4 0 0 0 頼朝の挙兵

著者
五味文彦 本郷和人編
出版者
吉川弘文館
巻号頁・発行日
2007
著者
本郷 道夫
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.65, no.7, pp.356-357, 2017-07-20 (Released:2018-01-01)
参考文献数
1

胃は,食物を摂取した後,弛緩と蠕動運動により摂取物の移動を適切に調節すること,酸による雑菌の殺菌,食物の消化とを司る。その機能は,胃底部および胃体部の弛緩収縮と酸分泌,胃前庭部の蠕動運動とガストリン分泌とによって行われる。すなわち,胃は機能的に二つの臓器から成り立っていることになる。さらに,胃で分泌された酸は,十二指腸への流入状況によって様々な消化管ホルモンを介して生体機能および食行動の制御を行っている。
著者
本郷 由希 喜多 伸一
出版者
日本認知心理学会
雑誌
認知心理学研究 (ISSN:13487264)
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.13-21, 2005-08-31 (Released:2010-10-13)
参考文献数
22
被引用文献数
1

視覚的時間順序判断に聴覚が及ぼす影響を,視覚刺激と聴覚刺激の左右に関する空間一致性に注目して調べた.視覚刺激を短い時間間隔をおいて呈示し,その前後に聴覚刺激を呈示した.第1実験では,視覚的時間順序判断の能力が,視覚刺激と聴覚刺激が空間的に一致している場合には良くなるが,視覚刺激と聴覚刺激が空間的に不一致な場合には悪くなることが示された.この成績変化は視聴覚刺激の時間間隔(AV-SOA)が640 msという長い条件になっても残った.第2実験では,こういった成績変化に対して,視覚刺激に先行する聴覚刺激の方が,後続する聴覚刺激よりも,より強い影響を与えていることが示された.これらの実験結果は,視覚的時間順序判断に対する聴覚の優位性に対し,空間一致性が影響することを示すものである.
著者
本郷 一隆 宮内 真人 林 健太郎 興梠 政広 秋永 良典 芹川 聖一
出版者
The Illuminating Engineering Institute of Japan
雑誌
照明学会誌 (ISSN:00192341)
巻号頁・発行日
vol.99, no.11, pp.589-593, 2015-11-01 (Released:2016-02-01)
参考文献数
6

Blue LEDs are now mass-produced, and road traffic signal heads using LED systems are being used. LED signal heads have advantages such as energy savings and a long life. However, newly proposed LED signal heads have difficulty reducing problems such as the washout phenomenon. In this paper, we have proposed reducing the washout phenomenon of LED signal heads by using LED element 192 and the low-reflection black plate called a“phantom board”on a blank area between the elements. On the basis of light intensity distribution and luminance uniformity measurements, it was confirmed that the LED signal head we proposed satisfies the conditions described in the traffic signal lighting specifications of the National Police Agency. The visibility of the signal head was improved, as apparent from the before and after improvement pictures taken in the morning and the evening when the sun was at a low altitude and as a result of the phantom ratio.
著者
榎原 雅治 本郷 恵子 末柄 豊 伴瀬 明美 前川 祐一郎 高橋 典幸 井上 聡 須田 牧子 遠藤 珠紀 小川 剛生 高橋 一樹
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2008

室町時代は日本の伝統文化の形成された時代であるといわれている。本研究では、さまざまな理由によってこれまで全体像が把握されていなかったこの時代の公家や僧侶の日記を解読し、出版やデータベースの作成によって、その全文紹介を進めた。また日記に登場する人物について研究し、室町文化の形成を考える上で不可欠な人物データベースを作成した。
著者
鈴木 宏二郎 田辺 義慶 山田 和彦 越野 勝一郎 本郷 素行
出版者
一般社団法人 日本航空宇宙学会
雑誌
日本航空宇宙学会誌 (ISSN:00214663)
巻号頁・発行日
vol.48, no.561, pp.549-553, 2000-10-05 (Released:2019-04-11)
参考文献数
8
被引用文献数
1

The supersonic aerodynamic characteristics of lifting bodies with blunt thick delta configuration at high angles of attack are experimentally investigated by using the transonic and supersonic wind tunnels. The results show that the lift-to-drag ratio at the trimmed attack angle can be enhanced by the use of the bent nose and body flaps. Significant temporal nonperiodic fluctuation of the aerodynamic force is observed in the narrow freestream range around the Mach number 1. 5 and attack angle 25 deg. The high speed Schlieren pictures reveal that the intermittent breakdown of the leeward vortex pair causes such unsteadiness. This fluctuation can be abbreviated by the combination of the bent nose and the body flaps located on the upper surface of the body.
著者
本郷 次雄
出版者
国立科学博物館
雑誌
国立科学博物館専報 (ISSN:00824755)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.31-41, 1977

1976年11月10日より11月29日の間, 小笠原諸島の菌類調査を行なったが, そのさいの採集品のうち, 分類学的もしくは生物地理学的に興味深いもの10種をここに報告する。 1) Anthracophyllum nigrita (LEV.) KALCHBR.ネッタイカタハ(新称)だいだい色∿かば色, 皮質のヒラタケ型の菌で, ひだの組織はKOH液で青緑色に変わる。熱帯∿亜熱帯性. 2) Mycena chlorophos (BERK. & CURT.) SACC.ヤコウタケ熱帯∿亜熱帯性の発光菌である. 3) Xeromphalina tenuipes (SCHW.) A.H.SM.ビロウドエノキタケ(新称)ややエノキタケに似るが, 茎だけでなくかさの表面も微毛におおわれる。熱帯∿亜熱帯に広く分布。筆者は屋久島でも採集したことがある. 4) Lepiota subtropica HONGOムニンヒナキツネガサ(新種)ナカグロヒメカラカサタケL.praetervisa HONGOなどに近縁の小形種。 5) Ripartitella brasiliensis (SPEG.) SING.ニセキツネノカラカサ(新称)外観はカラカサタケ属Lepiotaに似ているが, 胞子が細かいとげ状突起におおわれる点, ならびにシスチジアがザラミノシメジ型である点はきわめて特徴的である。従来は北米∿南米からのみ知られていた種類で, 分布的にも興味深い。熱帯∿亜熱帯性。 6) Panaeolus tropicalis OLA'Hアイゾメヒカゲタケ(新称)子実体が帯緑青色に変色すること, および厚膜のシスチジアが存在することがいちじるしい特徴である。近縁のP. cyanescens (BERK. & BR.)SACC.に比し胞子が小形である。広く熱帯に分布. 7) Psathyrella stellatifurfuracea(S. ITO & IMAI) S. ITOキラライタチタケ故伊藤・今井両博士によって小笠原(父島)から記載された菌であるが, 原記載が簡単なためここに英文記載を補足した. 8) Rhodophyllus glutiniceps HONGOアイイッポンシメジ(新種)ウスムラサキイッポンシメジR. madidus (FR.) QUEL.に似るがずっと小形で, かさは粘液におおわれ, 茎は白い。 9) Suillus granulatus (FR.) O. KUNTZEチチアワタケリュウキュウマツとともに持ち込まれたもので, 本来の小笠原の種類ではない。 10) Lactarius akahatsu TANAKAアカハツ前種と同様にリュウキュウマツとともに移入されたものである。L. semisanguifluus HEIM & LECLAIRにきわめて近縁で, もし両者が同一種であることが判明すれば, 学名としては田中氏のものを用いるべきである。
著者
本郷 均
出版者
東京電機大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

フランスの現象学者メルロ=ポンティの遺稿草稿(『眼と精神』の下書きやメモ類、およびゲシタルト派の芸術心理学者アルンハイムの読書メモ、『見えるものと見えないもの』関連の未刊草稿など)の調査を行った。また、晩年のメルロ=ポンティの他の芸術に関する考察に対して取っていたスタンスを、メルロ=ポンティ自身の前期の「セザンヌの懐疑」における考え方と比較・考察し、かつミシェル・アンリという哲学者の芸術論とを比較することなどを通して、メルロ=ポンティの後期存在論構想に対して、「芸術」が果たしている役割が根本的であることが確認された。
著者
長谷川 公一 青木 聡子 上田 耕介 本郷 正武
出版者
東北大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2007

「持続可能な都市形成」が議題設定され、NGOメンバーなどの間で社会的な認知が進み、政策決定過程にフィードバックし、形成・遂行された政策がどのように中・長期的な波及効果をもちうるのか。本研究は、ソーシャル・キャピトルをもっとも基本的な説明変数として、環境NGOメンバーと地域社会に対するその社会的効果を定量的に分析した。都市規模・拠点性などから仙台市、セントポール市(米国)に拠点をおく環境NGOの会員を対象に行った郵送調査結果の分析にもとづいて、仙台市の環境NGOのソーシャル・キャピトル的な性格・機能の強さに対して、セントポール市の環境NGOは、政策提案志向型の専門性の高い団体を個人会員が財政的に支援するという性格が強く、ソーシャル・キャピトル的な性格は弱いことが明らかとなった。