著者
阿部 学 アベ マナブ Abe Manabu
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.257, pp.18-30, 2013-02-28

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書第257集『都市コミュニティにおける相互扶助と次世代育成』水島治郎 編"Sustainable Urban Communities: Communality and Generativity" Report on the Research Projects No.257
著者
松澤 和光 阿部 明典 笠原 要 金杉 友子
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.55, pp.224-225, 1997-09-24

「言霊(ことだま)」-古来より日本人は言葉の持つ不思議な力/能力をそう呼んで, 敬い, 大切に扱ってきた。日本語には同音異義語や, 音の組み合わせだけで意味をなす擬音語/擬態語の類が多い。また, 漢字という表意文字を使用することによって, 音のみならず視覚的に何かを訴えることのできる言語てもある。日本語はまさに「とほうもない可能性を有する天才」といえるだろう。その天才ぶりを証明するかのように, 日本には日本語の特性を利用した「言葉遊び」的なものが数多く存在する。古くは短歌の中に見られる表現技法から, 今日においてもよく見られる「しりとり」 「回文」まで, その在り様は多岐をきわめる。しかし, 昨今の科学技術文明の中, テレビ等の映像メディアの出現て, 我々現代人はこうした「言葉に対する敬虔な気持ち/ゆとり」を失って来つつあるように思われる。さて, 時代はまさにネットワーク&マルチメディア社会へ突入しようとしている。この人類が未経験の新世界の入り口に立って, 人々はある種の戸惑いや恐れを感じているのてはないか。こうした心理的障壁を取り除ぎ, 人々が科学技術と調和した豊かな社会生活を創り出していくためには, 新時代にふさわしい新しい「言葉遊び」の文化を創世していくべきではないか。当研究所では, 人と人の豊かなコミュニケーション社会を実現するため, 「言葉を工学的に取扱う技術」について研究してきた。この成果の1つの応用として, コンピュータに人間と同じような言葉遊びをさせることに成功した。この技術を利用すると, ネットワークを通じてコンピュータや見知らぬ人と色々な言葉遊びを行なえる。そこで, こうした言葉遊び文化の発展と, 技術的成果の新たな適用性を探るため, 首葉を扱う技術を利用した新しい「言葉遊び」のアイデアを, ネットを通じて募集するコンテストを開催した(図1)。このコンテストと募集結果について技術的に考察する。
著者
中嶋 秀治 永田 昌明 浅野 久子 阿部 匡伸
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-パターン処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.88, no.3, pp.480-488, 2005-03-01
被引用文献数
1

音声合成において合成音を作るためには, 未登録語であってもそのアクセント型(アクセントの位置の情報)が必要となる.本論文では, Support Vector Machine (SVM)を使って単語の読みから未登録語のアクセント型を推定する三つの方法を提案し, 性能を比較する.第1の方法では, 未登録語の読みを構成する各モーラのトーンの高低をSVMを使って推定し, 得られたトーン変化の中で高いトーンから低いトーンへ下降する場所を探して, アクセント型を判定する.第2の方法では, 単語の長さごとに用意されたSVMを使って, 同じアクセント型をもつ単語の集合に未登録語を分類することによってアクセント型を判定する.第3の方法は, 第2の方法の変形版で, 第2の方法とは異なる方法で単語の読みとアクセント型を表現する.また, 単語の長さによらない単一のSVMを使う.未登録の日本人の姓名を対象にしたアクセント型の推定実験を行ったところ, 第2と第3の手法において決定木の精度を上回り, 最高精度で姓では86.1%, 名では96.0%という結果が得られた.また, 実際のWebのニュース記事に現れた未登録語を対象にした実験でも決定木を上回り, 姓では91%, 名では86%という高い精度が得られ, 本手法の有効性が確認された.
著者
小野寺 秀博 阿部 太一 下野 昌人 小山 敏幸
出版者
一般社団法人 日本鉄鋼協会
雑誌
鉄と鋼 (ISSN:00211575)
巻号頁・発行日
vol.100, no.10, pp.1207-1219, 2014 (Released:2014-09-30)
参考文献数
116
被引用文献数
2 3

Computational materials science is an exciting field which holds much future potential. In this article, at first, the dramatic advances of the computational methodologies are briefly summarized at scales from the atomistic to macroscopic levels. Then, each coauthor introduces the three research fields in detail, (1) CALPHAD modeling supported by key experiments and first-principles calculation, (2) Studies on the phase transformation in alloys based on the MD simulations, and (3) Predictions of the microstructure evolution and the mechanical properties based on the phase-field method, where remarkable progresses have been attained.
著者
今泉 宗久 内田 達男 新美 隆男 内田 安司 阿部 稔雄
出版者
Japan Surgical Association
雑誌
日本臨床外科医学会雑誌 (ISSN:03869776)
巻号頁・発行日
vol.50, no.4, pp.658-663, 1989-04-25 (Released:2009-04-21)
参考文献数
18

輸血が免疫能低下に関与することは,腎移植等で知られている.そこで,肺癌手術例の予後における輸血の影響につき,当教室で手術を行った肺癌症例のうち評価可能な150例を対象として検討した.1986年6月現在,生存66例,死亡84例であった.P-病期Iは63例,IIは20例, IIIは60例, IVは7例であった.切除例は121例,試験開胸例は29例で,うち輸血例は91例であった.これらの症例の生存率はCaplan-Meier法に基づき,有意差はLogrank testによって統計的に処理された.術後5年生存率は無輸血群48.8%,輸血群30.2%であり(p=0.129),輸血量による差は認められなかった.P-病期別の5生率は病期Iでは無輸血群69.3%,輸血群62.5%で,病期II+IIIでは無輸血群30.8%,輸血群6.5%であった(p=0.125).手術程度別には,切除例,特に葉切例での5生率は無輸血群75.0%,輸血群49.8%で両群間に有意に差が認められた(p<0.05).従って,輸血は肺癌切除例の予後に悪い影響を与え,肺癌手術に際して不心要な輸血はなるべく避けるべきであると考えられた.
著者
阿部 和俊
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
地理学評論 Ser. A (ISSN:00167444)
巻号頁・発行日
vol.65, no.12, pp.911-919, 1992-12-01 (Released:2008-12-25)
参考文献数
5
被引用文献数
1

This paper aims to draw a comparison between some major regions and cities in Japan on the basis of an analysis of the number of performances presented by foreign artists from April 1990 through March 1991. Due to data limitation, the analysis covers only the regions of Hokkaido, Metropolitan Tokyo, Tokai, Kansai and Kyushu, and the major cities in those regions. While numerous analyses in Japanase urban research have been undertaken from a political and/ or economic standpoint, few have pursued a cultural perspective in a geographical context. Studies available on urban cultural areas quite often analyze only in terms of availability of related facilities and the like. In this sense, this study follows a relatively new viewpoint in investigating the attractiveness of cities and regions. Metropolitan areas owe their growth to more than just economic factors, and one must not overlook the other attractions they offer. The number of performances presented by foreign artists, as shown in this study, are just one of the many sources of metropolitan attractiveness. At the outset, the number of performances presented in the various regions and cities are enumerated. The results indicate that Tokyo (23 metropolitan wards) and its immediate environs had, predictably, the largest share of the numbers of performances; classical music concerts were predominant among them. The number of such performances presented in Osaka was fairly high, but it significantly trailed that of Tokyo. However, if the greater Osaka metropolitan area including Kobe and Kyoto is thought to be a considerable increase in the number of performances in the area was evident. Nagoya and Fukuoka are unlike Tokyo and Osaka in that they have no other major city in close proximity; however, they had not so many performances. Sapporo in contrast, had very few performances by foreign artists. 27.3% of all the artists from overseas presented performances exclusively in the Tokyo metropolitan area; only 17.5% of all artists presented their performances in both Tokyo and Osaka metropolitan areas. Only 14.2% of the artists from overseas bypassed the Tokyo metropolitan area. And the fact that 38.7% of the artists did not present their performances in Osaka explains the significant difference between the two cities. Thus, a significantly major portion of the performances presented by the foreign artists in Japan was in Tokyo. This phenomenon emphasizes a very high level of attractiveness of Tokyo commensurate with the drawing power of its great population. The overcentralization of Tokyo is not simply an economic and political phenomenon; it reaches far into the cultural dimension as well, as emphasized by the study findings. The differences in the number of performances between the cities and regions is positively correlated with their population. The correlation factor among the population, the number of performances, and the total number of days of performances were found to be quite high, as may be seen in the correlation graphs (Figs. 1 and 2).
著者
林部 敬吉 阿部 圭一 辻 敬一郎 雨宮 正彦 ヴァレリ ウイルキンソン 松王 政浩
出版者
静岡大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2003

心理学的視点と教育工学的視点から、日本伝統工芸技能の修得過程の分析、外国の技能研修制度と修得過程の分析および両者の修得過程における異文化間比較、さらに暗黙知である技能の修得を促進するわざことばの調査を通して、伝統工芸技能修得の認知的なプロセスの特徴を明らかにし、この認知的モデルに依拠した効果的な技能修得の方法と支援について提案することを目指した。陶磁器、指物、筆、硯、染色、和紙、漆器、織物など主に伝統工芸産地指定を受けた親方と弟子に対しての面接と取材調査、ドイツのマイスター制度とデュアル制度の現地調査、浜松の楽器製造産業における技能の継承についての取材調査、さらにすべての伝統工芸産地指定約220箇所の伝統工芸士に対して、「わざことば」のアンケート調査を実施した。伝統工芸士に対する取材調査では、実際の工程でのもの作りをビデオおよび3次元ビデオに録画すると共に、主要な「わざ」の手指の型を3次元カメラで取得した。企業については、工芸技能の世代間継承の方法、実態について調査した。これらの調査と分析の結果、次のことを明らかにできた。(1)「わざ」の伝承は、一種の徒弟方式である「師弟相伝」で行われる。技能伝承の基本は、技能の熟練者(親方)の模範を継承者(弟子)が観察・模倣するにあり、また継承者の技能習得を助けるものとして「わざことば」が存在する。技能伝承を効果的にするには、伝承者と継承者との間に信頼にもとつく人間的な紐帯が形成されることが大切である。2)日本の徒弟制度とドイツのマスター制度を比較すると、日本のそれの良い点は、極めて優れた技能保持者を生み出せるのに対して、ドイツのそれは、一定の技能水準をもつ技能者を育てることができることにある。徒弟制度の悪い点は、技能の修得過程が明文化されていないことで、教え方が親方の独善的なものに陥りやすい。デュアル制度の短所は、名人といわれるような技能の伝承が行われにくく、獲得した技能が一代限りで終わる点である。(3)企業における「わざ」の伝承でも、「師弟相伝」方式が採用され、技能の熟練者と継承者が相互信頼に基づき相互啓発しながら行われる。この場合、弟子の技能習得を助けるものとして「伝承メモ」(熟練者)と「継承ノート」(継承者)を介在させることが重要である。(4)「わざことば」は、技能の枢要な事項を比喩的あるいは示唆的に表現したもので、それ自体が技能の内容を余すところなく記述したものではないが、しかし技能上達のヒントともなるべきものである。
著者
阿部 耕也
出版者
日本教育社会学会
雑誌
教育社会学研究 (ISSN:03873145)
巻号頁・発行日
vol.88, pp.103-118, 2011-06-10 (Released:2014-06-03)
被引用文献数
1

本稿は,幼児教育における相互行為を分析する視点・枠組みを検討することを目的とする。 幼児教育は,家庭での初期的社会化の段階と学校教育段階の間に位置し,両者と密接に関連している。幼稚園での教育は,集団を媒介にした指導が軸となっており,学校における社会化に先行する雛形が観察される。 幼児をその相互行為の様式として観察─分析しようとするさい,注目されるのは種々の非対称ルールである。幼児─大人間でやりとりされる問いかけ─応答,人称─呼称のあり方など,いくつかの局面で非対称ルールは見出されるが,それらを介して大人と子どもの相互行為が構成され,社会化場面が立ち上がっていく。 遊びや指導場面では,子どもの集団においても非対称な関係があり,集団活動への参与資格にかかわる非対称ルールは,集団あるいは社会が成立し,存続するために不可欠の契機となる。幼児教育とはその意味で,非対称ルールを手がかりに対称ルールの習得を目指す,子どもへの働きかけといえる。 社会化は,集団を構成することと参与者が構成員となることを相即的に成就させる過程を示す。本稿では,具体的な相互行為場面をそうした過程が進行している場として観察し,分析する視点・枠組みを準備する。
著者
阿部 泰之 森田 達也
出版者
日本緩和医療学会
雑誌
Palliative Care Research (ISSN:18805302)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.114-120, 2014 (Released:2014-02-19)
参考文献数
10
被引用文献数
1 4

【目的】本研究は, 地域における医療介護福祉の連携の良さを評価する尺度の信頼性・妥当性を検証することを目的に行われた. 【方法】在宅で過ごす患者に関わる医療福祉従事者を対象とした「緩和ケアに関する地域連携評価尺度」(森田ら, 2013)を広範な職種, 疾患に適応可能となるよう改変し, 26項目からなる「医療介護福祉の地域連携尺度」を作成した. 362名の医療介護福祉従事者を対象として, 信頼性・妥当性を検証した. 【結果】内的一貫性は良好であった. 探索的因子分析でもともとの尺度と同じ因子構造が抽出された. Palliative care Difficulties Scaleの地域連携に関する困難感と有意な逆相関が認められた. 地域連携の全般的評価, 多施設多職種対象の集まりへの参加回数, 困った時に助けになってくれる人の数との間に有意な関連があった. 【結論】「医療介護福祉の地域連携尺度」は, 地域の医療介護福祉の包括的な連携を表す指標として有用である.
著者
小林 雄一郎 阿部 真理子
雑誌
研究報告人文科学とコンピュータ(CH)
巻号頁・発行日
vol.2014-CH-101, no.2, pp.1-8, 2014-01-18

本研究の目的は,多変量アプローチを用いて,ライティング・タスクにおけるトピックと課題文の影響を調査することである。分析データは,International Corpus Network of Asian Learners of English (ICNALE) を用いる。そして,英語学習者のライティングがトピックと課題文の影響を強く受けていることを明らかにする。
著者
阿部 幸子 渡辺 洋江 片山 倫子
出版者
社団法人日本家政学会
雑誌
日本家政学会誌 (ISSN:09135227)
巻号頁・発行日
vol.46, no.3, pp.265-269, 1995-03-15
参考文献数
3
被引用文献数
5
著者
阿部 崇
出版者
日本フランス語フランス文学会
雑誌
フランス語フランス文学研究 (ISSN:04254929)
巻号頁・発行日
no.85, pp.306-317, 2005-03-01

Dans les annees 1960, Flucault elabore la methode de sa recherche qu'il nomme ≪archeologie≫. Proche du structuralisme, cette derniere designe d'abord une analyse le la structure et de la condition d'existence du savoir. Realisee sous forme d'enquete sur l'≪a priori≫ jusqu'aux mots et les choses, elle change par la suite son objet d'analyse. Avec L'archelogie du savoir (1969), est elaboree une theorie du discours qui porte cette fois, non pas sur la condition de la connaissance, mais sur celle de l'existence du discours et sur la systematicite que forment les relations multiples des discours. Construit certes en tant que prolongation de la precedente methode, la nouvelle methode est fondee cependant sur une logique differente, comme nous le constatons par exemple a propos de lra redefinition de la notion d'≪a priori historique≫. La difference entre les deux methodes peut se resumer en deux points. La decourerte, premierement, de l'objet: le livre de 1969 degage le niveau propre du discours pour faire de celui-ci un objet d'analyse. De la, deuxiemement, l'elimination totale du sujet connaissant et synthetisant: la nouvelle methode consiste en l'analyse intriseque du systeme discursif. Le sujet n'est plus alors qu'une fonction reperee dans l'ordre discursif. Ces deux modifications rendent possible et soutiennent l'analyse genealogique des annees 70. Une telle reconstitution methodologique illustre un des caracteres singuliers de la pensee foucaldienne: la tentative constante d'ouvrir un champ d'analyse nouveau.
著者
阿部 美由起
出版者
美学会
雑誌
美学 (ISSN:05200962)
巻号頁・発行日
vol.51, no.4, pp.13-24, 2001

Semper diskutiert in seinen Schriften oft den Stoff, was in der Kunstwissenschaft die Einschatzung Sempers als Materialist bewirkt hat. Warum ist aber Semper als Materialist betrachtet worden? Durch die Untersuchung einiger Beispiele der Rezeption Sempers wird in dieser Arbeit versucht, diese Frage zu beantworten. Im Anschluss werden Sempers Schriften analysiert, um zu erklaren, welche Funktion der Stoff- bzw. Materiebegriff in der Semperischen Theorie spielt. Aus dieser Untersuchung ergibt sich, dass der Stoffbegriff Sempers 1) als Schlusselwort fur die Gesellschafts- und Technisierungskritik fungiert und 2) eine wichtige Rolle bei der Erklarung der Entstehung von Kunstwerken spielt. Ein zusatzlich wichtiger Faktor fur Sempers Stoffbegriff ist die Vernichtung des Stofflichen. Desweitern lasst sich sagen, dass die schopferische Kraft des Menschen im Stoffbegriff enthalten ist. Diese vielfaltigen Bedeutungen des Semperischen Stoffbegriffs gehen also weit uber den traditionellen Stoffbegriff hinaus. Da der spezielle Stoffbegriff Sempers die Kultursituation im deutschsprachigen Raum widerspiegelt, lasst sich hinaus ein effektiver Leitfaden fur die weitere Untersuchung des damaligen Meinungsklimas entwickeln.
著者
阿部 智和 近藤 隆史
出版者
北海道大学大学院経済学研究科
雑誌
Discussion Paper, Series B
巻号頁・発行日
vol.105, pp.1-20, 2012-08

本ケースの目的は,キヤノンのデジタルカメラ事業が,一見すると,海外需要への迅速な対応とコスト面で不利と考えられている国内自社生産にこだわりながら,業界トップを維持している要因について記述することにある.具体的には,デジタルカメラ市場の動向を踏まえた上で,①国内生産のメリット,②国内生産のメリット追求するためにキヤノンが取り組んできた様々な部門における革新活動の内容,③近年の国内生産拠点の強化の3点に着目しながら,同社のデジタルカメラ生産に関する取り組みについて記述していく.
著者
齊藤 愼一 土田 博 向井 直樹 阿部 岳
出版者
筑波大学体育科学系
雑誌
筑波大学体育科学系紀要 (ISSN:03867129)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.71-78, 2001-03
被引用文献数
4

持久性運動能力と栄養に関するこれまでの研究から,脂肪(酸)のエネルギー代謝が活発化したなかで運動を遂行すると運動継続時間が延長することが動物でもヒトでも明らかにされている18)。これに関して, ...
著者
阿部 静子
出版者
慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会
雑誌
慶応義塾大学日吉紀要 フランス語フランス文学 (ISSN:09117199)
巻号頁・発行日
no.46, pp.171-201, 2008

森英樹教授・西尾修教授・高山晶教授退職記念論文集 = Mélanges offerts à Mori Hideki, à Nishio Osamu, et à Takayama Aki0.0. Tel Quel 誌と時代のパラダイム0.1. ソレルスが見たバタイユ0.2. 季刊文芸誌『Tel Quel』1.0. ジョルジュ・バタイユの遺産1.1. Tel Quel 誌とバタイユ1.2. 『 エロスの涙』1.3. 『 エロスの涙』とソレルス2.0. サルトルによる第1 の否認2.1. 「 新しい神秘家」2.2. バタイユの反論3.0. サルトルとカミユの確執3.1. カミユの苦悩3.2. サルトル『異邦人』論とサルトル・カミユ論争の落差3.3. バタイユによる擁護3.4. 「非-知について」の講演3.5. 論争以後のサルトルとジャンソン4.0. ブルトンによる第2 の否認4.1. バタイユとブルトンの軋轢と和解5.0. Tel Quel 誌の二様のスタンス5.1. アンチ・イデオローグ5.2. ブルトンへのオマージュ6.0. アラン・ロブ=グリエの存在6.1. ロブ=グリエとTel Quel誌の蜜月と決別6.2. ロブ=グリエの日本講演における「総括」と"Rien"について