著者
高橋, 残夢
出版者
巻号頁・発行日
vol.[1],
著者
増村 健冶 松浦 晶央 高橋 誠 秦 寛 中辻 浩喜 近藤 誠司
出版者
日本家畜管理学会
雑誌
日本家畜管理学会誌 (ISSN:13421131)
巻号頁・発行日
vol.40, no.3, pp.127-134, 2004 (Released:2017-10-03)
参考文献数
9

質問紙法の一つである日本版POMS(Profile of Mood States)を用いて乗馬運動前後間で騎乗者の気分の変化を測定した。被験者は大学生22名であり、供試馬は8頭の乗用馬であった。試験は4回実施し、乗馬実習時で練習内容に違いがある3試験のほか作業実習時にも試験を行った。常歩運動を主とした軽度な乗馬運動を行った場合、被験者の緊張-不安、抑うつ-落ち込み、怒り-敵意、混乱、疲労の5尺度に減少が見られた(P<0.05)。このことから、軽度な乗馬運動には、騎乗者の気分に対する良好な効果と疲労感を軽減させる効果がある可能性が示された。また、トレッキングを行った場合、活気と疲労の尺度に増加が見られた(P<0.05)。乗馬運動を実施する際に環境も含めたプログラムを工夫することで、乗馬運動が騎乗者の気分に与える効果に違いが生じる可能性が示された。
著者
高橋 幸士 角皆 潤 栗田 直幸 中川 書子
出版者
一般社団法人日本地球化学会
雑誌
日本地球化学会年会要旨集 2016年度日本地球化学会第63回年会講演要旨集
巻号頁・発行日
pp.218, 2016 (Released:2016-11-09)

火山噴気成分の8割以上を占める水蒸気 (H2O) は、マグマ水起源か、天水起源であるかによって、その安定同位体比が、大きく変化する。火山噴気が大気中で希釈 (大気と混合) されることで形成された噴煙中の水蒸気の安定同位体比を定量化し、これを基に噴気中のH2Oの同位体比を推定出来れば、マグマ爆発と水蒸気爆発を区別出来る可能性がある。そこで本研究では、真空捕集瓶に採取した噴煙試料を実験室でキャビティリングダウン分光同位体分析装置 (Cavity Ring-Down Spectroscopy:CRDS) に導入することで、水蒸気の濃度と同位体比を高精度で測定する『真空捕集法』の開発を進めた。さらに、火山ガス中に含まれるSO2やH2SがCRDSによる水蒸気の同位体比測定に及ぼす影響も評価した。
著者
高橋 千里 池田 史子 坂庭 敦子 塚田 貴大 大平 陽子 岸 章治 石田 香代子 高山 秀男
出版者
公益社団法人 日本視能訓練士協会
雑誌
日本視能訓練士協会誌 (ISSN:03875172)
巻号頁・発行日
vol.38, pp.139-143, 2009 (Released:2010-03-25)
参考文献数
9

目的:恒常性外斜視に対し、プリズム眼鏡による眼位矯正に視能訓練を併用し、両眼視機能の獲得と斜視角の減少を示す、良好な経過を得た2症例を報告する。症例:症例1:2歳女児。生後6ヵ月で外斜視を発症し、近医を経て受診した。初診時45△の外斜視で、輻湊はできず、恒常性外斜視と診断した。母親が手術を希望しなかったため、プリズム眼鏡による光学的矯正と輻湊訓練を開始した。眼位にあわせてプリズムを減量し、治療開始5年後、7歳の時点で14△基底内方のプリズム眼鏡で斜位を保っている。両眼視機能は融像まで確認できた。症例2:1歳5ヵ月男児。生後6ヵ月位から左眼が外斜視になることに母親が気付き受診した。初診時、近見40△の左眼外斜視で、屈折は右眼-5.0D、左眼-10.0Dであった。左眼は豹紋状眼底を呈していた。プリズム眼鏡による光学的矯正および、遮閉訓練と輻湊訓練を開始した。眼位に合わせてプリズムを減量した。治療開始後5年(6歳)、屈折矯正眼鏡のみで近見4△の外斜位となり、両眼視機能はTitmus stereo testsにて100秒であった。結論:恒常性外斜視に対してプリズム眼鏡による光学的治療に視能訓練を併用することで、両眼視機能の獲得と斜視角の減少を示す症例を経験した。恒常性外斜視に対しても、プリズム治療は有用と考えられた。
著者
高橋 知也
出版者
亜細亜大学
雑誌
亜細亜大学経濟學紀要 (ISSN:03854604)
巻号頁・発行日
vol.36, no.1, pp.1-16, 2012-03

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著者
[高橋富兄] [著]
出版者
[高橋富兄]
巻号頁・発行日
vol.[50], 1000
著者
小国 喜弘 木村 泰子 江口 怜 高橋 沙希 二見 総一郎
出版者
東京大学大学院教育学研究科
雑誌
東京大学大学院教育学研究科紀要 (ISSN:13421050)
巻号頁・発行日
vol.55, pp.1-28, 2016-03-31

The purpose of this paper is to discuss theory and art in Inclusive Education (referred to as “Full Inclusion” in the United States) within regular classes or at regular schools, by focusing on the practice of Osaka City Municipal Ozora Elementary School, which is known to utilize Inclusive Education. Section 1, entitled “Explaining Ozora Elementary School,” was written by Yasuko Kimura, the former principal of the school. In section 2, we discuss the history of the movement towards Inclusive Education in Japan, which began in the 1970s. In section 3, we discuss details pertaining to teachers’ value of human rights in daily school life. In section 4, we outline the kinds of techniques that must be acquired by teachers who work in Inclusive Education schools.
著者
高橋 猛 林 良雄 TAKAHASHI Takeshi HAYASHI Yoshio
出版者
秋田大学教育文化学部附属教育実践研究支援センター
雑誌
秋田大学教育文化学部教育実践研究紀要 = BULLETIN OF THE CENTER FOR EDUCATIONAL RESEARCH AND PRACTICE FACULTY OF EDUCATION AND HUMAN STUDIES AKITA UNIVERSITY (ISSN:24328871)
巻号頁・発行日
vol.39, pp.181-192, 2017-03-31

今日,教育の情報化が進められている.1人1台へのハードウェアの環境整備は,海外と比較すると遅れているが,秋田県内でも八峰町や秋田市をはじめとして徐々にその波が広がりつつある.しかし,教育の情報化の目的は単に児童にICTを使わせるためではなく,ICTの特徴を生かして,教科の理解を深めることである.この目的に沿った使い方をするためには個々の教員がICTの特徴を理解し,その効果を最大化することができるよう,十分授業実践する必要がある.本論文では附属小学校で現在行っているICTを活用した授業実践と児童への効果について報告する.実践環境は電子黒板,タブレットPC,無線LANであるが,それに加えて,情報共有が簡単にできる授業支援システムを取り入れた.この授業支援システム(おまかせ教室)はクラウド型のもので,サーバーの管理が不要であり,教員の負担を最小限におさめることができる.ただし,常に外部との通信が生じるので,PCとネット環境にかなり依存することが予想された.そのため,タブレットPCや無線LANの調整とともに,別途光回線を用意することで,支障なく利用できるように整備した.4月から12月まで授業実践を行ったのち,児童へのアンケート調査を行なった.その結果,タブレットPCを使った授業は楽しいと思う児童がほとんどであり,ICT機器を活用して表現する力が身についたこと,児童はみんなの資料(意見)を見るために,授業支援システムは役に立ったと感じたことなど,ICTを活用した授業が児童の「関心・意欲・態度」の向上,「表現力」の向上に寄与し,アクティブ・ラーニングにも有効であろうと思われる知見が得られた."Digitization of education is pushed forward today. Though maintaining environment with one for one falls behind the foreign country, The wave of Digitization of education is spreading through Akita including Happo town and Akita city by little and little. However, the purpose of the digitization of the education is not not to let merely child spend ICT but is to deepen the understanding of the subject by a characteristic of the ICT. To do how to use along this purpose, it is necessary for an individual teacher needs to understand a characteristic of the ICT and to put in lesson practice maximize the effect to maximize the effect. In this paper, we report the school lesson and learning with ICT practicing at elementary school attached to Akita University and the influence of it. The practice environment was an electronic blackboards, tablet PC's, wireless LAN, in addition took in the class support system which information sharing could simplify. This class support system(Omakase-kyoshitu)is the one of the cloud type, and management of a server is unnecessary, and it's possible to put teacher's burden in a minimum. But, data communication with outside the school always formed, so performance depends on the net environment fairly was expected. Therefore we set up tablet PC's and wireless LAN and we maintained it to use it without a trouble by preparing an optical line separately. After having practiced classes from April to December, we performed the questionary survey to children. The following results were obtained: There were a lot of children who thought that the class using the tablet PC was interesting, Children developed an ability to express their opinion, The child felt that they were useful for the class support system to watch the document (opinion) of all. This means that the school lesson and learning with ICT contributs improvement of interest, will, manner and expressive power and It'll be also effective in active learning."
著者
桑原 大志 高橋 淳 高橋 良英 中島 永美子 藤井 昭 久佐 茂樹 大久保 健史 藤野 紀之 野里 寿史 疋田 浩之 小堀 敦志 武居 明日美 佐藤 明 青沼 和隆
出版者
一般社団法人 日本不整脈心電学会
雑誌
心電図 (ISSN:02851660)
巻号頁・発行日
vol.31, no.1, pp.3-9, 2011 (Released:2011-08-02)
参考文献数
9

【目的】高齢者における心房細動(AF)カテーテルアブレーション治療の成績,手術合併症,長期予後を明らかにする.【対象】当院でAFカテーテルアブレーション治療を施行した75歳以上の102例(男性73例,発作性79例).【方法】肺静脈隔離と非肺静脈由来のAF起源焦点アブレーションを基本とし,必要に応じ左房後壁隔離などを追加した.【結果】肺静脈隔離などの一般的治療のみを施行された患者が95例(93%)であった.手術重大合併症が1例(心タンポナーデ1例)に発症した.アブレーション後937±598日の経過観察において,95例(93%)で洞調律が維持された.死亡,新規脳梗塞発症,心不全による入院の複合エンドポイント回避率は,アブレーション後洞調律を維持している患者で高値を示した.【結論】75歳以上のAF患者に対するカテーテルアブレーション治療は,安全に施行可能であり,その後の洞調律維持効果も十分高く,長期予後改善効果も認められた.
著者
佐藤 岩夫 広渡 清吾 小谷 眞男 高橋 裕 波多野 敏 浜井 浩一 林 真貴子 三阪 佳弘 三成 賢次
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2007

本研究は、法社会学・法史学・犯罪学専攻の研究者の学際的・総合的な共同研究を通じて、19世紀から現代に至るヨーロッパ各国の司法統計(裁判所組織統計・訴訟統計・犯罪統計等)の歴史的・内容的変遷を詳細に明らかにするものである。研究成果として、ヨーロッパの司法統計の歴史的発展および内容を包括的に明らかにした研究書としては日本で最初のものとなる『ヨーロッパの司法統計I:フランス・イギリス』および『ヨーロッパの司法統計II:ドイツ・イタリア・日本』を刊行した。
著者
薮崎 努 木下 俊哉 福田 浩一 高橋 義朗
出版者
The Japan Society of Applied Physics
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.63, no.9, pp.906-910, 1994

超流動状態の液体ヘリウム中に導入した中性原子は,気体や固体,他の液体中とは違った独特のエネルギー構造や振る舞いをする.しかし,液体ヘリウム中に中性原子を導入するのに技術的な困難があり,最近まで実験がほとんどなされていなかった.われわれはレーザースパッタ法を開発し,種々の原子や分子を,直接,液体ヘリウム中で生成することに成功した,ここでは,特にわれわれが実験に成功したアルカリ原子を中心に,その光学的特性や光ポンピングによるスピン偏極,光一高周波(マイクロ波)二重共鳴実験;を紹介し,未解決の問題や基礎科学への応用例について述べる.最近,超流動ヘリウム中の原子やイオンへの関心が高まり,世界的にも一つの研究分野にもなりつつある.
著者
平本 匡寛 望月 寛 高橋 聖 中村 英夫
出版者
日本信頼性学会
雑誌
信頼性シンポジウム発表報文集
巻号頁・発行日
vol.2005, no.18, pp.29-32, 2005-11-18

ATS地上子のQ値管理は、安全性確保のためには必須の要件である。現在、Q値管理は沿線に配置されたATS地上子を定期保全によりQ値測定装置で計測している。また、省力化を目的として車上からATS地上子のQ値を検測することもおこなわれているが、レベル管理が主体であり正確なQ値計測と対応性の点で問題がある。提案する手法は、車上側のアンテナ(車上子)の電流値検測によりQ値を算出するもので、地上子対アンテナ間の距離や相互誘導係数値によらない安定した計測ができる。
著者
高橋 久美 山本 毅雄
雑誌
情報処理学会研究報告情報システムと社会環境(IS)
巻号頁・発行日
vol.1993, no.23, pp.17-23, 1993-03-16

パターン・マッチング技術を利用する新しい図書館システムを提案した。図書を適当なサイズ(例えば100?200冊)のブロックに分け、背表紙にカラーコードのラベルを張ってこのブロックへの所属を表す。ブロックは同一の書架にまとめて置くが、ブロックの書庫内での配置、ブロック内での各図書の配置は任意である。ワークステーションによって制御されるビデオカメラで各書架の画像を得、カラーラベルと前もって作成してある画像目録を用いて、システムは常時、各図書の位置を把握している。利用者の検索に対して、書庫内での所属ブロックの位置が知らせるばかりでなく、書架に設置してある位置マーカがグループ内での求める位置を指示する。A new library system using pattern matching technology is proposed. Books in the library are classified into blocks of 100-200 each. A color-coded label on the back of a book specifies the block it belongs to. The arrangment of blocks in the library as well as that of books in a block can be arbitrary. Video cameras controlled by workstations monitor all the shelves. The image of each book is obtained and matched with the "image catalog" to identify the book. The system thus knows the position of each book in the library. The user may be directed to the book by a marker light attached to the shelf.
著者
高橋 正明
出版者
帝京大学
雑誌
研究活動スタート支援
巻号頁・発行日
2015-08-28

本研究は、主にアメリカ及びカナダの議論を手掛かりとして、社会構造上の差別の是正のあり方に焦点を当てつつ、憲法上の平等原則の解釈論の再構成を試みるものであった。具体的には、まず、社会構造上の差別の是正を憲法上の責務として捉える学説の意義と課題を解明した上で、我が国の憲法理論への受容可能性を意識した理論枠組を提示した。さらに、社会構造上の差別の一類型である「私人による差別行為」の規制のあり方について考える上では、「市場独占の排除」や「社会空間の公共性の維持」という観点から、私法秩序における憲法上の平等原則の作用を把握することが有用ではないかとの知見を得ることができた。
著者
岸川 圭希 青柳 翔太 高橋 正洋 幸本 重男
出版者
日本液晶学会
雑誌
日本液晶学会討論会講演予稿集
巻号頁・発行日
vol.2013, pp._PB03-1_-_PB03-2, 2013

In this study, effective chiral dopants possessing both rod-and arch-like control sites for the molecular arrangements were synthesized. In the nematic phases doped with these dopant compounds, their HTP values and generation of blue phases were investigated. As the result, the dopant showed very large HTPs, which indicated our methodology was suitable for generation of strong helicity. Further, the structure effect of the arch-site was investigated by the comparison of the homologues 1, 2 and 3.