1 0 0 0 OA Pachydermodactyly

著者
瀬戸 英伸 花垣 博史 荒木 典子 谷 昌寛
出版者
Meeting of Osaka Dermatological Association
雑誌
皮膚 (ISSN:00181390)
巻号頁・発行日
vol.36, no.1, pp.42-47, 1994 (Released:2010-08-25)
参考文献数
12
被引用文献数
1

Pachydermodactylyの16歳男性例を報告した。13歳時より, 両側第II指から第V指の近位指節間関節部皮膚の背面および側面に, 無症候性腫脹が生じてきた。病理組織学的に, 過角化を伴った表皮肥厚を認め, 真皮は膠原線維の増生による真皮肥厚を認めた。また, 真皮上層から中層にかけて弾力線維の数の減少, 断裂, 縮小化を認めた。電顕的に, 弾力線維は分枝傾向が強く, エラスチン内のmicrofibrilが減少し, エラスチンに取り込まれていないmicrofibrilがエラスチン周囲に多数認められた。自験例は, 臨床的組織学的にPachydermodactylyの典型例と考えられるが, 電顕像において, cutislaxa様のelastolysisが認められた点が, その病因を考える上で興味深いと考えられた。
著者
青山 有紀子 荒木 真 谷口 淳 向後 保雄 宮本 岩男
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2003, pp.570, 2003

FIB-CVD法を用いたDLC3次元ナノ構造物を高精度に制御でき、さらに高速にさせることが望まれている。そこで、イオンビームの走査速度を自由に制御できる方法を設計し、流量一定のガス雰囲気中で堆積率の変化を観察した。
著者
大貫 義人 荒木 善行 丹羽 健市
出版者
日本体力医学会
雑誌
体力科學 (ISSN:0039906X)
巻号頁・発行日
vol.37, no.6, 1988-12-01

第19回全日本大学駅伝に出場した山形大学の中・長距離選手を被験者にした本研究では, V^^・O_2max及びATと競技成績との関係について, 各走記録間に高い相関を示し, しかも, V^^・O_2maxよりもATの方かより高い相関を示すことが明らかとなった。また, 選手の現在の競技成績を予測する上でも重要な指標として評価できるといえる。
著者
後藤幸功 長野 央 荒木 啓二郎
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告マルチメディア通信と分散処理(DPS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.1997, no.104, pp.115-120, 1997-11-06
参考文献数
6
被引用文献数
8

インターネットを使用した動画像アプリケーションは,品質が保証された通信を必要とするためRSVPなどを用いて資源予約を行なう必要がある.しかし,RSVPとIntegrated Serviceで規定されている品質のパラメータはユーザが動画像が要求する品質パラメータと異なるため,動画アプリケーションはRSVPを使用して要求するパラメータとは他にユーザから動画アプリケーションに要求する品質パラメータの値を送信者に送る必要がある.本稿では,ユーザが動画アプリケーションに対して要求するパラメータを考察し,RSVPを用いて資源予約可能な動画アプリケーションを実装するための機能のモデルを提案した.Movie applications on the internet need to use RSVP (Resource Reservation Protocol) which is one of reservation protocol on the internet to guarantee of QoS. However, QoS parameters which are described in drafts of RSVP and Integrated Service by IETF differ with QoS parameters which are required from users to movie application. "Therefore it is need the system which send QoS parameters required user to the movie server beside RSVP. In this paper, we discuss QoS parameters which are required by users and proposed the model of system for the implementation of movie application which guarantees QoS using RSVP.
著者
荒木 乳根子
出版者
田園調布学園大学
雑誌
人間福祉研究 (ISSN:13477773)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.71-96, 1998-12-25
被引用文献数
3

筆者ら(高齢者処遇研究会, 代表 : 田中荘司)は1997年に全国の介護福祉士を対象に「在宅・施設に於ける高齢者及び障害者の虐待に関する意識と実態調査」を実施した。本論はこの調査で得られた在宅における高齢者虐待事例,91事例について分析したものである。また,具体的事例も記載した。被虐待者は女性に多く,後期高齢者が7割を占め,依存度の高い者が多かった。虐待者は嫁が4割近くを占め,次いで,配偶者,息子,娘であった。被虐待者は一人平均2タイプの虐待を受けており,世話の放棄,身体的虐待,心理的虐待がともに6割近くにみられた。虐待の要因は一概に言えないが,虐待者の「介護疲れ・ストレス」および「過去からの人間関係の不和」が最も大きな要因となっていた。虐待者は虐待に関して「虐待と思っていない」ないし「仕方がない」と考えている場合が多かった。虐待の発見者はホームヘルパーが4割を占め,専門職は解決に向けて虐待者・被虐待者と話し合う,保健福祉サービスの拡充などの努力をしていた。しかし,問題解決は13.2%に止まり,解決途中を含めても半数に満たなかった。今後,在宅介護における介護負担の軽減などが求められる。
著者
藤原 敬記 伊藤 敏彦 荒木 健治 甲斐 充彦 小西 達裕 伊東 幸宏
出版者
電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D, 情報・システム = The IEICE transactions on information and systems (Japanese edition) (ISSN:18804535)
巻号頁・発行日
vol.89, no.7, pp.1493-1503, 2006-07-01
参考文献数
24
被引用文献数
9

実環境での音声対話システムの使用において,誤認識を回避することは難しい.誤認識が起きると,システムはユーザの期待する応答とかけ離れた応答を行い,対話がスムーズに進まなくなることも多い.そこで本研究では,音声認識器が誤認識した場合でも,認識信頼度と対話履歴を用いることで正しくユーザの意図を推定することができる音声言語理解手法を提案する.これは,音声認識器が誤認識した場合でも多くの場合,複数候補(N-best)中に正解が含まれていること,システムが誤認識した場合にはユーザは大体訂正反応を示すこと,タスク指向対話には強い一貫性がありユーザは基本的に意味的・文脈的に関係した内容以外を発話しないことを利用する.また,提案手法ではあらかじめすべての認識可能単語を理解候補として保持し,言語理解部の対話戦略において音声認識結果中の単語との意味的関連性などを考慮している.これにより音声認識結果のN-best中に正解の一部が含まれていない場合でも,複数のユーザ発話の認識結果に基づくことで正しい意図を推定することが可能となっている.評価データにおいて,提案手法における対話単位での理解率は72.2%(21,430/29,670対話),単語単位での理解率は87.1%(77,544/89,010単語)であり,従来手法の最新認識結果の上位候補を優先するシステムの57.9% (17,178/29,670対話),75.4%(67,084/89,010単語)と比較しても有効である.
著者
荒木 裕子 山本 直子 石垣 貴志 関川 歩美 丸井 正樹
出版者
一般社団法人 日本家政学会
雑誌
一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 68回大会(2016)
巻号頁・発行日
pp.170, 2016 (Released:2016-08-04)

【目的】ネームとはタイの発酵ソーセージである。ネームは乳酸発酵により、微生物の繁殖を抑制しており、生で食べることが出来るのが大きな特徴である。我が国でのネームに関する研究は少なく、ネームの安全性についての研究もなされていない。本研究ではより安全で品質の安定したネームを調製することを目的として、条件の異なるネームを調製し調製条件の違いによる安全性および品質を検討した。【方法】試験試料として4種類のネームを調製した。基本的な材料である豚肉、豚耳、ニンニク、トウガラシ、米飯を調製する自然発酵区、また基本材料に発酵を促進する助剤であるヨーグルト、グルコン酸、肉用乳酸菌を添加したネームを調製した。35℃で4日間発酵させ、一般生菌数、大腸菌群、乳酸菌数およびpHを経時的に測定し、調製条件の違いによる安全性および品質を比較検討した。【結果】自然発酵区ではpHの低下は見られたが、大腸菌群が十分に抑制されなかった。ヨーグルト添加区、乳酸菌添加区では乳酸菌が生成する乳酸によってpHが低下し、大腸菌群が抑制された。グルコン酸添加区では4%添加のものは即時にpHが低下し、大腸菌群は強く抑制されたが、酸によるタンパク質変性が見られた。上述の通り、自然発酵区では十分に抑制されなかった大腸菌群がヨーグルト添加区、グルコン酸添加区、乳酸菌添加区において抑制されていることから、ネームの安全性を高めることを目的としたヨーグルト、グルコン酸、乳酸菌の添加は有効な手段であると示唆された。
著者
中田 和義 和田 信大 荒木 晶 浜野 龍夫
出版者
水産増殖談話会
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.53, no.3, pp.263-274, 2005-09-20
参考文献数
35
被引用文献数
3

テナガエビ類を効果的に採集できるエビ篭の構造と使用人工餌料について検討するため、1)エビ篭に入れた人工藻体、2)エビ篭の入り口の直径、3)エビ篭に用いる人工餌料がテナガエビ類の採集効率に及ぼす効果を調べる野外実験を実施した。エビ篭に人工藻体を入れ、篭の内部をテナガエビ類の隠れ場所に似せても、採集個体数は変わらなかった。一方、エビ篭の入り口の直径は採集個体数に大きく影響し、採集効率は直径40~50mmで最適であったが、40mmは50mmよりもモクズガニの混獲を防ぐ効果が高かった。人工餌料の実験では、餌料1(ウナギ育成用配合飼料)、餌料2(餌料1にイカ内臓ソリュブル吸着飼料とオキアミエキスを混ぜた餌料)ともに冷凍サンマと同等の採集効果を期待できた。以上の結果から、テナガエビ類の採集では、入り口の直径を40mmとしたエビ篭に、常温での長期保存が可能で、餌料2よりも安価な餌料1を用いる方法が良いと結論づけた。これらの条件を伴うエビ篭と、市販のカニ篭(餌料は冷凍サンマ)を用いて、8河川4湖沼で採集比較実験を行ったところ、テナガエビ類はエビ篭のみで採集され、エビ篭はテナガエビ類の採集に有効であることが示された。また、このエビ篭は他のエビ類やザリガニ類に対しても採集効果が高かった。
著者
甲斐 光洋 田中 紘道 荒木 懸喜 箕田 和弘 川口 栄子
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.GbPI1474, 2011

【目的】当院リハビリテーション科(以下、リハ科)では、ヒヤリ・ハット報告書提出件数は2008年度20件、2009年度43件であったが、2010年4月から10月の件数は39件と増加傾向にある。早期リハ開始、患者の高齢化および重症化、職員数の増加により臨床経験年数3年未満の職員が全体の約30%(5年未満では50%)を占めるなど、職員教育の質的・人的問題の対応が必要になっている。これまでは、病院全体での学習(年2回)と職場内学習(年2回)を行ってきたが、今年度は医療安全室の協力を受け、危険予知トレーニング(以下、KYT)および急変時対応についての学習会を開催し、職員の意識向上と業務改善の取り組みを試みた。<BR>【方法】(1)KYT(事例を通してのKYT):実際のヒヤリ・ハット報告から事例を7例選び、それらに対してグループで討論を行い、発表を行った。学習会後アンケート調査を実施した。(2)急変時対応学習:1.急変時対応についての院内マニュアルの学習、2.症状別対応の学習(6種類の症状別フローチャートを使用)、3.1次救命処置(BLS:basic life support)の学習<BR>【説明と同意】本研究は当院倫理委員会および医療安全推進委員会において承認同意を得ている。<BR>【結果】KYT後のアンケート調査では、KYTに対しての「理解が深まった」が24名(96%)、「少しわかった」が1名(4%)、「理解しにくかった」が0名(0%)であった。また、日常業務において役立つかどうかの質問に対して、「必要と思う」が24名(96%)、「必要と思うが難しい」が1名(4%)、「あまり役立たない」が0名(0%)という結果となった。<BR> 急変時対応については、既存のマニュアルについての学習と新たに症状別のフローチャートを作成し対応の流れや注意事項の確認を行った。その後、BLSの実演を行い手順の確認を行った。以上の学習から業務改善の取り組みは次の3項目とした。(1)緊急時の連絡システム:発生時の連絡方法をいつでも誰でもがわかるようにするために、職場内に「ドクターハート」の運用手順の設置と全ての電話機に依頼時内線番号をシールで貼り表示した。(2)医療安全対応のポケットカード作成:カード形式にて「119番通報」(外出リハ・家屋訪問時用)、「心肺蘇生法」、「意識障害レベル」、「運動療法中止基準」の4種類のマニュアルおよび基準を作成し、白衣の胸ポケットに携帯しいつでも活用できるようにした。(3)定期的な学習会の開催:職場内学習会の時間や職場会議の時間を利用して継続的な学習を行っていく。<BR>【考察】当院リハビリテーション科では、「ヒヤリ・ハット報告書」の提出および報告は定着してきていたが、その報告書を事故防止に十分に活用できていないのが現状であった。今回、医療安全推進室の協力を得て、実際の「ヒヤリ・ハット報告書」から事例を選びKYTを行えたことは、報告書を有効に活用すると共に職員の医療安全に対する意識向上にも役立つものであった。KYTでは、日常の診療場面においていくつものリスクが潜んでいることを再確認できる機会となった。各個人の危険予知能力を高めることが、組織として集団としての対応能力の向上にもつながると考えられるため、今後も継続した取り組みとしていきたい。急変時対応については、不安を抱えている職員が多くみられたため、学習会を通して不安の解消を図ったが、経験と実践が乏しい職員が多いため改善項目の取り組みを実践していくことが重要である。改善項目の実践を通して、今後のヒヤリ・ハットの状況や職員の意識がどう変化していくかを検証していく必要性がある。リハビリテーションを実施していく中でのリスクには、急変の他にも転倒や外傷、感染の問題など様々な課題があるため、それらに対応した職員教育および業務改善の取り組みも同時に行っていくことが今後の課題である。また、当施設および職員個人が、医療安全の必要性を施設および自分自身の課題と認識し、医療安全体制の確立を図り、安全な医療の遂行を徹底することが最も重要である。<BR>【理学療法研究としての意義】日本人は一般的に危機意識が欠如しリスク管理が定着しないといわれているが、安全な医療を構築するためには、常に「事故はいつでも起こりうる」「人は過ちをおかす」という危機意識をもち、業務にあたることが重要である。そのためには、今回のような学習および業務改善の取り組みを積み重ねていくことが、「危機意識」をもつための意識改革につながると思われる。そして個人の意識改革とともに医療機関として組織的・系統的な安全管理の構築を追求していきたい。<BR>
著者
伊田 久美子 北村 文 熱田 敬子 岡野 八代 牟田 和恵 古久保 さくら 元橋 利恵 荒木 菜穂 キタムラ アヤ ムタ カズエ フルクボ サクラ モトハシ リエ アラキ ナホ イダ クミコ アツタ ケイコ オカノ ヤヨ
出版者
松香堂書店
巻号頁・発行日
2018-03-20 (Released:2018-03-20)

課題番号 : 26283013 研究課題 : ジェンダー平等社会の実現に資する研究と運動の架橋とネットワーキング 平成26-29年度 科学研究費補助金 基盤研究(B)
著者
中川 久夫 土井 宣夫 白尾 元理 荒木 裕 Hisao Nakagawa Nobuo Doi Motomaro Shirao Yu Araki 東北大学理学部地質学古生物学教室 日本重化学工業株式会社盛岡工業所 (盛岡市) 徳本寺 (東京都台東区西浅草) 長谷地質調査事務所 (仙台市)
出版者
東北大學
雑誌
東北大學理學部地質學古生物學教室研究邦文報告 = Contributions from the Institute of Geology and Paleontology Tohoku University (ISSN:00824658)
巻号頁・発行日
vol.84, pp.1-22, 1982-03-29
被引用文献数
2

Ishigaki-jima and Iriomote-jima are the largest two islands of Yaeyama Gunto in the westernmost part of the Ryukyu Islands. Major startigraphic units on them are pre-Eocene Ishigaki Group, Upper Eocene Miyara Group, Lower Miocene Yaeyama Group, Sonai Conglomerate of unknown age, Pleistocene Ryukyu Group and the recent coastal and fluvial deposits. The Ishigaki Group comprises the Tomuru and Fusaki Formations. The Tomuru Formation occurs in the northeastern, east central and northwestern parts of Ishigaki-jima and in the eastern part of Iriomote-jima. Rocks are glaucophane schist, graphite schist, quartz-mica schist, phyllite, green and black schists and basalt. Maximum thickness is 2100 m. The Fusaki Formation crops out in the west central to southwestern part of Ishigaki-jima and on Taketomi-Jima, a small island to the southwest of Ishigaki-jima. It consists of sandstone, shale, phyllite, chert and limestone. The measured section in the southwestern part of the island is about 400 m. No fossils have been found in the Ishigaki Group. The sedimentary rocks of the Fusaki Formation are bounded on the east and northwest by the metamorphic rocks of the Tomuru Formation, but the relation between them remains uncertain because of poor exposure along the boundary. The estimated boundaries pass through the central part of Ishigaki-jima in north direction and the northwestern part in northeast direction. In the central part of the island, the boundary extends northward to the eastern margin of the granitic intrusion, along which dunite crops out in a few places. The Miyara Group comprises the Miyaragawa and Nosoko Formations. The Miyaragawa Formation unconformably overlies the Ishigaki Group in many places of Ishigaki-jima and in a small area in the eastern part of Iriomote-jima. It consists of conglomerate, an alternation of sandstone and siltstone and limestone. The limestone is biogenic and cotains well preserved fossils of the Late Eocene age. Fossils occur also in the conglomerate, sandstone and siltstone. Thickness of the Miyaragawa Formation is about 80 m. The Nosoko Formation overlies conformably the Miyaragawa Formation and unconformably the Ishigaki Group. The Nosoko Formation is distributed mainly in the northeastern and northwestern parts of Ishigaki-jima and in the eastern part of Iriomote-jima. It consists largely of andesite, dacite and tuff breccia, but includes conglomerate and sandstone, which yielded fossils. The pyroclastic rocks of the Nosoko Formation are altered and colored green ; they closely resemble the so-called green-tuff of the Early to Middle Miocene in the mainland of Japan. However, the fossils from the interbedded conglomerate and sandstone indicate the Late Eocene age. Total thickness of the Nosoko Formation is about 400 m. Granitic rocks intrude the Ishigaki and Miyara Groups in the northwestern part of Ishigaki-jima. The rocks are biotite adamellite and biotite granite which are accompanied by biotite-hornblende-augite quartzdiorite, granodiorite, dacite and rhyolite. In contact with the intrusions, the rocks of the Ishigaki and Miyara Groups are metamorphosed into hornfels. K-Ar age of the biotite adamellite is 21 Ma. The Yaeyama Group includes the Iriomote Formation, which occupies most part of Iriomote-jima. The Iriomote Formation consists of conglomerate, sandstone and siltstone. By the predominant lithofacies, the Iriomote Formation is subdivided into seven beds ; they are called with the letters A to G, in ascending order. Among them, the bed F is characterized by coal layers interbedded with an alternation of siltstone and silty sandstone, and is named the Uchiba-narejima Coal-bearing Member. The conglomerate and sandstone yielded molluscan and other fossils. The sandstone of the bed C and G are partly fossiliferous, and in places they grade into calcarenite and shell-limestone which form small lenses. Total thickness of the Iriomote Formation amounts to 700 m. The Sonai Conglomerate is distributed in several places in the north central to western part of Iriomote-jima. It unconformably overlies the Iriomote Formation. The conglomerate consists mostly of rounded cobbles, but includes pebbles and boulders in palces. Predominant rocks of cobbles are sandstone in the northern part and limestone and sandstone in the western part of the island, most of which are derived from the Iriomote Formation. The limestone cobbles contain larger foraminifera of the Early Miocene age. Maximum thickness of the conglomerate is 80 m. The Ryukyu Group includes the Ohama Formation on Ishigaki-jima and the Sumiyoshi Formation on Iriomote-jima. The Ohama Formation overlies the Nosoko and older formations with unconformity, and the Sumiyoshi Formation overlies the Sonai Conglomerate and older formations with unconformity. Distribution of the Ryukyu Group is limited to the area less than 70 m above sea level. In the inland area of Ishigaki-jima, the Ohama Formation consists of gravel, sand and clayey silt. The main part of the formation in the coastal area consists of detrital, foraminiferal, algal and coral limestones. The Ohama Formation occupies large area on Ishigaki-jima. Depositional surface is preserved between 20 and 70 m above sea level. The Sumiyoshi Formation is distributed in small areas along the coast of Iriomote-jima except the south coast. It consists of detrital, algal and coral limestones. Depositional surface is between 20 and 40 m above sea level. The Ryukyu Group on Ishigaki-jima and Iriomote-jima is correlated with the younger part of the Ryukyu Group in Amami-Okinawa Gunto. The recent deposits include coral reefs, beach sand and gravel, dune sand, fluvial clay, sand and gravel and residual soils. Deposits of cave and fissure in the limestone of the Ohama Formation yielded various remains of land animals.

1 0 0 0 OA 笠の舎 31巻

著者
荒木田麗女
出版者
巻号頁・発行日
vol.[11],
著者
荒木 智勇 林 孜 黒柳 行央
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会論文誌. B (ISSN:03854213)
巻号頁・発行日
vol.110, no.7, pp.591-597, 1990

We have been developing GILs for use as large capacity transmission lines since 1969. In 1979, GIL was applied to a 154kV in-yard link line of The Tokyo Electric Power Co., Inc. for the first time in Japan. In 1980, we began the development of a compact GIL to improve cost efficiency and applicability, it was applied to a 500kV incoming line of The Tokyo Electric Power Co., Inc. in 1985. This project planned as 275kV getaway lines connected to overhead line (810mm<sup>2</sup>&times;4) in Shin Noda Substation of The Tokyo Electric Co., Inc. The 8, 000A class 275kV GILs are the largest current underground transmission lines in the world. The paper describes the design, installation and tests of the project.