, and the means (SD) of the two groups were compared. Cell growth showed a logarithmic pattern from day 3 in both age groups. The HAB cells from the young age groupreached confluence on day 11 of culture, whereas those from the older age group did so on day 21. The replication capacity of HAB cells from the young group was greater than that of cells from the older group. ALPase activity in both groups increased from day 8 to reach a maximum on day 24 of culture, followed by a decrease on day 40. On day 24, HAB cells from the young group showed in approximately 2.2-fold higher ALPase activity than those from the older group. On the other hand, no significant differences were observed in ACPase and TRACPase activities between the two groups between days 8 and 40.
著者
小畑 秀文 増谷 佳孝 佐藤 嘉伸 藤田 廣志 仁木 登 森 健策 清水 昭伸 木戸 尚治 橋爪 誠 目加田 慶人 井宮 淳 鈴木 直樹 縄野 繁 上野 淳二
出版者
東京農工大学
雑誌
新学術領域研究(研究領域提案型)
巻号頁・発行日
2009-07-23

本申請課題においては、5年間にわたる研究成果のとりまとめと、研究成果を社会・国民に発信することの2つが目的であった。第一の目的である研究成果のとりまとめにおいては、計算解剖学の目的、研究組織、計画班および公募班それぞれの研究成果(著書・論文のリスト、特許を含む)と共に、計算解剖学という新たな領域としての状況、計算解剖学主催による学術研究集会およびアウトリーチ活動、諮問委員による研究評価、などを含め、研究成果報告書として取りまとめて印刷・製本した。また、同報告書の内容に研究成果をより理解しやすいように一部の動画をも含めてCDも作成した。これらは関係研究機関に配布した。第二の目的である研究成果の社会・国民への発信に関しては、2つの取り組みを行った。一つは、「3Dプリンタで臓器モデルを作ろう!」と題した中学・高校生向け講座である。これは日本学術振興会主催の「ひらめき☆ときめきサイエンスプログラム」の一つとして2014年8月21、22日の2日間にわたって名古屋大学にて開催したもので、CT画像から臓器を抽出し、それを3Dプリンタで打ち出すまでを体験させた。次代を担う世代に計算解剖学の成果の一端を分かりやすく紹介したものである。二つ目は東京農工大学にて開催した「計算解剖学」最終成果報告シンポジウムである。計算解剖学プロジェクトで新たに開発された基礎から応用(診断・手術支援)までの研究成果を関連分野で活躍する研究者・技術者に対して広く紹介した。また、専門的・学術的な立場から計算解剖学の現状評価と今後の方向性や課題を議論し、次のステップへの礎とした。