著者
貞苅 伊徳
出版者
日本語学会
雑誌
国語学 (ISSN:04913337)
巻号頁・発行日
no.23, 1955-12
著者
川島 嘉明
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
薬学雑誌 (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.89, no.10, pp.1386-1391, 1969-10

Berberine was extracted from slices of Berberis thunbergii, cut into various sizes (#1-#4), with water and methanol at 37°. Results of analysis of extraction rate, indicated that the mechanism of extraction consists of washing, diffusion, and capillary extraction, and mass transfer coefficients for each mechanism were determined. Comparing with the extraction of berberine from the cortex of phellodendron, ^<3)> mass transfer coefficients were distinctly larger.
著者
齋藤 由扶子 坂井 研一 小長谷 正明
出版者
一般社団法人 日本老年医学会
雑誌
日本老年医学会雑誌 (ISSN:03009173)
巻号頁・発行日
vol.53, no.2, pp.152-157, 2016-04-25 (Released:2016-05-31)
参考文献数
10
被引用文献数
1

目的:かつてスモン(SMON:subacute myelo-optico-neuropathy)患者には認知症は少ないと言われ,原因の一つにキノホルムのアミロイドβ凝集阻害効果が推測された.一方キノホルム中止後40年以上が経過し,スモン患者は高齢化し老年症候群である認知症の増加が予想された.そこでスモン後遺症をもつ高齢者の認知症の有病率,および現在のアルツハイマー病(以下ADと略す)発症に過去のキノホルム内服量が影響しているかを調査した.方法:対象は2012年スモン検診において,MMSEを解析しえた647例(男性195例,女性452例,平均年齢77.9歳)である.1次調査(MMSE)の結果23点以下は105例であった.2次調査:105例の認知症の有無と背景疾患を,検診を行った神経内科医あるいはかかりつけ医に質問した.次に検診のデータベースを用い「最も重度であった時のスモン症候の重症度」と現時点のAD合併との関連を解析した.結果:認知症の有病率の推定値は9.9%(95%信頼区間:7.3,12.7%),65歳以上に限定すると10.9%(7.9,13.8%)であった.認知症35例のうちADは25例,ADと血管性認知症の合併は4例であった.AD合併と過去に最も重度であった時のスモンの重症度との関連性は,視力障害,歩行障害のいずれにおいても認められなかった.結論:2012年スモン検診受診患者における認知症の有病率は9.9%(65歳以上では10.9%)で65歳以上地域住民(15%)に比べて低値であった.しかし本研究では,対象が検診患者のみでスモン全体を反映せず過小評価の可能性がある.従ってキノホルムのAD発症予防効果は言及できない.キノホルム量はスモンの重症度と関連するため,現時点のAD合併は過去に内服したキノホルム量と関連はないと推察した.
著者
柘植 結月
出版者
名古屋大学高等教育研究センター
巻号頁・発行日
2014 (Released:2014-03-25)

2013年度名古屋大学学生論文コンテスト優秀賞・附属図書館長賞受賞
著者
寺本 紘子 相澤(小峯) 志保子 真島 洋子 泉 泰之 芝田 克敏 黒田 和道 早川 智
出版者
日本大学医学会
雑誌
日大医学雑誌 (ISSN:00290424)
巻号頁・発行日
vol.68, no.1, pp.16-20, 2009 (Released:2009-12-15)
参考文献数
11

漢方薬には,感冒様症状に対する多くの方剤があり,臨床の場面で処方されることも多い.本研究では,感冒様症状に対し処方される代表的な 4 方剤 (葛根湯,麻黄湯,小青竜湯,桂枝湯) に関して,ヒト末梢血単核細胞 (PBMC) のインフルエンザ HA 抗原特異的 Interferon-gamma (IFN-γ) 産生に対する漢方薬の影響,ならびにインフルエンザウイルス複製に及ぼす影響をELISPOT法とHA法で検討した.その結果,葛根湯,麻黄湯, 小青竜湯, 桂枝湯はいずれも 1-1000μg の範囲で,インフルエンザワクチン接種を受けた 6 名の健常者の PBMC のインフルエンザ HA 抗原特異的 IFN-g 産生を抑制した.小青竜湯は単独で PBMC の viability を低下させた.他の 3 方剤においても,インフルエンザ HA 抗原刺激下では抗原単独刺激に比較してPBMC の viability を低下させた.葛根湯,麻黄湯,小青竜湯,桂枝湯はいずれもインフルエンザウイルスの複製・増殖を抑制しなかった. 以上の結果より,葛根湯,麻黄湯,小青竜湯,桂枝湯のインフルエンザ感染に対する臨床症状の改善効果は,特異的免疫応答の増強ではなく,炎症反応の抑制によるものである可能性が示唆された.
著者
中村 豊
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
地震工学研究発表会 報告集 (ISSN:18848451)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.115-115, 2005

2004年新潟県中越地震では営業運転中の新幹線列車が初めて脱線したが, 種々の事前対策が功を奏し, また幸運にも恵まれて災害とはならなかった. 新幹線には地震対策のひとつとして, 不測の事態が発生したときに災害の程度をできるだけ軽減させるための早期検知システムが設置されている. 今回の地震でも, 上越新幹線に設置されたコンパクトユレダスが, 震央地域でP波検知後1秒で警報を発し, 震央域の全列車を緊急停止させた. 脱線列車に対しては, 警報から本格的な地震動が到来するまで3秒弱しかなかったが, 被災したかも知れないところを130m近く走行せずにすみ, 対向列車突入の危険性も大幅に低減した. 直下に発生した地震に対しても, コンパクトユレダスは想定どおり効果を発揮することが実証された. また, 今回の脱線現象を分析した結果, 主要な脱線は特定の高架橋ブロック間の著大な相対変位によって順次発生したと推定され, 地震後, 脱線車輌がレール上を胴体着陸状態で滑走して著大な摩擦熱が発生し, 列車通過とともにレールの変形・破断が発生したと想定された.
著者
黒田 勲
出版者
Japan Ergonomics Society
雑誌
人間工学 (ISSN:05494974)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.45-57, 1972

事故調査より得られた人間像は, その機械のデザインの場において仮想された人間像とは時として異なっているのではないかと考えられる.<br>事故調査組識のあり方, 方法の科学性, 事故原因究明のための確率論的論理の進め方等, 事故調査そのもののもっている問題点により真の人間像を画き出すことが困難である場合が多い.<br>しがし航空事故調査の例から, 経験と熟練度が必ずしもすべての場合に一致するとはいえず, 胴体着陸, 異常接近例からも従来人間工学面において取上げられていない, 操作と時間の関連性, 注意, 知覚の不信頼性の問題がクローズアップされてきている.
著者
笹生 一雄
出版者
日本貝類学会
雑誌
ちりぼたん (ISSN:05779316)
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.29-30, 1974-05-20
著者
井上 邦夫
出版者
東洋大学
雑誌
経営論集 (ISSN:02866439)
巻号頁・発行日
vol.80, pp.73-86, 2012-03
著者
荒井退造 著
出版者
松山房
巻号頁・発行日
1934
著者
岩渕 善美 東野 達 仁井本 貴庸 笠原 三紀夫
出版者
社団法人空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
no.88, pp.13-23, 2003-01-25
被引用文献数
4

本論文では,一般廃棄物処理・処分の広域化による環境負荷量を定量的に把握することを目的に,自治体が個別に一般廃棄物の処理・処分を行った場合と,広域化し全地域を一つとして処理・処分を行った場合のシナリオについて,ごみの排出から収集運搬,中間処理,最終処分までを比較の対象範囲とし,各段階における,投入資材,製造・建設及び運用エネルギー消費量,CO_2排出量,NOx排出量,SOx排出量のインベントリ分析を行い,検討する.広域化処理の時は発電を行うことにより,一般廃棄物処理・処分のエネルギー・環境負荷量の削減効果があることが明らかになった.
著者
田川 まさみ 田邊 政裕
出版者
千葉医学会
雑誌
千葉医学雑誌 (ISSN:03035476)
巻号頁・発行日
vol.82, no.6, pp.299-304, 2006-12-01
被引用文献数
2

コンピテンスとは専門職業人が,知識,技術を統合してある状況において専門職業人として業務を行う能力であり,倫理感や態度も求められる。PBLやOSCE導入の背景となっているコンピテンス基盤型教育は,教育プログラムの到達目標として一人前の医師に求められる能力であるコンピテンスを設定し,コンピテンス修得のための実践を伴う教育と,コンピテンス修得の程度を学習評価として行うものである。海外では医学部教育,研修医教育にこのコンピテンス基盤型教育が積極的に導入推進される動きがあることを概説する。

1 0 0 0 汉语拟声词

著者
耿二岭[著]
出版者
湖北教育出版社
巻号頁・発行日
1986