1 0 0 0 足利尊氏

著者
森茂暁著
出版者
KADOKAWA
巻号頁・発行日
2017
著者
伊野 唯我 栗原 伸一 霜浦 森平 大江 靖雄
出版者
千葉大学園芸学部
雑誌
食と緑の科学 (ISSN:18808824)
巻号頁・発行日
no.63, pp.83-88, 2009-03

近年、わが国ではBSE(牛海綿状脳症)や高病原性鳥インフルエンザ、そして各種の偽装表示の発覚など、食品に対する消費者の信頼を失墜させる事件や問題が次々に発生している。ここ最近でも、2007年1月に起きたテレビ健康番組での納豆に関するデータ捏造事件や、2008年9月に発覚した事故米の不正転売事件など、枚挙にいとまがない。そして、カイワレ大根や低脂肪牛乳の様に、一度(ひとたび)問題が明るみになると、その消費がなかなか回復されない食品も多い。こうした状況を生んだ原因の一つは、経済成長と共に進んだ食の外部化が、結果としてフード・チェインを延長したことにある。そのため、安全性を自ら調べることの出来ない末端の消費者が、新聞やテレビなどから得た一方的な安全性に関する情報のみに頼って購入せざるを得ない状況になってしまったのだろう。そこで本研究では、そうした食品の安全性や危険性に関する情報が、消費者行動にどのような影響を与えているのかを計量的に分析する。

1 0 0 0 OA 呉市街新地圖

著者
森次郎 製圖
出版者
駸々堂旅行案内部
巻号頁・発行日
1918
著者
山本 哲也 杉森 伸吉 嶋田 洋徳
出版者
公益社団法人 日本心理学会
雑誌
心理学研究 (ISSN:00215236)
巻号頁・発行日
vol.81, no.1, pp.17-25, 2010 (Released:2010-08-13)
参考文献数
14
被引用文献数
2 4

The experiment was conducted to investigate the effects of smiling expression on cognitive and emotional processes during the introduction of negative mood and cognition by self-focused attention. The mechanisms underlying such effects were also examined, with reference to Interacting Cognitive Subsystems framework (Teasdale & Barnard, 1993). We induced the self-focused attention for all 33 participants but the timing and type of facial expressions manipulated differed among three conditions: control condition (required to move the facial muscles which are unrelated with smiling), buffer condition (required to “smile” before the self-focused attention), and attenuation condition (required to “smile” after the self-focused attention). The results showed that the negative mood was increased in the control group while it was decreased in two experimental groups. Furthermore, the positive mood was decreased in the control group, and increased in the buffer group. The contents of spontaneous thought during experiment were more positive among two “smile” conditions than control condition. These results suggest the importance of smiling before and during negative self-focused attention.
著者
森 真理子 高谷 美正
出版者
社団法人日本気象学会
雑誌
天気 (ISSN:05460921)
巻号頁・発行日
vol.51, no.8, pp.567-581, 2004-08-31
参考文献数
34
被引用文献数
9

1996年から2001年にかけて,関東地方で降ひょうやダウンバーストによる被害が発生した1996年7月15日,2000年5月24日および2001年5月11日の3事例について,空港気象ドップラーレーダーや気象レーダー,高層気象観測,地上の気象データおよび被害調査等から解析を行った結果,以下のことがわかった.(1)いずれの事例も単一セル構造で,システムの中層にメソサイクロンとBWER(bounded weak-echo region),その上層にヴォールトを有しており,孤立したスーパーセルの特徴を備えていた.各事例の時間・空間スケールや擾乱の激しさの度合いは,大気の不安定度,風の鉛直シア,大気下層の収束場と密接な関連があった.(2)これらのシステムには,共通するライフサイクルがあった.始めに暖湿なS風と冷たく乾いたN風の収束領域で,南西端のエコーが発達してひょう域が生じ,それが一旦急減した後,システムは次第に発達してひょうコア(エコー強度60dBZ以上の部分)やWERが出現した.やがてシステムはNE風の領域に入り,BWERが形成された(形成期).その後システムは鉛直方向に急成長して発達期を迎え,その直後に顕著なダウンバーストが発生した.続いて上空でひょう域が拡がり成熟期となって,降ひょう被害が継続し,やがて衰退期に入りダウンバーストが発生した.この変化とともに,約18〜24分周期でひょうコアの降下や上昇の繰り返しがあった.
著者
安藤 章 森川 高行 三輪 富生 山本 俊行
出版者
日本都市計画学会
雑誌
都市計画. 別冊, 都市計画論文集 = City planning review. Special issue, Papers on city planning (ISSN:09131280)
巻号頁・発行日
vol.42, no.3, pp.907-912, 2007-10-25
参考文献数
11
被引用文献数
5

ロードプライシングは、渋滞問題を解決する最も有効な政策のひとつと考えられているが、合意形成の困難さゆえ、国内での導入実績は皆無であるし、また海外においてもロンドン、シンガポールのように限定的なものになっている。筆者らは、受容性の高い新型ロードプライシングとして駐車デポジットシステム(PDS)を提案している。従来のロードプライシングとPDSの需要面の相違を把握するため、2006年秋に名古屋都心来訪者を対象としたアンケート調査を実施した。本研究は、このデータを用いて、ロードプライシングに対する地域住民の意識構造を解明するとともに、賛成派・反対派の意識構造の相違を明確にすることで、合意形成戦略の視点を明らかにした。最後に、この意識構造方程式を用いて、ロードプライシングと比較した場合のPDSの有効性を検証した。
著者
古川 壮一 平山 悟 森永 康
出版者
日本醸造協会
雑誌
日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan (ISSN:09147314)
巻号頁・発行日
vol.109, no.4, pp.228-238, 2014-04

日本の伝統的発酵食品に関与する微生物は,麹菌,乳酸菌,酵母,酢酸菌などであり,これらの微生物は古くから生育環境が類似しているため共に協力しながら,共存・共生する環境で利用されてきました。こうした微生物内の相互作用が,発酵プロセスの安定化に重要な役割を果たしてきたと思われます。ここでは伝統的発酵食品として,清酒・ワイン・ビール・蒸留酒・酢・醤油・味噌・乳製品などに関わる微生物の共存と共生の意義について解説して頂きました。
著者
森下 哲夫
出版者
日本衛生動物学会
雑誌
衛生動物 (ISSN:04247086)
巻号頁・発行日
vol.8, no.4, pp.241-242, 1957

今年の日本衛生動物学会総会に於て予研石崎氏の毒蛾皮膚炎アレルギー説とそれにつれて逢坂氏の毒蛾毒針中の毒物に関する知見が我々の所説と著しく異なつて居るとして報告された.その後予研の前記の二氏及び水野氏との間に数回の文書の往復によつて我々の意見と食いちがつた諸点があるのでこゝに一文を草した次第である.
著者
大森 五郎
出版者
駒澤大学
雑誌
駒澤地理 (ISSN:0454241X)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.17-33, 1977-03
著者
加藤 依子 伊藤 靖 北澤 圭子 森田 健一 反町 隆俊 藤井 幸彦 川原 信隆
出版者
特定非営利活動法人 日本脳神経血管内治療学会
雑誌
Journal of Neuroendovascular Therapy (ISSN:18824072)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.46-50, 2013
被引用文献数
4

【目的】今回我々が新たに開発した6FrセルリアンカテーテルDD6の有用性について報告する.【方法】未破裂前交通動脈瘤に対するコイル塞栓術,および破裂左中大脳動脈瘤のコイル塞栓術において,8Frガイディングカテーテルのintermediate catheterとして6FrセルリアンカテーテルDD6を使用した.【結果】親血管のアクセス困難を解決し,ガイディングカテーテルのサポートを向上させると同時に,balloonあるいはstent assist techniqueを併用したコイル塞栓術が可能であった.【結論】4Frセルリアンカテーテルを用いたtriple coaxial systemではsimple techniqueによる塞栓術のみが可能であるが,新たに開発した6FrセルリアンカテーテルDD6を用いたtriple coaxial systemであればバルーン併用あるいはEnterprise VRD併用によるコイル塞栓術が可能である.
著者
高橋 リエ 小川 晴子 佐藤 英子 森 文平
出版者
特定非営利活動法人 日本栄養改善学会
雑誌
栄養学雑誌 (ISSN:00215147)
巻号頁・発行日
vol.47, no.4, pp.189-197, 1989 (Released:2010-04-30)
参考文献数
13
被引用文献数
1

日常使用されている15種類の野菜について, 生および加熱後の食物繊維 (DF) 含量, ならびにその変化を, 不溶性DF, 可溶性DFとに分けて, Aspらの酵素・重量法を用いて測定した。実験区は, 生, 水との通常加熱 (2~6.5分), および過剰加熱 (3.5~22.5分) とした。その結果は次のとおりであった。1) 生野菜100g中のDF含量は1.1~6.29で, 不溶性DFと可溶性DFの割合は, 90:10から58:42を示し, 種類による違いが認められた。2) 通常加熱野菜100g中のDF含量は1.4~5.6gで, 不溶性DFと可溶性DFの割合は, 86:14から57:43であった。3) 通常加熱によるDF含量の変化は, 水分を含む試料中で比較すると, 15種類中, ごぼう, さやえんどう, しゅんぎく, 大根, なす, 白菜, ほうれん草, ピーマンの8種類で6~17%の増減が認められた。かぶ, カリフラワー, キャベツ, ねぎ, にら, にんじん, ブロッコリーの7種類では, ほとんど変化が認められなかった。また, 不溶性DFと可溶性DFの含量変化は, 各野菜により違いが認められた。4) 過剰加熱において, 通常加熱よりさらにDF含量に変化が認められたのは, かぶ, カリフラワー, ごぼう, 大根, なす, にんじん, 白菜, ピーマンの8種類で, DF含量は減少した。キャベツ, さやえんどう, しゅんぎく, ねぎ, ほうれん草, にら, ブロッコリーの7種類では, ほとんど変化が認められなかった。この場合の, 不溶性DFと可溶性DF含量の変化は, 通常加熱での変化とほぼ同傾向を示すものが多かった。
著者
山田 真澄 林 康裕 森井 雄史 朴 舜千 大西 良広 清水 秀丸
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会技術報告集 : journal of architecture and building science (ISSN:13419463)
巻号頁・発行日
vol.14, no.27, pp.351-356, 2008-06-20
参考文献数
15

We performed a damage survey of temples and shrines near the source region of the 2007 Niigata-ken Chuetsu-oki earthquake to estimate the distribution of strong ground motions. We constructed a function to estimate peak ground velocity from the damage rank of main hall of temples and shrines, and estimated the PGV distribution in the source region. From our results, the PGV in the most of the Kashiwazaki basin exceeds 100cm/s. This PGV distribution agrees with the PGV estimated from the attenuation relationship and surface soil amplification. The conventional estimation method using the ratio of overturned tombstones underestimates the PGV in the basin.
著者
森田 亮 森 雄作 李 相翔 平野 勉
出版者
昭和大学学士会
雑誌
昭和医学会雑誌 (ISSN:00374342)
巻号頁・発行日
vol.69, no.6, pp.490-498, 2009-12-28 (Released:2011-05-20)
参考文献数
34

Chronic kidney disease(CKD)の治療に,スタチンの腎保護作用が注目されている.スタチンは主作用の血清コレステロール低下と独立して腎保護的に働く多面的作用を有するが,各スタチン間の差は明らかではない点が多い.本邦で開発された強力なコレステロール低下作用を有するピタバスタチンの多面的作用としての腎保護作用を検討した.スタチンはラットではコレステロール低下を示さないため,コレステロール低下作用を介さない腎保護効果の検討が可能である.CKDモデルとして左腎臓2/3と右全腎臓を摘出して5/6腎臓摘出ラットを作成し,スタチン群(ピタバスタチン3mg/kg/day)と非スタチン群に割り振り12週間観察した.非スタチン群とスタチン群で食事摂取,体重,および血清脂質の差を認めなかったが,スタチン群は血清クレアチニン値(1.1±0.8 vs. 1.9±0.7mg/dl),尿蛋白量(175±45 vs. 273±35mg/ml・Cre),尿アルブミン量(968±95 vs. 1483±214μg/ml・Cre)が低値,クレアチニンクリアランス(23±7 vs. 13±4ml/min/g)が高値であった.残腎の組織学的所見ではスタチン群は糸球体硬化指数(2.5±0.4 vs. 3.2±0.4)と間質線維化度(24.3±3.8 vs. 34.8±5.8)の改善を認めた.Quantitative real-time PCR法による検討では非スタチン群で認められたtransforming growth factor-beta (TGF-β)とconnective tissue growth factor (CTGF)の過剰発現がスタチン群では抑制された(TGF-β:1.52±0.33 vs. 2.32±0.56,CTGF:1.32±0.34 vs. 2.16±0.52).組織学的所見と血清クレアチニン値,クレアチニンクリアランス,尿蛋白量,尿アルブミン量は有意な相関を示し(r=0.684~0.913クレアチニンクリアランスのみ負の相関),TGF-β,CTGF mRNAの間にも相関を認めた(r=0.469~0.690).5/6腎臓摘出ラットにおいてピタバスタチンは血清脂質の変動を伴わない腎保護作用を示し,TGF-βとCTGFの過剰発現是正を介した糸球体硬化と間質線維化の抑制による効果であることを示している.
著者
森 陵一 小高 鐵男 内藤 善久
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
The journal of veterinary medical science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.61, no.2, pp.101-106, 1999-02-25
参考文献数
12

真皮膠原線維の代謝回転が早いためと考えられる皮膚脆弱症をもつ11歳齢ホルスタイン雌ウシ(Cow1)の橈骨骨幹の横断切片を用いて, 形態学的および物理化学的な検索を行った. 巨大なCow1は成長の安定した5-6.5歳齢の正常雌ウシの約1.5倍の体重を示した. その骨試料を正常な12歳齢雌ウシ(Cow2)と比較した. 今まで, 若いウシやある草食恐竜の長骨骨幹は, 付加的に形成される同心円状の葉状骨(laminar bone)からなり, また, このような葉状骨は成長の早い家畜や大型犬の成長期の骨に特徴的に見られると報告されている. Cow1とCow2の骨量はほぼ同じであったが, Cow1はCow2と比べて外層1/2で少数の骨単位しかもたず, 全層ではCow2と1歳齢の去勢雄ウシの中間型を示した. Cow1とCow2の間に, CaとP量, Vickers硬さに有意差は認められなかった. しかし, Cow1の骨の膠原細線維は不均一な直径と乱れた配列を示した. このことから, 既に報告された皮膚脆弱症の真皮と骨の膠原細線維の形成に何らかの相関性のあることが推察された. 葉状骨の残存量からは, 11歳齢のCow1はおそらく最近まで成長しており, その結果として, ある草食恐竜の様に巨大化したと考えられた.
著者
竹岡 郁 小森 雅晴 久保 愛三 狩谷 悠史 伊藤 雄大 八田 健一郎 竹内 博之 吉住 恵一
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2005, pp.461-462, 2005

歯車等の軸状機械部品はそのマイクロオーダーの形状が性能に大きく影響するため,厳しい品質管理が必要となる.原子間力プローブ式形状測定機は従来のCMMより高精度な測定を実現できる可能性があり,これまで非球面レンズ等の表面形状測定に用いられてきた.しかし,原子間力プローブ式形状測定法は上部からの表面形状測定であるため,軸状機械部品のように軸を基準としてその形状誤差が評価されるものに適用するためには,それに対応した測定アルゴリズムが必要となる.本研究では,原子間力プローブ式形状測定機による軸状機械部品の測定·評価法を提案する.また,この測定法に付随する誤差要因とその影響を明らかにする.
著者
原田 宏 薮内 毅 松窪 敬介 渡邉 正良 石田 孝史 森田 哲夫
出版者
Warm Regional Society of Animal Science, Japan
雑誌
西日本畜産学会報 (ISSN:09143459)
巻号頁・発行日
vol.48, pp.33-37, 2005

パークシャー種, 種雄豚160頭を同種母豚517頭に交配して生産された育成豚, 雄89頭, 雌1, 484頭の計1, 573頭を用いて育成豚の特徴, 枝肉形質の遺伝率, 遺伝相関, および表型相関について検討した.育成雄豚においてロース芯面積が雌より大きく, 逆に脂肪が薄くなった.測定月の効果はREA, SFT, SFT-1, SFT-2およびIMFTすべての形質に対して有意 (P<0.01) 性が認められた.性と産次Gの交互作用についてはSFTに対してのみ有意 (P<0.05) 性が認められた.測定時日齢への回帰の効果はすべての形質に対して有意 (P<0.01) 性が認められた.また, REA, SFT, SFT-1, SFT-2およびIMFTの遺伝率は種雄豚を変量効果とした場合0.465, 0.534, 0.562, 0.318および0.104であり, 母豚を変量効果とした場合は0.575, 0.991, 0.991, 0.730および0.548であった.遺伝相関については種雄豚あるいは母豚を変量効果としたいずれの場合においても0.244~0.937の正の値を示した.表型相関については背脂肪厚間で0.398~0.843の値を示した.また, 種雄豚および母豚と育成豚の単相関係数はREA, SFTおよびSFT-1 (P<0.01) , SFT-2 (P<0.05) で, また, 母豚と育成豚の問ではIMFT (P<0.05) において有意性が認められた.