著者
沼田頼輔著
出版者
沼田頼輔
巻号頁・発行日
1928
著者
熊澤 輝一 木村 道徳 鎌谷 かおる 岩見 麻子 坂下 靖子 原田 将
出版者
総合地球環境学研究所
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2015-10-21

本研究では、地域の将来設計において、環境共生社会とそこに至るストーリーを共同構築する手法を導入し、オントロジー工学の技術を援用しながら共同構築する新たな手法を開発することを目的とした。その結果、第一に、現地調査と伝統食材、古写真、未来年表のWSを通して、それぞれの環境共生に向けた地域のパタンを得た。第二に、環境・サステイナビリティ領域のオントロジーの拡充とともに、地域ストーリーの因果論理を記述するためのツールを開発した。第三に、地域のパタン同士をオントロジーを介して連携させて個別ストーリーを統合する手法を検証し、地域のパタンを作成して物語ることによる共同構築手法として提示した。
著者
森重 かをり
出版者
日経BP社 ; 1992-
雑誌
日経情報ストラテジー = Nikkei information strategy (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.25, no.12, pp.8-12, 2017-01

森重 仕事に打ち込んでしまう性分なので、家庭と両立できる自信がなくて。希望通り専業主婦になったのですが、ずっと家にいると、夕方「あれ?今日も誰とも口をきいていない」と思うこともしばしば。「働きたいな」とだんだん思うようになりました。
著者
藤田 安二
出版者
日本化學雜誌
雑誌
日本化學會誌 (ISSN:03694208)
巻号頁・発行日
vol.61, no.11, pp.1213-1215, 1940

フィリッピン,ダバオ産サルピシア精油は<i>d</i>-Limonene30%, <i>d</i>-Perillaaldehyde大約65%よりなる.この精油の原植名は未だ不明である.なぼPerillaaldehydeの誘導體中<i>p</i>-Nitropheny1hydrazone, 2-4-Dinitrophenylhydrazone, &beta;-Naphthochinchoninieacid等の新誘體が作られた.
雑誌
樟蔭国文学
巻号頁・発行日
vol.24, pp.8, 1987-03-24
著者
松田 伯彦 松田 文子 宮野 祥雄
出版者
千葉大学教育学部
雑誌
千葉大学教育学部研究紀要 (ISSN:05776856)
巻号頁・発行日
vol.27, no.1, pp.p29-40, 1978-12

教育工学的視点とその問題点を論じた。1.教育工学というのは, 教育目標を設定するとかいう, 教育的価値観のともなうものをその研究分野にふくまない。しかしこれまでの教育においては, つねに価値観をともなう教育論争が尊重されてきたし, 現在もそうである。2.教育工学的視点の根底には, 行動科学的人間観がある。この考えに立てば, 教授過程での教師と児童・生徒の行動と交互作用も充分に分析された後には, 予測と制御が可能であると考えられるが, これは「教育」を「芸術」とみなす多くの教育関係者には受け入れられない。3.このような行動科学的人間観に立った場合, 「なにが出来るようになったか, というオバートな行動の変化」が「学習」であって, 教授の目標は「学習者の行動」すなわち目標行動の形であらわす必要がある。しかし「学習」をオバートな行動のレベルでだけで考えでよいであろうか。4.教育工学においては, 人, もの, 金, 情報をうまく組み合わせて, 教育効果を上げようとするのだが, このように, 人はものや金とならぶ一要因でしかない。教師対児童, 児童対児童の真剣な格闘の中から新鮮な授業が創造される, とするような「人」に非常に重点をおいて考える人達からは, この点から教育工学は拒絶される。5.教育のシステム化というとき, そのシステムの優劣は効率性によってきまる。産業界においては異議のない「効率性」という概念ではあるが, 教育において, 「効率性」を追い求めることが正しいことかどうか, かならずしも自明の理ではない。6.教育工学は潜在的に教育の個別化を指向しているが, 教育の個別化は, ただちに教育における差別や選別として批判されがちであり,
著者
近畿大学中央図書館
雑誌
図書館だより = Tosyokan Dayori
巻号頁・発行日
no.191, pp.1-2, 2021-12-01
著者
奥山 晃平
出版者
日経BP
雑誌
日経コンストラクション = Nikkei construction (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.764, pp.10-12, 2021-07-26

静岡県熱海市の伊豆山地区で、2021年7月3日午前10時半ごろ、大雨の影響で大規模な土石流が発生した。JR熱海駅から北に約1.5km離れた逢初(あいぞめ)川沿いで、土砂が海に向かって2kmほど流れ落ちた。土石流は複数回起こり、多くの住宅や車が流された(写真1)。
著者
鶴岡 詳晁 Yoshiaki Tsuruoka 千葉経済大学 Chiba Keizai University
出版者
千葉経済大学
雑誌
千葉経済論叢 = The Chiba-Keizai ronso (ISSN:0915972X)
巻号頁・発行日
no.31, pp.1-15,

わが国の自動車産業は、大手のトヨタ、ホンダ、日産、マツダなどが2004年9月中間決算では過去最高の業績をあげた。そのなかにあって欠陥車問題を抱えた三菱自動車のみが不振をきわめている。死亡事故までもひき起したのは、三菱自動車工業が過去に生産したトラックであって、トラック・バス部門を分社化した現在の三菱自動車が生産している乗用車ではない。しかし、三菱のマークをつけたクルマは安全でないという庶民感情から国内での三菱のクルマは販売不振に陥っている。消費者の安全の確保から、欠陥車を全てリコールしてまず安全をとりもどし、つぎに消費者の選択の拡大から、消費者が買いたくなる車づくりができるかが三菱自動車の緊急の課題である。この小論は、2004年12月末までの三菱自動車の再建についてまとめたものである。
著者
脇本 竜太郎
出版者
日本グループ・ダイナミックス学会
雑誌
実験社会心理学研究 (ISSN:03877973)
巻号頁・発行日
vol.49, no.1, pp.58-71, 2009
被引用文献数
2

本研究では,存在論的恐怖と愛着不安・回避傾向が成功・失敗についての自己の帰属と親友からの帰属の推測に及ぼす影響について検討した。近年,対人関係が存在論的恐怖を緩衝する効果を持つことが明らかにされている。そして,Wakimoto(2006)は存在論的恐怖が顕現化すると日本人は関係維持のため謙遜的態度を強めることを報告している。これに,日本人が他者による謙遜の打消しや肯定的言及など支援的反応を期待するという知見を併せて考えると,存在論的恐怖は自己卑下と共に他者からの支援的反応の期待を高めると考えられる。また,このような影響は愛着不安・回避傾向により調節されると考えられる。これら予測を現実の成功・失敗についての原因帰属を用いて検討した。大学生52名が実験操作の後に過去の実際の成功・失敗について自分自身の帰属と親友がどのように帰属してくれるかの推測について回答した。その結果,MS操作により自己卑下的帰属が強まる条件では,親友からの支援的な帰属の期待も強まることが示された。一方,親友からの支援的な帰属の期待が必ずしも自己卑下的帰属の高まりを伴わないことも示された。これら結果を近しい他者を通した関係による存在論的恐怖管理の様態及び互恵的関係の形成における存在論的恐怖の影響という点から論じた。<br>
著者
松本 郁実 高島 一昭 山根 剛 山根 義久 岡野 司 淺野 玄
出版者
動物臨床医学会
雑誌
動物臨床医学 (ISSN:13446991)
巻号頁・発行日
vol.20, no.1, pp.13-17, 2011-03-20 (Released:2012-04-04)
参考文献数
17

(財)鳥取県動物臨床医学研究所は鳥取県中西部において保護される傷病野生鳥獣の治療を行っており,今回過去10年間に搬入された傷病野生鳥獣のうち,タヌキに注目して疥癬罹患状況の調査を行った。タヌキの保護要因としては,交通事故が原因と思われる骨折や外傷が多くみられたが,疥癬に罹患したタヌキも2003年に初めて搬入され,その後も2005年2頭,2006年5頭,2007年4頭,2008年2頭の計14頭が搬入された。月別でみると,タヌキの搬入頭数は3月と9月に多く認められたが,疥癬罹患タヌキはそれらとは少しピークがずれた晩春や秋から冬にかけて搬入された。また,岐阜大学応用生物科学部の野生動物管理学研究センターに搬入された疥癬罹患タヌキの傾向と比較したところ,当研究所および岐阜県の当該施設において,搬入された疥癬罹患タヌキは2008年までは似た形で推移した。
著者
松野 悟之 岡山 久代 二宮 早苗 内藤 紀代子 森川 茂廣
出版者
看護理工学会
雑誌
看護理工学会誌 (ISSN:21884323)
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.43-49, 2016-01-25 (Released:2018-02-28)
参考文献数
22
被引用文献数
2

骨盤底筋トレーニングのための体外式バイオフィードバック装置を用いて女性の骨盤底筋群の機能と腹圧性尿失禁の関連性を検討することを目的とした.147名の女性を対象に骨盤底筋群の最大筋力および収縮持続時間,尿失禁症状,体組成,一般属性を調査し,ロジスティック回帰分析を用いて各因子の腹圧性尿失禁の発症に対するオッズ比を算出した.結果,腹圧性尿失禁の発症に対する有意な要因として,分娩経験(オッズ比:2.694,95%信頼区間:1.058-6.859)および骨盤底筋群の収縮持続時間(0.861,0.777-0.954)が抽出された.今回,収縮持続時間の短縮も抽出されたことから,収縮持続時間に関与すると考えられる骨盤底筋群の遅筋線維が腹圧性尿失禁の防止に重要な役割をもつことが示唆された.骨盤底筋群を強化する際には,収縮持続時間の延長を促すことで腹圧性尿失禁の効果的な改善につながる可能性が示唆された.
著者
趙 智英 Ji young Cho
出版者
同志社大学国文学会
雑誌
同志社国文学 = Doshisha Kokubungaku (ISSN:03898717)
巻号頁・発行日
no.92, pp.91-104, 2020-03-20

本稿では『宇治拾遺物語』の中に描かれた女性を巡って考察を行った。まず、本説話集における女性を意味する用例調査を行い、様々な女性の描かれ方を検討した。その結果、第4話の「よしなき人」である妻や、第76話のなま女房、第30話、第48話の老女などに対し、『宇治拾遺物語』の編著者は責めたり、冷笑したり、蔑んだりせず、宗教的な信仰とは異なる、登場人物の純粋さを理解した描き方をしているという傾向を明らかにした。본 논문은 『우지슈이모노가타리』속에 그려진 여성에 대해 고찰하였다.먼저,본 설화집에 나타난 여성을 의미하는 용례 조사를 통해, 다양한 여성이 그려진 설화에 대해서 분석했다. 그 결과, 제4화의 'よしなき' 아내, 제76화의 なま女房, 제30화, 제48화의 늙은 여인에 대해, 『우지슈이모노가타리』의 편저자가 비난을 하거나 냉소적인 태도는 볼 수 없으며, 종교적 신앙과는 다른 등장 인물의 순수한 믿음을 이해하는 태도로 여성을 그려낸 것임을 알 수 있었다.廣田收教授退職記念号
著者
高野 一輝 大野 和則 鈴木 高宏 田所 諭
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2015 (ISSN:24243124)
巻号頁・発行日
pp._1A1-I09_1-_1A1-I09_3, 2015-05-17 (Released:2017-06-19)

We had developed the 3D shape measurement method using the robot technology to measure underground pipes.And we got the rough shapes of pipe. Our new aim is the accuracy improvement of the 3D shape measurement.Gyroscope on the robot is used to estimate robot position.Hence the specification of gyroscope is greatly related to accuracy of measurement.In this paper, to improve the accuracy of measurement, we propose a method to choose a gyroscope which can satisfy the target accuracy. We evaluated the measurement error caused by specification of gyroscope by simulation, and we found the index of specification of gyroscope.