著者
鈴木 直義 松浦 博 湯瀬 裕昭 池田 哲夫 渡邉 貴之 武藤 伸明 岡本 恵理 佐藤 智子 福田 宏 柴田 義孝 橋本 浩二 青山 知靖 葛岡 英明 高橋 勇
出版者
静岡県立大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2008

看護師のフィジカル・アセスメントスキル学習や書道の学習など、動作を伴う学習の遠隔指導支援を目的として、(1)学習時の各種の動作に伴う圧力などの客観的フィードバック情報を学習者や指導者に効果的に提供する方法、(2)打診音を自動識別し実習者に指標を提示するeラーニングシステム構築のための検討、(3)概念モデリングを学習者自身に行わせる方法の熟練者育成へ導入、などの研究成果を得た。
著者
佐藤 寛久 鈴木 洋子 山本 猛嗣
出版者
ダイヤモンド社
雑誌
週刊ダイヤモンド
巻号頁・発行日
vol.98, no.24, pp.24-63,66〜67, 2010-06-05
著者
佐藤 薫 永戸 久喜 廣田 勇
出版者
社団法人日本気象学会
雑誌
気象集誌 (ISSN:00261165)
巻号頁・発行日
vol.71, no.4, pp.427-436, 1993-08-25
被引用文献数
8

時間分解能の高いMUレーダー観測データ及び水平分解能の高い気象庁JSM(Japan Spectral Model)データを用いて対流圏中上部に卓越する中間規模東進波動擾乱を発見しその特性を詳しく調べた。この波動は3-4日周期の移動性高低気圧波動(長波)の卓越する春季において常に存在する。スぺクトル法、ラグ相関法を用いて定量的解析を行なった結果、この波動は緯度30-40゜Nに帯状に分布し、東西波長約2100km、周期約26時間であることがわかった。東向き位相速度は約22ms^<-1>で、長波の約2倍にあたる。これは、この中間規模東進波動が長波の高調波ではなく、独立な固有の生成維持機構を持っていることを意昧する。南北方向、高度方向の位相の傾きは殆んど見られない。高度場及び南北風成分の振幅は250hPaで最も大きく、約4ms^<-1>である。風と高度場との対応は地衡風的である。この種の対流圏東進波動に関するこれまでの観測的知識は乏しく、したがって、その力学は殆んどわかっていない。今後、背景流との関連を通して、この中間規模波動の力学特性を明らかにすると共に、他の季節での中間規模波動解析を発展させる必要がある。
著者
佐藤 究 布川 博士 楠見 孝 野口 正一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.1993, no.75, pp.41-48, 1993-08-27
被引用文献数
5

ユーザがコンピュータシステムを道具として使いこなすためには,システムの構造や機能を"理解する"必要がある.しかし,全くの初心者ユーザにとってコンピュータシステムを理解することは非常に困難である.そのため,ユーザがシステムを楽しく容易に"理解"できるように支援するユーザインタフェースとして,メタファーを提供するユーザインタフェースが研究されているが,そのような認知科学的手法がどれだけ有効であるかを評価する手法の確立も非常に重要である.本稿では,我々が作成したメタファーを提供する分散システムのためのUI,メタファーネットワークDoReMiを用いた、メタファー提供の有効性を評価する認知心理学実験について述べる.We propose 'Metaphor-oriented User Interface', which make it possible that unpracticed users understand the systems they work on now. It is almost impossible for ordinary users to make good use of their systems, even if they employ (conventional) Graphical User Interface (GUI). Our 'Metaphor-oriented User Interface : Metaphor-Network DoReMi' present such systems to users through metaphor, which is more familiar to us, for making it easy for non-expert to understand structures, functions and operations of their systems. In this paper, we describe results of cognitive-psychology experiment which use Metaphor Network DoReMi., and evaluate efficiency of 'DoReMi' itself with cognitive-scientific methods.
著者
細谷 博子 華表 清香 大村 梢 佐藤浩史 河原 正治
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告電子化知的財産・社会基盤(EIP) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.121, pp.19-24, 2003-11-29

従来型のサーバ・クライアントシステムが抱える問題の解決法として注日されているのが,Peer-to-Peer(P2P)型システムである.このシステムを実用化するためには,著作権処理や個人認証などの課題があり,それらを解決する必要がある.将来的には,携帯端末が身分証明の機能や,日常生活の様々な決済機能を担うことが期待されている.将来の携帯端末が持つべき機能を明確にするために,本研究では一つの例として,携帯電話に課金機能を組み込んだシステムを構築した.このシステムを既存のP2P型の画像共有システムに適用させた結果について報告する.The Peer-to-Peer(P2P)type systems attracts a great deal of attention, since this system can solve the various problems existing in the current server-client systems. In order to put the system to practical use, however, it is necessary to settle the problems such as regulation of the Copyright Act and the individual-authentication. In future, it is expected that"mobile device"will be used as a means of personal identiflcation and of the various settlement of accounts in daily life. In this research, as an example to make clear the function of future mobile device, we have constructed a kind of superdistribution system, that is, we have implemented the function of the billing to a cellular phone. Fuether more, we have combined the system and the existing P2P type system of sharing images. In this paper, we report the result of this combined system.
著者
佐藤 敬一 内山 厚 伊豆田 猛 三輪 誠 渡辺 直明 久保 隆文 伏谷 賢美
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. US, 超音波
巻号頁・発行日
vol.94, no.155, pp.61-67, 1994-07-20

酸性雨が土壌酸性を引き起こし樹木に水ストレスを与えていることを考慮し、酸性土壌に植えたスギの2年生苗木について12週間にわたりAEを測定し、発生したAE特性について検討した。その結果、夜や曇り、雨などの日射量のないときはAEが検出されなかった。健全な対照区の苗木では、AEは日照開始時に集中しており、蒸散流の開始によるキャビテイションにともなって発生していることが分かった。また、水ストレスを受けている植え替え直後や酸性区の苗木では、AE発生の日照開始時の集中度は低く、日射がある時間帯ははんべんなくAEが発生した。
著者
佐藤 嘉晃 石川 博之 中村 進治 脇田 稔
出版者
日本矯正歯科学会
雑誌
日本矯正歯科学会雑誌 (ISSN:0021454X)
巻号頁・発行日
vol.54, no.3, pp.177-192, 1995-06
被引用文献数
16

矯正力を加えた際の圧迫側歯周組織の経時的変化について, 組織反応ならびにそれらの三次元的な分布の推移から検討を加えた.成ネコの上顎犬歯を100gの初期荷重で遠心方向に傾斜移動し, 荷重開始から7日, 14日, 28日後の組織標本を作製した.これらの組織像, ならびに連続切片からコンピュータにより構築した三次元画像の観察を行った結果, 以下の知見が得られた.1. 7日間例にみられた無細胞帯および内変性帯からなる変性領域の分布は, 14日間例では三次元的に縮小しており, この過程ですでに変性領域の組織の修復が進行していると考えられた.14&acd;28日にいたる過程では, 変性領域の分布はさらに縮小しており, 大部分は修復されていた.しかし, 遠心側歯頚部の歯槽骨頂付近には依然として変性領域が残存していた.2. 14日間例において変性領域に面する歯槽骨に活発な吸収像が認められ, この部位からも変性領域の修復が進行することが示唆された.3. 上記の吸収形態は, 変性領域に面する歯根膜腔への骨髓腔の開口部に独立してみられたため, 従来の背部骨吸収は, (1) 歯槽骨内骨髓腔開口部に近接して出現する浅部での背部骨吸収と, (2) 歯槽骨内深くの骨髓腔に出現する深部での背部骨吸収に再分類することが妥当であると考えられた.4. 変性領域と破骨細胞の種々の骨の吸収形態には明瞭な位置関係が認められ, これらは歯根膜に分布する圧の程度と密接に関連していることが示唆された.
著者
竹中 洵治 佐藤 正明 岡崎 久
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育
巻号頁・発行日
vol.29, no.4, pp.307-311, 1981

現在の高校生の学力,興味,意欲などは非常に多様化している.このような状況のもとで,従来のような全体の学習者を一律に,画一的な方法で教授,学習を行なうのでは不十分である.個々の学習者に適した教授,学習が望まれる.今回,夏休みの課題として,個々の学習者の学習歴に則して,教育工学的手法を用い,個々一人一人に適した処方問題を与えた.その結果,多数の学習者から好意的な意識反応が得れたのでここに報告する.
著者
佐藤 素子 千葉 景子
出版者
北海道社会保険病院
巻号頁・発行日
2003-12-31

患者と家族が安心して療養生活を送るためには、極力負担を軽減するような体制を築くことが求められる。今回在宅中心静脈栄養療法(HPN)を選択した高齢世帯の食道癌患者に対し、医療側と地域とでチームを結成し自宅訪問や皆で話し合いをする場を持つ事で退院に導く事が出来た。患者と家族の多く(特に高齢世帯)は、自分達がどのような社会資源を活用できるのかについて理解している例は少ない。そこで、患者の最も身近にいる看護師は、患者と家族の望む生活により近い環境を提供するため、①患者・家族に地域で行われている支援システムを紹介し活用方法を伝える。②患者・家族とともに在宅療養生活をイメージ化し、その実現へ向けて地域への橋渡しを行う。③在宅療養生活を支えるために地域とチームを結成し、その中で患者・家族の代弁者としてリーダーシップを発揮する。という役割がある事を学んだ。

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著者
山本 智 佐藤 勝彦 高橋 博行
出版者
東京大学大学院理学系研究科・理学部
雑誌
東京大学理学系研究科・理学部ニュース
巻号頁・発行日
vol.38, no.2, pp.3-4, 2006-07

日経BP ムック東京大学理学部版発行される/東京大学理学部のロゴマークを募集します/山川健次郎元東京帝国大学総長の胸像などの寄贈を受ける/植物園で学生・教職員の交歓会が開かれる
著者
平山 弘 小宮 聖司 佐藤 創太郎
出版者
一般社団法人日本応用数理学会
雑誌
日本応用数理学会論文誌 (ISSN:09172246)
巻号頁・発行日
vol.12, no.1, pp.1-8, 2002-03-15
被引用文献数
11

The arithmetic operations and functions of Taylor series can be defined by C++ language. The functions which consist of arithmetic operations, pre-defined functions and conditional statements can be expanded in Taylor series. Using this, the solution of an ordinary differential equation can be expanded in Taylor series. The solution can be expanded up to arbitrary order, so the calculation formula of arbitrary order can be used instead of Runge-Kutta formula. Taylor series can be used for the evaluations of the errors and the optimal step size within given error allowance easily. In addition, we can transform Taylor series into Pade series, which give arbitrary order, high precision and A-stable formula for solving ordinary differential equation numerically.
著者
影浦 峡 阿辺川 武 内山 将夫 佐藤 理史 宇津呂 武仁 竹内 孔一 相澤 彰子 戸田 愼一
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2009

(1) レファレンス・ツールにおける「包括性」の概念および包括性を 実現するための要件を明らかにした。(2) 専門語彙クローラーと対訳・関連多言語アーカイヴ クローラーを開発し、機能的包括性を有するレファレンス情報資源を構築した。(3) 翻訳情報 資源を提供する統合翻訳支援サイト「みんなの翻訳」(http://trans-aid.jp/)を開発・公開し、 一般利用に提供し翻訳情報資源の有効性を検証した。