著者
西島 浩 小野 泱
出版者
帯広畜産大学
雑誌
帯広畜産大学学術研究報告. 第I部 (ISSN:0470925X)
巻号頁・発行日
vol.3, no.4, pp.505-511, 1963-07-10

北海道における吸血昆虫に関する研究の1部として,糠平におけるマダラヌカカ類の季節的消長について,1959〜1962年間ライト・トラップにより調査を行ない,次のことを知った。すなわち,1)同地において認めたヌカカは,Culicoides属の9種で,それらのうちC. crassipilosisおよびC. comosioculatusの2種は北海道新記録種である。2)これらのヌカカ群集の優占種はC. sinanoensisである。3)この種の夜間活動性は日没直後から約2時間後までが最も旺盛である。4)季節的消長曲線において単峰型を示す種は,C. kibunensis,C. aterinervisおよびC. dubiusであるが,前2種は8月上旬においてピークを示す。5)同曲線において双峰型を示す種は,C. sinanoensis, C. obsoletus, C. crassipilosisおよびC. pictimargoである。
著者
渡部 重十 小野 高幸 阿部 琢美 齋藤 昭則 大塚 雄一 山本 真行
出版者
北海道大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2006

スペースシャトル,宇宙ステーション,人工衛星が飛翔する高度100km以上の熱圏には,中性大気中に0.01%ほどのプラズマが混在している.プラズマは磁力線に束縛された運動をするため,中性大気とプラズマ間には無視できない運動量輸送が存在する.最近の衛星観測やモデリングは,中性大気の運動がプラズマの運動に強く依存していること,電磁場を介したプラズマの運動が中性大気の運動をコントロールしていること,熱圏中性大気の東向きスーパーローテーションがプラズマとの相互作用に起因している可能性があること,を明らかにした.しかし,中性大気とプラズマの運動を熱圏上部で同時に測定した例はない.平成19年9月2日19:25に宇宙航空研究開発機構/内之浦宇宙空間観測所からS520ロケットを打ち上げた.このロケットにリチウムガス放出装置とプラズマ・電磁場観測装置が搭載された.〜1000Kのリチウムガスを230km,190km,140km高度でロケットから放出した.リチウムガスによる太陽光の共鳴散乱を地上の多地点から観測し,上部熱圏風の高度分布を測定することに世界で初めて成功した.リチウムガスの拡散から大気温度と密度の高度分布を得ることにも成功した.中性大気の物理パラメータとロケットに搭載したプラズマ測定と比較することにより,中性大気とプラズマ間の相互作用過程を解明することが可能となる.本研究により,ロケットからのガス放出技術,高感度CCDカメラを用いた地上観測技術,画像解析による大気パラメータの導出技術,を確立することもできた.
著者
小野 靖
出版者
社団法人 プラズマ・核融合学会
雑誌
プラズマ・核融合学会誌 (ISSN:09187928)
巻号頁・発行日
vol.79, no.2, pp.144-151, 2003 (Released:2005-09-28)
参考文献数
15

Recently, high-beta operations of Spherical Tokamak (ST) have received increased attention due to the compatibility achieved between high-beta and a long confinement time. In addition to the high normalized current I/aB achievable at a low aspect ratio, an important advantage of high-beta ST is its direct access to second stability for ideal ballooning modes. The mega-ampere class experiments, NSTX and MAST, renewed the record beta values up to βT˜35%, increasing confinement time up to τE˜0.1 sec. Small-scale experiments produced the second-stable STs with diamagnetic toroidal field /absolute minimum-B by transforming oblate FRCs. Major issues for the second stable STs are achieving a stable startup/ profile control for kink and the ballooning stabilities and a concrete approach to high-ratio pressure driven currents .
著者
澤田 伸一 坂東 宏和 馬場 康宏 小野 和
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告コンピュータと教育(CE) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2002, no.96, pp.1-8, 2002-10-18
被引用文献数
4

近年,小中学校でパソコンを使った授業が盛んにおこなわれている.幼稚園でも創造性を豊かにする道具としてパソコンが使われ始めた.しかし,文字を習う前の幼児にキーボードやマウスの操作は困難である.我々はパソコンの操作をキーボードやマウスではなく,ペン入力デバイスを使うことで幼児にとってパソコンを操作しやすい環境を構築することを考えた.本稿ではその環境で,幼児が楽しく遊べるソフトウェアの開発について述べる.幾つかのプロトタイプ版をもとに現場の先生と話し合って,文字を極力使わず,イラストや音声を使うといった改良点を見出した.今後,その改良を行い,幼児の運動能力やペンインタフェースの特質を考慮し,幼児が興味を持つソフトウェアを導入し,評価して幼稚園の情報化を試みたいと考えている.In recent years, the lesson using a personal computer is spreading at elementary and junior high schools. A personal computer began to be used also in a kindergarten as a tool which makes creativity rich. However, the operation of a keyboard and a mouse is difficult for the small children before learning words. We think that we want to build the environment where it is easy to operate a personal computer by using a pen device for a small child.This paper will describe about a development of the software which small children can enjoy in that environment. We found it improve the problem using illustrations and voice, reduce using words as much as possible, through the experience that we have talked about some software of prototype versions with the teacher of the kindergarten. From now on, we will improve the software, and we will be trying to computerize child care of the kindergarten, with the software that considers of the children's physical ability and of the quality of a pen interface.
著者
山崎 正幸 森本 伸秀 大政 真一 永井 康秀 菊池 建次 坂口 浩二 林 克哉 山口 貴敏 上河 深 小野 清一郎 下位 紘一 澤田 克仁 坂本 勝治 津田 真啓
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OCS, 光通信システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.428, pp.1-6, 2005-11-17

CIGRE SC D2会議が, 2005年6月6日から6月10日までメキシコのクエルナバカで開催された。この会議は, 定例会議, コロキウムおよびテクニカルチュートリアルが含まれている。コロキウムでは, 日本から三つの投稿論文"日本の電力会社の光ファイバー心線貸しビジネスの意義と今後の課題", "日本の電力会社の光ファイバーネットワークデザインと管理システムの構築"および"日本の電力会社のバーチャル・プライベート・ネットワークに関する事項およびアプリケーション"を含めて討議を行った。本会議で討論した内容について報告する。
著者
小野田 泰明 松本 啓俊 菅野 實
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文報告集 (ISSN:09108017)
巻号頁・発行日
no.443, pp.59-69, 1993-01-25
被引用文献数
9

The aim of this paper is (to clarify the definition and the actual situation of "Culture Halls". Especially this paper gives weight to the relation between thier condition in utilization and the classification of the municipalities where they are. We classified the municipalities with the population and the centrality of them. The results of this study are summarized as follow : 1. The total number of facilities that have "Culture Halls" is 1545 on March 1988 in Japan. 2. Those halls were used for 176.8 days, a year on a avarage in the fiscal year 1987. 3. The number of used days were depend on the population and the centrality of the municipalities.
著者
鈴木 議介 目黒 琴生 鶴島 英夫 和田 光功 長友 康 中井 啓 藤田 桂史 成島 浄 中田 義隆 小野 幸雄
出版者
日本脳神経外科コングレス
雑誌
脳神経外科ジャーナル (ISSN:0917950X)
巻号頁・発行日
vol.6, no.5, pp.316-321, 1997-05-20
被引用文献数
1

脳主幹動脈閉塞症は急性期の適切な治療により,その重篤な症状を軽快させることができる.われわれは70例に急性期血栓溶解療法を施行し,良好な結果を得ているが,その中で急性期の治療のみでは十分な結果が得られず,二期的に血行再建術を要したものが4例存在した.4例とも経過はきわめて良好であり,虚血の再発を予防するため,あるいはより完全な血行動態を得るために有効な方法と考えられた.二期的な血行再建法(staged revascularization)を必要とする症例が存在し,このことを念頭において検査および治療を選択するべきであると思われた.
著者
ワーサリン ジュンスワディー 小林 和淑 小野寺 秀俊 田丸 啓吉
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1995, no.2, 1995-03-27

半導体メモリの集積度が年々上昇するにつれて,そのテストにかかるコストも増加する.そのために通常のメモリセルに何らかの工夫をして、テストを高速化させる.また,簡単な機能をメモリに持たせてデジタルシステム全体のパフォーマンスを上げる研究も行われている.我々はビット並列ブロック並列(BPBP)型機能メモリ型並列プロセッサ(FMPP)を設計製造した.ここでは,そこで用いられたテスト容易化設計法のうち,FMPPの中核をなす機能メモリ部の高速なテスト方法について報告する.
著者
福澤 美佐 嘉村 基樹 国貞 和恵 萩原 淳 本田 久美代 持永 早希子 矢富 義信 原 周司 小野 信文 黒田 健
出版者
日本医療薬学会
雑誌
病院薬学 (ISSN:03899098)
巻号頁・発行日
vol.24, no.5, pp.499-507, 1998-10-10
被引用文献数
2

A questionnaire survey the patient's views regarding drug information was carried on 941 outpatients from April 24 to May 10, 1997 at Fukuoka University Hospital. As a resutlt that drug information and compliance counseling was found to have been given by physicians (73%). Pharmacists (9%), both(7%) and nurses (3%). Thirty-two% of the patients showed a good understanding of the counseling and could correctly identify their medicines. Most patiens who did not understand their medications very well wanted written information about the effects, side effects and drug interactions of the prescribed medicines. These patients requested physicians (75%), Pharmacists ( 13%) and both (9%) to give the drug information. These results indicate that the present drug counseling to the outpatients is not sufficient. Increasted efforts by pharmacists are therefore still needed to enable patients to obtain appropriate information and thereby improve the overall effectiveness of drug therapy.
著者
広瀬 修 柴田 勲 工藤 博史 鮫ヶ井 靖雄 吉澤 重克 小野 雅章 西村 雅明 廣池 忠夫 影山 潔 阪野 哲也
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
The journal of veterinary medical science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.57, no.6, pp.991-995, 1995-12-15
被引用文献数
10

1993年, 雌豚の繁殖障害を主微とする症例および子豚の呼吸器症状を主徴とする症例から採取した豚の肺材料からPRRSウイルス2株を分離した. これらの分離株を用いて5日齢および13日齢プライマリーSPF豚での実験感染を実施した. 接種した豚では感染後2日目ごろから元気消失, 食欲不振, 発熱, 下痢, 犬座姿勢および眼瞼浮腫などが認められた. 憎体率は非接種対照豚と比べ明らかに低下した. 異なるウイルス株を接種した豚群間で, 臨床症状の違いは認められなかった. 感染後28日目に剖検した豚では主に間質性肺炎, 非化膿性心筋炎およびカタール性リンパ節炎などが認められた. ウイルスは感染後7日目および28日目の主要臓器から回収され, さらに, 感染後7日目から試験終了時の28日目までの血清から回収された. 間接蛍光抗体を測定した結果, 抗体は感染後14日目から検出され, 28日目では1,280倍を示した.
著者
村田 博士 小野田 崇 由本 勝久 中野 幸夫 近藤 修平
出版者
The Institute of Electrical Engineers of Japan
雑誌
電気学会論文誌. C, 電子・情報・システム部門誌 = The transactions of the Institute of Electrical Engineers of Japan. C, A publication of Electronics, Information and System Society (ISSN:03854221)
巻号頁・発行日
vol.124, no.9, pp.1874-1880, 2004-09-01
被引用文献数
13 7

This paper presents applying results of four estimation algorithms of non-intrusive monitoring system for real household. We conclude that all algorithms have practicable ability. 1) support vector machine(SVM): SVM was used to estimate ON/OFF states for fluorescent and refrigerator. SVM has the performance equivalent to best performance of sigmoid function networks(SFN). However, SVM has high estimating ability constantly. 2) RBF networks(RBFN): RBFN was used to estimate power consumption for air conditioner. RBFN has the performance equivalent to best performance of SFN. However, RBFN has high estimating ability constantly. 3) step change detection method(SCD): SCD was used to estimate ON/OFF states and power consumption for IH cooking range. SCD does not need the necessary learning process for SFN and has higher estimating ability than SFN. 4) spectrum reference method(SRM): SRM was used to estimate working conditions for rice cocker and washing machine. SRM is able to estimate these working conditions that cannot be estimated by earlier methods.
著者
小野田 武
出版者
筑波大学大学研究センター
雑誌
大学研究 (ISSN:09160264)
巻号頁・発行日
no.23, pp.1-31, 2002-03

ただいまご紹介いただきました小野田でございます。独立行政法人化という問題がきょうの主題ですけれども、私のような立場でそういうことに関してとやかく言うほどの内容も持ち合わせておりません。むしろそういうことの背景になってきた ...
著者
小林 宏行 河合 伸 押谷 浩 酒寄 享 小池 隆夫 大西 勝憲 斎藤 玲 中山 一朗 富沢 磨須美 大道 光秀 平賀 洋明 渡辺 彰 貫和 敏博 青木 信樹 関根 理 鈴木 康稔 荒川 正昭 和田 光一 岡 慎一 稲松 孝思 増田 義重 島田 馨 柴 孝也 吉田 雅樹 佐藤 哲夫 林 泉 宍戸 春美 赤川 志のぶ 永井 英明 渡辺 尚 馬場 基男 松本 文夫 桜井 磐 嶋田 甚五郎 堀 誠治 小田切 繁樹 鈴木 周雄 高橋 健一 平居 義裕 石丸 百合子 山本 俊幸 鈴木 幹三 山本 俊信 下方 薫 齋藤 英彦 成田 亘啓 三笠 桂一 三木 文雄 二木 芳人 副島 林造 澤江 義郎 仁保 喜之 大泉 耕太郎 市川 洋一郎 徳永 尚登 原 耕平 河野 茂 門田 淳一 朝野 和典 平潟 洋一 前崎 繁文 伊藤 直美 松本 慶蔵 永武 毅 宇都宮 嘉明 力富 直人 那須 勝 山崎 透 斎藤 厚 普久原 浩 広瀬 崇興 佐藤 嘉一 熊本 悦明 河村 信夫 岡田 敬司 稲土 博右 守殿 貞夫 荒川 創一 宮崎 茂典 大森 弘之 公文 裕巳 小野 憲昭 渡辺 豊彦 村田 匡 熊澤 淨一 松本 哲朗 尾形 信雄 高橋 康一 天野 拓哉 中村 元信 山本 松男 清水 武昭 岩井 重富 国松 正彦 大塚 一秀 中川 良英 渡辺 哲弥 松山 秀樹 杉山 勇治 中山 一誠 品川 長夫 真下 啓二 真辺 忠夫 木下 博明 森本 健 久保 正二 藤本 幹夫 上田 隆美 岩佐 隆太郎 横山 隆 児玉 節 津村 裕昭 松田 静治 保田 仁介 山元 貴雄 岡田 弘二 遠藤 重厚 山田 裕彦 高桑 徹也 斎藤 和好 相川 直樹 田熊 清継 藤井 千穂 福田 充宏
雑誌
日本化学療法学会雜誌 = Japanese journal of chemotherapy (ISSN:13407007)
巻号頁・発行日
vol.45, no.10, pp.846-871, 1997-10-25
被引用文献数
7
著者
麻生 武彦 江尻 全機 宮岡 宏 小野 高幸 薮 哲郎 六車 和彦 橋本 岳 安陪 稔
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.77, no.1, pp.69-78, 1994-01-25
被引用文献数
4

我々は,これまで過去2度にわたり行われた南極昭和基地におけるオーロラの単色光両眼ステレオ観測データをもとに,オーロラ発光の3次元構造を推定するオーロラトモグラフィの研究を行ってきた.基本的な手法は代数的方法の範ちゅうに属し,オーロラの特性を考慮した発光モデル関数のパラメータを,非線形最小2乗法により推定するものである.従来,データ解析ならびに再構成の信頼性,望ましい観測点配置等についての数値シミュレーションにより検討を行ってきた.これらの知見をもとに,地球磁気子午面に沿った比較的長い基線長でのオーロラ観測が1991年11月から12月にかけて,アイスランドにおいて行われた.ここでは,観測の概要,オーロラトモグラフィ解析のアルゴリズム,ならびに得られた解析結果について述べる.
著者
アサラット ルチパン 山本 潮 小野里 好邦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CS, 通信方式 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.81, pp.59-66, 2000-05-19

DS-CDMA方式に関して、通信のユーザ数減少時にデータ通信速度を改善するため、拡散符号の符号木の再構成方式[1]が提案されている。ただし、符号木の再構成は基地局とユーザの符号同期を引き起こすことがある。本論文では、再構成による符号同期数を下げるため、再構成延期方策を提案する。
著者
羽渕 裕真 小野 文枝
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WBS, ワイドバンドシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.400, pp.49-54, 2003-10-24
被引用文献数
22

本稿では,情報変調としてコードシフトキーイング(Code Shift Keying, CSK)方式に着目し,拡張プライム符号系列を用いる光CSK/SS(Code Shift Keying/Spread-Spectrum, CSK/SS)方式を提案している。本方式の情報伝送速度,ビット誤り率特性,多元接続性能について理論解析している。さらに,情報変調にオンオフキーイングを用いる光OOK/SS方式と比較検討している。その結果,本方式は,情報変調としてオンオフキーイング(On-Off Keying, OOK)方式を用いる従来方式よりも情報伝送速度をIog_2M(Mは1ユーザ当りの符号系列数)倍に向上できることが示されている。さらに,本方式では割り当て符号系列数を増加することで性能向上が図れることが明かにされている。シングルユーザ環境ではM=4の本方式とOOK方式が同程度のビット誤り率特性となることが明かにされている。したがって,シングルユーザ環境では,CSK方式はOOK方式よりも情報伝送速度及びビット誤り率の両面で優れていることが明かにされている。マルチユーザ環境では,本方式は拡張プライム符号系列のグループ特性とCSK方式の最大値判定法により,干渉キャンセラを利用せずに他ユーザからの干渉の影響を軽減できる。