著者
奈良岡 聰智 小林 和幸 笹部 剛史 萩原 淳 小宮 京 大石 眞 赤坂 幸一 村井 良太 大山 礼子 葦名 ふみ 内藤 一成 伊東 かおり 原口 大輔
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2015-04-01

本研究は、衆参両院事務局などが所蔵する膨大な未公開資料群の本格的活用を通して、近現代日本の政治史を「議会政治」という観点から再検討した。具体的な成果は、以下の3点に要約される。①「議会政治」の展開過程、議会事務局・議会官僚の役割を多面的に検証した。②新出史料「河井弥八日記」を翻刻出版した。③イギリスの制度を参照しつつ、議会関係資料の保存・公開体制のあり方について検討を行った。
著者
新宅 純二郎 二又 俊文 吉岡(小林) 徹 許 經明 瀬川 晶子
出版者
特定非営利活動法人 グローバルビジネスリサーチセンター
雑誌
赤門マネジメント・レビュー (ISSN:13485504)
巻号頁・発行日
vol.16, no.1, pp.35-60, 2017-02-17 (Released:2017-02-25)
参考文献数
7

本稿は、2016年8月にフィンランドとドイツで実施した調査にもとづいたものである。前半では「ヨーロッパの産学連携」と題して、フィンランドのイノベーション基盤とドイツの産学連携で重要な役割を果たしているフラウンホーファー研究機構について紹介する。後半では「変貌するレガシー欧州企業」と題して、欧州を代表する大企業の戦略転換や組織改革について紹介する。まず、フィンランドのノキアが、端末部門のマイクロソフトへの売却など大規模なリストラの後どのように高収益企業に変貌しつつあるかについて紹介する。また、ドイツのシーメンスが、全社R&D組織を中心にして、Industry 4.0やIoT時代にどのように取り組もうとしているかについて述べる。
著者
小林 真生子 那須 智子 Greenthumb B. 沖津 進
出版者
千葉大学園芸学部
雑誌
食と緑の科学 (ISSN:18808824)
巻号頁・発行日
no.67, pp.35-42, 2013-03

近年,海岸部の埋め立て地域は工場や港湾施設の他に,千葉県千葉市の海浜幕張地区や千葉県浦安市,東京都品川区のように,住宅地としても利用されている。これらの地域は高層住宅や商業施設が建設され,人口が密集する地域でもある。人工的な埋立地では,樹木を植栽しなければ緑がなく,街路樹の重要性は,斜面林や社寺林や屋敷林などが残る内陸部の非埋立地よりも大きいといえる。海岸部の街路樹は,潮風を緩和したり,埋立地の景観を改善したりするうえで重要である。本研究では,千葉県千葉市の海岸部埋め立て地域に植栽された針葉樹1種と広葉樹9種の街路樹の10年間の生育状態の調査結果を報告し,関東地方の海岸部埋め立て地域の街路樹種として適する樹種を考察した。
著者
小林 秀樹
出版者
公益社団法人 日本不動産学会
雑誌
日本不動産学会誌 (ISSN:09113576)
巻号頁・発行日
vol.22, no.4, pp.62-67, 2009-04-10 (Released:2015-07-23)
参考文献数
6
被引用文献数
1
著者
小林 正美 秋山 満知子 木瀬 秀夫 高市 真一 嶋田 敬三 伊藤 繁 平石 明 渡辺 正 若尾 紀夫
出版者
日本鉱物科学会
雑誌
鉱物学雜誌 (ISSN:04541146)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.117-120, 1996-05-31 (Released:2009-08-11)
参考文献数
7
被引用文献数
1 2

Except for metal-free chlorophylls (pheophytins) functioning as primary electron acceptors in purple bacteria and in photosystem II of higher plants, all the naturally occurring chlorophylls have been believed to be magnesium complexes. To clarify the reason for the choice of Mg as the central metal of chlorophylls, we have systematically studied the absorption, fluorescence and redox properties of metallo-substituted chlorophylls, and concluded that Zn-substituted chlorophylls may act as both antenna and primary electron donor of photosystems. Quite recently, we discovered novel photosynthesis using Zn-containing bacteriochlorophyll a in an acidophilic bacterium Acidiphilium rubrum. This finding indicates an unexpectedly wide variability of photosynthesis.
著者
小林 武志
巻号頁・発行日
2017-03-23

Hokkaido University(北海道大学). 博士(獣医学)
著者
小林 和弘
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1249, pp.137-140, 2004-07-05

江角マキコさんの事件をきっかけに大きくクローズアップされた年金未納、未加入の問題。そして年金保険料を使った福祉施設や情報管理の問題、直近では元長官が逮捕されるなど、この半年ぐらい、社会保険庁は多くの方から批判を受けてきました。いずれも社会保険庁に対する信頼を損なうことばかりです。
著者
塚本 潔 池田 正孝 野田 雅史 山野 智基 小林 政義 濱中 美千子 馬場谷 彰仁 木村 慶 宋 智亨 今田 絢子 内野 基 池内 浩基 冨田 尚裕
出版者
医学書院
雑誌
臨床外科 (ISSN:03869857)
巻号頁・発行日
vol.73, no.4, pp.450-456, 2018-04-20

【ポイント】◆根治性と機能温存の観点から,家族性大腸腺腫症に対して大腸全摘・J型回腸囊肛門吻合術が標準術式とされている.◆肛門側操作で確実な粘膜切除と括約筋温存を心がけることで根治性と機能温存が両立される.◆1期的手術や腹腔鏡手術の有用性が期待されるが,いまだ十分なコンセンサスを得たものではなく,専門性の高い術式であるという認識をもつことも必要である.*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画(Flash形式)を見ることができます(公開期間:2021年4月末まで)。
著者
堀 智彰 木下 奏 小林 映里奈 村尾 真由子 渡邉 朋子 兼松 泰文 辻 慶太 宇陀 則彦
出版者
Japan Society of Information and Knowledge
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
vol.24, no.2, pp.189-196, 2014
被引用文献数
2

「知の探検法」は文献の調べ方を中心とした情報リテラシーの授業である。平成24年度から文献探索に対する理解・目的意識の向上を目的として「文献探索ゲーム」を実施している。文献探索ゲームはゲーム形式で文献探索を行うことで文献探索に目的意識を持たせ、基本手順について学ぶことを目的としている。本稿では平成25年度に実施した文献探索ゲームの評価実験について報告する。評価実験では学生の文献探索に関する知識構造の変化を計るため、コンセプトマップを用いた。分析の結果、文献探索ゲームの前後で学生の知識構造が変化しており、文献探索に対する理解が深まっていることが明らかになった。
著者
市田 行信 吉川 郷主 平井 寛 近藤 克則 小林 愼太郎
出版者
THE ASSOCIATION OF RURAL PLANNING
雑誌
農村計画学会誌 = Journal of Rural Planning Association (ISSN:09129731)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.277-282, 2005-11-30
参考文献数
15
被引用文献数
4 2

This paper investigates linkage between social capital and individual health using multilevel analysis. Data for the analysis is based on 9,248 people over 65 years old living in 28 school districts in Chita peninsula. Results show that school-district-level contextual effects are found for average income and social capital. Importantly, it is argued that without adopting a multilevel approach, the debate on linkage between individual health and social capital cannot be adequately addressed.
著者
小林 盾 七條 達弘
出版者
数理社会学会
雑誌
理論と方法 (ISSN:09131442)
巻号頁・発行日
vol.32, no.1, pp.142-155, 2017 (Released:2017-07-19)
参考文献数
3
著者
小林 真 北野 仁菜
出版者
富山大学人間発達科学部発達教育学科発達福祉コース
雑誌
とやま発達福祉学年報 (ISSN:21850801)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.3-14, 2017-05-31

本研究では、富山県内の幼稚園を対象に質問紙調査を行い、特別支援教育を中心に小学校との連携の実態を尋ねた。その結果、富山県の幼稚園における特別支援教育の体制整備は、全国のレベルよりも低いことが明らかになった。次に、設置形態(公立・私立)による違いを比較したところ、いくつかの項目で私立幼稚園の方が不十分であることが示された。また特別支援教育コーディネーターの指名の有無による体制整備・連携の状況を検討したところ、いくつかの項目で指名されている幼稚園の方が連携が進んでいることが示された。最後に小学校との連携のパターンを5つのクラスターに分けたところ、連携が進んでいる幼稚園とそうでない幼稚園のパターンが明らかになった。
著者
羽根田 貴行 小林 万里 田村 善太郎 高田 清志 小川 泉
出版者
日本哺乳類学会
雑誌
哺乳類科学 (ISSN:0385437X)
巻号頁・発行日
vol.57, no.1, pp.35-43, 2017 (Released:2017-07-11)
参考文献数
17

厚岸地域大黒島のゼニガタアザラシ(Phoca vitulina stejnegeri)の上陸個体数は,近年増加傾向にある.それに伴い,大黒島に隣接する厚岸湾での漁業被害が深刻化している.しかしながら,被害物は痕跡が残り難いことから,実際に本種がどれくらいの漁獲物を捕食しているのか,漁業への影響の程度は明らかではない.本研究では,厚岸湾を利用するゼニガタアザラシの漁業への影響の程度を評価することを最終目標とし,いつ,どのような個体が,どれくらいの頻度で厚岸湾を利用しているかを明らかにすることを目的とした.厚岸湾で2個体に衛星発信機を装着したところ,両個体とも,厚岸湾の利用場所は湾内の小定置網と重なっており,極めて浅く短い潜水を行っていることが明らかになった.また,初春以降,両個体とも厚岸湾の利用が見られなくなり,それぞれ厚岸湾外と釧路へと移動した.両個体の移動時期は厚岸湾の小定置網漁が終わる時期とも一致していたことから,厚岸湾で両個体が餌としていた魚の分布が変化したことによって,ゼニガタアザラシも餌場を変えたと考えられた.これらの結果から,ゼニガタアザラシにとって厚岸湾は,初春に,成獣個体だけでなく採餌経験が未熟な未成熟個体にも,上陸場から近く水深が浅いため長時間滞在できる餌場であると考えられた.初春を過ぎるとゼニガタアザラシは厚岸湾から別の場所への餌場の変化がみられ,成獣はより上陸場に近く水深の深い餌場を利用し,幼獣は広範囲に移動しながら餌場の探索を長時間行なっていた.これらの違いは成獣と幼獣で餌場の学習や採餌経験の豊富さから発生しているものと考えられた.
著者
羽根田 貴行 諸星 綾 小林 万里
出版者
Association of Wildlife and Human Society
雑誌
野生生物と社会 (ISSN:24240877)
巻号頁・発行日
vol.4, no.2, pp.1-10, 2017 (Released:2017-06-17)
参考文献数
21

The Pacific Ocean along the coast of eastern Hokkaido is rich in marine resources and many pinniped species inhabit the area. In this study, we report the pinniped numbers and species that are incidentally caught in salmon set nets in the waters off eastern Hokkaido from spring to autumn in 2012-2014. As a result, the number of by-catch individuals was higher in spring than in autumn, with the majority of animals caught in Konbumori and Hamanaka, respectively. Individuals of all the pinniped species that inhabit the Hokkaido coast were caught in spring. The main seal species caught in this season were harbor seals, spotted seals, and northern fur seals, whereas the majority of by-catch animals in autumn were harbor seals. Most of the by-catch seals were young individuals. However, in addition to pups, pregnant northern fur seal females were caught incidentally, likely while moving northward to breed. Migratory pinnipeds depends on the environment, the change in the number of by-catch by year was great. In contrast, resident species changed little. Therefore, status of the by-catch of migratory pinnipeds can be used as an indicator of environmental changes, whereas, the current inhabitant changes for resident species such as harbor seals.
著者
金子 雄一郎 山下 良久 小林 啓輝
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木学会論文集F6(安全問題) (ISSN:21856621)
巻号頁・発行日
vol.69, no.2, pp.I_87-I_94, 2013
被引用文献数
1

近年鉄道駅において,ホームからの転落事故や列車との接触事故が多発しており,利用者の安全確保が喫緊の課題となっている.このような状況を受け,国土交通省は2011年8月にホームドア等の整備促進に関する基本方針を定めており,今後はこれらの施策の事業評価において,利用者の安全性向上効果を計測する必要性が高まると考えられる.そこで本研究では,鉄道駅へのホームドア設置による安全性向上便益について,仮想的市場評価法を用いて計測を試みた.具体的には,東京圏の鉄道利用者を対象にWebアンケート調査を実施し,ホームの安全に対する意識を把握するとともに,ホームドア設置による価値について,提示額に対する賛否を二段階二項選択方式で尋ねた.これらの回答を基に,ロジットモデルを用いて支払意思額を推定し,これに受益者数を乗じることで便益を計測した.
著者
小林 信彦 Nobuhiko Kobayashi 桃山学院大学文学部
出版者
桃山学院大学総合研究所
雑誌
桃山学院大学人間科学 = HUMAN SCIENCES REVIEW, St. Andrew's University (ISSN:09170227)
巻号頁・発行日
no.30, pp.99-128, 2006-01-15

In a European folk tale called Saint Peter's Mother, an old woman, who was wicked in her life and fell to Hell, is pulled out of Hell with the aid of an onion. Other sinners in Hell take hold of her, so that they may be pulled out along with her. Noticing this, she kicks them. At that moment, the onion breaks, and all fall back into Hell. It is found that she is still mean, just as she was in her former life, and unworthy of being rescued from Hell. Many variants of this story are found all over the Christian world. And Henry F. Fullenwider proposes to add one more to the list of variants(Fullenwider, "The Onion and the Spiderweb: Paul Carus' Karma and Other Literary Variants of Grimms' Sankt Peters Mutter [Bolte/Polvka, num. 221]," Fabula 28, 1987, pp. 320-326). The story which he takes up as a new variant of Saint Peter's Mother is unique in that it is a Buddhist story composed by a European. It is The Spider Web of Paul Carus(1852-1919), who was born and educated in Germany, and immigrated to America to be an advocator of "religion of science" as editor of The Open Court. As Kayoko Nagao(長尾佳代子)points out in her paper(長尾,「芥川龍之介『蜘蛛の糸』原作の主題 -ポ-ル・ケ-ラスが『カルマ』で言おうとしたこと-」,『仏教文学』27, 京都, 2003, pp. 161-172), The Spider-web is based on an episode that is repeated in such collections of Buddhist narratives as the Avadnaataka and the Divyvadna. This ancient Buddhist episode consists of four parts: When Buddha appears on earth, he smiles and sheds light,* which reaches all places including Hell (1). Bathed in Buddha's light, sinners in Hell are cheered (2). Thereupon Buddha sends his proxy to Hell (3). And those sinners there seize the opportunity for deliverance in the distant future (4). Lon Feer's translation of the Avadnaataka had appeared two years before Carus published his Spider Web(Avadnaataka, cent lgendes buddhiques, traduites du sanskrit par M. Lon Feer, Annales du Muse Guimet 18, Paris, 1891). Carus had diligently studied Buddhism, read almost all translations of Buddhist scriptures then available in Europe, and written many books on Buddhism. So he was following the Buddhist tradition when he wrote The Spider Web, which runs as follows: A sinner called Kandata has been suffering tortures in Hell. When Buddha appears on earth, the light shed by him reaches Hell and sinners there soften. Buddha sends a spider as his proxy to Kandata, who takes hold of the web and begins to climb up. Soon he feels the thread trembling, for many sinners are climbing after him. Kandata becomes frightened and shouts, "Let go the cobweb. It is mine." At that moment, the spiderweb breaks, and all fall back into Hell. The meaning of this story is that it is essential to follow Buddha's teaching, according to which there exists no such thing as tman(self). Kandata falls back into Hell, because he has not thrown away the illusion of tman, saying that the cobweb is his alone. A memory of Saint Peter's Mother might have come to Carus, when he wrote the scene of falling again into Hell, but this is not the core of the story. The Spider Web is a failure story composed on the basis of the tradi-tional Buddhist episode. Being ignorant of this, Fullenwider misses the meaning of Carus' story, and he puts a special emphasis on the scene of falling back into Hell. The Spider Web of Paul Carus cannot be a variant of Saint Peter's Mother. *Here light is a symbol of Buddha's teaching.
著者
小林 健二
出版者
国文学研究資料館
雑誌
国文学研究資料館紀要 = The Bulletin of The National Institure of Japanese Literature (ISSN:18802230)
巻号頁・発行日
no.43, pp.1-55, 2017-03-16

『舞の本絵巻』は江戸初期に刊行された絵入り版本「舞の本」三十六番を粉本に制作された大部で豪華な揃いの大型絵巻である。三十六番が絵巻として作られたと想定できるが、現在は散逸して国内外に十二軸十五番のものと六軸十一番の二系統の伝本が確認できる。それらを悉皆調査して「舞の本」から豪華な絵巻へと作られた様相を考察し、同時代の文芸享受史への位置づけをはかった。さらに、「舞の本」を粉本として豪華な絵本も同じ工房で作られたこと、これらの豪華な絵巻・絵本が松平家などの大名によって注文制作されたことにも言及した。また、現存する幸若舞曲を題材とした絵巻・絵本を概観できるように「幸若舞曲の絵入り本一覧稿(増補改訂)」を付した。The Illustrated Scrolls of Mainohon, grand both in number and size, gorgeously illustrated, were based on an early Edo-period woodblock edition of Mainohon, which was itself embellished throughout with pictures. Though this set of scrolls most probably included, in its original form, illustrations of all thirty-six kōwaka dances lyrics, extant versions contain only a portion of that number: one lineage of this work contains illustrations from fifteen dances in twelve scrolls, while the other contains illustrations for eleven dances in six scrolls. By examining all extant editions of this set of scrolls, I have attempted to trace the process whereby the picture-book Mainohon was at last transformed into the Illustrated Scrolls of Mainohon, as well as the latter’s place in the overall history of Edo-period art and literature. I discuss, furthermore, how the workshop which produced these illustrated scrolls also produced a number of other, similarly gorgeous picture-book editions, all based on the aforementioned Mainohon. All of these-illustrated scrolls and picture-books alike-were produced in response to requests made by the powerful daimyo family known as the Matsudaira clan. In order, finally, to facilitate a broader understanding of the field, I have thought it best to append a list of all extant illustrated books dealing with kōwaka dances lyrics.