著者
椿 俊和 小澁 達郎 松田 秀一 岩崎 郁美 杉原 雄三 赤澤 晃 小幡 俊彦 飯倉 洋治
出版者
THE JAPANESE SOCIETY OF PEDIATRIC ALLERGY AND CLINICAL IMMUNOLOGY
雑誌
日本小児アレルギー学会誌 (ISSN:09142649)
巻号頁・発行日
vol.7, no.3, pp.124-133, 1993-08-25 (Released:2010-04-30)
参考文献数
26

気管支喘息児の家庭における空気清浄機の効果について検討を行った. 対象は, 国立小児病院アレルギー科に通院中の5~13歳の中等症以上の気管支喘息児17名で, これを空気清浄機にフィルターを装着した群12名と装着していない群5名の2群に分けて検討した. 第一製薬社製ベルフロースーパーを使用し, 観察期間・使用期間・観察期間の3つの期間に分けて, 臨床症状および呼吸機能の変化を朝, 昼, 夜に分けて評価した. 結果は, フィルター装着群では呼吸困難・疾・鼻水・睡眠障害に有意な改善が認められた (p<0.05). 喘息に関しては夜間に有意な改善が認められた (p<0.05). しかし, フィルター未装着群では改善はみられなかった. また, 呼吸機能に関しては有意な上昇は認められなかった.以上より, 空気清浄機は気管支喘息児の治療に有効な一手段であり, 症状改善に有用と思われた.
著者
窪田 悟 大倉 元宏
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.40, no.12, pp.1245-1251, 1986-12-20 (Released:2011-03-14)
参考文献数
28
被引用文献数
1

CRTディスプレイの表示モード (陽画表示と陰画表示) について, 視作業のパフォーマンス, 視覚負担などの点から比較検討した.実験1では, さまざまなコントラスト条件を設定し, 両表示モードを比較した.結果は, コントラストが極端に低い場合は, 陽画表示の方が陰画表示よりも作業パフォーマンスが良い.しかし, 適正なコントラストが確保された条件では, 表示モードの違いによる作業パフォーマンスの有意な差は認められない.瞳孔径は, 発光部分の輝度およびコントラストが等しい条件で比較すると, 陽画表示の方が陰画表示よりも0.2~0.3mm小さい.両表示モードとも, 管面外光反射輝度が2~21cd/m2の範囲では, 適正コントラストはおおむね5 : 1~20 : 1の範囲にあると考えられる.実験2では, 表示モードと視覚負担の関係を検討したが, 適正なコントラストが確保された条件では, 表示モードの違いによる視覚負担の有意な差は認められなかった.
著者
酒本 涼 小倉 康
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
日本科学教育学会研究会研究報告 (ISSN:18824684)
巻号頁・発行日
vol.33, no.4, pp.43-48, 2019-03-16 (Released:2019-03-13)
参考文献数
6

本研究の目的は,中学校段階の生徒に対して有効な,クリティカルシンキングの育成を図る理科指導法を開発することにある.そのためにまず,クリティカルシンキングに関するアンケートを設計し,大学生を対象に実施した.アンケートの結果から,批判的思考習慣の中でも特に「操作的定義」について習熟度が低いことが示された.これを踏まえて,クリティカルシンキングの育成を図る授業を設計し,実施した結果,一部において指導の有効性が示された.
著者
倉山 千春
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会環境系論文集 (ISSN:13480685)
巻号頁・発行日
vol.71, no.604, pp.15-22, 2006-06-30 (Released:2017-02-17)
参考文献数
26
被引用文献数
11 10

Evaluation of thermal performance of fenestration system under cooling season is based on heat gains by temperature difference and solar radiation, characterized by thermal transmittance (U-value) and solar heat gain coefficient (SHGC), respectively. However, current test methods are only concerned with nighttime performance, and may not accurately reflect the performance improvements of specific window designs. With nighttime test methods, the thermal performance of a fenestration system is characterized only by the U-value. In this paper, a new test method has been developed to measure the thermal performance of fenestration systems. This method enables the determination of SHGC and U-value for various fenestration systems under cooling season, including integral shading devices and complex frame designs.
著者
近藤 靖史 太田 恭兵 小倉 久 横田 賢祐 早川 眞
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会 論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
vol.40, no.215, pp.11-18, 2015-02-05 (Released:2017-09-05)

シックハウス対策として新築住宅に義務付けられた常時換気システムの一つである「排気セントラル換気方式」では、排気経路として扉のアンダーカットが多く採用されている。しかし人体から発生する汚染質や水蒸気などの排出を主な目的とする場合においては、室上部に排出経路を設けることが適切と考えられる。そこで、本研究では就寝時の住宅寝室を対象とし、排気経路を扉のアンダーカットとした場合と扉上部に設けた開口とした場合の換気性状を実験とCFD解析により比較・検討した。その結果、温熱環境には両者に大きな差は見られないが、空気環境は扉上部の開口を排気経路とした場合の方が良好となった。
著者
石川 和良 倉渕 隆 山本 学 嵐口 晃宏 遠藤 智行 平野 剛
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成16年 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.465-468, 2004-08-20 (Released:2017-08-31)

Because of amendment of the Construction Standard Law, almost all houses must equip with a full time mechanical ventilation system. However, people could feel cold draft in sanitary area when the ventilation system provides sufficient volume of air. So, an investigation using thermal manikin was carried out to find out proper exhaust flow rate from thermal sensational point of view. It was found that flow rate less than 20 CMH and 50 CMH would be appropriate for bathroom and toilet, respectively to avoid uncomfortable sensation in cold season based on the evaluated EHT and PMV.
著者
小倉 慶雄
出版者
金沢医科大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2017-04-01

我々は糖尿病腎症の新規治療標的としてミトコンドリア内に局在するサーチュインであるSirt3とNAD+分解酵素CD38に着目し,CD38の抑制がNAD+の増加とSirt3の活性化を通して,腎障害を改善しうるかを解明することを目的とした。糖尿病ラット・高ブドウ糖培養下腎尿細管細胞へのCD38阻害薬(フラボノイド「アピゲニン」)の投与が腎症進展抑制になりうる可能性を示すことができ,成果報告として2018年Redox reports誌に掲載,2019年度日本抗加齢学会研究奨励賞を受賞,アメリカ糖尿病学会を初めとした国際学会で発表し,さらに2020年Aging誌に投稿し,5月受理,後日掲載予定である.
著者
飯野 由香利 岩本 静男 倉渕 隆 近藤 武士 遠藤 智行
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 平成18年 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.1185-1188, 2006-09-05 (Released:2017-08-31)

The experiment was conducted in order to clarify influences of outdoor air supplied through openings on thermal environment in rooms heated by floor heating systems. The ari supply openings of various heights and types were used in respective experiment cases. The following results were obtained: (1) Draught Rating (DR) was increased by sypplied outdoor air in any heights of air supply openings and openings with natural ventilation systems. The DR in areas near the air supply openings were higher than DR in far area. (2) Influences of outdoor air supplied through openings in the heights of more than 1600mm above floor were small on thermal environment. (3) The air supply openings with mechanical ventilaion systems made better thermal temperature than openings with natural ventilation systems because mechanical ventilaion systems controled temperatures of supply air.
著者
陳 虹 上野 幸三 養父 佐知子 高橋 円 坂本 泰寿 飯倉 洋治
出版者
昭和大学学士会
雑誌
昭和医学会雑誌 (ISSN:00374342)
巻号頁・発行日
vol.61, no.6, pp.645-650, 2001-12-28 (Released:2010-09-09)
参考文献数
11

近年食物アレルギーは世界中で大きな問題になってきている.人間の多くの器官が食物アレルギーによって障害を受けることはよく知られているが, その予防及び治療は, 今後の研究を待つところも多い.我々は補中益気湯を用いて, 食物アレルギーモデルマウスの肝臓障害に対する治療効果について検討を行った.まず, Hyper IgE血症を自然誘発するNc/Jic系マウスを卵白アルブミン (OVA) によって感作した.その後, それぞれに補中益気湯と生理食塩水を投与し, 肝臓における, 肝細胞の病理変化と細胞浸潤の有無について検討を行った.OVAを経口で負荷後, 血清のalanine aminotransferase (ALT) 値を酵素法 (POP) で測定した.サイトカインの検討は免疫染色 (streptavidin-biotin) 法で分析した.その結果, 補中益気湯内服マウスは, 生理食塩水投与の対照群と比べ, 血清ALT値が有意に減少していた.また, 補中益気湯内服マウスの肝臓におけるIL-4, IL-6, TNF-αの陽性細胞数は, 生理食塩水投与の対照群より有意に低かった.この結果から, 補中益気湯が肝臓のアレルギー反応を減少させ, 食物アレルギーによって起こされた, 肝臓障害を抑えることが示唆された.
著者
田中 駿 牛山 道雄 郷間 英世 石倉 健二
出版者
一般社団法人 日本LD学会
雑誌
LD研究 (ISSN:13465716)
巻号頁・発行日
vol.32, no.2, pp.90-97, 2023 (Released:2023-05-26)
参考文献数
12

本研究は,発達がアンバランスな幼児6名と定型発達児32名に対して,年少から年長にかけて身体模倣課題を実施し,身体模倣の獲得過程の違いを明らかにすることを目的とした。身体模倣の正中線交差なしは,アンバランスな児と定型発達児で有意な差は認められなかったが,正中線交差あり,および手指の模倣は,年中および年長で有意な差が認められた。また,身体模倣の発達については,アンバランスな児は,正中線交差なし,および正中線交差ありは,年少から年長にかけて伸びがあり,定型発達児は,年少から年中にかけて伸びがあると考えられた。本研究において,アンバランスな児の対象人数は少なかったが,アンバランスな児と定型発達児は共に年齢による発達がみられるものの,正中線交差ありや手指の複雑な模倣は,年中から差が生じ始めると考えられた。また,個別の検討により,アンバランスな児の模倣の発達には3つのパターンがあることが推測された。
著者
野崎 淳夫 飯倉 一雄 坊垣 和明 吉澤 晋
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.67, no.557, pp.73-79, 2002-07-30 (Released:2017-02-04)
参考文献数
14

A lot of paints, adhesives and chemical materials which are known to emit gaseous chemical pollutants are being used in buildings. These building materials are potential sources of indoor chemical substances. Bake-out has been as one mitigation method for such elevated formaldehyde concentrations. The bake-out procedure could increase the transfer of indoor chemical substance from sources to the outdoor. The bake-out hypothesis is that this source depletion is sufficient to cause formaldehyde emission rates to be significantly less than they would have been without bake-out. So, this study was conducted 1) to establish the bake-out procedure and evaluation methods used with test pieces and an environmental chamber, 2) to determine the effectiveness of the bake-out on formaldehyde reduction, and 3) to analyze the relationship between specification of building parts and the reduction effectiveness on the sources by the bake-out. From our results, it turned out that the emission rate of formaldehyde was decreased by 6.54〜55.6% after bake-out in a temperature of 38℃ for the period of 72 hours. And, if we wish to determine the effectiveness of bake-out on the VOCs, further experiments used by chambers should be needed.
著者
吉田 省造 岡田 英志 土井 智章 中島 靖浩 鈴木 浩大 田中 卓 福田 哲也 北川 雄一郎 安田 立 水野 洋佑 宮﨑 渚 森下 健太郎 牛越 博昭 竹村 元三 白井 邦博 豊田 泉 小倉 真治
出版者
一般社団法人 日本透析医学会
雑誌
日本透析医学会雑誌 (ISSN:13403451)
巻号頁・発行日
vol.48, no.2, pp.129-135, 2015 (Released:2015-02-28)
参考文献数
24

症例は50歳代の男性, キノコ狩りに行きキノコを焼いて食べた翌日に下痢・嘔吐などの消化器症状を自覚し近医を受診. 血液検査にて肝逸脱酵素上昇を認め入院となった. 翌日の採血で肝逸脱酵素の著明な上昇 (AST 5,000台, ALT 5,000台) を認め, 当院に搬送となった. 問診によりドクツルタケ摂取による肝障害を疑った. 入院当日より肝性脳症を認め, 昏睡型急性肝不全と診断. 挿管・人工呼吸管理として, 肝不全治療と同時に毒素除去, 高分子除去を目的として急性血液浄化療法を行った. 入院5日後に肝性脳症は改善し呼吸状態は良好で抜管, 経過良好にて入院9日後に転院となった. ドクツルタケ中毒における血液浄化療法は否定的な意見が多いが, 今回は肝不全を呈したドクツルタケ中毒に対し, 血液浄化療法を行い救命し得た. ドクツルタケの中毒を疑った場合には, 早急な血液浄化療法が有効である可能性が高いと考えられた.
著者
五島 史行 岩倉 昌岐
出版者
一般社団法人 日本頭痛学会
雑誌
日本頭痛学会誌 (ISSN:13456547)
巻号頁・発行日
vol.50, no.1, pp.148-151, 2023 (Released:2023-09-20)
参考文献数
9

頭痛外来において耳鳴の有病率やその支障度について検討を行った.対象は,頭痛を主訴に頭痛専門外来を受診した231例とした.耳鳴の苦痛度をTHI-12,気分状態をHADSにて評価した.耳鳴を訴えたものは61例 (約30%) であった.疾患では片頭痛,特に慢性片頭痛で高い傾向が認められた.これらの耳鳴は生活への障害はあまり高度ではなかった.また耳鳴を有する患者はめまいも有している割合が高かった.前庭性片頭痛は41例あったがそのうち13例 (31.7%) で耳鳴を認めた.前兆のない片頭痛で耳鳴のある41例中7例に難聴を認め,4例は突発性難聴の既往があった.頭痛外来において耳鳴の訴えが高率に認められることが分かった.
著者
小林 渉 岩倉 成志
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集D3(土木計画学) (ISSN:21856540)
巻号頁・発行日
vol.72, no.5, pp.I_1067-I_1074, 2016 (Released:2016-12-23)
参考文献数
10

筆者らが開発を進めてきた遅延の発生や波及を高精度に再現する列車遅延連鎖シミュレーションシステムは,信号保安システムの改良や輸送力増強に伴うオペレーションの変更など広範な遅延対策の効果を計測することができるが,遅延対策として有効な階段やコンコース増設などの駅構造の改良の効果を計測することはできなかった.このため本研究では,駅構造の違いによって乗車位置が変化し,それが列車遅延に与える影響を予測可能にする乗車駅ホーム上の旅客の乗車位置選択モデルを構築する.ケーススタディとして階段を増設をした場合の遅延予測を行う.結果として乗車位置選択モデルは乗車分布と降車分布を概ね再現できた.シミュレーションシステムでの再現性もおおむね良好であり,また駅改良による遅延削減の例も示すことができた.
著者
高橋 剛士 福瀬 達郎 倉橋 康典 木場 崇之 高橋 鮎子 福田 正順 妻鹿 成治 板東 徹 田中 文啓 平田 敏樹 越久 仁敬 長谷川 誠紀 寺田 泰二 池 修 和田 洋巳 人見 滋樹
出版者
The Japanese Association for Chest Surgery
雑誌
日本呼吸器外科学会雑誌 (ISSN:09190945)
巻号頁・発行日
vol.13, no.5, pp.685-689, 1999-07-15 (Released:2009-11-11)
参考文献数
11

上肢に症状を呈したBuer墓er病に対して胸腔鏡下交感神経切除術が奏功した一例を経験したので報告する.症例は46歳, 男性.一日約40本, 25年の喫煙歴があった.約半年前から両上肢の指末梢側を中心として痺れ, 冷感が出現し始めた.Buerger病との診断にて星状神経節ブロック術を受けたが症状の改善は一時的で, 疼痛も増悪してきたため両側胸部交感神経節切除術を施行した。術直後より癖痛, 痺れ, 冷感の著しい改善を認め, 術後6週間を経た時点では痺れ, 冷感は全く認められず, 術前潰瘍化していた指の完全治癒を認めた.サーモグラフィーにても上肢末梢皮膚温の著明な上昇を認めた.レーザードップラー血流計を用いて指末梢側の組織間血流を計測したところ, 症状の改善とよく一致して血流の増加を認めた.このことからBuerger病における術前術後の組織間循環の評価に際してレーザードップラー血流計が有用であると考えられた.
著者
髙倉 晃 原田 真也 上遠野 健 井川 聡 片桐 真人 矢那瀬 信雄 益田 典幸
出版者
一般社団法人 日本感染症学会
雑誌
感染症学雑誌 (ISSN:03875911)
巻号頁・発行日
vol.89, no.2, pp.265-269, 2015-03-20 (Released:2017-07-28)
参考文献数
14
被引用文献数
2 2

We report herein on a case strongly suspected of being pulmonary toxocariasis. A 22-year-old Indonesian man referred to our hospital presented with abnormal chest shadows upon medical examination. He had no symptoms. He did not have any pets nor did he eat raw beef or chicken. Hematological examination revealed eosinophilia and elevation of IgE. Chest computed tomography revealed 3 pulmonary nodules with the halo sign. We suspected a parasite infection and performed antiparasite antibody testing. Ascaris suum was slightly positive on the screening test. As specificantibody against the larval excretory-secretory products of Toxocara canis, measured at the National Institute of Infectious Diseases, was positive (level 3 up to 8). Subsequently, the abnormal chest shadows disappeared. However, two months later, 2 pulmonary nodules with the halo sign reappeared in other places. Diagnostic therapy with albendazole was performed for 8 weeks. Mild hepatic impairment emerged during therapy, but it was within the allowed range. Thereafter,the results improved for the imaging findings, eosinophilia, serum IgE level, and specific antibody.The antibody level became negative two months after the treatment had ended. We should consider toxocariasis in the differential diagnosis of migratory nodular shadows with the halo sign on chest computed tomography,and immunoserological testing is useful for the diagnosis.