著者
兼子 唯 中澤 佳奈子 大月 友 伊藤 大輔 巣山 晴菜 伊藤 理紗 山田 和夫 吉田 栄司 貝谷 久宣 鈴木 伸一
出版者
一般社団法人 日本認知・行動療法学会
雑誌
行動療法研究 (ISSN:09106529)
巻号頁・発行日
vol.41, no.1, pp.43-54, 2015-01-31 (Released:2019-04-06)
被引用文献数
1

本研究の目的は、社交不安障害(SAD)を、全般型(GSAD)と非全般型(NGSAD)のみでなく、自覚された生理的覚醒の高低で分類し、社交不安症状、注意バイアスの違いを検討することであった。SAD者16名と健常者6名を対象に質問紙調査と修正ドット・プローブ課題を実施した。課題では、自動的/統制的処理段階における否定的評価、肯定的評価、生理的覚醒に対する注意バイアスを測定した。分散分析の結果、GSAD・NGSAD・健常者の比較、自覚している生理的覚醒の高・低・健常者の比較では有意な差は示されなかった。しかし注意バイアス得点を0と比較した結果、NGSAD群は自動的処理段階で肯定的評価に対して、自覚された生理的覚醒の高いSAD群は統制的処理段階で生理的覚醒に対して、注意バイアスが大きいことが示された。この結果から、SADの状態像を検討する必要性とそれぞれに有効な介入方法について考察された。
著者
藤沢 孝司 秋山 順史 若杉 正則 松下 文彦 鈴木 浩之 式守 道夫 水野 明夫 橋本 賢二
出版者
特定非営利活動法人 日本顎変形症学会
雑誌
日本顎変形症学会雑誌 (ISSN:09167048)
巻号頁・発行日
vol.2, no.1, pp.79-83, 1992-04-30 (Released:2011-02-09)
参考文献数
7

A case of mandibular prognathism with Marfan's syndrome treated with sagittal splitting ramus osteotomy was presented.A 37 year-old man, complaining of difficulty of mouth opening was referred to our clinic. The patient was diagnosed as bilateral temporomandibular joints arthrosis with mandibular prognathism.Although occlusal treatment with bite splint was effective to some extent, intermittent trismus did not disappear, so bilateral sagittal splitting ramus osteotomy was performed to correct his dental malocclusion.Postoperative course was not eventful and his range of mouth opening increased to 35mm between incisal edges of maxillary and mandibular central incisor.
著者
鈴木 博 長島 昭
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 B編 (ISSN:03875016)
巻号頁・発行日
vol.46, no.408, pp.1574-1582, 1980-08-25 (Released:2008-03-28)
参考文献数
15
被引用文献数
3 4

最近,海水は従来より広い温度・圧力の範囲で利用される機会が増した.冷却水としての利用,海洋温度差発電,淡水化あるいは深海での機器の伝熱などがその例である.本研究では従来のデータのない30℃以上を含めて,0℃から80℃までそして400bar程度までの高圧域で,海水の粘性係数を閉回路式の高圧用毛細管式測定装置によって実験研究を行った.試料としては,標準海水を用いた.得られた結果から,純水の粘性係数に対する海水の値の比を広い範囲で表す実験式を作成した.
著者
鈴木 淳
出版者
日本農業経済学会
雑誌
農業経済研究 (ISSN:03873234)
巻号頁・発行日
vol.89, no.3, pp.208-213, 2017-12-25 (Released:2019-08-21)
参考文献数
6

Generally, the production of sake-brewing rice is based on the demand of sake-breweries. Therefore, the relationshipbetween the two is important for continuous and increased production. Recently, the production of sake-brewing rice has increased, especially its major brands such as Yamada-Nishiki, because of the trend toward quality-oriented sake-brewing. On the other hand, non-major brands and their production centers cannot utilize the trend of sake-brewing. In this study, I clarify marketing strategies for development of production centers, especially rising or non-major brands' production centers. I then focused on the relationship between production center and sake-brewery.
著者
浅野 令子 鈴木 一夫
出版者
社団法人 日本循環器管理研究協議会
雑誌
日本循環器管理研究協議会雑誌 (ISSN:09147284)
巻号頁・発行日
vol.25, no.3, pp.172-178, 1991-01-30 (Released:2009-10-15)
参考文献数
15

秋田県で扱っている既存の保健情報を解析し, 喫煙習慣, 飲酒習慣, 肥満について高血圧や脳卒中の危険因子としての評価をした。脳卒中の全ての病型で高血圧を有する人は相対危険度が有意に高い。40~70歳代全体での病型別オッズ比をみると, 男の飲酒習慣は脳出血, 喫煙習慣は脳梗塞で高い。女では飲酒, 喫煙習慣を持つ人は全ての脳卒中病型で高い。飲酒習慣と肥満は確実に血圧を上昇させる。一方, 喫煙習慣は血圧を上昇させず, 喫煙習慣を持たない人より常に低値をとった。この傾向は男女に共通してみられた。飲酒は血圧を確実に上昇させ, 脳出血やくも膜下出血には促進的に働いたと思われる。喫煙は血圧を低下させる事から脳出血に対して抑制的に働く可能性がある。一方, 脳梗塞を増大させ, さらにくも膜下出血に対してなんらかの促進的役割を果たしていると思われる。
著者
小松 孝徳 鈴木 健太郎 植田 一博 開 一夫 岡 夏樹
出版者
日本認知科学会
雑誌
認知科学 (ISSN:13417924)
巻号頁・発行日
vol.10, no.1, pp.121-138, 2003-03-01 (Released:2008-10-03)
参考文献数
21
被引用文献数
3

The effects of the speaker's adjustment of the teaching strategy and the use of paralanguage information of speech to acquire its meaning were clarified by means of experiment: In the experiments, two subjects played a game of Pong: one of the subjects (operator) could not understand linguistically what the other one (teacher) was saying. The results of these experiments revealed the following. First, the teacher's high-pitched voice drew attention of the operator's current action. Second, the process of meaning acquisition can be regarded as reinforcement learning based on a multi-reward system (i.e., a positive reward for correct actions and a negative reward for incorrect actions, given in the form of the teacher's high-pitched voice). Finally, mutual adaptation between the subjects was observed, that is, the subjects learned to respond appropriately to each other's behavior. It is concluded that the above three phenomena are important to the process of meaning acquisition and can be viewed as the basic requirements to enable the acquisition of meaning of unknown speech, and to construct an adaptive sound interface, which can provide a natural interaction enviromnet for its user.
著者
鈴木 健吾
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.91, no.5, pp.266-270, 2022-05-01 (Released:2022-05-01)
参考文献数
8

我々は,宇宙機への応用を目指した新しい方式の水素センサを,JAXAと共同で開発している.宇宙機向けの水素センサには,酸素が共存しない環境や真空中でも微量の水素を検知することが求められる.開発したセンサは,酸化物イオン・電子混合伝導体である酸化セリウム(セリア)を感応材料に用いた基板型で,500℃に加熱して動作させる.不定比性の酸化物であるセリアは,加熱状態で酸素分圧に応じて酸素を吸蔵・放出する性質がある.一方,水素共存下では,水素はセリア表面に解離吸着し電荷が移動することで電子伝導性(抵抗値)が変化する.つまりセンサの抵抗値は,全圧にはよらず酸素/水素分圧比に依存する.このセリア表面での平衡反応をクレーガー=ビンク表記法で表し,ガス分圧とキャリヤ濃度の関係からセリア表面のガス吸着の状態を考察した.さらにin-situ XAFS観察により,水素吸着前後のセリアの価数変化はわずかであることを確認し,これらの結果から検知メカニズムを明らかにした.
著者
鈴木 徹 伊東 元 江原 皓吉 齋藤 宏
出版者
一般社団法人日本理学療法学会連合
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
vol.13, no.6, pp.409-413, 1986-10-10 (Released:2018-10-25)
被引用文献数
2

健常成人22名の利き手を対象に手関節測定肢位を掌背屈および橈尺屈の組み合わせで13肢位に定めて握力を測定し,手関節肢位と握力の関係について検討した。最大握力を発揮する手関節肢位は背屈20゜前後で,橈尺屈0゜より軽度尺屈位であった。この肢位を力の頂点とし,手関節をいずれの角度に偏位しても握力は減少し,とくに掌屈位では著明な減少を示した。手関節肢位の違いによって握力差が生じるということは,握力の測定や増強訓練時において,その点に十分留意する必要性を示唆している。
著者
鈴木 生郎
出版者
日本大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2018-04-01

本研究の目的は、相互的な存在論的依存(相互的根拠づけ)関係について理論的に整備するとともに、それをさまざまな形而上学的問題に応用することである。こうした目的を達成するために、2021年度は以下の研究を進めた。(1) 前年度に引き続き、(A)ある対象が特定の種に属すること、その対象がその種の成員として典型的な性質を持つこと、その対象その種に属するものとして同一性を保つことの間の相互依存関係を明らかにすることによって、持続の形而上学における「根拠づけの問題」を解決する論文をまとめ、出版することを目指す。また、根拠づけ概念に関する研究の応用として、(B) 死の害悪についての「タイミング問題」に対する、いわゆる「死後説」(人は死によって生じる害を、死後に被るとする説)に、より十全な擁護を与える論文を執筆するとともに、新たに着想を得た論点として、(C) 時間の哲学における「現在主義」と呼ばれる立場に対して、持続の事実を根拠づけるものは何かということに関する困難があることを指摘する課題にも取り組む。(2) 相互的根拠づけの概念に基づいて実体概念を解明する。特に、アリストテレス以来典型的な「実体」とみなされている中間的なサイズの対象が、その構成要素であるミクロな対象に対してどのような意味で「独立的」であると言えるのか、という問題意識のもとで、その独立性を相互依存関係のあり方から捉えることを目指す。
著者
鈴木 美穂 菊田 まりな 小笠原 知恵 杉山 大輔 蜂須賀 靖宏 濱口 幸司 岡田 元 大澤 幸雄
出版者
一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会
雑誌
医学検査 (ISSN:09158669)
巻号頁・発行日
vol.67, no.1, pp.29-36, 2018-01-25 (Released:2018-01-27)
参考文献数
4

ゲル分離剤の代わりに新たな技術であるメカニカルセパレータを用いたヘパリン血漿分離用採血管BDバキュティナ®バリコアTM採血管の検討を行った。バリコアの特長は遠心分離時間が最短で4,000 G・3分間であること,血球と血漿の分離能に優れており,従来のゲル入り血漿分離用採血管に比べて保存安定性が改善されていることである。高速凝固管にて採血した血清を基準とし,従来品のゲル分離剤入りヘパリン採血管ならびにバリコアを比較した。血清と血漿2種の測定値の差は診断・治療に支障のない程度であった。保存安定性において血清よりも血漿が劣る項目はALP,中性脂肪であった。カリウム,LDは従来のヘパリン血漿採血管は不安定であったが,バリコアでは血清と同等の安定性であった。日常業務において,フィブリン析出は報告遅延やサンプリング不良に繋がるリスク要因の一つである。遠心時間の短縮とフィブリン析出問題を解消できるバリコアはTAT短縮や業務軽減に繋がる製品であると考える。
著者
長井 真弓 桂 理江子 鈴木 誠
出版者
東北文化学園大学医療福祉学部リハビリテーション学科
雑誌
東北文化学園大学医療福祉学部リハビリテーション学科紀要 : リハビリテーション科学 = Rehabilitation science : memoirs of the Tohoku Bunka Gakuen University Faculty of Medical Science & Welfare, Department of Rehabilitation (ISSN:13497197)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.27-31, 2022-03-31

2013年度より我々は,主に重複障害を有する児童生徒が通う支援学校にて,外部支援専門員として継続的な活動を行ってきた.しかし,重複障害の児童生徒に関わる教員が,理学療法士に対してどのような支援を求めているかは検討されていない.そこで,支援学校教員を対象に理学療法士に対する支援ニーズの把握を目的にアンケート調査を実施したので報告する.アンケート結果から,支援学校の教員は,下肢の身体機能面に関する助言が有用と感じていた.また研修会など情報共有の場の確保,理学療法士の積極的な活用を望んでいた.今後の活動では,児童生徒の教育に活かせるように支援するためにも,理学療法士からの一方的な支援ではなく,相互理解が進む方法を検討する必要があると考えられた.
著者
宮本 友樹 永井 望 満田 雄斗 磐下 大樹 遠藤 水紀 鈴木 章弘 片上 大輔
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会論文誌 (ISSN:13460714)
巻号頁・発行日
vol.37, no.3, pp.IDS-G_1-16, 2022-05-01 (Released:2022-05-01)
参考文献数
37

In this paper, we propose the “Risky Politeness Strategy (RPS)” as a framework of utterance strategy focusing on risk-taking in dialogue systems. In previous research, it has been reported that it is useful to implement politeness strategies that have risks such as jokes and compliments in dialogue systems. On the other hand, a design theory for effectively implementing risk-taking utterance strategies in dialogue systems has not been established. Against this background, we defined RPS with reference to politeness/impoliteness research in the fields of linguistics. In addition, we developed a rule-based dialogue system and an example-based dialogue system to implement the RPS in a non-task-oriented dialogue. User evaluations were conducted through the preliminary rounds of the Dialogue System Live Competition 2 and 3. The results of the user evaluations showed that the rule-based and example-based RPS-speaking non-task-oriented dialogue systems were able to engage in dialogue that was evaluated by the user as having humanity. Therefore, the usefulness of implementing RPS in non-task-oriented dialogue systems has been shown at a certain level.
著者
鈴木 剛
出版者
愛知教育大学
雑誌
愛知教育大学教科教育センター研究報告 (ISSN:02881853)
巻号頁・発行日
vol.21, pp.93-99, 1997-03-29

There are now widespread concerns about human rights issues and human rights education. In this paper, the author has attempted to clarify the concept of human right and to point out a new issue of human rights education by analyzing a historical development of the concept of human rights. The following are several theoretical-practical topics, for example, the right of the child as a new human right, the real significance of the civil right as the natural right, the human dignity as a fundamental element of human rights, and so on.
著者
坂本 充 鈴木 邦雄 岩熊 敏夫
出版者
低温科学第80巻編集委員会
雑誌
低温科学 (ISSN:18807593)
巻号頁・発行日
vol.80, pp.591-601, 2022-03-31

尾瀬ヶ原及びその周辺域の学術調査は第3次が終了してから年月が経過しており,その後本格的な調査が行われていない.そこで2016年12月に第4次尾瀬総合学術調査団を発足させ,検討を重ね,基礎研究に関わる事業と重点研究に関わる事業を2017年度〜2019年度に実施した.尾瀬の調査研究を実施した背景は,温暖化の進行と湿原の劣化の懸念,変化する生物とその環境に関する最新かつ詳細なデータの欠如などがある.基礎研究と重点研究の2つの部会で学術調査を実施し,多くの研究成果を上げることができた.
著者
蔵田 和史 鈴木 奈央 笹本 実 加治木 聡 権藤 加那子 鬼塚 得也 森 智昌 永井 淳 加藤 熈 坂上 竜資
出版者
特定非営利活動法人 日本歯科保存学会
雑誌
日本歯科保存学雑誌 (ISSN:03872343)
巻号頁・発行日
vol.54, no.6, pp.406-412, 2011-12-31 (Released:2018-03-20)
参考文献数
27

口臭の原因物質としては,口腔内プラークに由来する揮発性硫黄化合物が特に重要である.現在,種々の口臭抑制剤が市販されているが,このなかでも特にポリフェノール化合物には口臭の抑制効果があることが報告されている.これまでわれわれは,カキノキDiospyros kaki Thunbergの果実より得られた抽出液にトレハロースを加えて作られた消臭剤「パンシルPS-SP®」に着目し,in vitroにおけるPorphyromonas gingivalisに対する静菌作用と消臭作用,さらにメルカプトエタノールに対する消臭作用を報告してきた.そこで今回われわれは,カキノキDiospyros kaki Thunbergの果実より得られた抽出液を限外濾過し,「パンシルPS-SP®」よりもさらにポリフェノール化合物の精製度を向上させたものにトレハロースを加えて作られた消臭剤「パンシルPS-M®」(以下,パンシルと略す)を用いて,口臭の抑制効果を検証することを目的として,被験者100名の口臭を「MS-Halimeter®」(以下,ハリメータと略す)を用いて測定した.まず,起床1時間後に口臭を測定し,この値を基準値(コントロール)とした.その後,蒸留水を嚥下2分後,1.0%パンシル溶液を嚥下2分後と10分後に同様にして口臭を測定した.実験の結果,コントロールと比べて,1.0%パンシル溶液嚥下2分後と10分後では,ハリメータによる口臭測定値において統計学的に有意な減少が認められた(p<0.05).以上のことから,パンシルはin vivoにおいて口臭の原因物質である揮発性硫黄化合物に対し,消臭効果をもたらすことが明らかになった.
著者
貝沼 圭二 小田 恒郎 鈴木 繁男
出版者
日本応用糖質科学会
雑誌
澱粉工業学会誌 (ISSN:04169662)
巻号頁・発行日
vol.16, no.2, pp.51-54, 1968-11-20 (Released:2010-06-28)
参考文献数
4
被引用文献数
2 1

光源ランプの光を全域用いて,透光度変化を測定している従来の方法に比較して,フィルターを用い分光した本報の結果は,短波長域を用いることにより,透光度変化をかなり低温から把握することを可能にした。例えば,トウモロコシ澱粉についてみると,アミログラフの立上り温度が70℃ を示したサンプルの場合,本装置を用い,372mμ の波長で測定を行なうと,60℃ 附近から急激に,透光度が減少し,その後増加することを認めた。また同一サンプルを610mμ 或いは970mμ で測定するとこの変曲点は65℃ になっている。 本装置を用いれば,澱粉を加熱した場合におこる変化を,アミログラフィー,その他従来の方法で感知できる温度より更に5~10℃ 低い温度から測定することが可能である。以上を要約すると,(1) フィルターを用いて分光した短波長光線を使用して,従来のいかなる方法でも感知し得なかった低温における澱粉粒の変化を測定した。(2) 微分回路を導入したことにより,フォトペーストグラムの変曲点を明確に知ることを可能にした。(3)加熱中における澱粉粒の部分過熱を防止するため,マントルヒーターによる外部からの加熱方式をとった。