著者
熊井 郁哉 金澤 秀明 鈴木 竹雅 安藤 亮一 杉浦 孝直
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会年次大会講演予稿集 (ISSN:13431846)
巻号頁・発行日
vol.2016, pp.14D-4, 2016

In June 2016, all local stations of NHK began operating File-Based News Production System. In this system, all users are able to share video files via IP network and use meta data of contents effectively. This file-based system realizes dramatic improvements in speed and efficiency for the workflow of news production.
著者
伊藤 正子 舟島 なをみ 野本 百合子 鈴木 美和
出版者
日本看護教育学学会
雑誌
看護教育学研究 (ISSN:09176314)
巻号頁・発行日
vol.15, no.1, pp.62-75, 2006

本研究の目的は、患者の安全保証に向け看護師が講じている対策と実践を明らかにし、その特徴を考察することである。測定用具には、日々の実践の中、看護師が患者の安全保証に向けて何を実践しているかを問う自由回答式質問からなる質問紙を用い、郵送法により全国の病院に就業する看護師1056名に質問紙を配布した。回収された質問紙622のうち、自由回答式質問に回答した588名分の記述をBerelson,B.の内容分析の手法により分析した。その結果、対象者の記述は患者の安全保証に向け看護師が講じている対策と実践38カテゴリを形成した。この38カテゴリとは、【与薬・処置・検査などを確実に行うために最適な確認方法を選択すると共に、状況に応じて複数の確認方法を組み合わせて用いる】【可能な限りクライエントと直接関わることを通して個別状況を把握し、危険が予測される場合には頻繁に訪室し要点を捉えた観察を緻密に行う】などであった。Scott, W.Aの式によるカテゴリへの分類の一致率は76.7%,72.5%,71.3%であり、カテゴリが信頼性を確保していることを示した。考察の結果は、看護師の講じている安全保証対策と実践が8つの特徴を持つことを示唆した。これらの38の対策と実践、その特徴は、安全教育の系統的な知識の提供や、安全に関する実践を自己評価できるための指標として活用可能である。
著者
川幡 太一 鈴木 俊哉 永崎 研宣 下田 正弘
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. DD, [デジタル・ドキュメント]
巻号頁・発行日
vol.2013, no.7, pp.1-4, 2013-07-19

悉曇文字は日本において、仏典の研究や菩薩の種字等に用いられるインド系文字の一種である。本報告では、日本の悉曇文字の国際符号化文字集合 (UCS) への提案活動に関して、その概要・標準化の経緯・および標準化にあたっての技術的課題および今後の予定について述べる。
著者
陸田 明智 小倉 由佳理 佐藤 愛子 寺井 里沙 鈴木 崇之 升谷 滋行 宮崎 真至 本淨 学 角野 奈津
出版者
特定非営利活動法人 日本歯科保存学会
雑誌
日本歯科保存学雑誌 (ISSN:03872343)
巻号頁・発行日
vol.57, no.3, pp.276-282, 2014 (Released:2014-06-30)
参考文献数
25

目的 : レジンペーストの保管温度条件がその硬化物の機械的性質に及ぼす影響について, 曲げ特性および表面硬さを測定するとともに, レーザー顕微鏡を用いてコントラクションギャップの観察を行うことによって検討した.  材料と方法 : 供試したレジンペーストは, ユニバーサルタイプのEstelite Σ Quick, BeautifillⅡ, Filtek Supreme UltraおよびSolareの4製品, インジェクタブルタイプのMI Fillの合計5製品とした. レジンペーストの保管温度条件は, 5℃冷蔵庫保管 (冷蔵条件), 23℃室温保管 (室温条件) およびコンポジットレジン加温器を用いて45℃にした条件 (加温条件) の合計3条件とした. これらの保管温度条件で硬化させた試片について, 曲げ強さ, 曲げ弾性率およびヌープ硬さを測定するとともに, レーザー顕微鏡を用いてウシ抜去歯にレジンペーストを充塡した際のコントラクションギャップの観察を行った.  成績 : レジンペーストの保管温度条件が, 曲げ強さおよび曲げ弾性率に及ぼす影響は, いずれの製品においても, 冷蔵条件と比較して室温および加温条件で有意に高い値を示した. ヌープ硬さについては, いずれの製品においても, 冷蔵条件と比較して室温および加温条件で有意に高い値を示したが, その傾向は製品によって異なるものであった. コントラクションギャップの観察については, いずれの製品においても, 冷蔵条件においては窩洞隅角部にギャップの形成が顕著に観察されたが, 室温条件ではギャップ幅が減少し, さらに加温条件では, ほかの条件と比較してギャップ幅の減少が観察された.  結論 : レジンペーストの保管条件としての環境温度は, その機械的性質および窩壁適合性に影響を及ぼすことが示唆された.
著者
小原 千郷 鈴木 (堀田) 眞理 西園マーハ 文 末松 弘行 鈴木 裕也 山岡 昌之 石川 俊男 生野 照子
出版者
一般社団法人 日本心身医学会
雑誌
心身医学 (ISSN:03850307)
巻号頁・発行日
vol.60, no.2, pp.162-172, 2020 (Released:2020-03-01)
参考文献数
21

日本の一般女性における摂食障害の認識を明らかにすることを目的に, 病名の認知度と摂食障害に関する誤解や偏見に関するWEBアンケートを実施し, メディアからの情報入手が誤解・偏見に与える影響を検討した.回答者は4,107名の女性で, 平均年齢は27.0±7.4歳であった. 摂食障害を 「よく知っている」 が17.7%, 「ある程度知っている」 が43.5%, 「病名を聞いたことあるが, 症状などはよく知らない」 が27.8%, 「病名も聞いたことがない」 が6.5%であった. 病名の認知度は高い順から 「うつ病」 > 「拒食症」 ≒ 「過食症」 > 「子宮頸がん」 > 「摂食障害」 > 「統合失調症」 であった. 全般的にメディアからの情報入手が多いほうが摂食障害に対する誤解や偏見が少ない傾向にあったが, 摂食障害は 「ダイエットが一番の原因である」 「母親の育て方が原因である」 とする項目については, 特定のメディアからの情報入手があるほうが, そうであると考える人が多かった.
著者
守山 正樹 鈴木 清史
出版者
日本赤十字九州国際看護大学
雑誌
日本赤十字九州国際看護大学紀要 = Bulletin of the Japanese Red Cross Kyushu International College of Nursing = 日本赤十字九州国際看護大学紀要 = Bulletin of the Japanese Red Cross Kyushu International College of Nursing (ISSN:21868042)
巻号頁・発行日
no.18, pp.1-12, 2020-03-31

看護師にとって手の働きは重要であり、触れる技術としてのタッチは看護の基本技術と位置付けられる。しかし看護の初学者に対し、技術としてのタッチの教育を急ぐ前に、タッチの基礎となる「手で対象に触れ感じ考えることの意味」をどのように教育したらよいだろうか。国内外の文献を検索したが、適切な先行研究が見当たらなかった。そこで看護大学の初年次教育用に新プログラムを開発した。 開発に当たっては、筆者が1990 年代から医学生を対象に行ってきた視覚障害体験実習の1プログラム「身の回りの物体に触れて考える」を出発点とした。少人数の設定では、学生は様々な物体(複雑な日用品から人間の手肌まで)に触れて考えることができる。しかしこの設定を大教室に適用するのは難しい。大教室で実行するためには工夫が必要である。飽きることなく触れ続けられ、様々なことを考えられる物体は何だろうか?学生がその指先から"人間性"や"看護の概念"に至るまで、思考を拡げることは可能だろうか? 試行錯誤の結果、気泡緩衝材(通称プチプチ)に注目した。プチプチは独特なアフォーダンスを持っている。通常はプチプチを渡すと学生はすぐにそれを潰し始める。しかし「なぜ潰すのか?それを命と考えても潰せるか?」などの問いを投げかけると、学生は触れることの意味を考え始める。プチプチにナラティブな問いかけを組み合わせ、新教育プログラムとした。2019 年6 月、学生120 名に対して新プログラムを実施した。学生はプチプチを教材として受入れ、"触れることの意味"から"看護と人間性"に至るまで、自律的に思考を発展させたことが観察された。報告 = report
著者
鈴木 時夫 梅津 幸雄
出版者
一般社団法人 日本生態学会
雑誌
日本生態学会誌 (ISSN:00215007)
巻号頁・発行日
vol.15, no.3, pp.113-124, 1965-06-01 (Released:2017-04-08)
被引用文献数
1

In den Gebieten vom inneren Kurobe, Tateyama-und Hakusan-Gebirge, gedeihen Zwergkieferngestrauche, das Vaccinieto-Pinetum pumilae, oberhalb der Waldgrenze ganz uppig. Alpine Heiden, das Arcterio-Loiseleurietum OHBA, befinden sich hier auch als eine Dauergesellschaft am Standorte, wo der Windsto B das Vorkommen der ersten Gesellschaft verhindert. Von der ersten kann man zwei Subassoziationen, cetrarietosum und rubetosum pedati, und von der zweiten Subassoziation noch vier Varianten kennzeichnen. Diese Assoziation gehort zum Verband Pinion pumilae, der Ordnung Pinetalia pumilae und der Klasse Vaccinio-Piceetea japonica. Das Arcterio-Loiseleurietum soll sich mit dem Loiseleurieto-Cetrarietum von den Schweizer Alpen in die neue Klasse der Loiseleurio-Cetrarietea ordnen lassen. Das Verband Arcterion wird sonst das Caricetoum Doenitzii im Berg Gassan umfassen. Das Vaccinio-Pinetum ist eine Pflanzengesellschaft, worin immergrune Nadelstrauche mit Bryochamaephyten vergesellschaftet sind : dagegen liefert das Arcterio-Loiseleurietum einen Platz zum Zusammenleben von Zwergstrauchen mit Strauchflechten. Floristisch erhalt das erstere die typische Verbindung von Pinaceen und Erikaceen von der Vaccinio-Piceetea, aber fur das letztere spielen Erikaceen und Cypteraceen eine Hauptrolle. Beide Assoziationen sind sonnenliebend und gegen die Schneedauen empfindlich, aber die letztere ertragt einen starkeren WindstoB. Das Vaccinieto-Pinetum pumilae ist durch den Eisenpodsol unterlegt, dagegen ist der Boden unter dem Arcterio-Loiseleurietum noch unreif. Die Xeroserie entspringt zuerst aus der Ryrophora-Rhizocarpon-Flechten-Gesellschaft auf den Felsen und dann tritt durch das Arcterio-Loiseleurietum und die Subassoziation cetrarietosum bis auf rubetosum pedati vom Vaccinieto-Pinetum pumilae ein. Die Sasa kurilensis Variante entsteht von der Torfserie aus dem Faurieto-Caricetum blepharicarpae. Die Sukzession ist tatsachlich kaum weiter fort zu erwagen.
著者
森 拓哉 鈴木 栄幸
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
日本科学教育学会研究会研究報告 (ISSN:18824684)
巻号頁・発行日
vol.29, no.3, pp.33-36, 2014 (Released:2018-04-07)
参考文献数
4

本研究ではTwitterとNAVERまとめを用いたノートテイキング手法を提案し、評価実験を行った。評価実験では大学生の2グループに紙ノート使用(以降、紙群)とTwitter・NAVERまとめ使用(以降、Twitter群)の2条件で講義ノートを作成させ、授業後、確認テストを実施した。その結果、講師の印象的な発言を挙げる問題と講義で紹介された5つの事例(理論)を挙げる問題においてTwitter群が紙群よりも得点が高いことが確認できた。被験者が構成したノート内容を比較したところ、Twitter群のノートは紙群と比較して①情報量が多いこと、②自身の理解プロセスの再構成になっていること、が確認された。
著者
末盛 慶 小平 英志 鈴木 佳代
出版者
日本福祉大学社会福祉学部
雑誌
日本福祉大学社会福祉論集 = Journal social Welfare, Nihon Fukushi University (ISSN:1345174X)
巻号頁・発行日
vol.137, pp.39-52, 2017-09-30

近年,ワーク・ライフ・バランスに関する研究が蓄積されている.しかし,その多くは共働き世帯など夫婦世帯を対象とした研究が多い.しかし,ワーク・ライフ・バランスの実現がより困難であることが推測されるのはひとり親家庭である.ひとり親家庭の場合,理論的に1 人で家庭役割や職業役割等を遂行していく必要があるからである. 以上の問題意識から,本稿では,シングルマザーの家庭領域から仕事領域に対するワーク・ファミリー・コンフリクト(FWC)の規定要因を分析した.分析対象は,名古屋市区部に在住し,年齢の記入があり,就業しているひとり親の母親113 名である. 分析の結果,時間のFWC に関しては,仕事過重と貧困状態が有意な関連を示した.ストレインのFWC に関しては,仕事過重,上司のサポート,および貧困状態が有意な関連を示した.行動価値のFWC に関しては,学校関与と上司のサポートが有意な関連,貧困状態は有意傾向で関連を示した.以上の結果から,仕事の過剰や上司のサポートといった要因に加え,貧困状態がシングルマザーのワーク・ファミリー・コンフリクトを高めることが示された.
著者
鈴木 康文 丸山 仁司
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement
巻号頁・発行日
vol.2003, pp.A0901, 2004

【目的】<BR> 筋肉系は持続的な運動負荷によって、筋細胞と関節や筋の結合組織の発達が促進される。その結果、筋の太さ、横断面積が増大し、最大筋力の増加をもたらす。そして、筋肉内毛細血管の増加をきたさせ、筋肉に対する循環血液量を増大させる。このことから、最大筋力が高ければ筋肉内毛細血管数は多く血液供給能力が高いと推定でき、自転車エルゴメーターのペダル踏み運動などで漸増負荷運動を行なわせると、最大筋力が高いほど相対心拍数における仕事率が大きいと考えられる。そこで、本研究では自転車エルゴメーターを用いた漸増負荷運動を行い、目標心拍数(心拍数の増加率50%)に至ったときの作業強度(PWC <SUB>HR50%</SUB>)を測定し、PWC <SUB>HR50%</SUB>に影響を及ぼしている因子について検討した。<BR>【対象と方法】<BR> 対象は地域情報誌にて体力測定の参加を募集し、体力測定によって悪化が予想される内科的・整形外科的問題がないと医師に判断された60歳以上の中高齢者11名(平均年齢71.9±4.2歳)とした。PWC <SUB>HR50%</SUB>と下肢筋力、酸素運搬能力との関係を検討するために、PWC <SUB>HR50%</SUB>と膝伸筋群の60deg/secにおける最大トルク、赤血球数およびヘモグロビン量とについてPearsonの相関係数を算出した。さらに、PWC <SUB>HR50%</SUB>に関与している因子の影響力を検討するために、目的変数をPWC <SUB>HR50%</SUB>とし、年齢、体重、身長、60deg/secにおける最大トルク、赤血球数、Hb量の6変数を説明変数として、変数増加法による重回帰分析を行った。<BR>【結果および考察】<BR> PWC <SUB>HR50%</SUB>と60deg/secにおける最大トルクとの間に有意な相関(r=0.76)がみられ、60deg/secにおける最大トルクが大きいほど、PWC <SUB>HR50%</SUB>が高くなる傾向を示した。PWC <SUB>HR50%</SUB>と赤血球数、Hb量とには有意な相関が認められなかった。また、重回帰分析の結果、negative変数として年齢、positive変数として60deg/secにおける最大トルク値が採択され、重相関係数は0.81(p&lt;0.05)であった。また、この2つの説明変数のうち、どちらがPWC <SUB>HR50%</SUB>により大きな影響を与えているのかを標準偏回帰係数の絶対値で比較すると、年齢(β=0.295)より60deg/secにおける最大トルク値(β=0.795)のほうが大きく、PWC <SUB>HR50%</SUB>に及ぼす影響の強さは、年齢より60deg/secにおける最大トルク値のほうが大きいことが示された。<BR>本研究からPWC <SUB>HR50%</SUB>と60deg/secにおける最大トルク値との関連性が強いことが明らかになり、下肢の最大筋力を推定するのにPWC <SUB>HR50%</SUB>の測定が有効である可能性が示された。
著者
長瀧 重義 鈴木 一雄
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 = Concrete journal (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.47, no.10, pp.3-8, 2009-10-01
被引用文献数
1

JIS A 5308(レディーミクストコンクリート)が工業標準化法第15条に従って5年ぶりに改正された。改正の要点は,環境に配慮したJIS規格とすること,および購入者の視点に立った情報開示の促進にある。すなわち,再生骨材Hの引用,スラッジ水利用の促進,付着モルタルの適用範囲の拡大などにより,環境に配慮した規格とする。また,レディーミクストコンクリートの配合について納入に先立って購入者に提出する配合報告書の名称を計画書に変更するとともに,配合の種類と適用期間の明示を義務付けた。さらに,レディーミクストコンクリート納入書に配合を記載するとともに,納入後に購入者からの要求があれば,計量記録ならびに運搬車1台あたりの平均値で表す単位量の提出により,情報開示を促進することとなった。これら要求事項への対応には,ハードやソフトの更新などの作業を伴うことを配慮し,配合計画書は平成21年9月20日から,納入書は平成22年4月1日から提供することとしている。本文は,平成21年3月20日付けで改正されたJIS A 5308(レディーミクストコンクリート)の改正の要点について紹介する。

1 0 0 0 OA 異文化の理解

著者
鈴木 雅光
出版者
東洋大学文学部英語コミュニケーション学科
雑誌
dialogos (ISSN:13463101)
巻号頁・発行日
no.5, pp.81-92, 2005-03