著者
佐藤 翔
巻号頁・発行日
2010-02-17

「大学図書館のミッションと機関リポジトリ:環日本海域からの情報発信」. 金沢, 2010-02-17, 金沢大学附属図書館, 2010.
著者
杉本 大一郎 佐藤 文隆 中野 武宣
出版者
一般社団法人日本物理学会
雑誌
日本物理學會誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.38, no.6, pp.433-436, 1983-06-05
被引用文献数
1
著者
佐藤 久
出版者
仙台大学
雑誌
仙台大学紀要 (ISSN:03893073)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.11-26, 1982-10

ハンドボール競技における基本技術としてのシュートやパスを習得する上で,最も重要な要素はステップ法であると考えられる。そこで本研究では,ボールをキャッチしてからシュートに移行するまでのステップ法を3歩以内の運動経過から分類し,ステップ技術の特性を適出しようとした。またゲーム分析により,ステップ法をゾーン(距離・角度)との関係から明らかにし,指導上の基礎的資料を得ようとした。昭和55年,56年度の全日本総合ハンドボール選手権大会決勝戦2試合を,VTRで録画再成し,スローモーション調整によって記録分析を行なった。1) ハンドボール競技における「3歩の規則」をもとに,種々のステップ法は,次のように分類された。なおジャンプやプロンジョン法は,ステップの運動経過より形成され応用技術として位置づけた。2) これらのステップ法は,運動経過において類似した特性をもっていることが明らかにされた。3) 今日の競技場面において,フォアー・クロス・ステップからのジャンプシュートが全域にわたって多く利用されていることが認められた。
著者
吉田 裕子 佐藤 禮子
出版者
香川大学
雑誌
香川大学看護学雑誌 (ISSN:13498673)
巻号頁・発行日
vol.11, no.1, pp.9-16, 2007-03

本研究の目的は,終末期がん患者と周囲の人々とのつながりに関連する状況を明らかにし,終末期がん患者と周囲の人々とのつながりを促進させるための看護への示唆を得ることである.6名の終末期がん患者を対象に,参加観察法,面接調査法によって資料を得,質的分析により,以下を明らかにした.終末期がん患者と周囲の人々とのつながりに関連する状況は,【自己の価値を保てる】【人の輪の中に居て心地よく,安堵感を得る】【愛情や思いやりをとりかわす】【残してゆく家族の幸せを願う】【死を連想するような関わりをためらう】【愛情や思いやりが過剰で反って重荷になる】【家族や他者に負い目を感じる】【必死な思いが家族に伝わらない】【人との隔たりを感じ孤独に陥る】の9であった.これら9の状況は,つながりの有る状況とつながりの無い状況の2つに大別されていた.前者は,終末期がん患者が過酷な状況にありながらも生きていく力や励みを得ることを可能にするものである.一方後者は,終末期がん患者に過重なストレスを与え,生きる力を消耗させる可能性をもつものである.つながりの無い状況の根底には常につながりへの希求が在ると考えられ,つながりの有る状況と無い状況とは,表裏一体の関係にあると考えられた.従って,終末期がん患者と周囲の人々とのつながりは,関連する状況として両者を含め,つながりの正の部分,負の部分として捉えることが必要である.看護職者は,終末期がん患者と周囲の人々との交わりの根底には正のつながりへの希求が在ることを常に念頭に置くことが必要である.その上で,終末期がん患者と周囲の人々とのつながりを促進するためには,つながりが患者にとってどのような効果がもたらされているかをアセスメントし,つながりの負の部分の裏側にある正の部分を引き出し,育むための計画的看護介入が重要であるという示唆を得た.
著者
佐藤進也 福田 健介 菅原 俊治 栗原 聡
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌データベース(TOD) (ISSN:18827799)
巻号頁・発行日
vol.48, no.14, pp.69-81, 2007-09-15
被引用文献数
1 6

文書に現れる語をノードとし,出現位置が近接しているものどうしをリンクで結び付けることにより得られる共起ネットワークでは,意味的関連性を有する語どうしがクラスタ構造と呼ばれる稠密な相互のつながりを形成している.本論文では,時間経過にともない文書が生成されていく,いわゆる文書ストリームから共起ネットワークを構成し,そこでクラスタ構造が生成される様子を調べた.その結果,共起ネットワークを(相対的に)古い語彙からなる部分と新しい語彙からなる部分に分けたとき,後者において,クラスタの出現という構造上の変化が,実社会の出来事などに起因する語の出現頻度の増大(バースト)に関連していることが明らかになった.In word co-occurrence networks, where two words appearing close to each other in documents are connected by a link, a group of relevant words forms a densely connected subnetwork called a cluster. In this paper, we analyze the process of emergence of the structure in co-occurrence networks generated from document streams. The analysis reveals that, if we restrict our scope to the subnetwork mostly consisting of (relatively) new words, we can associate emergence of the structure with the increase of word occurrence rate (bursts) that arises from real world events.
著者
大槻 洋輔 佐藤理史
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告知能と複雑系(ICS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2000, no.3, pp.165-172, 2000-01-12
被引用文献数
1 6

本論文では,地域情報ディレクトリを自動編集するシステムを提案する.本システムの中心技術は,情報源の自動収集と,ページの自動分類である.情報源の自動収集では,地域情報サイトに見られる典型的なURLパターンを利用して既存の地域情報リンク集を発見し,そこから情報源となるサイトのURLを収集する.この方法により,日本の全地域(3427自治体)の80%以上に対して,情報源を収集することができる.また,ページの自動分類では,収集した情報源サイト内のページを8つの種類のカテゴリに分類する.この分類は,それぞれのカテゴリに固有な表現が,ページのタイトルやアンカ文字列に現れるかどうかによって決定する.本ディレクトリは,地域別に情報を表示する地域モードと,カテゴリ別に情報を表示するカテゴリモードの両方を提供する.This paper proposes a system that edits a web directory of regional information automatically. The directory provides two views: regional view and category view. Two key technologies are automatic collection of regional web sites and automatic classification of web pages. The former finds existing link collections by using the URL prototypes of regional web sites, and extracts unknown regional web sites' URLs. This method can collect one or more web sites of 80 percent of all regions in Japan. The latter classifies the pages in the regional web sites into eight categories by using the category-specific expressions.
著者
青木 孝文 長谷川 晶一 佐藤 誠
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MVE, マルチメディア・仮想環境基礎 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.490, pp.53-56, 2009-03-17

本研究の目的は,プロジェクタによって投影された映像に対しハプティックインタラクションを可能にすることである.操作中の疲労感の低減や複数人の複数指での操作を考えると,両手のすべての指先にも装着可能な小型軽量な非接地型ハプティックインタフェースが必要となる.そこで本論文では,構造化光受光型位置センサと小型振動子も用いた指先装着型インタフェースを提案する.本手法の特徴として,力覚提示装置自体が即座に位置情報を取得できることが挙げられる.そのため,力覚提示の際に問題となる遅延の影響が少ない.また,高速な位置計測が可能なことからめり込み・すり抜けといった不具合を回避することが可能である.
著者
高田 真吾 佐藤 聡 新城 靖 中井 央 板野 肯三
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:03875806)
巻号頁・発行日
vol.50, no.3, pp.1043-1052, 2009-03

企業や大学など多数のコンピュータが導入されている組織では,利用者に対する計算機利用の自由度を高く維持しつつ,稼動しているOS の種類とその最大稼動数を適切に管理する必要がある.本研究では認証デバイスを用いて,管理者により承認された複数のOSから適切なOSの起動と終了を制御できるシステムを提案する.提案システムの特徴は,OSの種類とは独立に,起動されるOSの数を把握するために認証デバイスを用いる点にある.利用者は,システム利用時に利用したいハードウェアに認証デバイスを挿入する.提案システムは,デバイスの挿入を検出するとハードウェアと認証デバイスの組合せにより,管理者が定めた起動すべきOSを決定し,起動する.認証デバイスが抜かれると,起動したOSを停止する.これらの動作は,制御対象のOSより下位に配置するOS制御レイヤにおいて行う.このOS制御レイヤを仮想計算機モニタXenを用いて実装し,動作実験を行い,提案システムの有効性を確認した.
著者
花光 宣尚 田井 秀昭 元木 龍也 佐藤 文彦 清水 啓太郎 神山 洋一 南澤 孝太 evala 水口 哲也
出版者
特定非営利活動法人 日本バーチャルリアリティ学会
雑誌
日本バーチャルリアリティ学会論文誌 (ISSN:1344011X)
巻号頁・発行日
vol.27, no.1, pp.51-64, 2022-03-31 (Released:2022-04-23)
参考文献数
51

This paper proposes a chair-based synesthetic experience device, Synesthesia X1-2.44, which utilizes auditory, haptic, and visual sensations. In order to realize a synesthetic experience, we designed the chair that includes 44 haptic actuators, two speakers and 5 stage lights, and exhibited it at Media Ambition Tokyo 2019. When discussing this work, we observed “sense of stretching and contracting of the body”, “sense of floating/sinking”, and “sense of disappearance of the body”. In addition, the combination of whole-body haptic sensation and spatial acoustics with sounds felt from inside/outside the body affects the autonomic nervous system and induces a pleasant state, and create a representation different from the usual auditory and haptic experiences.
著者
髙岡 昂太 坂本 次郎 橋本 笑穂 北條 大樹 古川 結唯 菊池 愛美 佐藤 瑛洋 先光 毅士 山本 直美 鈴木 聡
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第34回 (2020) (ISSN:27587347)
巻号頁・発行日
pp.1D4GS1305, 2020 (Released:2020-06-19)

日本では推計で毎年500人の子どもが虐待で死亡している。親が嘘をつく場合や、子どもが加害者から脅され話せないなど、正確な情報収集が難しい課題がある。ベテラン職員であっても判断を誤ることがあるため、虐待対応には判断の質の向上が喫緊に求められる。さらに、増加する虐待通告件数に対応する施策も満足に打てていないことが問題である。申請者らは現場職員の判断を支援し、かつ虐待件数増加に対応する施策決定に向けたAI実証実験を2019年7月より始めた。現場と達成目標をすり合わせた上で、一時保護すべきケースの見過ごしを無くすため、予測精度の高い勾配ブースティングを実装した。また、将来的な再発率や重篤度の算出には、現場の説明責任を担保するため、因果推論を行う確率モデリングを採用した。試行の進捗として①現場の業務フローの差異の把握、②データ収集の調整、③パラメーターチューニング、④UI/UXの改修を含むアジャイル開発、⑤ICTが得意または苦手なユーザーへの研修の配慮など、社会課題解決に向けた社会実装で得た知見について発表を行う。
著者
澤井 秀次郎 福田 盛介 坂井 真一郎 櫛木 賢一 荒川 哲人 佐藤 英一 冨木 淳史 道上 啓亮 河野 太郎 岡崎 峻 久木田 明夫 宮澤 優 植田 聡史 戸部 裕史 丸 祐介 下地 治彦 清水 康弘 芝崎 裕介 島田 貞則 横井 貴弘 藪下 剛 佐藤 賢一郎 中村 和行 久原 隆博 高見 剛史 田中 伸彦 古川 克己
出版者
一般社団法人 日本航空宇宙学会
雑誌
航空宇宙技術 (ISSN:18840477)
巻号頁・発行日
pp.JSASS-D-16-00050, (Released:2017-08-03)
被引用文献数
8 7

SLIM (Smart Lander for Investigating Moon) is the Lunar Landing Demonstrator which is under development at ISAS/JAXA. SLIM demonstrates not only so-called Pin-Point Landing Technique to the lunar surface, but also demonstrates the design to make the explorer small and lightweight. Realizing the compact explorer is one of the key points to achieve the frequent lunar and planetary explorations. This paper summarizes the preliminary system design of SLIM, especially the way to reduce the size.
著者
佐藤 佑太郎 太田 経介 松田 涼 濵田 恭子 髙松 泰行
出版者
一般社団法人日本理学療法学会連合
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
vol.50, no.3, pp.76-83, 2023-06-20 (Released:2023-06-20)
参考文献数
46

【目的】進行性核上性麻痺患者の病棟内歩行の自立度と歩行機能,バランス機能,全般的な認知機能および前頭葉機能との関連性を検討し,抽出された項目のカットオフ値を算出することを目的とした。【方法】進行性核上性麻痺患者86名を対象とした。歩行機能,バランス機能,全般的な認知機能および前頭葉機能が病棟内歩行自立と関連するかを多重ロジスティック回帰分析で検討し,抽出された項目をreceiver operating characteristic curve(ROC)にてカットオフ値を算出した。【結果】歩行自立に対してバランス機能評価である,姿勢安定性テストとBerg Balance Scale(以下,BBS)が関連し(p<0.01),カットオフ値は姿勢安定性テストで2点,BBSで45点であった。【結論】進行性核上性麻痺患者における病棟内歩行自立可否には姿勢安定性テストやBBSの包括的なバランス機能が関連することが示唆された。
著者
栗本 鮎美 粟田 主一 大久保 孝義 坪田(宇津木) 恵 浅山 敬 高橋 香子 末永 カツ子 佐藤 洋 今井 潤
出版者
一般社団法人 日本老年医学会
雑誌
日本老年医学会雑誌 (ISSN:03009173)
巻号頁・発行日
vol.48, no.2, pp.149-157, 2011 (Released:2011-07-15)
参考文献数
30
被引用文献数
195 213

目的:高齢者の社会的孤立をスクリーニングする尺度として国際的に広く使用されているLubben Social Network Scale短縮版(LSNS-6)の日本語版を作成し,信頼性および妥当性の検討を行った.方法:総合健診を受診した地域在住高齢者232名に面接式質問紙調査を行い,日本語版LSNS-6とともに,基本属性,主観的健康感,運動機能,既存のソーシャルサポート質問項目,日本語版Zung自己評価式抑うつ尺度(日本語版SDS),自殺念慮等に関するデータを得た.日本語版LSNS-6の内的一貫性についてはCronbach α係数,繰り返し再現性についてはSpearman相関係数,評価者間信頼性については級内相関係数を用いた.構成概念妥当性の検討には先行研究の結果との比較,併存妥当性の検討には日本語版SDSおよびソーシャルサポート質問項目との関連を検討した.結果:Cronbach α係数は0.82,繰り返し再現性に関する相関係数はr=0.92(P<0.001),評価者間の級内相関係数は0.96(95%信頼区間0.90~0.99)であった.日本語版LSNS-6の平均得点は同居世代数が増えるほど高く(P=0.033),自殺の危険性がある群で低く(P=0.026),主観的健康感不良群で低下する傾向(P=0.081)を認めた.日本語版LSNS-6の得点は日本語版SDSと有意な負の相関を示し(P<0.001),ソーシャルサポートに関する5つの質問項目のうち4項目において,ソーシャルサポート「あり」群で日本語版LSNS-6の平均得点は有意に高かった(P<0.05).結論:日本語版LSNS-6の信頼性と妥当性は良好であった.我が国における高齢者の社会的孤立のスクリーニングに日本語版LSNS-6が有用である可能性が示された.
著者
梅原 久範 岡崎 和一 川 茂幸 高橋 裕樹 後藤 浩 松井 祥子 石坂 信和 赤水 尚史 佐藤 康晴 川野 充弘 厚生労働省難治性疾患等政策研究事業IgG4関連疾患の診断基準並びに診療指針の確立を目指す研究班 IgG4関連疾患包括診断基準改訂ワーキンググループ
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.110, no.5, pp.962-969, 2021-05-10 (Released:2022-05-10)
参考文献数
31
被引用文献数
3

IgG4関連疾患(IgG4-related disease:IgG4-RD)は,Mikulicz病,自己免疫疾患,間質性腎炎,前立腺炎,後腹膜線維症等多彩な疾患を含む病態で,今世紀に本邦から発信された興味深い疾患である.厚生労働省のIgG4関連疾患研究班は,2011年に世界で初めての診断基準であるIgG4関連疾患包括診断基準を発表した.これにより,この新疾患は広く世界に受け入れられ,世界中から多くの報告がなされた.しかし,実臨床においては,生検組織が得られない組織があること,血清IgG4(immunoglobulin G4)値や組織中IgG4陽性細胞数のカットオフ値に対する感度・特異度等の問題が生じてきた.そのため,厚生労働省IgG4関連疾患研究班は,IgG4関連疾患包括診断基準2011を改訂した,2020年 改訂 IgG4関連疾患包括診断基準を提唱する.改訂基準は,1)臨床的・放射線学的診断,2)血清学的診断,3)病理学的診断の3項目からなる.さらに,改訂された病理学的診断基準は,従来の2項目に加え,花筵様線維化と閉塞性静脈炎を含めた3項目から構成される.
著者
佐藤 誠
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.109, no.6, pp.1059-1065, 2020-06-10 (Released:2021-06-10)
参考文献数
12

日常臨床で遭遇する睡眠時無呼吸症候群患者の大多数は閉塞性睡眠時無呼吸(obstructive sleep apnea:OSA)である. 本邦では,中等症以上の成人OSA有病者数(各国の人口から換算)が900万人も存在すると推測する報告が2019年発表されたが,治療の恩恵を受けているOSA患者数は50万人にも達していない.肥満や日中傾眠がなければ,他疾患発症の背景にOSAの存在があることを疑わないのではないかと思うが,本邦のOSA患者の4割は肥満ではなく,約半数は日中傾眠を感じていないのである.肥満・日中傾眠の有無にかかわらず,検査を行うべきである.OSAの基本症状は“いびき”である.「“いびき”をかくと言われませんか?無呼吸の検査をしてみませんか?」と問うことからOSA診療が始まる.
著者
佐藤 嘉幸
出版者
日仏社会学会
雑誌
日仏社会学会年報 (ISSN:13437313)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.39-51, 2014-11-30 (Released:2017-05-29)

Selon Max Weber, la sociologie désigne « une science qui se propose d’expliquer causalement le déroulement et les résultats de l’acte sociale ». En nous appuyant sur cette définition wébérienne, nous pouvons définir la philosophie sociale comme une discipline qui se propose d’expliquer causalement la condition qui fonde l’acte social. Quelle est alors la différence entre la sociologie et la philosophie sociale ? Nous pouvons l’expliquer comme suit : la sociologie cherche à interpréter causalement l’acte social en tant que phénomène alors que la philosophie sociale vise à dévoiler la condition qui fonde l’acte social, autrement dit, la condition d’expérience au sens kantien du terme. Elle ne désigne pourtant pas la condition apriori de l’expérience, mais la condition historique qui la détermine. Suivant cette hypothèse, cet article réfléchit sur les caractéristiques de la philosophie sociale par rapport à la sociologie à travers la lecture de Kant par Foucault et Negri-Hardt.