著者
永井 由美子 須永 剛司 山内 裕平 松井 功 小川 俊二 高橋 敏也
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究. 研究発表大会概要集 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
no.46, pp.230-231, 1999-10-15

When we develop tools and system that include complicated information system, "designing" and "using" need to connect with each other. On this ongoing project, "future black board system" for a junior high class room, we approach "activity based design." It leads to develop good design for users. From beginning of this project until now, we go and research the junior high slass room, then results took in the system. And further, designers need to take part designing curriculum that contains using the system.
著者
小川 晋史
出版者
開拓社
雑誌
音韻研究
巻号頁・発行日
no.9, pp.91-98, 2006
著者
小川 純也 小川 浩子 福山 泰広 長谷川 剛 下江 弘美 平松 佳子 栢森 康司
出版者
動物臨床医学会
雑誌
動物臨床医学 (ISSN:13446991)
巻号頁・発行日
vol.20, no.1, pp.19-23, 2011-03-20 (Released:2012-04-04)
参考文献数
5

犬前十字靱帯断裂に対して脛骨粗面を前方に転位することによる膝関節の安定ができるTTA手術は,その手術手技が比較的簡単で,そのうえ術後の成績も安定しているため今現在では世界中で行われるようになっている。その一方で本邦ではまだあまり一般的には行われていない。本院では,約7年前,まだこの手術法が確立する前からこの手術を始める機会を得られ,その結果数例においてではあるが術後の合併症を経験し,その発生の原因の究明や予防に努め,今現在では安定した手術結果を納めている。今回は,本院における全ての手術成績と合併症を示しその原因と対応を紹介する事で,今後日本においてこの手術を始める時の礎となることを期待している。
著者
唐沢 博 小川 均 田村 進一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.26, no.6, pp.1017-1022, 1985-11-15

筆者らは 英文テキストの作成を支援する目的を持つ英文テキスト補完生成システムを既に作成した.このシステムは 作成したい英文テキストの要素であるような 単語・句・文といった断片的な情報を入力することによって システムの推論の及ぶ範囲内で省略もしくは欠落している統語的・意味的情報を補い 利用者が意図していると予想される内容を持った英文テキストを生成する磯能を持つ.この補完システムについて 次の2点の評価を行った.すなわち (1)補完システムの補完操作の基盤である補完体系の特性を明らかにする (2)補完システムの補完能力が人間の補完能力と比較してどの程度なのかを知る目安を得る.これらの評価の結果 (1)の評価によって 補完体系を構成する文脈型・連想型・推論型・デフォルト型の4種類の補完型のうち 内容的に質の良い出力テキストを生成する場合に連想型・推論型が寄与していることが判明した.また(2)の評価により 英語圏の人間の補完能力に対するシステムの補完能力を定量的に示すことができた。さらに 以上の評価の過程で副次的に明らかとなった評価手法の問題点や補完システム諸特性に関して考察を加えた.
著者
西尾 章治郎 原 隆浩 寺田 努 小川 剛史
出版者
大阪大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2005

無線通信機能をもつ小型センサノードで形成するセンサネットワークに対し、(1)センサネットワークノードのための動的機能交換ミドルウェア、(2)センサネットワークのためのデータ配置管理技術、(3)センサネットワークのためのデータ送受信技術の3 テーマを中心に研究を推進し、センサネットワークのためのデータ処理基盤となる技術の研究開発を行った。本研究の成果は、多数の学術論文誌や国際会議録等に掲載され、国内外において高い評価を得ている。
著者
大塚 眞理子 大嶋 伸雄 平田 美和 新井 利民 大熊 明 高田 玲子 井口 佳晴 小川 恵子 加藤 巳佐子 藤井 博之
出版者
埼玉県立大学
雑誌
埼玉県立大学紀要 (ISSN:13458582)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.131-137, 2002
被引用文献数
2

本研究の目的は、ケアマネジャーとサービス提供者による質の高い介護サービスを利用者に提供するためにITを活用したWEBケアフォーラムを開発・試行し、その効果を明らかにしてWEBケアフォーラム活用の可能性を検討することである。3事例に試行し利用者から好評をえた。3名のケアマネジャーからは【孤立性や不安の軽減】と【ケアマネジメント技術への支援を得る】が得られた。参加したチームメンバーが得た成果は、【援助感の変化】【他職種のイメージの転換と理解の促進】【利用者に対する理解の変化と援助の自信】であった。フォーラムの利点は【情報共通化の促進】【利用者の状態把握の促進】【サービス提供時の安心感の増進】【擬似カンファレンス機能によるチーム意識の向上】などであった。WEBケアフォーラムは在宅ケアにおけるチームの連携・協働を促進する効果があり、活用の可能性と課題が示唆された。
著者
佐藤 夏雄 山岸 久雄 門倉 昭 小川 泰信 行松 彰 小野 高幸 細川 敬祐 田口 真 岡野 章一
出版者
国立極地研究所
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2009-04-01

南極昭和基地と北極域アイスランドは1本の磁力線で結ばれた共役点ペアの位置関係にある。この利点を最大限に活用し、オーロラの形状や動きを同時観測し、南北半球間の対称性・非対称性の特性を研究した。オーロラは南北両半球でその形が似ている場合や全く異なる場合など様々であった。特に、オーロラ爆発の直前に出現するビーズ状オーロラ、オーロラ爆発、点滅する脈動オーロラ、渦状オーロラ、などに注目して南北半球の比較研究を行った。そして、それらオーロラの発生源と発生機構に関する貴重な手がかりを得ることができた。また、観測から得られた実際の共役点位置の時間・空間変動と惑星間空間磁場との関係を明らかにすることもできた。
著者
樋口 友紀 小川 妙子 狩野 太郎 清水 千代子 廣瀬 規代美
出版者
群馬県立県民健康科学大学
雑誌
群馬県立県民健康科学大学紀要 (ISSN:18810691)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.55-65, 2011-03

目的:地域で生活する健康高齢者および要支援・要介護1の認定を受けている高齢者の足トラブルとフットケアニーズの実態を明らかにし,支援策を検討する際の基礎資料を得る.方法:関東地方の1カ所の老人福祉センターおよび2カ所の通所介護施設を利用する高齢者154名を対象に,自作の調査票を用いた足部の観察および面接調査を行った.結果:角質肥厚や巻き爪,胼胝など専門家によるケアが必要な足トラブルが2~4割の高齢者に認められた.足トラブルの深爪,肥厚爪,胼胝,鶏眼と『フットケア習慣』,【意識的なフットケア実践】,【フットケア指導への関心】に有意な関連が見られた.結論:セルフケアによる改善が期待できる足トラブルを持つ高齢者が多く,対象の問題に合わせ医療機関の受診も含めた具体的な指導を行う必要性が示唆された.また,足爪に問題を持つ高齢者は,フットケア指導への関心が高いため,正しい爪の切り方を含めた実用的なフットケア指導の必要性が示唆された.原著
著者
小川 知也 渡部 勇
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告情報学基礎(FI) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2001, no.20, pp.137-144, 2001-03-05
被引用文献数
4

本稿では,株価データと新聞記事の関連性に関するマイニング手法について論ずる.本手法では,分類により新聞記事に付与されたテーマ情報を用い,新聞記事の株価変動への影響分析と株価変動の外部要因分析という相補的な視点から,株価データと新聞記事の関連性の概要抽出を行う.新聞記事の株価変動への影響分析では,あるテーマの新聞記事が一般に株価変動に及ぼす影響を分析する.株価変動の外部要因分析では,大きな株価変動の要因を新聞記事のテーマを用いて分析する.実際にいくつかの銘柄に関する株価データと新聞記事を用いた実験を行い,実データにおける本手法の有効性を確認した.In this paper, we propose a mining method for finding a correlation between stock prices and news articles. We use a theme information of news articles which assigned by classification system, and extract a correlation between stock prices and news articles by analysing how news articles influence on stock prices and what kind of news articles causes a stock price changes. Through some experiments on stock prices and news articles, we proved a effectiveness of our method.
著者
清水 恵子 斉藤 修 小川 研人 水上 創 上園 崇 塩野 寛 粟屋 敏雄 藤田 育志 松原 和夫
雑誌
法中毒 (ISSN:09159606)
巻号頁・発行日
vol.19, no.2, pp.122-123, 2001-05

雑誌掲載版 これ迄に起きた標記犯罪例として,部活顧問の高校教師による猥褻事件,軟派した女性への強姦,眠剤服用者による放火,飲酒者に対する強姦の4事例を提示し,自施設で行った健忘機構の行動薬物学的・神経化学的研究を紹介した.この研究により酒とベンゾジアゼピン系薬物との併用による前向健忘の機構は,両薬剤がGABA神経の活性化を介して海馬におけるプレシナプティックなグルタミン酸放出を抑制することで記憶障害を惹起する可能性が示唆された
著者
小川 久惠 豊満 美峰子 松本 仲子
出版者
日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会大会研究発表要旨集 平成17年度日本調理科学会大会
巻号頁・発行日
pp.104, 2005 (Released:2005-09-13)

[目的] 鶏卵は、抗菌性が高く、比較的保存に耐えられることは、一般にはあまり知られておらず、消費者は、生鮮食品として産卵後の時間が短いほどよしとし、生産者はそれに応じて可能な限り、産卵後時間経過の短いものを市場に提供しようと労力を費やしている。そこで鶏卵の産卵後の保存が、食味に及ぼす影響について検討を行った。[方法] 検討方法は鶏卵の性状測定と、官能評価によった。試料の鶏卵は、同一条件で産卵させたものを用い、これを冷蔵(5℃)および常温(15から20℃)で保存し、それぞれ保存日数(0.5,10,20,40日間)を変えたものを使用した。性状についてはpH、重量、ハウユニットの変化を測定した。官能評価は3種の調理(ゆで卵、卵豆腐、煎り卵)をおこない、7段階の評点法で評価した。パネルは20から60歳代の女性15名で構成し、評価を3回繰り返して行い、その平均値を採用した。[結果] pHは、保存0日では酸性を示すが、日を経るごとにアルカリ性に傾いた。重量は、経過日数ごとに暫減し、最終的に冷蔵保存で2%、常温保存で7%の減少がみられた。ハウユニットは、日数の経過に従って数値の減少がみられた。いずれも冷蔵保存に比べ、常温保存の変化が大であった。ゆで卵の官能評価は、保存0日を除いて、冷蔵、常温保存ともに保存方法、保存日数による顕著な差がなく評価されたが、保存0日では卵白の味、テクスチャーの評価が顕著に低値であった。卵豆腐、煎り卵についてはいずれも保存方法、保存日数による顕著な差がなく評価された。以上から、鶏卵は少なくとも産卵後40日までは、味覚上の変化がないといえよう。
著者
小川 勝
出版者
鳴門教育大学
雑誌
鳴門教育大学研究紀要 (ISSN:18807194)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.325-335, 2008

As for interpretation of Parietal Art, Magic theory has been the most prominent hypothesis since the begging of 20th Century when the academic research started. Though Magic Theory has been accepted as established motive among the amateurs of prehistoric art, almost specialists have insisted alternative thinking, that is, the interpretation by structuralism. In this paper, the author points out some problems of Magic Theory, for example, signs of arrow, shamanism, devotional image and so on. Above all, the author criticizes the method of ethnographic parallels for its racist base. In any way, the author recognizes theoretical possibilities of Magic Theory, and continues to discuss the problem of integration as basis of Magic Theory.
著者
大野 剛 村松 康行 三浦 吉則 織田 和優 稲川 直也 小川 宏 山崎 敦子 小林 智之 二階堂 英行 佐藤 睦人 加藤 義明
出版者
一般社団法人日本地球化学会
雑誌
日本地球化学会年会要旨集 2011年度日本地球化学会第58回年会講演要旨集
巻号頁・発行日
pp.68, 2011 (Released:2011-09-01)

福島第一原子力発電所から放出された放射性セシウム及びヨウ素の土壌深部への移行実態を明らかにすることは、放射性物質の農作物への移行を調べる上で重要である。本研究では、土壌特性の異なる水田、畑地、果樹園、森林において放射性セシウム及びヨウ素の深度分布を調べた。すべての試料において表層から6cmまでに90%以上の放射性セシウムが存在していることが分かった。畑、果樹園、森林の表層試料(0-2cm)には試料間に大きなばらつきは見られなかったが、水田試料には10倍以上の違いが見られた。また深部への移行は畑試料で大きく、水田試料で小さい傾向が見られた。これは畑土壌に比べ水田土壌の透水性が低いため土壌表面で水平方向の移動が大きくなったことを反映したものと考えられる。
著者
小川 賢一
出版者
日本衛生動物学会
雑誌
衛生動物 (ISSN:04247086)
巻号頁・発行日
vol.43, no.2, pp.77-80, 1992
被引用文献数
5 7

神奈川県川崎市内の住宅地域を流れる二ケ領用水で大発生するR. kyotoensisの飛群真近に音響トラップを設置して, ユスリカを捕獲する野外実験を初めて行った。飛群は水面上0.3∿2.5mの高さに形成され, 飛群を構成するユスリカの97%以上は雄であった。1989年および1990年の10月から12月にわたる実験期間中, 雄は周波数180Hzから300Hzの範囲の音響に対して顕著に応答し, トラップに誘引・捕獲された。この雄の音響応答において, 捕獲に最適な音響周波数と気温との間にきわめて高い正の相関が認められ, その音響周波数の変動が約11Hz/℃であることを明らかにした。また, 一定の気温条件下では, 雄が応答する音響周波数の範囲がかなり狭いことも示された。