著者
長谷川 悦雄 土田 英俊
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子 (ISSN:04541138)
巻号頁・発行日
vol.38, no.7, pp.728-731, 1989-07-01 (Released:2011-10-14)
参考文献数
24
被引用文献数
4 4
著者
アーターン W. 小池 正之 瀧川 具弘 余田 章 長谷川 英夫 バハラヨーディン B.
出版者
The Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers
雑誌
農業機械學會誌 (ISSN:02852543)
巻号頁・発行日
vol.63, no.3, pp.130-137, 2001-05-01
参考文献数
14
被引用文献数
3

市販のディーゼル機関搭載トラクタを改造して電気トラクタを試作し, そのエネルギー消費量とけん引性能について実験的解析を行った。供試した密閉式鉛蓄電池の容量を7.2kW・hとしたとき, エネルギー消費量と一回充電走行可能距離はそれぞれ0.60kW・h/kmと8.35kmであった。その結果に基づいて, 実用化に向けた一回充電走行可能距離の改善策について検討した。けん引性能は, アスファルト路面において滑り率14%で5.76kN, 堅硬地において滑り率22%で3.89kNとなり, 実用性に耐えうる性能を発揮するものと推察できた。総合エネルギー伝達効率についても, 予測値に近い水準値を示すことが分かった。
著者
長谷川 曉司
出版者
特定非営利活動法人 グローバルビジネスリサーチセンター
雑誌
赤門マネジメント・レビュー (ISSN:13485504)
巻号頁・発行日
vol.10, no.9, pp.661-674, 2011-09-25 (Released:2017-10-10)
参考文献数
1

近年、特許の重要性が高まっているが、特許戦略のイメージは未だ確立されていない。今までの日本では特許は守りのイメージで考えられていたが、今後は攻めのイメージで特許を捉える必要がある。そのためには全社的に特許戦略を考えていくことが重要であると言える。特許戦略を考える際には、事業部門、研究部門、特許部門で特許を取得する目的を明確にし、競合他社が模倣することができない範囲を検討する必要がある。このように特許戦略を考えることが他社の参入を極力排除し事業の収益に大きな影響を与えるのである。

1 0 0 0 OA 東海道一覧

著者
長谷川雪旦 画
出版者
巻号頁・発行日
vol.[2],
著者
長谷川 かおり
出版者
東洋英和女学院大学
雑誌
人文・社会科学論集 = Toyo Eiwa journal of the humanities and social sciences (ISSN:09157794)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.69-88, 2017-03

We consider the various causes for the resignation of female employees from the labor markets in Japan. We estimate employment probabilities in two female groups: university graduates and the under-senior high school graduates in all age groups. The results show that two factors are important in both groups, the number of young children and age. For women in their thirties and forties, the probability of employment is considerably higher in the under-senior graduates group than among university graduates.To determine an explanation for this, we compare the productivities of household production and market wage rate of females. By estimating the parametersof the production function where the inputs consist of family time and market goods, we suggest new microeconomic estimates of productivity in household production. The result shows that productivity in household production is higher among nonregular employees than regular employees.
著者
長谷川 博
出版者
日経BP社
雑誌
日経ニューメディア (ISSN:02885026)
巻号頁・発行日
no.1527, pp.11-12, 2016-09-05

ジェイ・スポーツ(J SPORTS)が木下伸氏を経営トップとする新体制に移行してから約5カ月が経過した。スポーツの分野では、リオ五輪の日本選手の活躍によって視聴者の注目が改めて集まるほか、Perform Groupがスポーツコンテンツのライブストリーミングサービス…
著者
長谷川 達人 越野 亮 木村 春彦
雑誌
研究報告モバイルコンピューティングとユビキタス通信(MBL)
巻号頁・発行日
vol.2015, no.8, pp.1-7, 2015-02-23

現在,スマートフォンは世界中で多くの人々に利用されている.携帯電話の様々な機能が日々発展している中,音量設定に関しては依然として物理ボタンで手動設定が行われている.利用者は毎日通勤前にマナーモードを設定し,帰宅後は元に戻すなどの設定を行う必要があるため,それが手間で,常にマナーモードに設定している利用者も少なくないだろう.それでも,必要な連絡をとり逃してしまうことや,音楽が聞きたいときにはわざわざ音量を設定する必要があるなどの不便は残る.我々はこれらの課題を解決するためにインテリジェントな音量変更手法を開発している.その実現に向け,本稿では多数の被験者による実際の操作ログを収集する実験を行った.本稿では,利用者属性や音量変更を行うタイミングなどに関する考察を行った結果を報告する.Nowadays, many people use a smartphone in the world. Although many functions are improved step by step, users still manually adjust the suitable volume with hard buttons. Users set their smartphone to vibrate mode before commuting and ring mode after getting their home every day. Therefore, quite a few people always set their smartphone to vibrate mode. However, inconvenience still remains, such as to miss a necessary phone call, or to raise sound volume when the user would like to listen to music. We develop an intelligent volume adjustment method to improve such inconvenience. Towards implementation of this method, we gathered operation log of actual use by many participants. In this paper, we described the results of considerations such as considering user attributes and the right time to change sound volume.
著者
圷 尚武 丸山 通広 大月 和宣 石田 健倫 齋藤 友永 西郷 健一 長谷川 正行 青山 博道 剣持 敬 野口 洋文
出版者
一般社団法人 日本臓器保存生物医学会
雑誌
Organ Biology
巻号頁・発行日
vol.24, no.2, pp.175-179, 2017

1型糖尿病に対する膵島移植が国内で始まったものの,依然として大きな問題はドナー不足である.その解決手段のひとつとして,心停止下ドナーのような,条件の悪いいわゆるマージナルドナーより採取された膵臓の有効な利用である.LifePort<sup>TM</sup>(LP)はOrgan Recovery Systems社により開発された臓器搬送用の持続冷却灌流装置であり,現在欧米において障害を伴った腎臓の搬送に臨床応用され,その有効性が確認されている.本装置はマージナルドナーから採取された臓器移植,特に虚血再潅流障害を受けやすい膵臓の保存に有用で,膵島移植の安全性や成績の向上に有効であると考えられる.本研究では,ビーグル犬を使用し,障害膵モデルより膵臓を摘出し,LPにより持続冷却灌流保存することにより,膵臓の障害が最小限に抑えられ,従来法であるUW液や2層法による浸漬保存に比べて分離膵島の収量や機能が改善でき,臨床膵島移植に応用し,成績向上に寄与することを目的とした.[方法]ビーグル犬から30分の温阻血時間をおいて全膵を摘出し,LPにて24時間持続冷却灌流保存(LP群),UW液にて24時間冷却浸漬保存(UW群),2層法にて24時間冷却浸漬保存(2層法群)し,膵島分離を行い,その形態・機能を比較検討した.[結果]形態的には,LP群でより大きく,形の良い膵島が分離できた.また,膵島収量については,純化前後でLP群においてUW群や2層法群に比べて良好であった.また,分離膵島のインスリン分泌能を評価するStatic Incubationの結果でも,LP群でUW群や2層法群に比べて良好な結果であった.[結論]心停止下ドナーよりの膵島移植を想定したモデルにおいて,LPによる障害膵の持続冷却灌流保存は,UW液や2層法による冷却浸漬保存に比べて,分離膵島の収量や機能保持に優れていることが示唆された.しかし,臨床応用のためには,さらなる保存条件や膵島分離法の改善が必要であると考えられた.
著者
長谷川 拓也 小路 淳
出版者
公益社団法人 日本水産学会
雑誌
日本水産学会誌 (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
vol.83, no.4, pp.574-579, 2017 (Released:2017-08-07)
参考文献数
21
被引用文献数
4

シロウオの遡上実態と産卵場の環境特性を広島県三津大川において調査した。2016年の漁期は2月下旬~4月下旬であり,漁獲量は大潮の時期に多く小潮の時期に少ない傾向を示した。卵塊分布密度が最高となった地点は,河口から約350 m上流側であった。その地点の塩分は,小潮期には終日ほぼ0であったが,大潮期の満潮時には約25に上昇した。既往知見に比べて高い塩分にさらされる場所においても本種の産卵が確認され,一定期間は淡水及び汽水にさらされる環境であることが産卵場の形成要因として重要である可能性が示唆された。
著者
南 和彦 長谷川 直子 福岡 修 宮島 千枝 角田 玲子 深谷 卓
出版者
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会
雑誌
日本耳鼻咽喉科学会会報 (ISSN:00306622)
巻号頁・発行日
vol.112, no.7, pp.550-553, 2009 (Released:2010-10-26)
参考文献数
11
被引用文献数
3 4

頭頸部進行癌で皮膚浸潤を呈した症例では出血, 疼痛, 感染などを伴い, 著しくQOLを損なうが, 有効な治療手段がないのが現状である. 特に腫瘍の皮膚浸潤による自壊, 出血例では止血に難渋することが多く, 輸血を必要とすることもある.今回, われわれは皮膚科領域で使用されてきたMohs軟膏を使用した処置を頭頸部癌皮膚浸潤2症例に適応した. この治療法は病変を化学的に固定することで, 腫瘍出血, 疼痛, 感染, 滲出液を制御するとされる. 実際, いずれの症例においても出血と疼痛を制御し, QOLの改善に有効であった.Mohs軟膏による処置は頭頸部癌の皮膚浸潤および皮膚転移を伴う症例における局所合併症の制御目的に非常に有用な治療法と考えられる. 頭頸部癌進行例のQOLの改善目的にMohs軟膏を使用して局所合併症を制御し得た2症例を経験したので若干の考察とともに報告する.
著者
平井 美佳 神前 裕子 長谷川 麻衣 高橋 惠子
出版者
一般社団法人 日本発達心理学会
雑誌
発達心理学研究 (ISSN:09159029)
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, pp.56-69, 2015 (Released:2017-03-20)
参考文献数
34

本研究は,わが国の未就学児に必須な養育環境とは何かについて,人々の持つ素朴信念を検討し,相対的貧困の指標とされる社会的必需品を考える一助とすることを目的とした。研究1では,先行研究を検討し,専門家および未就学児の親の意見を加味して40項目から成る「乳幼児に必須な養育環境リスト(What Children Need List:WCNリスト)」を作成した。未就学児の母親484名を協力者として,自分の子どもの養育環境の充足の程度を確認したところ,37項目で合意基準(50%以上)を超え,また,主観的経済状態を統制した上でも養育環境が充たされているほど子どもの発達が良好であるという関連が見出され,WCNリストの妥当性が確認された。研究2では,WCNリストを用いて未就学児の親503名(2a),性別と居住地域を人口動態に合わせた全国の市民1,000名(2b),および,未就学児のひとり親74名(2c)を協力者として,「現在の日本の子どもが健康に育つために必要である」と考える程度について尋ねた。その結果,合意基準を超えた項目は,2a~2cのそれぞれで19項目,9項目,30項目とサンプルにより異なり,特に未就学児を養育している当事者である,女性である,年代が若いことが合意を促進する要因であることが明らかになった。この結果について,本研究の限界と将来の課題を論じた。

1 0 0 0 倫敦!倫敦?

著者
長谷川如是閑著
出版者
岩波書店
巻号頁・発行日
1996
著者
長谷川 清 深海 隆明 大田 雅照 白鳥 康彦
出版者
公益社団法人 日本化学会・情報化学部会
雑誌
ケモインフォマティクス討論会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2009, pp.O5, 2009

医薬品候補化合物としては、ターゲットに対する活性だけでなく、バランスがとれたADMET (absorption, distribution, metabolism, toxicity)特性も必要とされる。プロジェクトでの構造最適化の過程で、種々のADMET end pointsが測定され、これら特性を事前に予測できるローカルモデルがあると効率的である。われわれは、MOE descriptorsと統計パッケージRからプロジェクトごとのADMETローカルモデルを構築した。また、ケミスト用のWeb GUIを開発し、ISIS/draw, sdf fileを入力すると、予測値が自動的に出力される仕組みを構築した。