著者
佐藤 行人 西田 睦
出版者
日本魚學振興會
雑誌
魚類學雜誌 (ISSN:00215090)
巻号頁・発行日
vol.56, no.2, pp.89-109, 2009-11 (Released:2011-03-28)
著者
佐藤 浩 久保 正男 福本 力也 廣岡 康雄 生天目 章
出版者
社団法人人工知能学会
雑誌
人工知能学会誌 (ISSN:09128085)
巻号頁・発行日
vol.15, no.6, pp.974-981, 2000-11-01
参考文献数
18
被引用文献数
31
著者
藤本 博 池本 卯典 佐藤 直史 阿部 徳之助 吉野 啓子 青野 修 手塚 統夫
出版者
日本医学教育学会
雑誌
医学教育 (ISSN:03869644)
巻号頁・発行日
vol.16, no.2, pp.105-108, 1985-02-25 (Released:2011-08-11)
参考文献数
14

1. 高校調査書内容を数値化し, 大学教員による諸人物考査との相関を求めた. 扱い方により調査書は評価の資料としてすぐれていることが判明した.2. 学生と接する期間が長い程, 寮務主事の評価と調査書との一致度が増加する.
著者
深澤 敦司 佐藤 拓朗 川辺 学 佐藤 慎一 杉本 大樹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. B-II, 通信II-無線通信・無線応用 (ISSN:09151885)
巻号頁・発行日
vol.77, no.11, pp.628-640, 1994-11-25
被引用文献数
33

本論文はスペクトル拡散通信のための干渉キャンセラの新しい構成法を提案し,その有効性を明らかにする.提案方式においては既知符号のパイロット信号をデータ変調なしで拡散変調を行い,常時リバース回線に送出する.受信されたパイロット信号からの伝搬路の特性を計算により求められるのでBlind Deconvolutionは回避される.新構成法により干渉キャンセラの特性向上,構成の簡略化が達成できた.移動局の動きに伴う伝搬路の特性変化に対し,時間多項式モデルによる推定および相関信号へのフィルタリング法を提案する.干渉キャンセラ(以下単にキャンセラと言う)としてシーケンシャル構成法を提案する.これは筆者等によって既に提案された基本構成と等価で,構成が簡略化されている.以上の方法に基づきキャンセラシステムを構成する.遅延波のパスダイバーシチ合成,対象および干渉チャネルのデータおよび干渉量の推定を行い,他チャネルからの干渉を除去する.本論文では,まず,時変マルチパス伝搬路の推定法について述べ,次にシーケンシャルキャンセラの構成とその導出について述べる.以上をもとに,キャンセラシステムを提案し,提案方式の有効性を明らかにする.
著者
三神 彩子 喜多 記子 佐藤 久美 長尾 慶子
出版者
一般社団法人日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会誌 (ISSN:13411535)
巻号頁・発行日
vol.43, no.2, pp.98-105, 2010-04-05
被引用文献数
2

本研究では,幅広い料理法に対応できる中華鍋(鉄製)の特性を活用し,省エネルギー効果およびCO_2排出量削減効果をはかることを目的に,「炒める」「焼く」「揚げる」「蒸す」「煮る」の5操作法別に代表的な調理での他の鍋類との比較を行い,調理時のガス・水使用量,試料内部温度,仕上がりまでの加熱時間を測定し,さらにCO_2排出量に換算した。炒める(キャベツ炒め)では,中華鍋は鉄製フライパンと比較し約26%,テフロン加工フライパンとでは約56%,焼く(ハムステーキ)は,中華鍋は鉄製フライパンと比べ約13%,テフロン加工フライパンとでは約47%,揚げる(トンカツ)は,揚げ鍋と比較し約16%,蒸す(蒸しイモ)は,中華鍋で蒸籠を使った場合と西洋蒸し器とで比較すると,約7%のCO_2排出量削減効果が得られた。煮る(煮豚)では,中華鍋によるCO_2排出量削減効果はみられなかった。以上5項目中4項目の加熱操作の中華鍋使用の料理で7〜56%のCO_2排出量削減効果が確認できた。
著者
金西 計英 戸川 聡 大久保 正信 佐藤 一郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.97, no.606, pp.9-16, 1998-03-14

多くの大学に既にキャンパスネットワークが導入されている.それにつれ学内のインターネットの利用も増大している。インターネット利用の普及によって新しい問題が表面化することになった.WWWの利用でブラウザ上の表示が遅い, つまり、インターネットが混んでいる, と言うことである.そこで, 我々は, マルチホームによるインターネット接続の手法を提案する.本稿では, 本学における, マルチホームの設計について述べる.
著者
両角 祐子 佐藤 聡 佐藤 治美 原田 志保 宮崎 晶子 小倉 英夫
出版者
特定非営利活動法人日本歯科保存学会
雑誌
日本歯科保存学雑誌 (ISSN:03872343)
巻号頁・発行日
vol.50, no.1, pp.23-31, 2007-02-28
被引用文献数
3

プラークコントロールは歯周病の予防,治療において最も重要である.本研究では,親指ストッパーを設けた現行型の歯ブラシのヘッドと柄に改良を加えた歯ブラシを作製し,現行型との比較を刷毛のこわさおよび柄の強度で行うとともに,プラーク除去効果に及ぼす影響についても比較検討を行った.また,対照に市販歯ブラシを用い,歯ブラシの種類によるプラーク除去効果および使用感についても比較検討を行った.その結果,以下の結論を得た.1. 刷毛のこわさは2.14〜2.39N/cm^2であった.歯ブラシ柄の衝撃試験ではすべての歯ブラシに破断は認められなかった.2. 歯ブラシの刷毛のこわさおよび柄の柔軟性の違いによるプラーク除去率に有意な差は認められなかった.3. 全顎のプラーク除去率は,改良型歯ブラシが最も高い値を示した.部位別のプラーク除去率では,親指ストッパーを設けた改良型,現行型ともに臼歯部において高い除去率を示した.特に,改良型歯ブラシでは,隣接面,舌側,下顎臼歯において高い除去率を示した.4. アンケート調査の結果では,改良型歯ブラシが全体的に高い得点を示した.親指ストッパーを設けた歯ブラシでは,奥歯の磨きやすさで高い値を示した.以上の結果から,ブラッシングの困難な臼歯部では,グリップに2種類の親指ストッパーを設けることにより,ブラッシング圧を含めた歯ブラシの操作性が向上し,プラーク除去率が高くなることが示唆された.また,改良型では柄に柔軟性をもたせたことにより,より臼歯,舌偏,隣接面へのブラシの到達が可能になったと考えられる.
著者
武藤展敬 佐藤直
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告コンピュータセキュリティ(CSEC) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2008, no.122, pp.7-12, 2008-11-28

ネットワークサービスが日常生活に身近になるにつれて,悪意のある利用者が正常な利用者のサービス利用を妨害する,サービス拒否攻撃や分散型サービス拒否攻撃が与える影響はより深刻化しており早急な対応が望まれる.しかし,サーバに対し過剰な量のデータを流す輻輳型 DoS 攻撃について決定的な対策は研究されていない.一方 TCP の通信プロトコル上では輻輳回避の手法が実装されている.攻撃者はサーバ側を輻輳させることが目的であるため,輻輳回避手法に正常に従ってこないことが予想される.このことからサーバ側からクライアントに対し,故意に輻輳しているとの情報を流し輻輳回避の行動を確認する.ここで従ってこないクライアントを DoS 源として判定し正常な利用者と DoS 源を区別して対応する手法を評価する.This study highlights the DoS attacks which send excessive amounts of data to uploading servers, that is, congestion-type DoS attacks. In most cases, the uploading services use TCP on the transport layer. TCP has a function to manage the congestion. This study focuses the control function of TCP and proposes a method (measures) against the congestion-type DoS attacks, where the server intentionally executes the flow control and promotes congestion control of corresponding clients, and then distinguishes source of the attacks by monitoring the response of clients, and further allocates prioritized bandwidth to related TCP connections. The study simulates the proposed method and demonstrates its effectiveness.
著者
大塚 正人 和田 健太 佐藤 正宏 三浦 浩美
出版者
東海大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2015-04-01

従来のゲノム編集マウス作製法では、(1)受精卵の回収、(2)CRISPR関連試薬の顕微注入、(3)注入卵の偽妊娠マウスへの移植、という熟練した技術と高価な設備を要する3つのステップが必須であった。今回、受精卵を有する妊娠メス卵管へのCRISPR関連試薬の注入、続く卵管全体へのin vivo電気穿孔を行うことで、上述した3つのステップ全てを省いてゲノム編集マウスが作製できる新手法「GONAD」の開発とその応用を進めた。
著者
豊岡 公徳 佐藤 繭子 朽名 夏麿 永田 典子
出版者
日本植物形態学会
雑誌
PLANT MORPHOLOGY (ISSN:09189726)
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, pp.3-8, 2014 (Released:2015-04-21)
参考文献数
9
被引用文献数
3 6

近年,蛍光イメージングの発展に伴い,組織・細胞・細胞小器官・分子の動態や局在を容易に推定できるようになった.しかし,各組織・細胞にどのような形態のオルガネラが存在し,どのような状態で分布しているか超微形態レベルでの実体を把握するには,未だに透過電子顕微鏡(TEM)による観察が必須である.我々は,組織や細胞などのTEM像を広域に渡って自動撮影するシステムと,撮影したTEM像をつなぎ合わせ1枚の高解像度TEM写真を取得するプログラムを組み合わせた「広域TEM像自動取得システム」を開発した.本システムを用いて,植物組織や培養細胞などの数万枚のTEM像を自動撮影し,結合させることで,ギガピクセルクラスの写真の取得に成功している.さらに,試料を瞬時に凍結する高圧凍結技法により,広域超薄切片の作製に取り組み,動的なオルガネラの分布を広域に渡り把握することに成功している.本稿では,広域TEM像自動取得システムの原理と,高圧凍結技法で作製した超薄切片から画像取得した結果を中心に紹介する.
著者
佐藤 進
出版者
二松學舎大学
雑誌
日本漢文学研究 (ISSN:18805914)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.31-57, 2007-03

In this paper I pointed out that Seika Fujiwara had applied the phonetic harmony in Collected Commends on the Odes(詩集伝) to the Japanese readings. And Seika did not use an original version of Collected Commends on the Odes as his source book, but he used a revised version in Complete Books of Five Classics(五経大全) by Hu Guang(胡広) in Ming dynasty.
著者
田中 延吉 田村 幸生 中村 遊香 三阪 力 橋口 衞 佐藤 剛 兼島 孝 左向 敏紀
出版者
日本獣医皮膚科学会
雑誌
獣医皮膚科臨床 (ISSN:13418017)
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.6-11, 1997-03-20 (Released:2008-05-16)

犬では洗浄する目的によって適したシャンプーの使い分けが要求される。犬の品種の多様化に伴い, 皮毛の性状の違いや, 皮膚病の種類も多彩になっている。動物用シャンプーには抗脂漏性, 抗菌性あるいは保湿性成分などを含んだ製品がある。この報告では過剰皮脂分泌に対応するコールタール, イオウ, サリチル酸などを含有したビルバック社製製品についての臨床試験成績を報告する。動物病院9カ所から無作為に39頭を選び試験に供した。1日1回の割合で1~12回洗浄し, べたつき, 臭い, 毛づや, くし通り, ふけ, 痒みなど9項目を観察した。結果は洗浄効果97%, ふけ・痒み90%, 消臭効果全例, 保湿性97%, 毛づや・潤い84%と良好な効果を得, また泡立ち, 泡切れなどの点でも使用しやすく, 副作用も認めなかった。.
著者
篠原 雅尚 村井 芳夫 藤本 博己 日野 亮太 佐藤 利典 平田 直 小原 一成 塩原 肇 飯尾 能久 植平 賢司 宮町 宏樹 金田 義行 小平 秀一 松澤 暢 岡田 知己 八木 勇治 纐纈 一起 山中 佳子 平原 和朗 谷岡 勇市郎 今村 文彦 佐竹 健治 田中 淳 高橋 智幸 岡村 眞 安田 進 壁谷澤 寿海 堀 宗朗 平田 賢治 都司 嘉宣 高橋 良和 後藤 浩之 盛川 仁
出版者
東京大学
巻号頁・発行日
2010

2011年3月11日、東北地方太平洋沖でM9.0の巨大地震が発生し、地震動・津波被害をもたらした。この地震の詳細を明らかにするために、各種観測研究を行った。海底地震観測と陸域地震観測により、余震活動の時空間変化を明らかにした。海底地殻変動観測及び地震波反射法構造調査から、震源断層の位置・形状を求めた。さらに、各種データを用いて、断層面滑り分布を明らかにした。現地調査により、津波の実態を明らかにし、津波発生様式を解明した。構造物被害や地盤災害の状況を明らかにするとともに、防災対策に資するデータを収集した。
著者
伊藤 雅 佐藤 泰司
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.80, no.9, pp.1579-1583, 1997-09-25
参考文献数
7
被引用文献数
2

シフトJISコード (JIS X 0208) の日本語文書圧縮法について提案する. 日本語文字は通常2バイト固定長で表現され, 文書中では連続して出現する傾向にある. そこで, 出現頻度の高い2バイト文字を辞書配列に登録し, これらを1バイトで短縮表現する方法を提案する. 圧縮率については, 既存の圧縮法と組み合わせることで良好な圧縮率を達成した.
著者
佐藤 尚毅 高橋 正明
出版者
社団法人日本気象学会
雑誌
Journal of the Meteorological Society of Japan. Ser. II (ISSN:00261165)
巻号頁・発行日
vol.77, no.6, pp.1199-1220, 1999-12-25
被引用文献数
3

関東平野では、夏の晴れた日の午後に積雲対流が生じる。雲量データを調べることによって、ある日の午後の雲量と次の日の午後の雲量は独立ではないことが分かった。雲量が少なかった日の次の日には、雲量が多くなりやすく、雲量が多かった日の次の日には、雲量が少なくなりやすいのである。したがって、関東平野が亜熱帯高気圧に覆われていて、天候が安定している場合には、「晴れた日の次の日は晴れにくい」と言えよう。 この日々変化は、2次元の数値実験によって再現された。海陸風に対応した1日周期の境界条件を与えたにもかかわらず、積雲対流の強い日と弱い日が準周期的に現れた。数値実験の結果を調べることによって、この日々変化は、下層での温位や水蒸気混合比の鉛直分布の違いによって生じていることが分かった。積雲対流の日々変化には、より積雲対流に適した条件を与えると、より強い対流が生じ、その結果、次の日には積雲対流が生じにくい条件になってしまうという、「過剰調節」の効果が本質的に重要である。 さらに、これらの鉛直分布の違いを高層気象観測データと比較して、数値実験の結果を確かめた。温位の鉛直分布の違いは統計的には十分に有意とは言えないが、これらの鉛直分布の違いは、高層気象観測データに見られる違いと定性的に一致した。