著者
重永 明義 山本 直弘 吉沢 雄二 鈴木 彰
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会技術報告 (ISSN:03864227)
巻号頁・発行日
vol.15, no.23, pp.1-6, 1991-03-28 (Released:2017-10-06)

In the special TV program "A GALACTIC ODYSSEY", which presents resent results of solving mysteries of the universe, We made enormuos amount of special effect pictures which heve excellent quality and reality. We introduce the techniques of making SFX pictures using a motion control system, the Ultimatte system and component digital (D-1) video editing system.
著者
山本 直弘 重永 明義
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.45, no.8, pp.966-967, 1991-08-20 (Released:2011-03-14)

NHKスペシャル「銀河宇宙オデッセイ」の全編にわたって, 我々は, 特殊撮影と合成により高品質でリアリティに富む宇宙の映像を制作した.モーションコントロール, アルチマット, ディジタル映像合成システムによるSFX映像制作の思想、と映像スタッフとしての取組みを紹介する.
著者
山本 直佳 川端 博子 小柴 朋子 田村 照子
出版者
一般社団法人 日本繊維製品消費科学会
雑誌
繊維製品消費科学 (ISSN:00372072)
巻号頁・発行日
vol.57, no.8, pp.606-613, 2016

<p><tt>本研究は,がん治療の副作用である脱毛時に利用される医療用ウィッグの温熱特性を明らかにすることを目的とする.サーマルマネキンによる</tt>6 <tt>つのショートヘアスタイルのウィッグの熱抵抗を計測した.あわせて剃髪した</tt>10 <tt>名の男性被験者による夏季を想定した環境下でウィッグを着用し,快適感とウィッグ内温度と湿度を計測した.結果は以下の通りである.</tt> (1) <tt>顕熱抵抗値は</tt>0.06<tt>(℃・</tt>m²/W<tt>)前後で,ウィッグ間の差は少なかった.潜熱抵抗値は</tt>0.07<tt>(</tt>kPa<tt>・</tt>m²/W<tt>)前後で,人工毛の割合が多くなると高くなる傾向を示した. </tt>(2) <tt>発汗を想定した人工気候室での静止時の着用実験では,</tt>10 <tt>人中</tt>9 <tt>人が頭部に暑さを感じ,</tt>8 <tt>人が蒸れを感じていた.この間のウィッグ内温度は</tt>36.5<tt>℃,湿度は</tt>80<tt>%</tt>RH <tt>であった.</tt></p>
著者
延本 尚也 岡野 生也 篠山 潤一 山本 直樹 安田 孝司 代田 琴子 安尾 仁志 相見 真吾 橋本 奈実 太田 徹 深津 陽子 鳥井 千瑛 田村 晃司 山口 達也 陳 隆明
出版者
日本理学療法士学会
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
pp.11247, (Released:2017-05-01)
参考文献数
27

【目的】本研究の目的は在宅脊髄損傷者の退院後の褥瘡発生の有無を調査し,在宅脊髄損傷者の褥瘡発生危険因子を明らかにすることである。【方法】1996 年1 月~2005 年12 月までの10 年間に,当院を退院した脊髄損傷者310 名を対象に,郵送法による自記式アンケートを実施した。アンケート回答結果とカルテ診療録の情報を基に,後方視的に検討した。【結果】アンケート回収率は51.0%であり,約半数の対象者は退院後に褥瘡を経験していた。損傷の程度,入院中の褥瘡既往の有無,調査時の介助量,介助量の変化,外出頻度,自家用車の運転の有無が有意な因子として認められた。【結論】在宅脊髄損傷者において,完全損傷であること,入院中の褥瘡の既往があること,介助量が多いこと,活動性が低いことが褥瘡発生危険因子となることが明らかとなった。一方で,同居人の存在や在宅サービス利用の有無については褥瘡予防に有効に作用していない可能性が示唆された。
著者
高橋 義明 平川 篤 山本 直人 田中 美礼 浦 亜沙美 猪狩 和明 吉原 俊平 大塚 浩平
出版者
公益社団法人 日本獣医師会
雑誌
日本獣医師会雑誌 (ISSN:04466454)
巻号頁・発行日
vol.73, no.10, pp.585-589, 2020-10-20 (Released:2020-11-20)
参考文献数
7

近医にて汎血球減少を指摘された1歳2カ月齢,未去勢雄のトイ・プードルが紹介受診し,骨髄検査を含む各臨床検査により,特発性再生不良性貧血と診断した.プレドニゾロンとシクロスポリンによる免疫抑制療法と顆粒球コロニー刺激因子とエリスロポエチンによるサイトカイン療法を実施したところ,第32病日に寛解に導入することができた.その後,良好に推移し,第89病日にはプレドニゾロンを休薬し,第395病日現在,シクロスポリン単独投与により寛解を維持されている.
著者
山本 直紀
出版者
The Crystallographic Society of Japan
雑誌
日本結晶学会誌 (ISSN:03694585)
巻号頁・発行日
vol.27, no.1, pp.12-22, 1985-01-30 (Released:2010-09-30)
参考文献数
37
被引用文献数
1

Cothordoluminescence (CL) detection system was built up for a transmission electron microscope with scanning units, which enable us to take high-resolution CL images of crystal defects together with crystallographic information. Luminescence or non-luminescence centers localized at dislocations in III-V compound semiconductors, diamond and magnesium oxide were observed using this system. Their natures were studied through the analyses of the TEM and monochromatic CL images and spectral information of the CL light.
著者
山本 直史 萩 裕美子 吉武 裕
出版者
一般社団法人日本体力医学会
雑誌
体力科学 (ISSN:0039906X)
巻号頁・発行日
vol.56, no.2, pp.257-268, 2007-04-01 (Released:2007-05-25)
参考文献数
52
被引用文献数
1 6

The purpose of this study was to examine the effects of walking 10,000 steps/day on the body composition, blood pressure, blood biochemical parameters and physical fitness. Sixty-one women, aged 56.0±5.3 yrs (mean±SD), participated in a hyperlipemia prevention program. The length of the program was 90-min and it was performed one time per week for 3 months. The program consisted of stretching and aerobic exercise (cycle exercise, walking or aerobic rhythmic gymnastics). The participants were asked to walk 10,000 steps/day or more during the program. The number of steps and physical activity (PA) were monitored using a single-axis accelerometer during the program. PA was categorized into three activity levels, namely light (L), moderate (M) and vigorous (V) PA. After 3 months in the program, the participants were divided into two groups according to the average number of steps taken daily during the program : one group (GA) walked more than 10,000 steps/day, while the other (GB) walked below 10,000 steps/day. The time spent in LPA, MPA and VPA in GA were significantly longer than in GB (LPA : 79.4±19.2 min VS 58.2±10.0 min, MPA : 38.5±9.6 min VS 21.6±6.1 min, VPA : 6.3±4.9 min VS 2.6±2.0 min, p<0.001). Decreases in the percent body fat (p<0.001), body fat mass (p<0.001), fasting glucose (p<0.001), hemoglobin A1c (p=0.026), and triglyceride (p=0.036) and an improved performance when balancing on one leg while standing with eyes closed (p=0.027) were found respectively after the program for GA. These findings indicated that GA affected the percent body fat (p=0.036), body fat mass (p=0.040) and fasting glucose (p=0.009). According to a stepwise multiple regression analysis, the time spent in MPA showed a significantly negative correlation with the change in the body fat mass (p=0.025), and the change in the body fat mass showed a significantly positive correlation with the change in the fasting glucose (p<0.001), hemoglobin A1c (p=0.002) and triglyceride (p<0.001). We thus concluded that walking 10,000 steps/day resulted in an increased amount of time spent in MPA, and thus leading to decrease in the amount of body fat. This decrease in body fat is also considered to contribute to improvement in the coronary risk factor profiles.
著者
山本 直樹 田中 哲文 大上 賢祐 籏 厚 三宅 陽一郎
出版者
特定非営利活動法人 日本血管外科学会
雑誌
日本血管外科学会雑誌 (ISSN:09186778)
巻号頁・発行日
vol.26, no.3, pp.165-169, 2017-06-12 (Released:2017-06-08)
参考文献数
11

症例は74歳,男性.診断は下行大動脈瘤であった.下行大動脈置換術直後より脳脊髄液ドレナージを開始し,術当日の覚醒後に対麻痺症状のないことを確認した.しかし,術後1日目に対麻痺が出現した.脳脊髄液ドレナージの排液はなく,閉塞も考えられたため新たに脳脊髄液ドレナージチューブを挿入した.脳脊髄液の流出が確認されたが,脳脊髄液初圧10 cmH2Oと上昇はなかった.すぐにD-マンニトールと副腎皮質ホルモンの点滴を併用し,血圧維持管理を開始した.また,フェンタニルによる疼痛管理を中止しナロキソン持続静注を開始した.対麻痺発症から4時間後より徐々に症状は改善し,発症から24時間目で歩行器歩行が可能となった.下行大動脈置換後に遅発性対麻痺が出現したが,ナロキソン持続静注と血圧維持が著効した症例を経験したので,文献的考察を踏まえ報告する.
著者
油井 健宏 加藤 久幸 岡田 達佳 櫻井 一生 山本 直樹 内藤 健晴
出版者
耳鼻と臨床会
雑誌
耳鼻と臨床 (ISSN:04477227)
巻号頁・発行日
vol.58, no.6, pp.255-260, 2012 (Released:2013-11-01)
参考文献数
21

HPV 関連中咽頭癌は HPV 非関連癌に比べ、化学療法や放射線療法に高感受性で予後良好である。今後、HPV の検出が中咽頭癌の治療効果予測や治療方針決定に対する有用なバイオマーカーとなり得る。今回、68 例の未治療中咽頭癌のホルマリン固定パラフィン包埋ブロックからの最適な HPV 検出法とその手順の探索を行った。方法はリアルタイム PCR 法でハイリスク型 HPV の 7 亜型の検出、In situ hybridization 法 (ISH) で HPV 16/18 DNA の検出、免疫組織化学検査で p16 の発現を検討した。HPV 陽性率はPCR、ISH、p16 で各 37、32、44%、PCR で HPV 陽性 28 例の内訳は、16 型が 26 例 (93%)、56 型 1 例 ( 4%)、58 型 1 例 ( 4%) であった。3 種類の検出法のうち 2 種以上が陽性のものを真の HPV 陽性と仮定すると、感度と特異度は PCR (92%、93%)、ISH (92%、100%)、p16 (100%、86%)で、陽性的中率と陰性的中率は PCR (88%、95%)、ISH (100%、96%)、p16 (80%、100%) であった。HPV 検出法として、まず p16 でスクリーニングを行い、p16 陽性例に対し ISH で確定診断する方法が至適と考えられた。
著者
今村 明 金替 伸治 山本 直毅 船本 優子 田山 達之 山口 尚宏 黒滝 直弘 小澤 寛樹
出版者
金原出版
巻号頁・発行日
pp.679-686, 2017-07-01

近年,統合失調症をはじめとしたpsychosis への移行が危ぶまれる状態を,「精神病リスク状態at︲risk mental state( ARMS)」と呼ぶことが増えており,それについて盛んに研究報告がなされている.ARMS は「脆弱性グループ」「減弱精神病グループ」「短期間間欠型精神病症状グループ」の₃ つのグループで構成される.ARMS は,必ずしもpsychosis へと移行していくものではないことがわかってきており(移行は₃₀〜₄₀%程度),それ自体に対応を必要とする状態像の一つとして考えられている.ARMS に対しては,まずは心理社会的治療が推奨されるが,早期に薬物療法を開始する場合もある.
著者
荒木 裕子 山本 直子 箕口 重義
出版者
The Japan Society of Home Economics
雑誌
日本家政学会誌 (ISSN:09135227)
巻号頁・発行日
vol.49, no.4, pp.363-372, 1998-04-15 (Released:2010-03-10)
参考文献数
26

アスパラガスにおける収穫後の木化現象について調べた. 市場規格 A および B 級に該当する収穫 1 日後のアスパラガス若茎を 15~23℃ の室温で貯蔵し, 0, 3, 7 日後の試料についてリグニン含量の分析, 組織化学的呈色反応, および食味テストを実施した.貯蔵7日後試料のリグニン含量は貯蔵による試料重量減耗を考慮しても対照群試料の2倍以上に達し, また A および B 級試料間のリグニン含量は全試験区間を通じ B 級のほうが高かった.4種の組織化学的呈色反応の観察結果から, 厚壁組織, 維管束鞘, および髄部柔組織の細胞壁リグニンの種類はグアイアシル・シリンギル型, 維管束系組織など, その他の組織のそれはすべてグアイアシル型と推定された.また, 道管と厚壁組織細胞壁へのリグニン沈着は貯蔵開始時から, その他の組織細胞壁への沈着は貯蔵期間後半になって検出された.また, 細胞間に貯蔵後半に生成したコロイド状または, 顆粒状のリグニン様物質はすべてグアイアシル型であった.アスパラガス若茎の貯蔵による木化が, 若茎下部から上へと進行することは, リグニンの分析値と食味テストの結果から明らかであった.
著者
磯谷 一枝 山中 学 石川 元直 扇澤 史子 望月 友香 稲葉 百合子 山本 直宗 山中 崇 大塚 邦明
出版者
一般社団法人 日本老年医学会
雑誌
日本老年医学会雑誌 (ISSN:03009173)
巻号頁・発行日
vol.48, no.5, pp.570-571, 2011 (Released:2012-02-09)
参考文献数
5
被引用文献数
1 1

入院中の高齢者において抑うつは疾患治療を困難にする重要な問題であるが影響を与える因子については明らかではない.65歳以上の入院高齢患者174名を対象に,Geriatric depression scale(以下,GDS)を実施し,性別,年齢,基礎疾患,居住形態,認知機能との関連を検討したところ,患者の居住形態がGDSに最も強く独立して関連し独居群は家族同居群よりもGDSが高く治療意欲の低下を支持する回答が多く,独居高齢者では入院中に心理的援助がより必要である.
著者
工藤 雄一郎 小林 謙一 山本 直人 吉田 淳 中村 俊夫
出版者
日本第四紀学会
雑誌
第四紀研究 (ISSN:04182642)
巻号頁・発行日
vol.47, no.6, pp.409-423, 2008-12-01 (Released:2012-03-26)
参考文献数
48

石川県御経塚遺跡から出土した縄文時代後・晩期の土器付着物と漆の14C年代,炭素・窒素安定同位体比,C/N比の測定を行い,土器で煮炊きされた内容物と各土器型式の年代学的位置づけについて検討した.その結果,後期の内面付着炭化物は,動物資源を煮炊きしたものが炭化して残ったものと考えられ,このうちのいくつかは海洋リザーバー効果の影響を受けている可能性を指摘した.晩期の土器付着物の14C年代は,周辺地域の研究成果と対比しても整合的であった.そこで,晩期の土器付着物の14C年代をIntCal04で較正し,晩期中葉の中屋式,晩期後葉の下野式および長竹式の較正年代を提示した.晩期最終末の長竹式の年代は,北陸地域における環状木柱列の形成時期とも関係することが明らかとなり,これは縄文時代から弥生時代への移行期の問題を検討する上で,きわめて重要な成果である.
著者
荒木 裕子 山本 直子 上浦 沙友里 江本 彩乃 丸井 正樹
出版者
一般社団法人 日本家政学会
雑誌
一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.67, 2015

<br><br>【目的】ネームはタイ北部で生産される伝統的な発酵ソーセージである。その製法は、新鮮な豚肉に食塩、にんにく、唐辛子、糯米飯を入れ常温で数日間発酵させて製造する。ネームは乳酸発酵により、pHが低下し、微生物の増殖が抑制され、完成したネームは適度に酸味があり、生食する人もいる。近年、日本でも製造され、市販品も見られるが、我が国ではネームに関する研究が少なく、安全性の検討もされていない。本研究ではネームを作製し、細菌叢の変化やpHの変化を経時的に調査した。<br>【方法】試験試料として1)ネームパウダー添加区2)ネームパウダー無添加区 3)ネームパウダー、にんにく、唐辛子無添加区の3種のネームを調製した。調製開始から完成までの4日間、24時間毎に採取して実験試料とした。細菌の測定では、一般生菌数、大腸菌群の測定、乳酸菌の測定をおこない、pHの測定も実施した。<br>【結果】ネームパウダー添加区では、ネームパウダーの主成分である無水グルコン酸により、調製後即時にpHの低下が見られ、細菌の増殖も抑制されていた。2)、3)の製法では、発酵1日目では大腸菌群が確認された。しかし、発酵の進行に伴い乳酸菌数が増加し、pHも低下した。それに伴い大腸菌群数が極めて減少した。ネームは製造手法により、発酵中の細菌叢や細菌数に差が見られたが、発酵完了時では全試料でpH低下がみられた。発酵により、ネーム本来の酸味と旨みが生じ、安全性も付加されることが示唆された。
著者
山本 直 岡田 洋右 新生 忠司 田中 良哉
出版者
学校法人 産業医科大学
雑誌
Journal of UOEH (ISSN:0387821X)
巻号頁・発行日
vol.37, no.1, pp.55-60, 2015-03-01 (Released:2015-03-14)
参考文献数
7
被引用文献数
1 1

症例は56歳女性.外傷を契機に全身倦怠感や悪心・嘔吐が出現し近医入院.高カルシウム血症を伴う意識障害や全身の皮疹が出現したため当科転院となった.臨床症候(意識障害,食欲不振,悪心・嘔吐,血圧低下,発熱)および検査所見(血中cortisol 1.2 μg/dl と低値,高カルシウム血症11.0 mg/dl,末梢血好酸球増多1,600 /μl )より副腎皮質機能低下症と診断.皮膚生検で好酸球浸潤を認め,最終的にprednisolone 30 mg/day内服により上記症状は改善した.同症で認められる一般検査所見として高カルシウム血症および末梢血好酸球増多が知られているが,本例のように著明な症状を呈することは稀であるので報告する.
著者
宮内 杏里 山本 直彦 増井 正哉 田中 麻里 パント モハン 濱岡 飛鳥 向井 洋一
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.82, no.731, pp.93-103, 2017
被引用文献数
2

&nbsp;This paper aims to discuss the areal extent and spatial structure of neighborhood, called <i>tol</i>, which possibly demarcate urban fabric with respect to worship and funeral procedure. Bhaktapur is known as one of the historic cities of the World Heritage Site in Kathmandu Valley. The analysis focuses on the house distributions that have the common votary area of the guardian deities' shrine and the use of the same crossing for funeral procedure.<br>&nbsp;A <i>tol</i> is one of the traditional neighborhood units. But it is not clear how <i>tols</i> are structured and what <i>tols</i> have in common. First, we take a look into the existing studies on origin and outline of a <i>tol</i>, and pay special attention to the following two studies. A research done by Pant (2001) has taken the approach that the key to consider a <i>tol</i> is the areal extent of worship to the guardian deities, <i>ganesh</i>. Another research done by Gutschow (1975) has claimed that the clue to determine <i>tol</i> boundaries is the ways of the Dead to crematories. It consider a <i>tol</i> as equivalent to the areal extent of use of the same <i>chwasa</i> which is a stone found often at the crossings on the way to crematories from the diseased houses.<br>&nbsp;<i>Ganesh</i> is often considered as a guardian deity at various neighborhood levels. That of a <i>tol</i> is called Tol Ganesh. A Tol Ganesh is normally placed on the main square in a <i>tol</i>, except when there is a presence of a more prominent deity of wider importance in the main square. People in the same <i>tol</i> usually worship the same Tol Ganesh. We find out that those living urban dwellings in located on both sides of a street worship to the same Tol Ganesh, but the depth of its areal extent on one side of a street seems shallow than the other side.<br>&nbsp;<i>Chwasa</i> is an aniconic ritual artifact made of a single stone placed on the crossing. Various articles left by the diseased are disposed on the stone as a part of the funeral procedures, for example clothes, umbilical cord or inauspicious belongings of the dead. We found 7 <i>chwasas</i> in the case-study area to the east of Dattatraya square. However the inhabitants in the peripheral part of the old city do not use these <i>chwasas</i> but use the temples or the crematories outside the city area. People living in the midst of the city area after disposing articles of the dead on <i>chvasa</i> also use the temples afterwards.<br>&nbsp;Next we compare the areal extent of worship to Tol Ganesh with that of use of <i>chwasa</i>. Whether or not a <i>ganesh</i> shrine and <i>chwasa</i> are closely placed will determines overlapping extent of both votary areas. However it became clear that the areal extent of use of <i>chwasa</i> have the same character with that of worship to Tol Ganesh in terms of <i>Ryogawa-cho</i> structure explained below and the difference in horizontal depth perpendicular to the street.<br>&nbsp;Finally, our suevey located <i>tol</i> boundaries in the eastern part of Bhaktapur. It turned out that there were 2 types of <i>tol</i> boundaries. i.e. the more common type whose boundaries lying on the backside of houses (<i>Ryogawa-cho</i> type), and the other one with boundaries lying on the street (<i>Katagawa-cho</i> type). Compering these three boundaries, (Tol Ganesh, <i>chwasa</i> and <i>tol</i>), <i>Katagawa-cho</i> type <i>tol</i> boundaries seem to be an exception. But we will try to find particular meaning in them in the next paper on historic urban formation.
著者
落合 桂一 山本 直樹 濱谷 尚志 深澤 佑介
雑誌
研究報告モバイルコンピューティングとパーベイシブシステム(MBL) (ISSN:21888817)
巻号頁・発行日
vol.2019-MBL-91, no.5, pp.1-6, 2019-05-16

スマートフォンの利用状況から利用者の状態推定を行う研究が盛んに行われている.従来研究ではカテゴリごとのアプリ利用回数や利用時間などの基本統計量が特徴量として利用されていた.しかしながら,アプリの使用履歴からは基本統計量に限らず,アプリの利用順序やアプリ間の関係性など多様な特徴表現が生成可能であると考えられる.そこで本研究では,深層学習によるアプリ利用ログからの特徴抽出を行い,分類問題により特徴抽出の有効性を評価する.深層学習モデルとして LSTM や Graph Convolutional Networks など複数のモデルを検証する.