2 0 0 0 OA 私の敦煌学

著者
田中 良昭
出版者
愛知学院大学
雑誌
禅研究所紀要 (ISSN:02859068)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.19-44, 1996-03-31
著者
稗方 和夫 大和 裕幸 リー チー 井上 守正 田中 和哉 小葉竹 泰則
出版者
公益社団法人日本船舶海洋工学会
雑誌
日本船舶海洋工学会論文集 (ISSN:18803717)
巻号頁・発行日
no.7, pp.97-106, 2008-06
被引用文献数
1

A methodology to identify crucial tasks of ship design process is proposed in the first report. Crucial tasks of ship design process are identified in the standardized manner to support design knowledge transfer. In this paper, the proposed methodology is implemented as a web based questionnaire system to conduct a large questionnaire-based survey in design department of a shipyard. Unstructured interview after a questionnaire-based survey exhibited the essential characteristics of crucial tasks identified by the methodology. The characteristics in this paper are following three items: Trade-off such as amount of steel product and man hour, capability to extract 3D model and communication skills with outside of his/her team. The survey also pointed out some part of crucial tasks are outsourcing in Japanese shipyards. The proposed methodology is verified in this large empirical study.
著者
趙 英玉 田中 みなみ 宮崎 清
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究. 研究発表大会概要集 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
no.46, pp.208-209, 1999-10-15
被引用文献数
1

In the Q'ing dynasty, the Man ethnic was superior to Han ethnic, and became a ruler of China.The authors analyse the characteristic of motifs and meanings of the nobles' cloth ornaments in this dynasty expressed by the novel of "The Dream of the Red Chamber" and attempt to classify the symbolic order of the nobles of Han. The result can be outlined as follows : 1)The cloth ornaments for both male and female became similar in Q'ing dynasty. 2)The use of border decoration influenced from the nomadic Man ethnic became popular. 3)This dynasty saw the emergece stylistic change in decoration, from realistic to abstracts. The decorative styles of Han previously derived from Confucious thinking was altered by the styles of Man's nobles.
著者
斎藤 秀俊 砂山 英樹 田中 教雄 大塩 茂夫
出版者
公益社団法人日本セラミックス協会
雑誌
日本セラミックス協会学術論文誌 : Nippon Seramikkusu Kyokai gakujutsu ronbunshi (ISSN:18821022)
巻号頁・発行日
vol.106, no.1239, pp.1051-1055, 1998-11-01
被引用文献数
17 17

Titanium dioxide films were chemically prepared on (001) single-crystal strontium titanate, SrTiO_3, using a vapor deposition apparatus operating under atmospheric pressure with titanium tetra-isopropoxide. At a substrate temperature of 400℃, titanium dioxide grew epitaxially with lateral growth of steps, as well as multinucleation was observed during the initial growth process, i.e., the so-called Stranski-Krastanov growth. As a result, the surface of strontium titanate was completely covered by titanium dioxide steps with an average lateral growth rate of 100 nm/s, followed by multinucleation growth. The nuclei developed in a number of highly oriented crystallites having well defined facets. X-ray diffractometry and transmission electron microscopy revealed that these crystallites consisted of <001>-oriented anatase-type structure.
著者
宮本 久仁男 田中 英彦
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.52, no.9, pp.2602-2612, 2011-09-15

完全仮想化方式による仮想マシンモニタは,実ハードウェアを対象にしたオペレーティングシステムおよびアプリケーションを,修正を施すことなく実行させることが可能であるが,仮想マシン上でのソフトウェア動作を行わせたくないという要求もある.仮想マシン環境の検出を行う試みは,これまでも行われているが,それらは仮想マシンの機能上現れるデータや判定のための性能値を集めた特徴データベースを利用することが前提であったり,仮想マシンモニタ側の実装上の工夫で回避できたり,また判定が可能になるまでかなりの時間を要したりするなどの欠点を有する.本論文では,そのような特徴データベースを用いることなく,CPUによる命令実行時に現れる性能値の変動をとらえ,アプリケーションプログラムのレベルで利用可能な,効率的な完全仮想化環境の判別方法を提案し,その評価結果について述べる.
著者
飯島 尋子 西口 修平 有井 滋樹 市野瀬 志津子 田中 博 佐藤 哲二 西上 隆之
出版者
兵庫医科大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2009

慢性肝炎および非アルコール性脂肪性肝炎の超音波機能診断法として、非造影、造影による診断法を検討した。VTTQによる慢性肝炎の診断法を確立した。Sonazoidを用いた造影法によるNASH診断法を検討した。またNASHラットモデルを用いSonazoidを投与し生体顕微鏡による検討では、Kupffer細胞へのSonazoidの貪食は経時変化によっても増加せず、貪食能力の低下が原因と考えられた。VTTQによるNASH診断については早期ステージでの診断に問題が残り今後の検討課題となった。
著者
田中 享二 田村 哲郎 宮内 博之
出版者
東京工業大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2008

金属・メンブレン防水層の性能のひとつとして耐風性は重要である。この中で近年普及の著しい金属・メンブレン機械的固定工法では、防水層が部分的にしか下地に固定されていないため、台風時に破損する事故が多発している。この問題解決のために、強風時における防水層の挙動を、実大試験体を用いた風洞実験、台風時の屋外観測により調べ、鉛直吸い上げ力に加えて、大きな横力も発生していることを見出した。この知見をもとに防水層の耐風性評価試験装置を開発し、これら工法の耐風性評価を可能とした。
著者
坂元 昴 大西 文行 大橋 功 小田桐 忍 カレイラ松崎 順子 岸本 肇 光野 公司郎 近藤 俊明 末藤 美津子 出口 保行 藤後 悦子 馬場 伊美子 伴 浩美 福崎 淳子 益井 洋子 坂元 章 堀田 博史 松田 稔樹 磯 友輝子 岩崎 智史 高田 隆 高梨 珪子 坪井 寿子 鈴木 光男 田中 真奈美 竹内 貞一 山村 雅宏 齋藤 長行
出版者
東京未来大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2008

本研究では、21世紀に生き、開拓する21世紀型能力を中核に、幼児・児童における未来型能力、幼児・児童における未来型能力の育成、未来型能力を指導できる指導者の育成の3段階にわたる研究を、既存研究の検討整理、独自の調査、研究を踏まえて、社会貢献する成果としてまとめた。初年度から2年度にかけて21世紀型の幼児像を様々な能力領域で明らかにし、2年度から3年度にかけて、各領域で、これらの能力を育成するシステムを設計試行評価し、さらに、能力育成を指導する指導者の教育システムを検討、整理、設計、試行実施した。
著者
田中 亮成
出版者
一般社団法人日本品質管理学会
雑誌
品質 (ISSN:03868230)
巻号頁・発行日
vol.35, no.3, pp.338-342, 2005-07-15

Since 1988, Shiseido Customer Center has been serving as a pipeline between our customers and our company, promoting activities as the spokesperson for our customers, and making good use of the information provided by the customers within the organization. In 1996, we have implemented the Voice Net C, a customer information system, and began a full-scale companywide utilization of information. However, determining that a structure for utilization of information that includes organizational innovation was necessary, we began our endeavor to expand the functions of the Customer Center in 1999. In recent years, we have been working to make the structure take root, and challenging for a new innovation. We would like to introduce a case where our show room and the Web were linked in an effort to grasp not only the apparent but also potential needs of our customers so that the needs could be reflected on our products and services.
著者
市川 昭午 田中 雅文 屋敷 和佳 塚原 修一 結城 忠 荒井 克弘
出版者
国立教育研究所
雑誌
総合研究(A)
巻号頁・発行日
1990

高等教育の量的拡大に伴って、現在我が国の高等教育はあらゆる面で「大衆化」への対応に追われている。にもかかわらず、これまでの大学研究はなによりも「学問の府」としての大学が前提とされ、とかく学術研究や人材育成の問題に関心が偏りがちであった。といっても、大衆化がこれだけ進んだ最近では大衆化の問題にも関心が向けられなかった訳ではないが、それとてエリート大学、就中伝統ある国立大学に焦点が置かれていた。これに対して、我々は次のような認識に基づいて、この問題にアプローチしようとした。すなわち、今日の高等教育の問題は学術研究に劣らず国民大衆の教育問題である。大学の大衆化は在学者の8割近くを占める私学が中心的役割を果してきた。そうしたことからも窺えるように、我が国の高等教育大衆化には固有のメカニズムが存在する。むろんそれにはアメリカの後を追うという面があることは否定しないが、同時にアジア諸国と共通する面があるのではないか。そうした見地から、この研究では以下のことを研究課題とした。(1)高等教育拡大の全体像、特に大衆化の担い手となった私学の拡大メカニズムを明らかにする。(2)大衆化が我が国高等教育全体にいかなる影響を及ぼすかを吟味する。(3)大衆化に伴う教育並びに経営上の諸問題とそれに対する個別大学の対応を調査する。(4)諸外国、特にアメリカ及びアジア諸国との比較において大学大衆化の日本的特質を抽出する。個々のテーマの研究成果は本年度刊行された研究報告書『大学「大衆化」の日本的特質と大衆化大学の経営行動』を参照されたい。そこには日本ではじめて大学大衆化が論じられた1960年代とはだいぶ違った様相が確認できる筈である。そしてそれはアメリカともアジアの各国とも違う「日本の大学大衆化」を示している。
著者
田中 雅史
出版者
徳島大学
雑誌
言語文化研究 (ISSN:13405632)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.1-15, 2000-02-20

In this essay I analize Natsume Soseki's Kokoro or The Heart and Uchida Hyakken's Hanabi or Fireworks, from the viewpoint of the labyrinthine images in them. These short stories have in common extraordinarily dreamy characteristics. In Kokoro, a man finds a strange bird that reminds him of vague memories within himself. Then he meets a strange woman who also gives him impression that she may be related to dim memories of his past. She leads him into a dark, narrow, mazy lane, that is, a labyrinthine space. In this story Soseki created a chain of images that showed his subjective world: a bird, a woman, memories, and so on. He created Kokoro on the basis of subjective visions, instead of the real world. On this point, Soseki can be compared with the Western subjective artists whom G. R. Hocke called the Mannerists. Kokoro's influence on Hanabi is obvious. In Hanabi, a man also meets a strange woman on a bank near the sea. They walk together towards the seaside. They saw splendid fireworks on their way, and he thinks that the fireworks resemble the memories of his past. That is, the image of fire or fireworks has the function of the bird in Kokoro. Getting into a small labyrinthine corridor, he feels uneasy. Finally the woman fall upon him, screaming a flirt!. Hyakken also created a subjective chain of images in his work. These works are quite neurotic, but I think pathological approaches are not sufficient to understand them. Because Soseki and Hyakken composed them deliberately from the viewpoint of artistic effects. They tried to express their inner enigmatic world, which they thought really valuable. They produced many labyrinthine images in the process of representing such enigmas.
著者
笹倉 一広 近衞 典子 近衞 典子 福田 安典 大塚 秀高 金 文京 笹倉 一広 木越 治 福田 安典 大塚 秀高 岡崎 由美 金 文京 鈴木 陽一 上田 望 木越 治 田中 則雄 入口 敦志 川上 陽介 木越 秀子
出版者
一橋大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2007

・各地の図書館などを調査し、関連資料を収集した。そのなかで、岡島冠山『太平記演義』の 善本を発見し、影印した。・白話小説と並んで、善書の影響にも着目し、善書を収集・考察し、新発見と覚しき善書を影印した。・「三言二拍」訳注の基礎資料の収集・電子化をし、訳注の基盤を整備し、国文学・中国文学双方の研究に共有されるテキストのプロトタイプを作成した。・シンポジウム「日本近世文藝と中国白話の世界」を開催した。
著者
樺島 祥介 岡田 真人 田中 和之 田中 利幸 石井 信 井上 純一
出版者
東京工業大学
雑誌
特定領域研究
巻号頁・発行日
2006

本研究では,特定領域研究「情報統計力学の深化と展開」を円滑に推進するために,本領域全体の研究方針の策定,研究項目間の調整,国際研究集会・公開シンポジウム・講習会の企画実施,研究成果の広報,研究成果に対する評価・助言を行った.主な実績としては,計4回の公開シンポジウムおよび計6回の国際会議の開催,4冊のプロシーディングスの発行が挙げられる.これらの活動の成果は計280件を超える領域内から発表された原著論文等に反映されている.
著者
土井 晃一 佐川 浩彦 田中 英彦
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.39, pp.610-611, 1989-10-16

自然言詔理解を計算機上で行うためには、単語のニュアンスの問題を含んだ言外の意味の解析、状況理解、文脈理解、話者の認識の仕方の解析などが必要となる。我々は隠喩理解という範囲内でこれらを取り扱う。隠喩理解によって単語の新しい意味や新単語の意味の解析が可能になる。隠喩理解では連想網の実現が普通の文の理解よりも重要である。本論文では、隠喩理解における連想網の実現をニューラルネットワークで行う方法を提案する。我々は文を命題に分解して、命題単位でニューラルネットワークの各ノードに入力する。これによりネットワークの簡略化、収束の早さ、検索範囲の狭小化ができる。我々の隠喩理解モデルは相互作用説に基づいている。相互作用説によると、隠喩ではたとえる語とたとえられる語とがお互いに影響しあい、意味を変化させる。例えば「人間は狼である」という文では、「人間」も「狼」もその互いの意味が変化し、「残酷である」あるいは「孤独である」といった意味を帯びるようになる。ニューラルネットワークを使うことにより、このような単語の意味の変化を扱うことができる。さらに意味の変化を学習させることもできる。心理学の混合理論によると、(1)多義個所に至ると、聞きては複数の解釈を算出する。(2)その中から、文脈を利用して最適の解釈を選ぼうとする.(3)文が終わるまでに多義性が解消しなかった時にも、一つを選びそれに固執する。(4)選んだ解釈が後続の文脈に合わない時には、前の節の表層構造を想起し直して、新しい解釈を算出しようとする。となる。我々は混合理論に基づいた隠喩理解モデルを提案する。すなわち(1)の各々の解釈を別のニューロンに割り当て、ニューロンの活性値の大小により、優先順位をつけ、またさらに前の文章によって特定のニューロンのバイアス値を上げることにより、混合理論を実現する。