著者
安藤 智彦
出版者
日経BP社
雑誌
日経パソコン (ISSN:02879506)
巻号頁・発行日
no.440, pp.201-204, 2003-09-01

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著者
Yasuhiro Endo Masaaki Sakamoto
出版者
理学療法科学学会
雑誌
Journal of Physical Therapy Science (ISSN:09155287)
巻号頁・発行日
vol.26, no.5, pp.689-693, 2014 (Released:2014-05-29)
参考文献数
19
被引用文献数
4 55

[Purpose] The present study longitudinally investigated injury occurrences and the risk factors for muscle tightness, core stability, and dynamic standing balance among junior high school student baseball players. [Subjects] Thirty-nine male students, belonging to baseball clubs at 2 junior high schools, participated in this study. [Methods] Study measurements were obtained twice, once in the early stage of the baseball season (March) and once at the end of the season (July). All subjects underwent muscle tightness testing, the Star Excursion Balance Test (SEBT), and trunk endurance testing during each measurement session. [Results] Fifteen players experienced episodes of elbow or shoulder pain while throwing. Players in the pain group demonstrated a significant increase in the tightness of their shoulder internal rotators, axis-leg quadriceps, and axis-leg hamstrings. There was no clear evidence of differences of changes in core stability and dynamic standing balance between the groups. [Conclusion] The results of this study suggest that lower extremity muscle tightness early in a season and the subsequent decline in the flexibility of the axis-leg quadriceps and hamstrings during the season may be due to an increased upper extremity load while throwing, thus producing shoulder and elbow pain.
著者
井上 妙子 小泉 とし
出版者
東京女子医科大学学会
雑誌
東京女子医科大学雑誌 (ISSN:00409022)
巻号頁・発行日
vol.29, no.11, pp.1065-1065, 1959-11-25

東京女子医科大学学会第96回例会抄録 1959年6月26日午後2時半 東京女子医大病院臨床講堂
著者
藤井 千晶
出版者
Japan Association for African Studies
雑誌
アフリカ研究 (ISSN:00654140)
巻号頁・発行日
vol.2008, no.72, pp.43-51, 2008

本稿の目的は, これまで十分に記述されてこなかったザンジバル (タンザニア) における預言者ムハンマドの生誕祭の様子と, この生誕祭でのタリーカ (スーフィー教団) の活動を報告することである。預言者生誕祭は, ムスリム (イスラーム教徒) にとって最も重要な行事の一つである。また, この行事ではイスラーム世界の大部分のタリーカが一斉に活動する。<br>19世紀後半, ザンジバルには様々なタリーカが到来し, 沿岸部や交易路における民衆レベルのイスラーム化に大きく貢献してきた。東アフリカに預言者生誕祭を持ち込んだのもタリーカであったが, 先行研究では預言者生誕祭やタリーカの活動実態については, ほとんど明らかにされてこなかった。<br>筆者がおこなった参与観察によると, ザンジバルの預言者生誕祭は預言者の生誕日から約3週間, 島内各地で開催された。各生誕祭は, 基本的に地域の有力者主催の儀礼と, その後に複数のタリーカがそれぞれ主催するズィクリ (神の名を繰り返し唱える修行) の2部構成であった。また, 先行研究には言及されてない新たなタリーカの存在も明らかとなった。
著者
松本 健吾 星野 輝彦 今泉 隆志
出版者
一般社団法人 日本環境感染学会
雑誌
日本環境感染学会誌 (ISSN:1882532X)
巻号頁・発行日
vol.29, no.2, pp.105-111, 2014 (Released:2014-06-05)
参考文献数
12
被引用文献数
1 2

抗菌薬の適正使用をすすめる上で,「介入とフィードバック」による監査は重要である.当院における「介入とフィードバック」をより推進するため,抗菌薬適正使用支援システム(本システム)を構築した.本システムにより,細菌検査結果に基づいた検出菌一覧やアンチバイオグラムのような有用な情報を速やかに作成できた.これらの情報に基づいて,抗菌薬の適正使用状況を確認し,必要に応じて,薬剤師は処方医へ薬剤変更などの処方提案を速やかに実施した.その結果,細菌検査を実施した患者の中で処方提案を行った件数は,10件(3.6%)より57件(17.5%)へ大きく上昇した.またシステム構築前後の処方提案に対する受入れ率は,それぞれ90.0%と75.4%となった.またシステム構築後において,処方提案に対し受入れた方が,受入れなかった場合よりも臨床効果の有効率が高い傾向が見られた.本システムは,短時間で抗菌薬の適正使用を監査するうえで有用である.今後,病棟薬剤師と連携し,対象患者は抗菌薬療法を行うすべての患者へ広げる予定である.
著者
伊勢 晃 三好 郁朗 佐藤 文郎 伊藤 洋司 辻野 稔哉 森田 いく子
出版者
同志社大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

我々は、ベル・エポック期におけるフランス・モダニズムの諸相を明確にし、詳細な校注、解説を含むアポリネールの文芸評論の全訳を作成することを目標とし、研究を推進してきた。その結果、翻訳の下訳作業はほぼ完成し、フランスでの調査と資料収集によって、基礎的資料の整備を終えた。今後は平成24年度科学研究費補助金研究(基盤研究C)「20世紀初頭のフランス文芸思潮におけるモダニズムの形成と展開に関する実証的研究」(課題番号: 24520374、研究代表者:伊勢晃)に研究を引き継ぎ、さらに広範な調査を行い、出版物の形で成果を公開したい。
著者
橘 雅明
出版者
東北農業研究センター
雑誌
東北農業研究センター研究報告 (ISSN:13473379)
巻号頁・発行日
no.113, pp.33-66, 2011-03

帰化雑草ハルザキヤマガラシとカミツレ類の東北地方における分布と発生実態および人為的影響下における生理生態的特性を分析し、得られた知見に基づいて、防除法を検討した。ハルザキヤマガラシは東北地方に広く分布し、河川周辺および用排水路周辺の水田畦畔・路傍に発生が多く、河川や用排水路を媒体として分布拡散していると推定された。ハルザキヤマガラシは、畦畔とコムギ圃場で主とする繁殖様式を変え、耕起と草刈りなどの異なる管理作業に可塑的に対応して生存していた。そのため、周辺畦畔における適切な雑草管理と圃場内での種子発生個体を対象とした防除が重要と考えられた。カミツレモドキは、東北全県のコムギ圃場などにみられ、秋季と春季に盛んに出芽し、秋季に出芽した越冬個体がコムギの生育を抑制し、減収の原因となっていた。東北地方のコムギ栽培では、播種直後のリニュロン水和剤土壌処理、秋季の出芽終期にあたる11月上旬のアイオキシニル乳剤処理、5月上旬の条間中耕またはアイオキシニル乳剤処理のうち、いずれか2つを用いるとハルザキヤマガラシとカミツレ類の防除は可能であった。
著者
星野 昌一
出版者
誠文堂新光社
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.4, no.2, pp.37-38, 1952-02-01
著者
今村 弘樹 剣持 雪子 小谷 一孔
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CS, 通信方式
巻号頁・発行日
vol.98, no.482, pp.65-72, 1998-12-17
被引用文献数
6

従来の動物体解析の有力な手法としてオプティカルフロー推定法がある。しかし、物体が他の物体に隠される遮蔽領域、また物体が他の物体の後ろから出現する発生領域では、フローの推定精度が低下するという問題点がある。本研究の目的は、従来、推定精度の低下する遮蔽、発生領域のフローを精度良く求めることを目的とする。そのためにここでは、フロー情報より動きに基づく領域分割をおこない、遮蔽、発生領域を抽出しその領域のフローを周辺領域より外挿する処理をおこなう。
著者
岩田 和子
出版者
東洋英和女学院大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

占代オリエントにおいても誓いは法的領域と宗教的領域の双方に跨る現象であり、様々な場面に見られる。重要な文献資料であるアッカド語の「エサルハドン誓約文書」とその関連文書を原文に即して研究することにより、当時の誓いのあり方を明らかにした。
著者
高橋 一義
出版者
長岡技術科学大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

レーザ計測による広域の水稲生育モニタリングでは、栽植密度、植付け方向、レーザ走査面の傾きが取得データに及ぼす影響の検討が必要である。本研究では、検討に必要なデータを効率的に取得する小型航空レーザ計測システムを試作した。また、地上実験データから前述した要因の影響を検討した。計測システムを試作したが,取得データに機体動揺の影響が残った。一方、地上実験により、走査面を鉛直から斜めにすることで、群落上部の反射点が多くなった。植被率40%以上では、栽植密度、植付け方向によらず田面が計測されない可能性がある。高い栽植密度の場合、植付け方向の影響を考慮した推定モデルが必要であることが示唆された。
著者
中島 龍夫
出版者
Japanese Cleft Palate Association
雑誌
日本口蓋裂学会雑誌 (ISSN:03865185)
巻号頁・発行日
vol.38, no.3, pp.259-268, 2013

著者の片側唇裂初回手術にたいするこだわりは1)横方向の縫合線を避け,人中稜に沿った直線にする。2)出生後早期の手術で出来るだけ多くの問題を解決する。3)後日再手術がやりにくくなるような複雑なデザインは避ける。4)鼻筋,口輪筋の正確な同定縫合による口唇外鼻の形態改善。5)初回手術時と同時に行う外鼻形成術。などである。この趣旨に沿うべく今回報告した方法は1)鼻翼基部周囲の皮弁の内脚隆起後方への移動。2)Vermillion borderの上部で皮弁を利用せず被裂縁に弓状の組織欠損を作成し互いに縫合する。3)鼻筋の同定と矯正位への固定。4)外鼻形成。の4点に要約される。今回報告した方法によると術後の縫合線は人中稜の走行に沿った直線となり,長期の経過観察例でも縫合線は目立ちにくく,外鼻と鼻翼部の形態も良好であった。手術法を具体的に解説し本法を行うに至ったいきさつと中期的手術結果を報告し,これまでの手術法にたいする著者の考えを述べる。
著者
市川 朝子 渡辺 雄二 神戸 恵 平江 陽子 川嶋 慶子 下村 道子
出版者
一般社団法人日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会誌 (ISSN:13411535)
巻号頁・発行日
vol.34, no.2, pp.190-195, 2001-05-20
被引用文献数
4

希釈卵液ゲルの塩味として, 一般に用いられている食塩のほかに, 他の無機塩類を添加し, 調製したゲルの食味と物性の評価を行って, 食塩の代替塩として利用することが可能かどうかを検討した。その結果は以下のとおりである。(1)KCLを用いたゲルは, 硬さはNaClと同程度で, 色は明るく黄緑がかったゲルとなった。またKClをモル濃度でNaClの19.7%量以下で添加して併用することは, 実用的に利用され得るとみなされた。また, 卵を用いたゲル状食品にNaClと併用して用いるときは, NaClは0.068M(0.4%)程度のより低濃度でKClを添加する方法で, ゲルの硬さを補強することもできる。(2)MgCl_2を用いた卵液ゲルは硬く, 明度の暗いゲルとなった。味は舌にまとわりつくような後味が残り, NaClに添加しても有効とはみなされなっかた。(3)CaCl_2を用いた卵液ゲルは軟らかく, 離漿量の多い明度も低いゲルとなった。また, NaClにCaCl_2を添加した場合, 味の点では少量の添加は可能であるが, 添加量が増すと破断応力値は低下し, 軟らかいゲルとなった。したがってCaCl_2をNaClと併用して用いるときは, モル濃度でNaClの6.5%量以下が適当とみなされた。
著者
加戸 陽子 齋藤 公輔 Johannes Plan 眞田 敏
出版者
関西大学人権問題研究室
雑誌
関西大学人権問題研究室紀要 (ISSN:09119507)
巻号頁・発行日
vol.66, pp.1-21, 2013-09-30

Aspergerが自閉的特徴に関する最初の報告を行った人物であるという認識は広まりつつある。本論文では、1930年代のオーストリアにおいて治療教育の拠点となり、Asperger自身も主任を務めたウィーン大学小児病院治療教育部門への、Michaelsによる視察の報告を中心にその取り組みを概観した。また、1938年のAspergerの講演論文中の自閉的精神病質と思われる1症例に関する記述部分を邦訳し、その臨床像の解釈を行った。さらに、米国で最初に自閉症に関する報告を行ったKannerの見解に対するAspergerの論文の影響についても論じた。