1 0 0 0 OA 死生の境

著者
田中万逸 編
出版者
博文館
巻号頁・発行日
vol.後編, 1912
著者
北 潔 スリングスビー BT 鹿角 契
出版者
東京大学出版会
雑誌
UP (ISSN:09133291)
巻号頁・発行日
vol.44, no.7, pp.1-4, 2015-07
著者
中道 上 山田 俊哉 松井 知子 阪井 誠 島 和之
出版者
ヒューマンインタフェース学会
雑誌
ヒューマンインタフェース学会論文誌 (ISSN:13447262)
巻号頁・発行日
vol.14, no.3, pp.249-258, 2012-08-25 (Released:2019-07-01)
参考文献数
14

The purpose of this work is to reduce the target pages of the web usability evaluation by usability testing. The target pages will reduce by detecting low satisfaction web pages. We analyze users ' interaction data for detecting low satisfaction web pages using variable selection. Analysis results, detectable interaction data are browsing time, moving distance of gazing points and wheel rolling. We apply statistical discriminant analysis to these interaction data and detect low usability web pages by classification between low usability group and others. Analysis result, we get mathematical line between evaluation target pages and low usability rate. Evaluators can determine evaluation target pages by using mathematical line of low usability group.
著者
大作 勝
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
日本化学会誌(化学と工業化学) (ISSN:03694577)
巻号頁・発行日
vol.1986, no.11, pp.1371-1376, 1986-11-10 (Released:2011-05-30)
参考文献数
68

種々の基底関数を用いたメチルシランチオールに関するab initio SCF MO計算の結果を報告する。分子構造パラメーターの実測値は,3-21G+d(0.8C+0.6S+0.4Si)の基底によって非常によく再現されることが判明した。得られた分子構造パラメーターを他の構造類似分子について得られているものと比較,検討した。この分子ではSi-S結合軸のまわりでトランス,ゴーシュの回転異性が考えられ,STO-3G,STO-3G*の基底ではゴーシュ形がやや安定,3-21G,3-21G*,3-21G十dの基底ではトランス形がやや安定と計算され,これから,両者の間の熱力学的安定性の差異は,あまり大きぐないことが判明した。これは得られているエネルギー差の実験結果,40±30cm-1,ca.0.11kcal/mol(ゴーシュ形がトランス形よりやや安定)をよく説明している。Si-S結合軸のまわりの回転のポテンシャルを計算し,これを実測データ,その他のチオール類の場合におけるものと比較,検討した。双極子能率の計算値は,基底関数の違いによってかなり変化した。しかしながら,どの基底による計算値も実測双極子能率の傾向,μ(ゴーシュ)>μ(トランス)をよく説明した。これらの傾向は,構造類似化合物であるCH3SiH2SHにおける実測値,計算値の傾向とも一致した。
著者
長村 吉洋
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
日本化学会誌(化学と工業化学) (ISSN:03694577)
巻号頁・発行日
vol.1986, no.11, pp.1384-1387, 1986-11-10 (Released:2011-05-30)
参考文献数
19
被引用文献数
3

abinitioMCSCF法を用いてベンゼンの基底状態(1A1g)および最低励起一重項状態(1B2u)の構造を求め,解析的エネルギー勾配法によって振動解析を行なった。基底関数はSTO-3Gを用い,MCSCFにおいては6個のπ軌道におけるすべての可能な電子配置を考慮した。1B2u状態におけるベンゼンのゆゆ構造ばD6h対称性を保持し,C-CおよびC-H結合距離はそれぞれ1。4498Å および1.0818Å が得られた。 基底状態から1A1g状態へのO-O遷移エネルギーは4.727eVと計算された。MCSCF法によって計算した基準振動数の順序は実験値とよく対応し,一部不明確な実験値に対する示唆を与えるであろう。
著者
田代 浩二 海野 美奈子 永瀬 茂 寺前 裕之
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
日本化学会誌(化学と工業化学) (ISSN:03694577)
巻号頁・発行日
vol.1986, no.11, pp.1404-1408, 1986-11-10 (Released:2011-05-30)
参考文献数
13

Allingerの分子力場計算(MM2)のための飽和ケイ素化合物の力場定数を,分子軌道法を用いて決定した。決定した力場定数を用いて計算した構造と生成熱は実験値およびab initio計算値と非常によい一致を与えることを示した。ケイ素化合物の構造と安定性を明らかにするために,環状化合物としてヘキサシラシクロヘキサン(Si6H12)とその誘導体を,鎖状化合物としてボリシランSinH2n+2(n=1~30)を取り上げ,類似の炭素化合物と比較した。ケイ素化合物の立体配座異性体間のエネルギー差は炭素化合物の場合よりもきわめて小さいことを見いだした。とくに興味深い結果は,直鎖パラフィン(CnH2n+2)では炭素鎖がまっすぐに紳びた直鎖構造をとるのに対して,ポリシランではn=7以上になるとケイ素鎖がらせん構造をとることである。
著者
菊池 修 古崎 輝也 守橋 健二
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
日本化学会誌(化学と工業化学) (ISSN:03694577)
巻号頁・発行日
vol.1986, no.11, pp.1409-1413, 1986-11-10 (Released:2011-05-30)
参考文献数
17
被引用文献数
2

溶媒効果を扱う有効電荷モデルにおいて,分子中の各原子に対する構造因子を導入した。溶媒殻に占める溶媒の割合から求める溶媒殻体積因子と,溶媒と接する原子球の表面積から求める表面積因子である。有効電荷モデルを取り入れたCNDO/2計算によると水中でのアセチルコリンの立体配座は,構造因子を導入しない場合には真空中の立体配座とほぼ等しくなるが,溶媒殻体積因子を導入すると実験および他の理論的モデルで計算されている立体配座とよい対応を示すようになった。溶媒殻体積因子には結合していない原子の立体的効果も含まれているので,溶媒中の分子の立体配座の計算には重要である。
著者
山辺 信一 田中 徹
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
日本化学会誌(化学と工業化学) (ISSN:03694577)
巻号頁・発行日
vol.1986, no.11, pp.1388-1394, 1986-11-10 (Released:2011-05-30)
参考文献数
9
被引用文献数
7

隣接基関与の有機反応で生ずるフェノニウムイオン中間体の構造を理論的に調べた。STO-3G基底の非経験的分子軌道計算により構造の最適化を行なった。アリール基のパラ位に六つの置換基Xを付けた場合,XC6H4+…2H4の点線部分の橋かけ結合の強さが規期的に変化した。XC6H4X+→C2H4の逆電荷移動(back CT)が大きくなれば,その結合が強化される。メチル基がエチレン側に付くと,構造変化が大きい。古典open型と非古典橋かけ型の境界的な構造が得られた。
著者
寺井 忠正
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
日本化学会誌(化学と工業化学) (ISSN:03694577)
巻号頁・発行日
vol.1986, no.10, pp.1333-1337, 1986-10-10 (Released:2011-05-30)
参考文献数
4
被引用文献数
1

ツツジ科植物に含まれる有毒成分であるGrayanotoxin(G)類は鉱酸に対して不安定であり,従来これらのアセタール化には無水硫酸銅が助剤として用いられてきた。本実験において,Cu(II)にかぎらず,Ce(IV),Fe(III),Ni(II),Sn(II)などの硫酸塩でもアセタール化が進むことがわかった。 そこでモデル化合物としてcis-1,2-Cyclohexanediolを用い,種々の硫酸塩について定性的にアセタール化の可否を調べた。一方,G-II,G-IIIの場合二,三の脱水反応をともなうが,各種硫酸塩を用いた場合の反応経過をTLCによって調べ効率のよいアセタール化条件の検討および,これらの反応の図式について考察を行なった。各反応速度は硫酸塩によって差異はあるが,相対的にC-10-OHの脱水はもっとも速ぐ,つぎにC-5-OH,C-6-OHのアセタール化,C-16-OHの脱水の順となっている。G-IIIアセタールを得るためには硫酸ニッケル(II)を用い65.0℃,30分間,G-IIアセタールを得るためには,硫酸鉄(III)あるいは硫酸ニッケル(II)を用いて70~100分間反応させるのが適している。
著者
村田 伸 甲斐 義浩 田中 真一 溝田 勝彦 山崎 先也
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.22, no.3, pp.341-344, 2007 (Released:2007-08-18)
参考文献数
12
被引用文献数
8 3

本研究の目的は,健常成人男性15名(左右30肢)と地域在住高齢者男性21名(左右42肢)を対象に,足把持力や足把持力の最大値到達時間などを測定し,その測定値を比較することによって足把持機能の加齢による影響について検討することである。その結果,高齢者の足把持力は健常成人の48.3%,最大値到達時間は214.3%であり,握力は71.2%であった。これらの成績から,足把持力や最大値到達時間などの足把持機能は,握力に比べ加齢の影響を受けやすいことが示唆された。また,高齢者の転倒との関連性が指摘されている足把持力のみならず,最大値到達時間を加味した足把持機能が転倒を引き起こす可能性について,科学的に探究する意義と重要性が示唆された。
著者
堀場 充哉
出版者
名古屋市立大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2021-04-01

脳卒中後の運動機能や高次脳機能障害に関連する脳領域を評価するとともに、これら関連領域に対して、非侵襲的刺激法の一つである経頭蓋交流電気刺激法(皮膚上から微弱な交流電気刺激を行う方法)を用いたリハビリテーションを実施する。脳卒中の一般的な機能評価およびMRIを用いた脳内のネットワークの変化を収集、解析し、経頭蓋交流電気刺激法を用いたリハビリテーションの効果、回復に寄与する神経基盤について検討する。
著者
北村 明彦 木山 昌彦 野藤 悠 山岸 良匡 横山 友里 谷口 優 清野 諭 新開 省二 西 真理子 村木 功 阿部 巧 山下 真里 陣内 裕成
出版者
地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所)
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2020-04-01

地域住民の疫学研究により、生活因子(身体活動、食事、喫煙、飲酒、精神的ストレス等)、医学的因子(脳卒中、心疾患、動脈硬化、メタボリックシンドローム等の生活習慣病、及び低栄養、サルコペニア、認知機能低下、うつ等の老年症候群)、社会的因子(社会参加、近隣・地域との交流、ソーシャルサポート等)がフレイルの発症に及ぼす影響を中年後期、前期高齢期、後期高齢期の年齢層別に明らかにする。
著者
栗原 伴佳
出版者
札幌医科大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2020-04-01

脳血管における側副血行路は、虚血性脳卒中発症時に順行性血流の不足に対して機能する重要な代償機構である。本研究は、脳血管画像から3Dプリンターを用いて作成した脳血管モデル、流体解析による血流シミュレーションなどの技術を用いて、血管閉塞時の側副血行路による脳血流代償機能を非侵襲的に検出するという点に着目したはじめての研究であり、仮想血管閉塞モデルを作成することで、ある特定の血管閉塞時に低灌流で脳梗塞となりうる範囲の予測を目的としている。この予測をもとに、塞栓症罹患時のリスクを定量化し、抗血栓薬使用の適応決定の1つの指標とすることで、介護負担や医療費を削減することを目的とした。
著者
伊澤 良兼 畝川 美悠紀 滝沢 翼 塚田 直己
出版者
慶應義塾大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2021-04-01

脳血管障害、血管性認知症の発症には、血液脳関門透過性の亢進が関与することが知られている。当研究は過去に報告した脳血管内皮透過性亢進メカニズムに基づき脳血管障害モデルマウス等を用いてRhoK阻害薬、MLCK阻害薬等によるin vivoでの血管透過性亢進抑制効果、脳浮腫・間質液動態・梗塞体積への影響、神経機能保護効果などを評価する。最終的に、同時進行中であるニューロン、アストロサイト、オリゴデンドロサイトをターゲットとした臨床・基礎研究成果とあわせ、血管透過性制御による脳血管障害、脳血管性認知症の新規治療法の確立を目指す。
著者
結城 美智子 大槻 美佳
出版者
北海道大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2021-04-01

脳卒中後病的疲労(Post Stroke Fatigue: PSF)は発症率が高く、機能回復・社会生活復帰の阻害要因となり、慢性的な経過を経てフレイルや寝たきりをもたらす重篤な後遺症の一つである。PSFはそのメカニズムは解明途上にあり、発症時期も一定ではないこと、非薬物療法において有効な介入は十分に証明されていないが先行研究で示されている。そこで本研究では、脳卒中患者のフレイル予防の観点からPSFに着目し、急性期から適切に把握し、その改善にむけて有効なケアプログラムを構築すること、同時に、PSFの重症度に関連する生体指標を探索し、この指標も活用し、ケアプログラム介入効果を評価することである。