著者
江森 健太郎 北脇 裕士 岡野 誠
出版者
一般社団法人日本鉱物科学会
雑誌
日本鉱物科学会年会講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.2012, 2012

LA-ICP-MS分析法は宝石学の分野では、Be拡散加熱処理サファイアの鑑別や、コランダム、エメラルド、パライバトルマリンの産地鑑別等に応用されてきた。今回の報告では、近年鑑別が非常に難しくなってきている合成ルビーと天然ルビーの鑑別について、LA-ICP-MSを用いた微量元素の分析という観点から研究を行った。結果、合成ルビーと天然ルビーを分別することが可能であり、合成ルビーに関しては製造者を特定することも可能であることが判明した。
著者
江森 健太郎 北脇 裕士
出版者
宝石学会(日本)
雑誌
宝石学会(日本)講演会要旨
巻号頁・発行日
vol.38, 2016

判別分析は事前に与えられているデータが異 なるグループに分かれる場合、新しいデータ が得られた際に、どちらのグループに入るの かを判別するための基準を得るための正規分 布を前提とした分類の手法である。応用範囲は幅広く、病気の診断、スパムメールフィルター等にも応用されている。宝石分野では、ルビー、サファイア、パライバトルマリンの産地鑑別、HPHT 処理の看破(Blodgett et al, 2011)や ネフライトの産地鑑別(Luo et al, 2015)といった 研究例がある。 <br>本研究では、LA-ICP-MS によるアメシストの 微量元素分析データを用いた判別分析を行い、天然・合成の鑑別の可能性について検討 を行った。 <br>アメシストの天然・合成を鑑別する手法としては、内包物およびカラー・ゾーニングの観察、 双晶の有無、赤外分光分析等が伝統的に利用されてきたが、今なお判別の困難な合成石 の流通が多く、より精度の高い鑑別法の確立 が求められている。 <br>宝石鉱物は天然の場合、母岩や産出状況と いった地質的な環境情報を保持するのに対し、合成宝石はその製造方法に関する微量元素 に特徴を持っている。そのため、高精度の微 量元素の分析とデータ解析は宝石の天然・合 成の鑑別にきわめて有効である。<br>分析に用いた試料は、天然アメシストとして、ザンビア、ブラジル、ニュージーランド、日本産を含む計 50 個と、合成アメシストとして 49 個である。 LA-ICP-MS 装置はレーザーアブ レーション装置として NEW WAVE UP-213、 ICP-MS装置としてAgilent 7500aを使用した。 分析の結果、<sup>7</sup>Li, <sup>9</sup>Be, <sup>11</sup>B, <sup>23</sup>Na, <sup>27</sup>Al, <sup>39</sup>K, <sup>45</sup>Sc, <sup>47</sup>Ti, <sup>66</sup>Zn, <sup>69</sup>Ga, <sup>72</sup>Ge, <sup>90</sup>Zr and <sup>208</sup>Pb を用いた判別分析は天然、合成アメシストの鑑別によい指標となることがわかった。 <br>また、天然・合成の鑑別とは異なるが、ザン ビア産とブラジル産のエメラルドに対し、同じ 元素の組み合わせで判別分析を用いたところ、両者を明確に区別することができた。 <br>宝石鉱物は産地や製法を反映した複数の 微量元素を含む。判別分析はそれら複数の 微量元素濃度を一度に取り扱うことができる手法であり、今後も宝石分野でも様々な応用が 期待できる。
著者
亀谷 均 堀江 克明 幸田 憲明 久間 英樹 松本 浩介 内村 和弘 小森 健一 増木 新呉 東 裕人
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.83, no.853, pp.17-00147-17-00147, 2017 (Released:2017-09-25)
参考文献数
7

Lower to middle tier regions of dam reservoirs often fall into the anoxic states in summer. When the anoxic state is reached, living things die, heavy metals such as manganese and iron, hydrogen sulfide and methane are eluted from mud deposited on the lakebed. Since it is not possible to release heavy metals exceeding environmental standards, an improvement of dissolved oxygen concentration in dam lakebed is required. So far, there is no system that can automatically improve the dissolved oxygen, in the lower to middle tier regions of dam lakebed. This study was carried out for developing an automatic system to improve the lakebed dissolved oxygen concentration to 6mg/L or more. The developed oxygen dissolution apparatus can diffuse a high concentration oxygen water horizontally at a rate of 1km per day. Thus, by raising and lowering this oxygen dissolution apparatus in water, a system that creates 3 - dimensional spreading of the dissolved oxygen not only to the lower tier but also to the middle tier regions was developed. The demonstration experiments, reported of the effectiveness of the system that can raise the dissolved oxygen concentration from the low oxygen-free state to the target of 10 mg / L in 5 days. Moreover, the system demonstrated its ability to automatically raise the dissolved oxygen concentration to 10mg/L in the 10m region from the bottom of lakebed.
著者
小森 健太郎
出版者
近畿大学
雑誌
文学・芸術・文化 : 近畿大学文芸学部論集 (ISSN:13445146)
巻号頁・発行日
vol.16, no.1, pp.141-154, 2005-02-25

本文データはCiNiiより複製したものである
著者
森 健太郎 松村 純 藤井 亮介 清水 砂希 宮地 諒 西 祐生 中野 希亮 米倉 佐恵 出口 美由樹 荒木 茂
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement
巻号頁・発行日
vol.2014, 2015

【はじめに,目的】我々は石川県で活動しているスポーツ選手を対象に身体機能チェック,セルフエクササイズの指導を平成25年4月より行っている。今年度からはGrayCookが考案したFunctional Movement Screen(以下FMS)を用い,評価した。FMSとは7つの動作パターンをスクリーニングすることにより,動きの制限や非対称性を特定し,ランク付けが可能となるもので,トレーニングを行う選手の障害リスクを予測するための指標となると提唱している。今回そのFMSで得られた結果について報告する。【方法】対象は,石川県で活動している実業団や高校部活動などの現役選手74名(平均19.5±6.5歳。男性47名,女性27名)であった。競技種目別人数はレスリング14名,ハンドボール11名,卓球7名,アルペンスキー7名,テニス6名,ソフトテニス6名,自転車競技6名,ソフトボール5名,フットサル3名,人力飛行機2名,その他水泳,バスケットボール,バレーボール,スキージャンプ,ダンス,マラソン,バドミントンが1名ずつであった。選手の運動パターンの質を評価するためFMSを実施した。FMSは選手に7つの動作をしてもらい,それぞれ0から3点で点数化する。採点基準として3点はFMSのテスト基準に沿った正しい動作パターンを行うことができる場合。2点は動作パターンを行うことができるが,代償や誤ったフォーム,アライメント不良が認められる場合。1点は動作パターンが不完全でFMSの基準に沿った動作ができない場合。ただし痛みがある場合はすべて0点となる。Gray Cookは不良なパターンがみられる1点以下の被験者は障害のリスクが高い可能性があると述べており,今回は3点と2点をリスク無し群,1点と0点をリスクあり群とした。7つの動作は,基礎的な動作パターンとして主に可動性を評価するショルダーモビリティリーチング,アクティブストレートレッグレイズの2種目,主に安定性を評価するトランクスタビリティプッシュアップ,ロータリースタビリティの2種目の計4種目を挙げており,さらに応用的動作パターンとしてディープスクワット,ハードルステップ,インラインランジの3種目を挙げている。【結果】結果①:7つの動作テストを通してリスクあり群は63名(85.1%)であり,そのうち痛みがあった選手は22名(29.7%)であった。結果②:7つの動作テストの内訳をみると,リスクあり群が最も多かったテストは,トランクスタビリティプッシュアップで40.5%。2番目はロータリースタビリティで37.8%。3番目はディープスクワットで31.1%。以下ショルダーモビリティリーチングは27.0%。ハードルステップは16.2%。アクティブストレートレッグレイズは12.2%。インラインランジは5.4%。の順であった。結果③:リスクあり群を動作テスト項目ごとにみていくと,基礎的な動作パターンの可動性の項目,安定性の項目,応用的動作パターンの項目の中では安定性の項目が62.2%で最も多かった。可動性の項目の中では,ショルダーモビリティリーチングでリスクあり群が最も多かった。結果④:基礎的な動作パターンの中ではアクティブストレートレッグレイズが応用動作パターンの中ではインラインランジで最もリスクなし群が多かった。【考察】結果①より,現在は診断名がついておらず,医療的介入を受けていないにもかかわらず,動作テストによって痛みが出る選手が29.7%おり,現役の選手でも痛みのある中,トレーニングを続けていることがわかった。さらに現在,痛みはないが将来的に障害を起こす可能性のある選手が55.4%いることがわかった。この選手たちはパフォーマンスに関しての指導は受けていたが動作の質への意識や,基本的な運動に関しては指導を受けていないため,理学療法士の個別の介入の必要性があると考えられる。結果②,③,④から体幹やコアの反射的な安定性が低下した選手が多かったことが考えられる。近年,コアエクササイズがよく推奨されているが,今回のスクリーニングでは点数が低かったテストでは肩甲帯の安定性も必要となるため肩甲帯,コア,骨盤を反射的に安定させながら動作を行う能力の低下も問題に繋がると考えられる。【理学療法学研究としての意義】スポーツ現場では筋力やスピードなどパフォーマンスの量的評価が重要視されているが,FMSは運動パターンの質を評価することにより障害のリスクを予測するものである。動作をスクリーニングすることにより,将来の障害のリスクの可能性がある選手を発見するための標準化されたテストとして有用であると考え,予防を目的とした理学療法を実施するための一助となり得るのではないかと思われる。
著者
石森 健太朗 大園 真子
出版者
北海道大学大学院理学研究院
雑誌
北海道大学地球物理学研究報告 (ISSN:04393503)
巻号頁・発行日
vol.80, pp.13-22, 2017-03-19

Observed coseismic crustal deformation is an answer of the elastic response induced by the seismic fault dislocation. Because real subsurface structure is not pure elastic space, thus the observed coseismic displacement distribution probably different from the predicted displacement field when we assume the pure elastic medium. By the coseismic strain analysis using dense GNSS network at the 2011 Tohoku-oki earthquake, a supporting result, which shows that the strain anomaly related to inhomogeneous subsurface structure, is proposed. However, there is no other previous study. Therefore, we try to detect the same relationship from coseismic displacement at the 2003 Tokachi-oki earthquake. After an appropriate rectangular coseismic fault is estimated, we obtained difference between observed and predicted dilatation as the strain anomaly field. As a result, the strain anomaly shows excess extension around the Ishikari Plain. There are two possible causes for this region. One is inelastic response by the existence of thick sedimentary layer. Another is different coseismic behavior induced by clear basement boundary around this region. The east side of this excess extension area, extension deficit area is also detected. Around this area, high seismic velocity area corresponds to the Hidaka metamorphic belt is distributed. Therefore, this relatively rigid elastic medium possibly generates the extension deficit. The coseismic crustal strain distribution at the 2003 Tokachi-oki earthquake also suggest the existence of the coseismic strain anomaly induced by inhomogeneous subsurface structure.
著者
石原 司 森 健一 宗像 亮介 森友 紋子
出版者
情報計算化学生物学会
雑誌
Chem-Bio Informatics Journal (ISSN:13476297)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.1-18, 2017-03-04 (Released:2017-03-04)
参考文献数
40

本報告では、構造活性相関 (SAR) データベースからのSAR転移、ならびに、引き続く構造推薦に基づく新規医薬候補化合物設計手法について述べる。本法は、1)SAR探索中の化合物群ならびに参照SARデータベースからのMatched Molecular Series (MMS)解析、2)化合物骨格及びSAR類似性に基づく類縁MMSの解析、そして、3)新規化合物の構造発生と協調フィルタリングに基づく活性推算の三段階にて構成される。第二段階では、ネットワーク解析に基づき、直接的あるいは潜在的な類縁MMSの検出が可能となる。本法を血液凝固活性化第十因子阻害剤探索に遡及適用した結果、常法的な定量的構造活性相関手法と比較し、高い精度で化合物活性を推算することが示された。更に、本法により、タンパク-リガンド複合体の構造情報を用いず、SAR情報のみを基に、指定するリガンドの部分構造に代替して同一のタンパクポケット領域を占有する部分構造が推薦されることが示された。
著者
西片 奈保子 中森 健太郎 末吉 益雄 高橋 英雄 由地 裕之 佐野 文子
出版者
日本医真菌学会
雑誌
Medical Mycology Journal (ISSN:21856486)
巻号頁・発行日
vol.52, no.3, pp.213-221, 2011 (Released:2011-08-31)
参考文献数
18
被引用文献数
1 2

Clinical and Laboratory Standards Institute(CLSI)法に準じて,Trichophyton verrucosum 9株及びMalassezia pachydermatis 13株に対する17種生薬配合薬抽出物の最小発育阻止濃度(minimum inhibitory concentration:MIC)を微量液体希釈法で測定した.また,構成生薬17種についても同様に抽出物のMICを測定し,主たる抗真菌性生薬を特定した. 生薬重量に対して10倍量の水で煎出した抽出液を10%抽出液として調製し,これを試験最大濃度として2倍希釈系列で微量液体希釈法にて評価した.その結果,生薬配合薬抽出液の幾何平均MICは,T. verrucosumで2.51%,M. pachydermatisでは2.25%であり,構成生薬17種中ダイオウ(Rhubarb,Rheum palmatum),カンゾウ(Glycyrrhiza,Glycyrrhiza uralensis),コウボク(Magnolia bark,Magnolia obovata),オウバク(Phellodendron bark,Phellodendron amurense),及びゲンノショウコ(Geranium herb,Geranium thunbergii)の5種類に,両菌に対する発育阻止効果が認められた.
著者
武田 晋 渋川 恵一 大森 健一
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア : 医療・介護の経営情報 (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.273, pp.45-50, 2012-07

"問題児"の職員を採用し、後悔した経験を持つ病医院の院長は少なくないだろう。採用ミスを防ぐには、面接で確認すべき事項などを文書化し、それに則って運用すると効果的だ。そこで、医療機関のコンサルティングを手がける近畿誠志会に、文書ツールを活用した採用手法を解説してもらった。
著者
松浦 知史 森 健人 金 勇 友石 正彦
雑誌
研究報告インターネットと運用技術(IOT) (ISSN:21888787)
巻号頁・発行日
vol.2016-IOT-32, no.27, pp.1-8, 2016-02-25

大学内のログ情報を扱う組織において構築した小規模な仮想化基盤について紹介する.少額の投資から始められ,段階的に機器を導入する事が可能な構成を目指した.ベースはHP ProliantおよびHDDエンクロージャとし,その他に実験用マシン(Mac mini)を組み合わせて初期段階の構成とした.現段階ではvSphere 5.5および仮想マシンのバージョン10という組み合わせが安定運用に適していることが分かった.環境構築に当たってはソフトウェアのバージョンの組み合わせで不具合が発生することも多く,その様な失敗談も踏まえて環境構築の過程を記す.
著者
朴 英智 大井田 尚継 森 健一郎 永田 靖彦 藤崎 滋 秦 怜志 三宅 洋 富田 凉一 天野 定雄 福澤 正洋
出版者
日本外科系連合学会
雑誌
日本外科系連合学会誌 (ISSN:03857883)
巻号頁・発行日
vol.24, no.4, pp.637-640, 1999-08-30
被引用文献数
1

十二指腸乳頭部腺腫は比較的稀な疾患である。今回われわれは本疾患に対し乳頭全切除+乳頭形成術を施行し良好な結果を得た1例を経験したので報告する。症例は62歳, 男性。検診にて肝機能障害を指摘されるも放置していたが, 徐々に黄疸出現し当院内科入院となる。十二指腸内視鏡所見で十二指腸乳頭部に径2.5cm大の表面平滑で結節状の腫瘤を認め, 生検にてAdenomaと診断された。内視鏡的切除は困難と判断され手術目的にて当科紹介となり手術施行した。手術は術中迅速病理でAdenomaと診断され, 断端は腫瘍細胞 (-) であることを確認し, 乳頭全切除+乳頭形成術を施行した。経過良好で術後3週目に退院した。十二指腸乳頭腺腫は腺腫の再発, 腺腫内癌や癌の発生などが議論されているが, 腺腫の遺残がなく乳頭全切除が可能ならば乳頭全切除+乳頭形成術が十二指腸乳頭腺腫に対する術式の第一選択と考えられる。
著者
工藤 理一 西森 健太郎 鷹取 泰司 常川 光一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MoMuC, モバイルマルチメディア通信 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.682, pp.105-110, 2005-02-24

近年、周波数帯域を広げずに高速伝送を実現するMIMO(Multiple Input Multiple Output)-OFDM伝送が注目を集めており各機関で様々な検討が行われており、中でも固有ベクトルを用いた送信指向性制御を用いたEigenmode SDM(E-SDM)が、受信局での演算負荷を減らし、理論的に最大の伝送容量を実現する技術として知られている。しかし、ハードウエアを用いて実環境において、誤り訂正を含め広帯域で行った伝送実験の報告はされていない。そこで我々は最大100MHzという広帯域で動作可能な4×4MIMO-OFDM伝送特性評価装置を試作し、実環境においてE-SDMによる通信を行った。本報告では、屋内無線LANを想定し、802.11aをもとに作成したフレームフォーマットを用いて、E-SDMによる伝送品質改善効果をBERにより明らかにする。
著者
西森 健太郎 工藤 理一 鷹取 泰司 常川 光一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MoMuC, モバイルマルチメディア通信 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.682, pp.99-104, 2005-02-24

近年, 周波数帯域を広げずに高速伝送を実現するMIMO(Multiple Input Multiple Output)-OFDM伝送が注目を集めており各機関で様々な検討が行われているが, ハードウエアを用いた実環境における検討を行った例はあまり見られない.そこで我々は100MHzという広帯域で4×4MIMO-OFDMの伝送特性評価が可能な装置を試作した.本報告では, 本装置の概要と屋内実環境における測定結果を示す.また屋内無線LANを想定した環境において誤り率特性を評価することで, 本装置を用いた場合に達成可能な周波数利用効率を明らかにする.
著者
森 健一
出版者
校倉書房
雑誌
歴史評論 (ISSN:03868907)
巻号頁・発行日
no.545, pp.p101-120, 1995-09
著者
太田 篤史 森 健策 末永 康仁
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.47, pp.31-38, 1999-05-13
被引用文献数
2

本研究では3次元CGにおいて魅力的な映像を作り出すカメラワークを自動生成する手法を提案する。カメラワークは時系列にそったカメラの位置、姿勢によって表現されるものとする。本手法では単一のポリシーに基づきカメラワークの提案および評価を行う演出家と呼ばれる者を定義する。演出家は物体の位置、優先度、境界領域、カメラパラメータなどの様々な情報に基づき、カメラワークを複数提案する。各演出家からの提案を全ての演出家が評価する。最もよい評価の得られたカメラワークを最終的なカメラワークとして決定する。本手法を計算機上に実現し、CGアニメーションの生成を行った結果、ある程度の有効性が確認された。
著者
比留間 浩介 森 健一 尾縣 貢
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
体育学研究 (ISSN:04846710)
巻号頁・発行日
vol.58, no.2, pp.699-706, 2013 (Released:2013-12-07)
参考文献数
18

The purpose of this study was to consider the selection method employed for baton passing during sprint relays in high school physical education classes. Down sweep passing and up sweep passing were compared in terms of learning effect. The results obtained after dividing the students into 3 groups according to sprint capability, and examining the learning effect, were as follows. 1.  The group with a high sprint capability tended to use up-sweep passing because this allowed the baton to be passed while maintaining sprint speed. 2.  The groups with low and medium sprint capability low tended to use down-sweep passing over a free distance, because these groups found it difficult to maintain speed in the takeover zone.   These observations suggest that physical education classes can be made more productive by choosing a suitable baton pass method according to sprint ability.