著者
三戸 公
出版者
中京大学
雑誌
中京経営研究 (ISSN:09199209)
巻号頁・発行日
vol.10, no.1, pp.1-21, 2000-09

最終講義の機会を与えられ、次のような講義要旨を配布して、講義をした。だが、話すことの出来たのは、はじめに、IとIIの最初の部分そしてVI「今、あらためて経営学を問う」だけであった。終わって、紀要の原稿としないかとの要請を受けたので、この際話さなかった部分も含めて稿を起したい。
著者
三戸 公
出版者
中京大学
雑誌
中京経営研究 (ISSN:09199209)
巻号頁・発行日
vol.16, no.2, pp.49-75, 2007-02
著者
光山 恭子
出版者
東京女子医科大学学会
雑誌
東京女子医科大学雑誌 (ISSN:00409022)
巻号頁・発行日
vol.33, no.4, pp.150-150, 1963-04-25

第118回東京女子医科大学学会例会 昭和38年2月22日(金) 東京女子医大病院第一臨床講堂
著者
長島 弘明 増保 安彦
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
YAKUGAKU ZASSHI (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.130, no.1, pp.49-54, 2010-01-01 (Released:2010-01-01)
参考文献数
19
被引用文献数
1 1

Monoclonal antibodies are being used as therapeutics for a number of cancers, such as leukemia, breast and colon cancers, and a lot of monoclonal antibodies specific for tumor-related antigens have been on clinical trials. Antibody-dependent cellular cytotoxicity (ADCC) is one of the major mechanisms by which antibodies exert anti-tumor effects. ADCC occurs through interaction between the Fc domains of IgG antibodies bound to target cells and Fcγ receptors on the surface of effector cells. In our study, a chimeric antibody, designated M-Ab, was constructed with the V regions from mouse anti-CD20 mAb 1F5 and the C regions from human IgG1 and κ chain. Two or three Fc domains were tandemly repeated downstream of the C-terminus of the M-Ab to give D0-Ab (Fc dimer Ab without a linker), T0-Ab (Fc trimer Ab without a linker), and T3-Ab (Fc trimer Ab with a (GGGGS)3 linker in front of the second and third hinge regions). Here, we show that Fc tandem repeat antibodies bind to all the low-affinity Fcγ receptors with very potent avidities and have greatly enhanced ADCC activity. T3-Ab is about 100 times more potent than the parental 1F5 chimeric antibody in terms of both Fcγ receptor binding and exerted ADCC activity at a 50-100 times less concentration as compared with the parental antibody. Thus, Fc tandem repeat antibodies are anticipated to be candidates for anti-tumor therapeutics and useful tools to elucidate the biological roles of Fcγ receptors.
著者
三島木 一磨 戸田 真志 川嶋 稔夫
出版者
情報処理学会
雑誌
研究報告デジタルドキュメント(DD) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2010, no.5, pp.1-8, 2010-02-25

近年様々なメディアが簡単に保存できるようになった.写真もそのひとつであり,人々はそれらをどんどん保存しているが,それらの多くは整理されないまま保存されており,このままではそれらの写真は価値を失ってしまう.これらの有効な再利用のために,我々は複数人で写真を閲覧しおしゃべりをするシーンに着目した.このようなシチュエーションを解析することで写真に関する情報を抽出し,付加することが可能でないかと考えた.本論文では閲覧者の行動モデルと写真の情報モデル及び「タグの伝搬」モデルを定義する.そしてこれらのモデルに基づき画像処理によって写真の状態を解析しタグを付加するシステムを提案する.さらにそれを用いて実験を行い,モデルの正当性を検証する.Many media forms can be stored easily at present. Photographs, for example, can be easily stored even though most of them have not been edited. This means they will gradually lose their value and become essentially unusable. To make better use of photographs, we tried to make use of information provided by viewers who had seen and commented on them. We felt that analyzing this information would enable us to make maximum use of photographic data. To do this, we defined a "tag propagation" model and relationships between photos. We also proposed a system that uses image processing to analyze viewers ' handling of photos and how the photos are relevant to each other. We then validated our model by using it.
著者
吉井 亮雄
出版者
九州大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

過去3年間の主要な成果としては次の3点がある。第一は、フランスにおいて初期「新フランス評論」誌にかんする多数の関連未刊文献を参照し、同時代の文学環境について具体的な知見を深めたこと。第二に、同誌と交流のあった文芸誌、とりわけ「ラ・ファランジュ」を調査し、その総合索引を作成したこと(この成果はフランスのジッド研究センターから出版予定)、第三に、アンドレ・ジッド=ポール・フォール往復書簡集校訂版を公刊したことである。
著者
常岡 英弘 梅田 昭子 柳原 正志 柳原 正志 梅田 昭子
出版者
山口大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

猫ひっかき病(Cat Scratch Disease : CSD)の新たな血清学的方法としてBartonella henselae IgG抗体価測定用Enzyme-Linked Immuno Sorbent Assay (ELISA)を確立した。本法の特徴は液体培地で培養したBartonella henselaeATCC49882株をN-ラウリルーサルコシン液で処理し、その上清液を抗原とするものである。本法の感度は0.952、特異度は0.987であり、その臨床的有用性が期待される。
著者
磯村 直樹 鳥海 不二夫 石井 健一郎
出版者
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
雑誌
電子情報通信学会論文誌 D (ISSN:18804535)
巻号頁・発行日
vol.J92-D, no.4, pp.542-551, 2009-04-01

近年,人間と対話のできるコンピュータ(対話システム)は様々な分野で利用されている.このようなシステムの実現のためには,性能の定量的評価が不可欠である.チケット,切符の予約などを目的としたタスク指向型対話システムでは,客観的・定量的な評価法がある程度確立されているのに対し,雑談などを目的とした非タスク指向型対話システムではアンケートなどの主観的な評価法が用いられているにすぎない.本論文ではテキスト対話を取り上げ,非タスク指向型対話システムの客観的・定量的な評価法を提案する.本論文では,いわゆる対話の「浅い構造」にのみ着目し,発話間のつながりという最低限の自然さを評価することを試みる.本手法では,人間同士の対話は自然で理想的な対話であると仮定し,人間同士の対話に発話タグを手動で付与し,付与したタグの系列を学習したHMMを作成する.実験の結果,HMMによって複数の非タスク指向型対話システムの性能を比較評価できることが確認された.
著者
町田 余理子
出版者
岡山大学大学院文化科学研究科
雑誌
岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要
巻号頁・発行日
vol.23, no.1, pp.17-30, 2007-03

動産売買先取特権に基づく物上代位の目的債権が譲渡され、その債権譲渡に対抗要件が整えられた後であっても、動産売買先取特権者はその物上代位を行使できるのか。動産売買先取特権に基づく物上代位は、昭和50年代頃から、信用売買における売主の売買代金債権の回収の実務において頻繁に利用されるようになった。それを反映して、最一小判昭和59年2月2日(民集38巻3号431頁。以下、「昭和59年最判」という)、最二小判昭和60年7月19日(民集39巻5号1326頁。以下、「昭和60年最判」という)、最一小判昭和62年4月2日(判例時報1248号61頁)、最三小判平成5年3月30日(民集47巻4号3300頁)、および、最三小判平成17年2月22日(民集59巻2号314頁。以下、「平成17年最判という)、の5つの最高裁判例がある。
著者
西村 章次 前田 奈津子 山崎 茂夫 社会福祉法人「皆の郷」・「いもの子作業所」の障害をもつ青年・成人 黒澤 祐介 権 明愛 範 例
出版者
白梅学園大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2006

子どもが喜ぶ「遊びながらの発達診断用具」を開発し、健常児を対象に108のデータを得、23各項目について、50%以上の通過率とSDから、3歳半前から6歳半以降まで6ヵ月ごとの発達推定年齢を出した。また40名を越す障害が疑われる児・者の診断に本用具が有効であることを確かめた。「プレールーム」、いわゆる「現場」、「家庭」における「出前発達相談」システムのあり方を、複数の検査者による診断と相談を基本にして構築した。
著者
佐々木 基樹 山田 一孝 遠藤 秀紀
出版者
帯広畜産大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

チンパンジー、ゴリラ、オランウータン、ニホンザル、これら4種の霊長類と4種のクマ科動物、ジャイアントパンダ、マレーグマ、ホッキョクグマ、ヒグマの後肢の可動性を、CTスキャナーを用いて非破壊的に観察した。その結果、4種の霊長類とジャイアントパンダ、マレーグマの2種のクマ科動物において、足根骨の回転とスライドによる足の顕著な回外が確認された。さらに、霊長類において、第一趾の屈曲に伴う第一中足骨の内転が4種の霊長類全てに確認され、オランウータン、ゴリラ、ニホンザル、チンパンジーの順でその可動域は大きかった。また、ゴリラやチンパンジーでは第一中足骨は足の背腹平面で内転しており、上下斜め方向に可動面を持つ他の2種の霊長類とは可動様式が異なっていた。足根骨の回転とスライドによる足の回外は、木登りに対する形態学的適応と考えられる。また、第一中足骨の足の背腹平面で内転は地上性適応の一環と考えられる。さらに、その可動性がチンパンジーで小さかったことから、チンパンジーがより地上性適応しているものと推測される。
著者
岡田 章 斎藤 公男
出版者
日本大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

本研究は、震災後の避難時やイベント時に人々が集える比較的大きな空間を覆える安全で居住性の高い仮設のシェルターを提案し、その実用化について検証したものである。仮設のシェルターは、超軽量で人力により簡単に建設が可能なもので、(1)シェルターの提案とテストビルディング、(2)実用化に向けた接合部などの開発、(3)施工方法の提案と検証、(4)構造安全性(耐風性、耐震性)の検証、などの項目について行った。研究成果として、複数の実用性を有する仮設シェルターの開発を行った。
著者
森 英恭 小森 政嗣 藤崎 雅史 中村 晃二 安芸 雅史 桑原 守正 藤崎 伸太 藤崎 大整 米満 伸久
出版者
The Japanese Society for Dialysis Therapy
雑誌
日本透析医学会雑誌 = Journal of Japanese Society for Dialysis Therapy (ISSN:13403451)
巻号頁・発行日
vol.42, no.9, pp.711-716, 2009-09-28

症例は57歳,男性.腎硬化症に伴う末期腎不全にて2000年5月に血液透析が導入された.2008年1月,経過観察中のCTにて左腎に造影効果のある嚢胞性腫瘤を認め,後天性嚢胞腎に発生した腎癌の可能性が高いと診断し,同年2月22日,後腹膜鏡下左腎摘除術を施行した.摘出組織の病理診断はAcquired cystic disease-associated eosinophilic renal cell tumorであり,その組織学的特徴は大型の好酸性細胞が充実性に増殖し,シュウ酸カルシウムの沈着を認めるという従来の腎癌の組織分類に当てはまらないものであった.
著者
瀬恒 潤一郎 PANDA PK
出版者
神戸大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2006

新規ポルフィリノイドのビルディングブロックとして新しいビピロール誘導体の開発を行った。フルオレン、フルオレノン、アントラセン、ビピリジンをスペーサーとするビピロールジエステルをヨードピローから3段階で合成した。アルゴン雰囲気下でヨードピロールとパラジウム触媒の混合物にジオキサン、ピナコールボラン、トリエチルアミンを加え、加熱攪拌することによりボリルピロールを約90%(NMR収率)で得た。これを精製せず次の鈴木カップリング反応に用いた。アルゴン下、ボリルピロール、ジハロアレーン、パラジウム触媒、トリフェニルホスフィン、炭酸カリウムの混合物にジメチルホルムアミドを加え、加熱攪拌した。反応の処理後、クロマトグラフィーでカップリング生成物を56-97%の収率で得た.これらのジエステル誘導体をエチレングリコール中、水酸化ナトリウムで2時間加熱して加水分解-脱炭酸し、α位無置換ビピロール誘導体を約90%の収率で得た。従来、特徴あるポルフィリノイドの合成に用いるピロール誘導体はそれぞれに固有の手法を用いて合成されていた。この反応の開発によってポルフィリノイド合成のための多様なビルディングブロックを容易に得ることができるようになったことはこの分野での大きな進歩である。次にこのビピロール誘導体とp-tert-ブチルベンズアルデヒドをトリフルオロ酢酸の存在下で反応させた後,DDQで酸化した。反応混合物をクロマトグラフィーで精製分離し、拡張ロザリン(10-44% yield)を得るとともに、拡張テトラフィリン(0-39% yield)拡張オクタフィリン(0-18%)を得た。
著者
篠田 知和基 松村 一男 丸山 顕徳 目崎 茂和 不破 有理 廣田 律子 服部 等作 荻原 真子 栗原 成郎 吉田 敦彦 諏訪 春雄 栗原 成郎 三原 幸久 中根 千絵 鷹巣 純 目崎 茂和 後藤 明 丸山 顕徳 依田 千百子 松村 一男 岡本 久美子 立川 武蔵 小松 和彦 百田 弥栄子 小南 一郎 鈴木 正崇 門田 真知子 蔵持 不三也 不破 有理 服部 等作 広田 律子 荻原 真子 木村 武史 宮本 正興 クネヒト ペトロ 水野 知昭 中堀 正洋
出版者
広島市立大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2005

「ユーラシアの神話の道」「海洋神話」につづき、主として天空の神話を世界神話においてしらべて比較し、そこから各文化の世界観、すなわちコスモロジーを究明した。天空神話としては日月、風、星辰、それに「天界」の神話をとりあげた。
著者
山本 清人 古森 公浩 小林 昌義
出版者
名古屋大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

実験1)Rho kinase inhibitorに代謝されるhydroxyfasudilのウサギ高脂血症腸骨動脈ステント留置モデルの内膜肥厚抑制効果について検討。コントロール:1.0%コレステロール餌。fasudil投与群:hydroxyfasudilをコレステロール餌に混ぜて投与.結果:4週後の内膜中膜比に有意差はなかった。実験2)Ezetimibe群で有意に内膜肥厚を抑制した。

1 0 0 0 IR 人工心臓

著者
服部 淳 石原 昭 山口 繁 藤村 光夫 市川 博 堺 裕 藤倉 一郎 飯田 良直 乃木 道夫 三浦 勇 佐野 鎌田郎 臼田 多佳夫 外山 香澄
出版者
東京女子医科大学学会
雑誌
東京女子医科大学雑誌 (ISSN:00409022)
巻号頁・発行日
vol.33, no.4, pp.151-151, 1963-04-25

第118回東京女子医科大学学会例会 昭和38年2月22日(金) 東京女子医大病院第一臨床講堂
著者
丹羽 健 長谷川 正 草場 啓治 八木 健彦 大砂 哲
出版者
名古屋大学
雑誌
若手研究(スタートアップ)
巻号頁・発行日
2008

本研究では,数万気圧・数千度の酸素超臨界中でのゲルマニウムおよびシリカの二酸化物(GeO_2,SiO_2)の溶融・急冷回収実験から中空角柱状の非常に特異な形態を有する単結晶の育成に成功した.高密度ガラスを合成することは難しかったが,超高圧下におけるガラス形成能や結晶成長機構の解明,新規機能性材料開発に対する幅広い知見を得ることができた.