著者
道上 勉 鬼塚 長徳 北村 哲
出版者
The Institute of Electrical Engineers of Japan
雑誌
電気学会論文誌B(電力・エネルギー部門誌) (ISSN:03854213)
巻号頁・発行日
vol.110, no.11, pp.887-894, 1990-11-20 (Released:2008-12-19)
参考文献数
5

The previous generator excitation control system is based on AVR control of generator terminal voltage. This system can't accommodate reactive power up to the facility limit even when the power system voltage decreases to the limit for stable operation. We attempted to develop advanced excitation control system (PSVR) to achieve higher constant sending end voltage of power station. We intended to apply the system to the generator connected to a 500kV system which contributes most effectively to the voltage stability of a bulk power transmission system. This PSVR produces higher control gains than the AVR, the following functions were adopted: (1) AVR gain reduction circuit, (2) phase compensation circuit, and (3) damping improvement by enlarging the limiter of the PSS. In addition, various functions were provided. These include voltage slope characteristics to balance the reactive power of adjacent generators and PSVR output and terminal voltage limiter to stabilize the generator operation. Previously to an application to a real system, a transient response test was performed by combining PSVR and generator simulator to verify the damping improvement and stability of the voltage control.
著者
古田 浩史 八上 公利 北村 豊 森 こず恵 落合 隆永 内田 啓一 田口 明 篠原 淳
出版者
日本口腔診断学会
雑誌
日本口腔診断学会雑誌 (ISSN:09149694)
巻号頁・発行日
vol.29, no.2, pp.98-103, 2016-06-20 (Released:2016-10-12)
参考文献数
18

Denosumab is a bone antiresorptive agent for use in patients with osteoporosis or metastatic cancer of the bones. A recent meta-analysis revealed that denosumab is associated with an increased risk of developing medication-related osteonecrosis of the jaw (MRONJ) compared with bisphosphonate (BP) treatment or placebo, although the increased risk was not statistically significant between denosumab and BP treatments. This paper presents the case of an 83-year-old man with MRONJ in the left maxilla caused by the use of denosumab for prostate cancer with multiple metastases to lymph nodes, bone and lungs, which improved by minimally invasive treatment after withdrawal of denosumab. The patient was given a subcutaneous injection of denosumab every 4 weeks for a period of 17 months. He had no history of receiving bisphosphonates or radiation therapy. We performed careful examinations and treatment with antibiotics, local irrigation and removal of as many necrotic bone chips as possible every 2 weeks. Finally, the remaining sequestrum was removed 10 months after the cessation of denosumab. The affected area was epithelialized within 19 days.
著者
小川 千代子 秋山 淳子 石井 幸雄 石橋 映里 菅 真城 北村 麻紀 君塚 仁彦 西川 康男 廣川 佐千男 船越 幸夫 益田 宏明 山﨑 久道
出版者
記録管理学会
雑誌
レコード・マネジメント (ISSN:09154787)
巻号頁・発行日
vol.73, pp.44-59, 2017

<p> 本研究は3か年計画で記録管理学という学問分野の体系化を目的とする第1年目の成果である。ここでいう記録管理学体系化とは、実務者が、自身が経験した個別事例を一般化された記録管理体系の中に位置づける手がかりを求め、そこから文書管理実務の観察、検討、改善への道筋を探れるようになることを意図している。たとえば記録連続体論は、記録の存在を研究観察対象として論じる。だが、現実的実務につながるという面で見ると、記録管理学は長くその体系化の必要が叫ばれながら、事例紹介の蓄積にとどまり、体系の大枠すら明確ではない。そこで、初年度は文書管理の実務者が業務遂行上依拠する現状の文書制度に基づき、記録管理学の体系化の糸口を探ることとした。研究では、諸文書管理例規を収集し、用語と定義の比較分析を行った。</p>
著者
宮脇 修一 恵美 宣彦 三谷 絹子 大屋敷 一馬 北村 邦朗 森下 剛久 小川 啓恭 小松 則夫 相馬 俊裕 玉置 俊治 小杉 浩史 大西 一功 溝口 秀昭 平岡 諦 小寺 良尚 上田 龍三 森島 泰雄 中川 雅史 飛田 規 杉本 耕一 千葉 滋 井上 信正 濱口 元洋 古賀 大輔 玉置 広哉 直江 知樹 杉山 治夫 高久 史麿
出版者
一般社団法人 日本血液学会
雑誌
臨床血液 (ISSN:04851439)
巻号頁・発行日
vol.46, no.12, pp.1279-1287, 2005 (Released:2009-07-28)
参考文献数
12

急性骨髄性白血病(Acute myeloid leukemia: AML) 191症例の末梢血のWT1 mRNA発現(Wilms tumor gene 1: WT1)量を定期的に測定し臨床経過との関連を検討した。初発未治療のAML症例におけるWT1の陽性率は93.9% (107/114)であった。寛解が得られ寛解を継続した症例66例の全例でWT1量は寛解に伴い低下し50 copies/μgRNA未満(陰性)となり,84.8% (56/66)の症例が1年後の経過観察終了時陰性であった。非寛解症例54例のうち87.0% (47/54)の症例のWT1量は,経過観察期間中50 copies/μgRNA以上(陽性)であった。寛解後再発した29例の全例において,寛解に伴い低下したWT1量は再発に伴って上昇に転じた。寛解後再発症例の79.3% (23/29)の症例のWT1の値は再発の43日(中央値)前に200 copies/μgRNAを超えて上昇していた。再発診断率,寛解継続診断率および診断効率を考慮するとAMLの早期再発診断のための基準値としては200 copies/μgRNAが妥当と考えられた。WT1量は,微小残存病変(Minimal residual disease: MRD)を反映しAMLの臨床状態に対応して変動していた。今回,WT1測定に使用したキットでは末梢血を用いたことからこのキット検査は患者への負担が少なく,定期的検査に適していると考えられた。
著者
中田 圭祐 菊地 智也 樋口 拓海 清瀬 大貴 梅谷 智弘 北村 達也 Tomohiro Umetani Tatsuya Kitamura
出版者
甲南大学
雑誌
甲南大学紀要. 知能情報学編 = Memoirs of Konan University. Intelligence & Informatics Series (ISSN:18830161)
巻号頁・発行日
vol.10, no.2, pp.125-132, 2018-02-28

本稿では,コンポーネント駆動型の小型移動ロボット環境を用いた,デモンストレーションなど実演を行うためのシステム群の開発について述べる.ロボットの実演システムを構築する際には,長時間の習熟を必要とせずに多くの実演者にシステムを利用させることが望ましい.また,実演を行う際には,ロボットシステム単体だけでなく,ロボットを運用するためのサブシステムの構築,運用が重要になる.本稿では, RaspberryPiを搭載し,外部のキーボードやディスプレイなしで運用できる2種類の小型移動ロボットシステム,および, Arduinoを用いた周辺システムによる実演システムを構築する.ソフトウェア,ハードウェアの開発および公開,実システムを用いた実浪を通して,可能性,有用性を示す.
著者
北村 邦夫
出版者
日本産科婦人科学会
雑誌
日本産科婦人科學會雜誌
巻号頁・発行日
vol.36, no.8, pp.1223-1229, 1984

奥多野地域(群馬県多野郡万場町,中里村,上野村,昭和55年国勢調査による人口7,778人)は人口減少率(55/50年)が9.2%であり,県下でも過疎化の著しい地域である.また人口の老齢化(65歳以上の人口比17.2%),労働条件をはじめとする経済的,社会的悪条件は,「過疎化」を更に進展させつつあり,絶対的な医療不足の申で過疎地域住民の健康破綻は予想以上に深刻である.本研究は,このような過疎地における住民の分娩場所をさぐる目的で行われ,20年聞の出生票2,384件と妊産婦死亡と乳児死亡例の死亡票が分析検討され以下の結果,考察を得た.1)施設内外分娩の逆転は,わが国より8年程遅れ昭和42年に起った.最近では99%近くが施設内分娩を行っている.それに伴って住居地から分娩場所までの距離が増加した.2)施設内分娩は昭和44年頃までは診療所が,それ以降は病院が多い.施設の選択にあたっては受け入れ体制が整えば近隣を選ぶ可能性が高い.3)経産回数が多い程,母の年齢が高い程,施設内分娩の割合が減ずる傾向が認められる.4)過疎地域における妊産婦死亡や乳児死亡の頻度は高いが,施設内分娩の増加に伴う医学的管理の向上はこれらの減少に大きく貢献したと思われる.
著者
河邉 毅 良永 雅弘 北村 陽介 村尾 寛之 多喜 研太郎 加来 豊馬 山下 晋作 鶴田 悟 吉河 康二 酒井 浩徳
出版者
一般財団法人 日本消化器病学会
雑誌
日本消化器病学会雑誌 (ISSN:04466586)
巻号頁・発行日
vol.108, no.2, pp.238-244, 2011 (Released:2011-02-07)
参考文献数
15

症例は67歳女性.胃癌で幽門側胃切除術(低分化腺癌+印環細胞癌,stage IIIA)施行後,20年目に左頸部リンパ節腫脹を認めて来院し,生検で低分化腺癌+印環細胞癌を認め,胃癌の再発と診断し,化学療法施行.2年後に骨髄抑制,DICを合併し死亡.剖検で,脳以外の全身臓器を検索したが原発巣は認めなかった.本症例は,進行胃癌術後,晩期再発したと考えられた.
著者
北村 匡平
出版者
日本マス・コミュニケーション学会
雑誌
マス・コミュニケーション研究 (ISSN:13411306)
巻号頁・発行日
vol.88, pp.77-96, 2016

The aim of this paper is to align Kyo Machiko's performance style as a vamp actress with the history of Japanese cinema, and explore postwar public consciousness and desire through her star persona. The voluptuous Kyo Machiko made her film debut in 1949 and went on to become one of the leading actresses of the postwar generation. Her rise to stardom was closely related to many of her roles that embodied social phenomenon amid a trend for kasutori culture, in the sexually liberated climate following the Second World War. In contrast to the intense characters on screen, she portrayed herself as modest and graceful, which enabled her to convey multiple messages within the context of her fame. She depicted a dual-star persona as a result of the contrast between her vamp characters in films and her modest, feminine personality in fan magazines; accordingly, she gained fame as a star across generations. Through the 1950s, she appeared in works by some of the greatest Japanese filmmakers, which catapulted her to international stardom. She was sometimes referred to as "the Grand Prix actress." Following the success of Akira Kurosawa's Rashomon (1950), a growing tendency to promote Japanese cinema overseas emerged, eliciting the gaze of Orientalism from Western spectators. International stardom led to an even more complicated gaze on Kyo Machiko's body. Star/Celebrity studies have developed certain methodological frameworks since Richard Dyer's Stars. From a theoretical perspective, this paper focuses on the film star Kyo Machiko as a cultural text, and analyzes how fans or critics viewed both her cinematic persona, performing acts of violence on screen, and her own persona, which represented traditional Japanese imagery in fan magazines. This research concludes that Kyo Machiko's cinematic body became a national body and functioned as an esthetic vehicle, reflecting both the desire of a trans/national identity and the desire to localize her star image for Japanese spectators.
著者
北村季吟
巻号頁・発行日
vol.[6], 1667
著者
北村 利夫 岩田 隆 落合 利理 福島 忠昭
出版者
園藝學會
雑誌
園芸学会雑誌 (ISSN:00137626)
巻号頁・発行日
vol.49, no.2, pp.277-285, 1980
被引用文献数
2

リンゴ3品種: 紅玉, 国光, 印度を用いて, 樹上での成熟期間中の呼吸量とエチレン生成量の変化と成熟現象との関係並びに品種間差異を明らかにするために, 成熟期に7日間隔で5~13回収穫し, 呼吸量, エチレン生成量及び組織内エチレン濃度の変化を調べ, これらと各種成熟現象の進展との関係を調べた. 成熟の指標として, 果実重, 可溶性固形物, 滴定酸度, デンプン含量, ペクチン含量及び果肉硬度を測定し, またアミラーゼ及びペクチンメチルエステラーゼ活性の変化も調査した.<br>1. 紅玉と印度は, 樹上での成熟期間中に典型的な呼吸の climacteric rise を示したが, 国光は慣行収穫期までには climacteric rise に至らなかった. 国光でも収穫後20°C貯蔵中には, 明らかな climacteric rise を示し, また慣行収穫期を過ぎて樹上に着生している果実では, 遅くに climacteric rise が認められた.<br>2. 組織内のエチレン濃度は, 紅玉では climacteric rise の開始より2週間前に明らかに増大し, climacteric minimum 時には4ppmに達した. 印度, 国光では climacteric rise 開始のほぼ1ヵ月前より0.3~0.5ppmの範囲で推移し, 印度は呼吸上昇とほぼ同時に増大したが, 国光は climacteric minimum 時こ急増して数ppmに達した.<br>3. エチレン生成は, 紅玉と印度では climacteric rise とほぼ同時に急増したが, 国光では呼吸及び組織内エチレン濃度の増大後も極めてわずかしか増大しなかった.<br>4. 種々の成熟現象の指標の変化と climacteric との関係をみると, 紅玉では成熟現象が急速に進み climacteric minimum 時には可食状態になった. 印度ではデンプンと全ペクチン物質の含量が多く, その分解の速度が遅いので, 呼吸が十分に増大した後に可食状態になった. 国光では成熟現象の進行は緩慢であったが, climacteric の始まるのが大変遅いので, 可食状態になってから約1ヵ月に至って climacteric peak に達した.<br>5. 国光の呼吸量とエチレン生成量は, climacteric の前後を通じ紅玉や印度のそれらと比較して大変少ない. このことと, 国光が他の品種に比べ非常に日持ちのよいことと関係があると思われる.
著者
北村 嘉恵 山本 和行 樋浦 郷子
出版者
北海道大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2016-04-01

本年度は、「研究実施計画」に即して、以下のとおり進めた。1.台湾南部(台南、嘉義)において、国民小学や個人・団体の所蔵する文書・写真・奉安庫等の調査を進めるとともに、関係者に聞き取り調査を行った(8月、3月)。所蔵者の逝去により一時中断していた元教員旧蔵資料群については、遺族の了解を得て作業を再開することができ、出版物(書籍)を除く全資料のデジタル撮影を終えることができた。現在その悉皆的な目録の作成を進行中である。これまでの調査の成果と課題を共有するため、国立台湾歴史博物館研究組組長と協議を行い、同館における調査・整理の方針について情報を得るとともに、今後の協力方法についても検討した。2.韓国・国家記録院のデータベース等により学校資料の残存状況および内容を把握したうえで、韓国南部の数カ所(昌原、釜山)に調査地を絞りこみ、初等学校や韓国長老教会の所蔵する文書・写真等の閲覧および関係者への聞き取り調査を行った(8月)。実地調査において学校沿革誌の原本を確認することはできなかったが、とくに、学校創立以来の通時的な集合写真や学籍簿、普通学校生徒の帳面のほか、教会の牧師・長老会議の記録である「堂会録」(1900年代初頭~1960年代末)などの所蔵を確認し閲覧できた点で大きな進展が見られた。このうち許可の得られた資料についてはデジタルカメラにて撮影を行うとともに、仮目録を作成した。3.主要資料のうち公刊許可の得られた学校沿革誌については、全文の翻刻を行い、解題を付して紙媒体および電子媒体で順次公刊し、幅広い共有化をはかるとともに調査地への成果還元につとめている。また、調査・分析より得られた知見は教育史学会等にて個別研究として発表し、論文として公刊を進めている。
著者
宮川 俊夫 白井 靖男 森田 一朗 森田 峰子 北村 二朗 遠藤 正治
出版者
社団法人 日本写真学会
雑誌
日本写真学会誌 (ISSN:03695662)
巻号頁・発行日
vol.53, no.3, pp.219-225, 1990-06-28 (Released:2011-08-11)
参考文献数
38

In the former paper, Miyagawa et al. reported on Kohsai Udagawa's writing on albumen-on-glass photography, entitled “Potokarahii”. Yokusai Ihnuma who lived in Mino was Kohsai Udagawa's real father, and was one of famous scientists in 19th Century. He and his followers tried photography. Among them, his nephew, Ryuh-a Kojima was a tallent photographic technician. He opened a photographic studio in Gifu-ken, which was the first one in this prefecture. In 1873, he made an interesting collage picture composed of his familie's and his own portraits. It could be the oldest one of such kind of pictures in Japan. Yoshihiro Kuze studied photography with Yokusai Ihnuma in the Chemical Institute of the Ohgaki Clan. Reiji Esaki opened his photographic studio in Tokyo. He studied, at first, wet-collodion process, subsequently, he tried to use imported dry plate to take picture of rapid moving objects. In addition to them, he developed collage picture making. He made a surprising one composed of 1700 babies' photographic portraits which were taken with dry plate, in 1893.

1 0 0 0 OA 湖月抄

著者
北村季吟
出版者
村上勘左衛門[ほか3名]
巻号頁・発行日
vol.[10], 1673
著者
北村 智仁
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.68, no.4, pp.160-164, 2018-04-01 (Released:2018-04-01)

本稿では,東京都立図書館におけるSNS運用の現状とその分析結果について,Facebookを中心として報告する。前半では運用体制や投稿内容などの概要を記述する。後半ではFacebookのインサイトデータの分析により,閲覧者の傾向,記事に対する反応,Twitterにおける反応との相違点等について,分析結果を報告する。最後に,Facebookが有する独自のメリットやその活用例を指摘しながら,図書館がFacebookを運用する意義について考察し,Facebookの活用が広報に広がりをもたらす可能性について述べる。
著者
北村 八祥 松田 智子 原 正之 矢野 竹男
出版者
日本土壌肥料學會
雑誌
日本土壌肥料学雑誌 (ISSN:00290610)
巻号頁・発行日
vol.86, no.2, pp.114-119, 2015

厚生労働省は健康の維持・増進,生活習慣病予防を目的に,各栄養素の摂取量について基準を策定している(厚生労働省,2010)。多量ミネラルとしては,カルシウム(Ca),リン(P),マグネシウム(Mg),カリウム(K)およびナトリウム(Na)の5要素が取り上げられており,農産物はNaを除く4要素の重要な供給源となっている(厚生労働省,2010)。農産物に含まれるミネラル含量は,日本食品標準成分表2010(文部科学省,2010)に品目毎の代表値が示されているが,利用部位による違いは考慮されていない。今後,農産物の加工・業務用需要が増加する中,用途に合わせた部位の活用が進むことが考えられ,部位別のミネラル含量を明らかにすることには意義がある。特に健康増進を目的としたメニューや農産加工品の開発への利用価値は非常に高い。そこで,摂取量が最も多いコメ(Oryza sativa L. ),代表的な加工・業務用野菜であるキャベツ(Brassica oleracea L. var. capitata),タマネギ(Allium cepa L. )およびニンジン(Daucus carota L. )について,部位別のミネラル含量を調査し,ミネラルに着目した農産物提供の可能性を検討した。
著者
小林 麻衣 堀毛 一也 北村 英哉
出版者
公益社団法人 日本心理学会
雑誌
心理学研究 (ISSN:00215236)
巻号頁・発行日
vol.88, no.6, pp.525-534, 2018
被引用文献数
1

<p>This two-part study aimed to examine the effects of temptation coping strategies on self-control when faced with a conflict between academic goals and temptations. The results of Study 1 indicated that the general use of temptation coping strategies promoted goal pursuits. Study 2 investigated whether differences in the difficulty of goal achievement had an effect on the effectiveness of temptation coping strategies. Goal Verification, Temptation Avoidance, and Goal Execution, which are subscales of the Scale of Temptation Coping Strategies in Academic Situations, were effective strategies to facilitate self-control regardless of the difficulty of goal achievement. However, Mood Changing, which is another subscale of the Scale of Temptation Coping Strategies in Academic Situations, was a strategy that did not affect self-control. These findings indicated that the temptation coping strategies were largely effective in academic situations. The implications of adaptive self-control are also discussed.</p>

1 0 0 0 OA 湖月抄

著者
北村季吟
出版者
村上勘左衛門[ほか3名]
巻号頁・発行日
vol.[13], 1673