著者
後藤 基成
出版者
歯科基礎医学会
雑誌
歯科基礎医学会雑誌 (ISSN:03850137)
巻号頁・発行日
vol.9, no.3, pp.96-109, 1968-03-30 (Released:2010-10-28)
参考文献数
51
著者
後藤 美穂
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.680-685, 2021-10-15

【ポイント】◆ひきこもりの居場所支援で目指すところは,「就労」ではなく「家族以外で自分が辛くない対人関係を持つこと」.◆二者関係が築けた後に,三者関係の構築を目指す.居場所は第三者と関係を構築していくトレーニングの場所.◆支援目標の主語は「私(ひきこもり当事者)」.本人(当事者)の困り事に焦点を当てた目標設定で,当事者,家族,支援者をつなぐ.

3 0 0 0 OA 改訂音訓五経

著者
後藤[芝山] 点
出版者
水野幸
巻号頁・発行日
vol.詩経 上, 1889
著者
五十嵐 中 福田 敬 後藤 励
出版者
国立保健医療科学院
雑誌
保健医療科学 (ISSN:13476459)
巻号頁・発行日
vol.64, pp.426-432, 2015-10

FCTC第 6 条は,税収の確保ではなく公衆衛生の観点からの喫煙率低下を目指し,たばこ税の値上げを提言している.もっとも,2010年のような大幅値上げの可能性を評価するには,税収と喫煙率双方への影響評価が必要である.コンジョイント分析や価格弾力性を用いた研究では,大幅値上げを実施しても一箱あたりの税収増効果が総需要の減少効果を上回り,総税収は増加することが示唆されている.実際過去の値上げ前後の税収変動を見ると,値上げ後の方が税収は増加している.喫煙率低下を達成するには,たばこ税値上げ以外の禁煙政策を同時に実施することも効果的で,とくに公共空間での喫煙への罰金が有効であることが,コンジョイント分析によって示されている.禁煙治療や禁煙支援のように,総費用が減少してかつ健康アウトカムが改善する "dominant(優位)" 介入は,予防介入に限定しても極めてまれである.今回示したような定量的データは,合理的な政策決定にとっても有用である.
著者
後藤 あや
出版者
日本医学教育学会
雑誌
医学教育 (ISSN:03869644)
巻号頁・発行日
vol.43, no.3, pp.171-176, 2012-06-25 (Released:2014-01-09)
参考文献数
18

米国の公衆衛生教育は歴史的に実務的であり,設置基準に基づく体系的な教育を豊富な教授陣が,医学部とは独立して提供してきた.多様な学生のニーズに対応するために多様なプログラムを用意しており,教育方法も工夫を凝らし,その成果として学生数が着実に増加した.しかし,公衆衛生専門家の数は国全体として決して十分ではなく,実践的な技術と知識が身につくよう,より多くの専門家を育成する改革が続いている.
著者
張 野 Lina M. Cardenas 今武 由美子 山邊 陽出代 岩沼 健児 後藤 讓治
出版者
一般財団法人 日本小児歯科学会
雑誌
小児歯科学雑誌 (ISSN:05831199)
巻号頁・発行日
vol.35, no.3, pp.478-488, 1997-06-25 (Released:2013-01-18)
参考文献数
37

咬合面小窩裂溝と並んで頬面小窩は齲蝕好発部の一つである.頬面小窩の形態を解明する目的で,ヒト未萌出下顎第一大臼歯20歯を用い,頬面小窩の形態についてSEMによる観察,樹脂包埋の連続研削面について実態顕微鏡による観察および計測を行い,以下の結果が得られた.1)未萌出下顎第一大臼歯20歯中の13歯(65.0%)に18の頬面小窩が観察された.同一個体の左右同名歯に左右対称的に発現する傾向が認められた.2)未萌出下顎第一大臼歯における頬面溝の長さは平均2.5mmであり,頬面小窩はすべて頬面溝の下1/3部に認められた.3)未萌出下顎第一大臼歯における頬面小窩開口部の形態は楕円形のものが最も多く,18中の12(66.7%)であった.4)頬面小窩の各計測平均値は,開口部の長径553μm,開口部の幅径189μm,小窩の深さ867μm,小窩底部エナメル質の厚径658μmであった.5)未萌出下顎第一大臼歯における頬面小窩の長径と幅径との間,頬面小窩の長径と深さとの間にそれぞれ正の相関関係が認められた(p<0.01).6)未萌出下顎第一大臼歯における頬面小窩の形態は,DV型が最も多く,18中の7(38.9%),SV型とSK型がそれぞれ4(22.2%),DK型が3(16.7%)であった.SU型とDU型はなかった.
著者
畝田 道雄 渋谷 祐大 後藤 道治 石川 憲一
出版者
社団法人 砥粒加工学会
雑誌
砥粒加工学会誌 (ISSN:09142703)
巻号頁・発行日
vol.57, no.10, pp.665-670, 2013-10-01 (Released:2014-04-22)
参考文献数
24
被引用文献数
1

過去に堆積した地層の堆積場を推定する手段として,古生物学あるいは堆積学に立脚した情報は非常に重要である.そこで,著者らは「過去の地質現象は現在の自然現象と同じ作用で起こった」とする斉一観に基づいて,地層中に少なからず存在する礫(れき)の堆積場の新しい推定法として,現在の河川礫に着目した研究を開始している.また,河川を流れる礫は,人為的作用を受けない自然界での流砂などによる擦過作用を日々受けると考えることができ,それは生産原論の観点からも擦過作用に基づくものづくり技術の起源を探る上で興味深い研究対象である.本研究では,河川のほぼ全域に存在し,その生成過程が異なる2種類の礫(泥岩と安山岩)の表面構造(表面粗さと硬さ)から採取地(河口からの距離)を推定することを目的に,これらの関係を調査した.その結果,複数の礫の表面粗さと硬さの平均値を用いて重回帰分析を行うことで,河口から礫の堆積場までの距離の推定値は実測値と高い相関を示すことを明らかにした.このことは,地層中に存在する礫の表面粗さと硬さを知ることで,その堆積場推定の一助になる可能性を有する結果である.
著者
後藤 昭
出版者
一橋大学
雑誌
一橋論叢 (ISSN:00182818)
巻号頁・発行日
vol.117, no.4, pp.573-591, 1997-04-01

論文タイプ||論説
著者
千葉 隆司 貞升 健志 長島 真美 熊谷 遼太 河上 麻美代 浅倉 弘幸 内田 悠太 加來 英美子 糟谷 文 北村 有里恵 小杉 知宏 鈴木 愛 永野 美由紀 長谷川 道弥 林 真輝 林 志直 原田 幸子 藤原 卓士 森 功次 矢尾板 優 山崎 貴子 有吉 司 安中 めぐみ 内谷 友美 神門 幸大 小林 甲斐 長谷川 乃映瑠 水戸部 森歌 三宅 啓文 横山 敬子 吉田 勲 浅山 睦子 井田 美樹 上原 さとみ 小野 明日香 河村 真保 小西 典子 小林 真紀子 齊木 大 下島 優香子 鈴木 淳 西野 由香里 村上 昴 森田 加奈 吉丸 祥平 木本 佳那 新藤 哲也 堀田 彩乃 小林 千種 大塚 健治 吉川 聡一 笹本 剛生 稲葉 涼太 小峯 宏之 佐伯 祐樹 坂本 美穂 塩田 寛子 鈴木 淳子 鈴木 俊也 高久 靖弘 寺岡 大輔 中村 絢 成瀬 敦子 西山 麗 吉田 正雄 茂木 友里 飯田 春香 伊賀 千紘 大久保 智子 木下 輝昭 小杉 有希 斎藤 育江 高橋 久美子 立石 恭也 田中 優 田部井 由紀子 角田 徳子 三関 詞久 渡邊 喜美代 生嶋 清美 雑賀 絢 鈴木 仁 田中 豊人 長澤 明道 中村 麻里 平松 恭子 北條 幹 守安 貴子 石川 貴敏 石川 智子 江田 稔 岡田 麻友 草深 明子 篠原 由起子 新開 敬行 宗村 佳子 中坪 直樹 浜島 知子 野口 俊久 新井 英人 後藤 克己 吉原 俊文 廣瀬 豊 吉村 和久
出版者
東京都健康安全研究センター
雑誌
東京都健康安全研究センター研究年報 (ISSN:13489046)
巻号頁・発行日
no.71, pp.39-46, 2020

3 0 0 0 OA 随観写真

著者
後藤梨春
出版者
巻号頁・発行日
vol.介部1巻, 1858
著者
下山 萌子 後藤 春彦 馬場 健誠
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画論文集 (ISSN:09160647)
巻号頁・発行日
vol.52, no.3, pp.1074-1080, 2017-10-25 (Released:2017-10-25)
参考文献数
21

バラック飲み屋街の大部分は、近年において開発の危機や店主の引退により減少傾向にある。しかし同時に、地域資源として積極的にその価値を評価する立場も存在している。そのような中で新宿ゴールデン街は観光地化や若い世代からの出店の増加が近年進んでおり、新旧の店舗が併存し地域全体が転換期にあると言える。以上より、新宿ゴールデン街における店舗の更新実態を、地域社会を活かし共有されてきた店主間のアドバイスとともに記録し、地域の共有財として継承する必要性を再認識することは、今後地域の都市更新を考える上で重要である。本研究では、新宿ゴールデン街の更新過程において新旧の店舗の混在という点に着目し、その更新の様相を詳細に捉える。またそのために、更新過程において店主間で交わされたアドバイスの内容とその機会を把握する。より具体的には以下の3点を明らかにする。1)店舗数の増減から見た歴史的特徴(第2章),2)新旧店舗の混在とその更新の実態(第3章),3)店舗更新時における店主間のアドバイスとその継承の機会(第4章)以上より新宿ゴールデン街の更新とそれに伴う店主間のアドバイスを把握し、今後の課題について論じる。
著者
後藤 太一 井上 光輝
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会論文誌A(基礎・材料・共通部門誌) (ISSN:03854205)
巻号頁・発行日
vol.141, no.5, pp.327-332, 2021-05-01 (Released:2021-05-01)
参考文献数
28

Spin-wave integrated circuit using magnetic garnet films attract many interests because of their low Joule heating as well as the wide range of tunability of the wavelength. In this circuit, the phase interference of spin waves plays an important role to show functions. Hence, the control of phase and magnitude of spin waves is an essential technique to realize spin-wave integrated circuits. To control the phase and magnitude of spin waves, we fabricated magnonic crystals using metal periodic structures fabricated on magnetic garnet films. Forward volume spin waves propagated through the magnonic crystal and showed a magnonic bandgap. In this paper, the designing of the magnonic crystal using finite integration technique (FIT) and fabrication of samples using etching were also described.

3 0 0 0 OA 油脂代替物

著者
後藤 直宏
出版者
Japan Oil Chemists' Society
雑誌
日本油化学会誌 (ISSN:13418327)
巻号頁・発行日
vol.46, no.10, pp.1299-1307, 1997-10-20 (Released:2009-10-16)
参考文献数
28
被引用文献数
2 1

油脂代替物は, 炭水化物ベースの油脂類似物, タンパク質ベースの油脂類似物, 構造脂質, 合成油脂類似物よりなる。炭水化物ベース及びタンパク質ベースの油脂類似物は, 低温もしくは室温で製造されている多くの製品に現在使用されている。これらの油脂類似物は, 通常油脂の9kcal/gと比較してわずか4kcal/gしかカロリーを有さないため, 通常油脂を含む製品と比較して, これら油脂類似物を使用した製品はカロリーを低下させることが可能となる。しかしながらこれら油脂類似物は揚げ物やチョコレートには使用されない。一方, 構造脂質と合成油脂類似物は, チョコレート, 焼き物, スナック菓子に使用されている。合成油脂類似物は, 脂質の構造を持たず, 小腸内で消化されにくい。そのためこれら類似物はカロリー0, もしくはほぼ0となる。構造脂質を使用した製品は, 日本市場で既に出回っているが, 合成油脂類似物の使用はまだ日本では許可されていない。
著者
八木原 寛 角田 寿喜 後藤 和彦 清水 洋
出版者
公益社団法人 日本地震学会
雑誌
地震 第2輯 (ISSN:00371114)
巻号頁・発行日
vol.47, no.1, pp.53-61, 1994-06-14 (Released:2010-03-11)
参考文献数
30

On January 30, 1992, a shallow earthquake of magnitude 4.9 followed by about 300 aftershocks occurred in a northern area of the Koshiki channel, north-western Kagoshima Prefecture. We located seismic events observed at two stations of NOEV (Nansei-toko Observatory for Earthquakes and Volcanoes) and four stations of SEVO (Shimabara Earthquake and Volcano Observatory), using Joint hypocenter determination (JHD). Hypocenters of the mainshock and its aftershocks were nearly vertically distributed at depths from 5km to 13km in a small area.Initial motions at the seismic stations of NOEV, SEVO and FMO (Fukuoka Meteorological Observatory) suggest a focal mechanism of strike slip fault type with a T-axis of NNW-SSE direction: the mechanism is very similar to those reported for the earthquakes in and around the area. The nodal plane striking in NE-SW agrees with trends of the fault system in the channel and the other WNW-ESE plane is parallel to the earthquake alignment along Amakusanada-Izumi-Kakuto areas. Hypocenters of the event and aftershocks nearly vertically distributing are, however, not consistent with any of the planes.In March of 1991, about 10 months before the M 4.9 event, an earthquake swarm (Mmax 2.9) occurred at depths around 5km almost within the same epicentral area. Namely, two different types of earthquake sequence occurred at different depths in the same area: the swarm occupied a shallower zone than the focal zone of the M 4.9 event. Although some volcanic process may be inferred from hypocenters vertically aligning, it is probably difficult to explain the fact that the earthquake swarm at shallow depths occurred about 10 months before the M 4.9 event at a deeper depth without accompanying any notable foreshocks.
著者
長田 枝利香 三谷 麻里絵 江原 和美 本田 尭 荒木 耕生 後藤 正之 楢林 敦 津村 由紀 安藏 慎 番場 正博
出版者
金原出版
巻号頁・発行日
pp.405-408, 2016-04-01

症例は5歳女児で、26日前にインフルエンザワクチン2回目を接種、14日前に日本脳炎ワクチンを追加接種した。右下腿前面に紫斑が出現し、翌日は左下腿前面と体幹に紫斑が拡大した。血液検査で血小板数は6000/μLと減少、他の2血球系は正常値であった。凝固系に異常はなかった。PaIgGは軽度上昇を認めた。骨髄像は正形成、巨核球数・赤芽球・顆粒球の数と形態は正常であった。血小板数は、翌日には2000/μLまで低下を認め、はじめて口腔粘膜出血を認めた。免疫性血小板減少症(ITP)の診断で、大量免疫グロブリンを投与した。血小板数は速やかに改善を認め、粘膜出血と紫斑の消失を確認した。その後も重篤な出血症状の合併はなく、入院9日目に退院した。退院後、外来で通院し、半年後の血小板数は17万/μLを維持している。
著者
後藤 太一
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.90, no.3, pp.172-175, 2021-03-05 (Released:2021-03-05)
参考文献数
21

磁気モーメントの歳差運動が位相差をもって磁性体中を伝わる高周波信号は,スピン波と呼ばれる.このスピン波を使って新しい情報処理デバイスを作ろうという研究が盛んになっている.半導体ベースの電子回路では電荷移動を使って情報を伝えるが,スピン波の場合は,電荷移動ではなくスピンの位相により情報を伝える.このことから,スピン波デバイスは,次世代の低消費電力デバイスになると期待されている.本稿では,磁性絶縁体中で生じるスピン波の位相干渉を用いた基本的な論理デバイスの実証実験およびデバイス小型化に関する研究を紹介する.
著者
後藤 義明
出版者
日本森林学会
雑誌
森林科学 (ISSN:09171908)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.14-21, 1998-10-01 (Released:2017-07-28)
被引用文献数
1