著者
天野 慶之 富谷 章子
出版者
公益社団法人 日本水産学会
雑誌
日本水産学会誌 (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
vol.19, no.5, pp.671-687, 1953-09-25 (Released:2008-02-29)
参考文献数
27
被引用文献数
4

The problem of green discoloration in frozen meat of sword fish has drawn much attentions among frozen food packers in this country for recent several years. In the previous paper1) (1950) the presence of isovaleric acid in ?? green part of the meat was noted as a component of disagreeable smell resembling that of foul cheese. The purposes of the present work are to ascertain what is the relation between occurrence of green meat and freshness of raw muscle and whether or not the green pigment is identical to that of Pseudomonas fluorescens. It is hoped that the latter of the questions may be answered by throwing light on biochemical agencies, if any, responsible for giving rise the discoloration. The discoloration takes place just beneath the ventral and lateral sides of the skin and often in the abdominal cavity (Figs. 1-4). It is frequently experienced that formation of the green meat is likely promoted when the presence of the blood or dark flesh is remarkable in the adjacent muscles. It can be also pointed out that the discoloration tends to spread to a certain extent during the first two weeks of storage with temperature kept below -15°C., but no more after that period. The results of comparative examination showed that the green part was almost in an early stage of decomposition as compared with a normal part of the meat. The amount of iron contained in the green meat was rather higher than that of normal one (Table 1). The green pigment can not be extracted with organic solvents such as ethanol, methanol, buthanol, berzol, ether, and is only soluble in water. The absorption spectrum of this pigment indicates their maximum point at the wave length of 418 milimicrons and differ distinctly from that of the pigment produced in the cultivation of Pseudomonas fluorescens. Furthermore, the green pigment does not show fluorescence under ultra-violet ray. Intensity of the color is neither reduced by addition of acid until pH value of the medium lowers to 4.0 or below, nor recovered when alkali is added to this acidified solution in an attempt at reversing the reaction toward alkaline side. On the contrary, the pigment of Pseudomonas fluorescens fades out readily when pH of the medium is adjusted under 62. It is as well possible to let the color turn back completely as if to behave as an acid base indicator whenever pH is exceeded above 6.2 by addition of alkali (Table 8). Since about 1 to 2mg. of hydrogen sulfide was proved to exist in 100 grms. of the green meat, injection of dilute H2S solution into the normal tissue was applied in an attempt at artificial discoloration of sword fish meat. After a day or so the development of green color was observed at the locality where hydrogen sulfide had been injected (Table 9). Expansion of the green area was noticed during storage at the temperature of -15°C. for artificial discoloration. It is intere-sting to note that just about 1.25 mgms. of H2S is necessary to form the discoloration, and that this amount roughly corresponds to that of H2S naturally contained in the green meat Some reducing substances such as cysteine which are believed to probably exist in the muslce tissues, and glucose, , do not exhibit green discoloration as occurred in H2S injection, regardless of their concentrations. Artificial discoloration by H2S was also successful with the muscles of dogfish and flatfishes to which the injection was performed. But it failed in case of Alaska pollack (Table 10). Contamination of Pseudomoaas fluorescens would have no significance for the discoloration of frozen sword fish.
著者
天野 敦雄 秋山 茂久 森崎 市治郎
出版者
大阪大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2000

Porphyromonas gingivalis線毛遺伝子(fimA)は核酸配列の違いにより5つの型に分類される.Polymerase chian reaction(PCR)法を用いたプラーク細菌叢の分析により,歯周病患者から分離されるP. gingivalis株と,健康な歯周組織を有する被験者からのP. gingivalis株の線毛遺伝子(fimA)型の相違を検索した.30歳以上の健康な歯周組織を有する被験者380名と歯周病患者139名からプラークと唾液を採取し,P. gingivalisの検出とfimA型の決定を行った.87.1%の歯周病患者と,36.8%の健康被験者からP. gingivalisが検出され,そのP. gingivalisのfimA型は,健康被験者では80%近くは1型fimA株であり,逆に歯周病患者では2型と4型fimA株が優性であった.特に,2型fimA株は歯周病との相関が,オッズ比で44と計算され,これまで報告されている中で最も強い歯周病のリスクファクターであることが示された.また,2型fimA株の分布は歯周ポケット深さと強い相関性を示し,8mm以上の深いポケットから検出されるP. gingivalisは90%以上が2型株であった.歯周炎に高い感受性を示す遺伝的素因を有し,早期に重篤な歯周疾患が併発するダウン症候群成人患者と,プラークコントロールが著しく不良な精神発達遅滞成人においても同様の検討を加えたところ,歯周病の重篤度とP. gingivalisの2型がfimA保有株との強い関連性が認められ,どのような因子をもつ宿主においても2型fimA保有P. gingivalisの歯周炎への密接な関与が示された.上記5つの型の線毛に対応するリコンビナントタンパク(rFimA)を新たに作製し,ヒト細胞への付着・侵入能を比較した.上皮細胞へのrFimAの結合実験では,2型rFimAが他のrFimAと比較して3〜4倍量の付着を示し,さらに細胞内への侵入も群を抜いて顕著であった.一方,繊維芽細胞への結合では型別による有意な差は認められなかった.rFimAの細胞への付着・侵入は,抗線毛抗体,抗α5β1インテグリン抗体により顕著に阻害され,同インテグリン分子が線毛を介したP. gingivalisのヒト細胞への付着・侵入に関わっていることが示唆された.さらに,各線毛型の代表菌株を用いた付着実験を行った結果,2型線毛遺伝子を保有する株は,30%と高い上皮細胞への侵入率を示したが,3,4,5型線毛株の侵入率は2-5%であった.これらの結果から2型線毛遺伝子を保有するP. gingivalisは口腔内上皮細胞への高い付着・侵入能を有し,上皮によるinnnate immunityを踏破し歯周組織への定着を果たすと考えられ,同遺伝子型のP. gingivalisが歯周病の発症に強く関与していることが示唆された.
著者
小原 丈明 天野 太郎
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
日本地理学会発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.2007, pp.107, 2007

<BR>I はじめに<BR>1.背景と目的<BR> 1990年代以降,社会経済情勢の変化(バブル経済の崩壊,少子化)や法制度の改正(「工業(場)等制限法」の改正・廃止等の規制緩和)など大学を取り巻く環境は著しく変わってきた。そのような環境の変化は,大学院重点化や国公立大学の法人化,専門職大学院の設置,大学の統合といった大学の再編をもたらしつつある。そこで本研究では,大学再編に伴う変化を主として空間的な側面から分析・考察することを目的とする。今回の発表では,その予備的考察として,大学に関する基礎的なデータの分析や,大学の立地の変化についての分析を中心に行う。<BR> 大学立地に関しては,これまでに教育学(教育政策学,教育社会学)を中心に地理学や都市計画学等の分野で研究が行われてきた。既往研究の内容は,(1)法制度の影響,(2)立地のシミュレーション,(3)大学設立・移転のプロセス,(4)地域社会への影響に大別できる。立地自体を扱うのは(1)~(3)の研究であるが,それらの多くは1990年頃までを分析の対象としている(例えば,矢野・小林(1989)など『大学研究』第4号所収の諸論文)。それ以降について体系的に扱っているのは羽田(2002)などわずかであり,近年の大学再編が空間的に明らかにされているとはいいがたい。<BR>2.研究の対象と方法<BR> 分析の資料として,各年度版の『全国大学一覧』(財団法人文教協会)および『全国短期大学・高等専門学校一覧』(同協会),文部科学省のHP,各大学のHPを使用した。それら資料(主として『全国大学一覧』)から,大学ごとの学部数や学生数,キャンパスの所在地,設立年次,設立母体等の項目を抽出してデータベースを作成し,GISを用いて地図化および分析を行った。<BR> 1990年代以降の動向を分析することが中心ではあるが,それ以前の動向と比較して考察する必要から,第2次世界大戦以後を幾つかの期間に区分し,各期間の動向も併せて分析している。<BR> <BR>II 分析および考察<BR> 終戦直後や1960年代後半と並び,1990年代後半から2000年代にかけて大学数が急増している。国立大学は大学間の合併により微減となっているが,公立と私立大学は,短期大学が四年制大学へと改組した分を受けて大幅に増加している。<BR> 専門職大学院の所在地(2006年4月現在144箇所)は首都圏と京阪神圏に多い。特に東京都区部には全体の1/3強が集中し,アクセスの良い場所にサテライト・キャンパスが志向されていることが分かる。<BR> 当日の発表では様々な指標を基に詳細な分析を行う。なお,今回の発表を踏まえ,今後はキャンパス移転の動向や大学間の連携について空間的な分析を行う予定である。<BR><BR>付 記 本研究は平成18年度同志社女子大学学術研究助成金の一部を使用した。<BR><BR>文 献<BR>羽田貴史 2002.縮減期の高等教育政策―大学統合・再編に関する一考察.北海道大学大学院教育学研究科紀要85:99-115.<BR>矢野眞和・小林信一 1989.大学立地の分析―偏在性と階層性.大学研究(筑波大学)4:129-164.
著者
天野 庄平 工藤 康生 村井 哲也
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 第23回ファジィシステムシンポジウム
巻号頁・発行日
pp.809, 2007 (Released:2009-01-14)

本研究では著者らが開発したラフ集合を用いたレコメンデーションシステムに可変精度ラフ集合モデルを導入する. ラフ集合を用いたレコメンデーションシステムでは, 縮約と決定ルールに基づく推論を用いることで,商品検索システムでユーザが指定した検索条件に該当する商品以外にも,ユーザが好むと思われる商品を提案する. しかし,従来のシステムでは検索条件と関連性の低い商品も多く提案されてしまうという問題点があった. この問題を解決するために本研究では, 可変精度ラフ集合モデルを用いた新たな提案手法を導入し,その有効性を実験により検証する.
著者
天野 菊三郎
出版者
名古屋大学教育学部附属中学校 : 名古屋大学教育学部附属高等学校
雑誌
名古屋大学教育学部附属中高等学校紀要 (ISSN:03874761)
巻号頁・発行日
no.13, pp.42-46, 1968-03-25

過去2ケ年にわたる放課自由時と夏期休暇中の公開練習時のプール使用の実態調査により,全般に利用度が不十分の結果を得たので,本年は生徒に競泳の評価基準を示し,到達目標を具体化せしめるとともに,特に女子の使用が劣っているので,女子のみの練習日を週1回(水)特設した。その結果と,全般の練習状況を過去の実績と比較検討することとした。国立情報学研究所で電子化したコンテンツを使用している。
著者
天野 富夫
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.47, pp.145-146, 1993-09-27

文書画像の構造解析は既存印刷文書をコンピュータに自動入力するための重要な技術であるが、これらの処理においては黒画素の連結成分を追跡して得られた外接矩形の情報が多く用いられている。本稿では黒画素塊の上下境界線分に着目して黒画素塊に対応する矩形を検出する方式を提案する。従来はPC上で黒画素の追跡処理を実用的な速度で行うため、文書画像に閾値以下の短い白ランを黒で置き換えるぼかし処理を適用した後で追跡処理が行われていた。しかしこの手法では異なるカテゴリーに属する黒画素塊(例えば文字と表の枠)がぼかし処理によって連結され一つの外接矩形として検出されてしまうと、以後の解析処理に致命的な悪影響をあたえることが多かった。本方式では上下境界線分にはさまれた部分矩形を中間結果として連結性チェックの対象とすることにより、それらの高さや位置関係あるいは適当な候補領域に対して認識等を行った結果から過剰連結の影響を避けることが可能である。
著者
渡邊 幸之介 大塚 智宏 天野 英晴
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌コンピューティングシステム(ACS) (ISSN:18827829)
巻号頁・発行日
vol.45, no.11, pp.393-407, 2004-10-15
被引用文献数
3

乗っ取り機構は新しい形態のハードウェア/ソフトウェア協調処理である.乗っ取り機構では,オンチッププロセッサがハードウェアのステートや内部レジスタを任意に書き換えることで,ハードウェア処理の一部をソフトウェア処理に置き換えることや,逆にソフトウェア処理の一部をハードウェアモジュールの機能を用いて高速化することが可能となる.我々は,この乗っ取り機構をRHiNETのネットワークインタフェース用コントローラチップであるMartiniに実装し,その有効性について評価を行った.評価の結果,乗っ取り機構を実装することで数%程度回路規模が増大するものの,効率的な例外処理が可能となるうえ,ソフトウェア通信処理の大幅な高速化が実現できることが分かった."Taking over mechanism" is a novel framework for a hardware/software cooperation. In this mechanism, an on-chip processor partly emulates a certain operation of hardwired logic, or uses a hardware module as an accelerator during software operation by stopping a state machine and accessing to registers of the module. We implemented this mechanism on Martini: a network interface controller chip of RHiNET. Evaluation results show that the taking over mechanism makes exception handling efficient, and moreover, it greatly accelerates software communication processing with a few percent of hardware increase.
著者
天野 徹也
出版者
特定非営利活動法人 産学連携学会
雑誌
産学連携学 (ISSN:13496913)
巻号頁・発行日
vol.13, no.2, pp.2_31-2_37, 2017

1999年の日本版バイ・ドール制度の施行から18年が経ち,いよいよ大学に帰属する知的財産が大型のライセンス契約へと発展するフェーズに移行しつつある.一方で,TLOにも新しい知的財産活用の手法が問われているが,我々は大学と企業を仲介するだけでなく,事業に深く関与した産学官連携を行う新たな技術移転のかたちである事業創出機関(Business Development Organization:BDO)となることを目指している.<br>
著者
阿南 豊正 天野 いね 中川 致之
出版者
Japanese Society for Food Science and Technology
雑誌
日本食品工業学会誌 (ISSN:00290394)
巻号頁・発行日
vol.28, no.2, pp.74-78, 1981-02-15 (Released:2010-01-20)
参考文献数
28
被引用文献数
2 5

緑茶(荒茶)を130℃で30分および160℃で30分加熱し,化学成分の変化を調べた結果,アミノ酸類,ビタミンC,遊離還元糖の減少が著しいのに対し,全窒素やカフェインはほとんど減少しないことが明らかとなった。次に,緑茶加熱中の成分変化に対する各成分の相互作用の影響を調べるため,テアニン,グルコース,(-)-エピカテキン,カフェインを各々組み合わせてセルロース粉末と混合し,130℃で30分および160℃で30分加熱し,各成分含量および熱水浸出液の吸光度を調べた結果,テアニンとグルコースの相互作用の影響が最も大きく,ついで(-)-エピカテキンとテアニンの相互作用の影響が若干認められた。
著者
天野 利彦 Toshihiko AMANO
出版者
静岡産業大学国際情報学部
雑誌
静岡産業大学国際情報学部研究紀要
巻号頁・発行日
no.5, pp.79-84, 2003

マルグリット・デュラスの小説『モデラート・カンタービレ』は、記号学的手法で読み解いてみると、その特徴が明確になる。小説の中では、いくつかの場所と事物が主題に対して特権的な役割を演じている。それらはピアノのレッスン場、カフェ、主人公の屋敷、海岸通りであり、また赤い色、木蓮の花などである。モチーフとなっている殺人事件の血の色に導かれて、主人公のアンヌが平穏な日常を抜け出し、破滅を予感させる恋の可能性を試みるありさまが、特異な「トポス」と象徴とを用いて小説世界のうちに描かれている。
著者
櫻井 健一 小笠原 茉衣子 芳沢 昌栄 岸田 杏子 奥山 貴文 増尾 有紀 秋山 敬 榎本 克久 天野 定雄 藤崎 滋 槙島 誠
出版者
日本大学医学会
雑誌
日大医学雑誌 (ISSN:00290424)
巻号頁・発行日
vol.74, no.4, pp.179-182, 2015-08-01 (Released:2016-01-25)
参考文献数
10

リンパ節転移を伴った甲状腺微小癌を経験した.症例は68 歳,女性.甲状腺腫瘍を指摘され来院した.超音波検査で甲状腺に多発する腫瘍を認めた.穿刺吸引細胞診を施行したところ左葉の直径5 mm の腫瘤のみがClass IV の診断であった.甲状腺亜全摘術+リンパ節郭清術を施行した.病理組織診断は多発する腺腫様甲状腺腫と直径5 mm のpapillary carcinoma であり,左気管傍リンパ節に転移を認めた.微小癌の予後は良好とされるが,今後の慎重な経過観察が必要であると考えられた.
著者
花田 彰 蓑毛 研 中村 章 西田 泰章 天野 裕治 小林 和正 中須 英輔 渡辺 馨 榎並 和雅
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.13-16, 2002
参考文献数
3
被引用文献数
5

NHKでは地上デジタル放送用の番組送出設備開発の一環として、TS伝送シームレス切り替え装置(以下TSスイッチャと呼ぶ)の開発を進めている。地上デジタル放送の番組配信回線は、放送波TS(MPEG2トランスポートストリーム)信号で伝送することにより放送回線経費の大幅な低減、マスターシステムのコンパクト化が期待される。TSスイッチャは、この放送波TSに対してローカル番組のシームレスな切り替え送出、映像スーパー、音声ミックス、字幕信号伝送多重、局間制御信号(Net-Q)の伝送多重などを行うもので、地域放送局の番組送出マスターシステムのキーデバイスとなる。

1 0 0 0 OA 1.TNF阻害薬

著者
天野 宏一
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.100, no.10, pp.2966-2971, 2011 (Released:2013-04-10)
参考文献数
14
被引用文献数
1

RAの病態(炎症性病変形成,骨破壊)にTNFは重要な役割を演じている.現在TNF阻害薬として,インフリキシマブ,エタネルセプト,アダリムマブ,ゴリムマブおよびセルトリズマブの5剤が開発され,いずれも大規模試験でRAに対する臨床効果と骨破壊抑制効果のエビデンスが確立されている.さらにこれら薬剤中止後も寛解を維持できる可能性が指摘されており,RAの治癒に向けた最有力治療戦略として期待される.

1 0 0 0 OA 塩尻 : 随筆

著者
天野信景 著
出版者
国学院大学出版部
巻号頁・発行日
vol.上巻, 1908