著者
亀倉 正博
出版者
Tokyo Geographical Society
雑誌
地学雑誌 (ISSN:0022135X)
巻号頁・発行日
vol.112, no.2, pp.262-276, 2003-04-25 (Released:2009-11-12)
参考文献数
82
被引用文献数
1 1

Extreme halophiles (halobacteria) are microorganisms that require a high concentration of NaCl for their optimal growth. They belong to the domain Archaea, together with methanogens and some thermophiles. It has been shown that halobacterial cells are entrapped within the fluid inclusions when NaCl crystallizes, and viable cells could be recovered after many months. Many halobacteria have been isolated from Permian halite, however, few studies are generally accepted due to questions about sample quality and contamination.A recent report that a halophilic bacterium was isolated from a fluid inclusion within a primary salt crystal of the Permian (250 Ma) suggested again that previously reported isolations of halobacteria from Permian halite might be true. The requirement for elevated salt concentration, the probable ability to survive within low water activity environments for long period, and the presence of concentrated KCl in the cells, which is shown to protect DNA and proteins from harmful irradiation, makes halobacteria likely candidates for life on early Mars.
著者
皿谷 健 柳沢 如樹 高倉 裕樹 嶋崎 鉄兵
出版者
南江堂
巻号頁・発行日
pp.125-133, 2021-01-01

皿谷 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行により,病床数や医師の数についてクローズアップされ,「PCR検査」「クラスター」「潜伏期」などの用語が広く知られて一般の人たちの間でも飛び交うようになりました.また,COVID-19関連の論文がリアルタイムに急増して,世界中で情報共有されていることを感じました.このように大きな影響を及ぼしているCOVID-19について,異なるご施設でCOVID-19診療に対応されている先生方にお集まりいただき,お話を聞かせていただきたいと思います.
著者
高倉 節子
出版者
日本行動計量学会
雑誌
行動計量学 (ISSN:03855481)
巻号頁・発行日
vol.30, no.2, pp.193-197, 2003 (Released:2005-12-02)
参考文献数
16
被引用文献数
1 1
著者
徳永 愛美 縄田 修一 横山 和彦 稲垣 彩美 瀬尾 晃平 井川 三緒 村川 哲郎 市倉 大輔 峯村 純子 佐々木 忠徳
出版者
日本緩和医療学会
雑誌
Palliative Care Research (ISSN:18805302)
巻号頁・発行日
vol.15, no.4, pp.297-302, 2020 (Released:2020-11-16)
参考文献数
15

がん性疼痛に対してオキシコドン塩酸塩を使用している妊婦症例を経験する機会は極めて少ない.今回,長期にオキシコドン塩酸塩を使用した妊婦を経験した.妊娠経過中は,オキシコドン塩酸塩使用による妊娠経過への悪影響はなく,胎児の発育も順調であった.しかし,児は出生直後に無呼吸発作が出現し,人工呼吸器管理が必要となった.また,新生児薬物離脱症候群に対する薬物治療を必要とした.
著者
倉斗 綾子 橋本 都子 上野 佳奈子
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.76, no.664, pp.1073-1081, 2011-06-30 (Released:2011-11-16)
参考文献数
26
被引用文献数
2 2

Through this study, the important issues for planning open-plan learning environment were summarized as follows:1. Teachers are satisfied with ‘open space’ for various learning style and they want to use open spaces more conveniently.2. Teachers recognize advantage of open-plan learning environment in terms of learning effects and psychological aspect. However, if the indoor environment such as acoustic condition has significant problems, teachers don't highly evaluate the open-plan.3. Open-plan learning environments work properly in the cooperative teaching management system by each grade.4. When student numbers exceeds the capacity of learning environment, it is difficult to manage a grade as a group. In this case, class activities are mainly managed by each class and the class uses open space as an extension of its classroom.5. Teachers require the classrooms that can be both open and closed condition with appropriate acoustic performance for open-plan learning environment.
著者
江⽊ 盛時 ⼩倉 裕司 ⽮⽥部 智昭 安宅 ⼀晃 井上 茂亮 射場 敏明 垣花 泰之 川崎 達也 久志本 成樹 ⿊⽥ 泰弘 ⼩⾕ 穣治 志⾺ 伸朗 ⾕⼝ 巧 鶴⽥ 良介 ⼟井 研⼈ ⼟井 松幸 中⽥ 孝明 中根 正樹 藤島 清太郎 細川 直登 升⽥ 好樹 松嶋 ⿇⼦ 松⽥ 直之 ⼭川 ⼀⾺ 原 嘉孝 ⼤下 慎⼀郎 ⻘⽊ 善孝 稲⽥ ⿇⾐ 梅村 穣 河合 佑亮 近藤 豊 斎藤 浩輝 櫻⾕ 正明 對東 俊介 武⽥ 親宗 寺⼭ 毅郎 東平 ⽇出夫 橋本 英樹 林⽥ 敬 ⼀⼆三 亨 廣瀬 智也 福⽥ ⿓将 藤井 智⼦ 三浦 慎也 安⽥ 英⼈ 阿部 智⼀ 安藤 幸吉 飯⽥ 有輝 ⽯原 唯史 井⼿ 健太郎 伊藤 健太 伊藤 雄介 稲⽥ 雄 宇都宮 明美 卯野⽊ 健 遠藤 功⼆ ⼤内 玲 尾崎 将之 ⼩野 聡 桂 守弘 川⼝ 敦 川村 雄介 ⼯藤 ⼤介 久保 健児 倉橋 清泰 櫻本 秀明 下⼭ 哲 鈴⽊ 武志 関根 秀介 関野 元裕 ⾼橋 希 ⾼橋 世 ⾼橋 弘 ⽥上 隆 ⽥島 吾郎 巽 博⾂ ⾕ 昌憲 ⼟⾕ ⾶⿃ 堤 悠介 内藤 貴基 ⻑江 正晴 ⻑澤 俊郎 中村 謙介 ⻄村 哲郎 布宮 伸 則末 泰博 橋本 悟 ⻑⾕川 ⼤祐 畠⼭ 淳司 原 直⼰ 東別府 直紀 古島 夏奈 古薗 弘隆 松⽯ 雄⼆朗 松⼭ 匡 峰松 佑輔 宮下 亮⼀ 宮武 祐⼠ 森安 恵実 ⼭⽥ 亨 ⼭⽥ 博之 ⼭元 良 吉⽥ 健史 吉⽥ 悠平 吉村 旬平 四本 ⻯⼀ ⽶倉 寛 和⽥ 剛志 渡邉 栄三 ⻘⽊ 誠 浅井 英樹 安部 隆国 五⼗嵐 豊 井⼝ 直也 ⽯川 雅⺒ ⽯丸 剛 磯川 修太郎 板倉 隆太 今⻑⾕ 尚史 井村 春樹 ⼊野⽥ 崇 上原 健司 ⽣塩 典敬 梅垣 岳志 江川 裕⼦ 榎本 有希 太⽥ 浩平 ⼤地 嘉史 ⼤野 孝則 ⼤邉 寛幸 岡 和幸 岡⽥ 信⻑ 岡⽥ 遥平 岡野 弘 岡本 潤 奥⽥ 拓史 ⼩倉 崇以 ⼩野寺 悠 ⼩⼭ 雄太 ⾙沼 関志 加古 英介 柏浦 正広 加藤 弘美 ⾦⾕ 明浩 ⾦⼦ 唯 ⾦畑 圭太 狩野 謙⼀ 河野 浩幸 菊⾕ 知也 菊地 ⻫ 城⼾ 崇裕 ⽊村 翔 ⼩網 博之 ⼩橋 ⼤輔 ⿑⽊ 巌 堺 正仁 坂本 彩⾹ 佐藤 哲哉 志賀 康浩 下⼾ 学 下⼭ 伸哉 庄古 知久 菅原 陽 杉⽥ 篤紀 鈴⽊ 聡 鈴⽊ 祐⼆ 壽原 朋宏 其⽥ 健司 ⾼⽒ 修平 ⾼島 光平 ⾼橋 ⽣ ⾼橋 洋⼦ ⽵下 淳 ⽥中 裕記 丹保 亜希仁 ⾓⼭ 泰⼀朗 鉄原 健⼀ 徳永 健太郎 富岡 義裕 冨⽥ 健太朗 富永 直樹 豊﨑 光信 豊⽥ 幸樹年 内藤 宏道 永⽥ 功 ⻑⾨ 直 中村 嘉 中森 裕毅 名原 功 奈良場 啓 成⽥ 知⼤ ⻄岡 典宏 ⻄村 朋也 ⻄⼭ 慶 野村 智久 芳賀 ⼤樹 萩原 祥弘 橋本 克彦 旗智 武志 浜崎 俊明 林 拓也 林 実 速⽔ 宏樹 原⼝ 剛 平野 洋平 藤井 遼 藤⽥ 基 藤村 直幸 舩越 拓 堀⼝ 真仁 牧 盾 增永 直久 松村 洋輔 真⼸ 卓也 南 啓介 宮崎 裕也 宮本 和幸 村⽥ 哲平 柳井 真知 ⽮野 隆郎 ⼭⽥ 浩平 ⼭⽥ 直樹 ⼭本 朋納 吉廣 尚⼤ ⽥中 裕 ⻄⽥ 修
出版者
一般社団法人 日本集中治療医学会
雑誌
日本集中治療医学会雑誌 (ISSN:13407988)
巻号頁・発行日
pp.27S0001, (Released:2020-09-28)
被引用文献数
2

日本集中治療医学会と日本救急医学会は,合同の特別委員会を組織し,2016年に発表した日本版敗血症診療ガイドライン(J-SSCG2016)の改訂を行った。本ガイドライン(J-SSCG2020)の目的は,J-SSCG2016と同様に,敗血症・敗血症性ショックの診療において,医療従事者が患者の予後改善のために適切な判断を下す支援を行うことである。改訂に際し,一般臨床家だけでなく多職種医療者にも理解しやすく,かつ質の高いガイドラインとすることによって,広い普及を目指した。J-SSCG2016ではSSCG2016にない新しい領域(ICU-acquiredweakness(ICU-AW)とPost-Intensive Care Syndrome(PICS),体温管理など)を取り上げたが,J-SSCG2020では新たに注目すべき4領域(Patient-and Family-Centered Care,Sepsis Treatment System,神経集中治療,ストレス潰瘍)を追加し,計22 領域とした。重要な117の臨床課題(クリニカルクエスチョン:CQ)をエビデンスの有無にかかわらず抽出した。これらのCQには,日本国内で特に注目されているCQも含まれる。多領域にわたる大規模ガイドラインであることから,委員24名を中心に,多職種(看護師,理学療法士,臨床工学技士,薬剤師)および患者経験者も含めたワーキンググループメンバー,両学会の公募によるシステマティックレビューメンバーによる総勢226名の参加・協力を得た。また,中立的な立場で横断的に活躍するアカデミックガイドライン推進班を2016年版に引き続き組織した。将来への橋渡しとなることを企図して,多くの若手医師をシステマティックレビューチーム・ワーキンググループに登用し,学会や施設の垣根を越えたネットワーク構築も進めた。作成工程においては,質の担保と作業過程の透明化を図るために様々な工夫を行い,パブリックコメント募集は計2回行った。推奨作成にはGRADE方式を取り入れ,修正Delphi法を用いて全委員の投票により推奨を決定した。結果,117CQに対する回答として,79個のGRADEによる推奨,5個のGPS(Good Practice Statement),18個のエキスパートコンセンサス,27個のBQ(Background Question)の解説,および敗血症の定義と診断を示した。新たな試みとして,CQごとに診療フローなど時間軸に沿った視覚的情報を取り入れた。J-SSCG2020は,多職種が関わる国内外の敗血症診療の現場において,ベッドサイドで役立つガイドラインとして広く活用されることが期待される。なお,本ガイドラインは,日本集中治療医学会と日本救急医学会の両機関誌のガイドライン増刊号として同時掲載するものである。
著者
福村 浩一 中原 毅 小串 美由紀 倉持 龍彦 関 貴弘 堀井 京子 寺田 紀子 上野 信一 松井 則明
出版者
一般社団法人 日本農村医学会
雑誌
日本農村医学会学術総会抄録集 (ISSN:18801749)
巻号頁・発行日
vol.57, pp.137, 2008

【はじめに】近年、携帯電話や電磁調理器具などの急速な普及により、それらから発せられる電磁波による健康への影響を不安視する声が聞かれる。透析装置においても電磁波を発する装置であり、透析患者は4~5時間装置の側での治療を余儀なくされる事から、透析中における装置からの電磁波の発生強度を測定し、その安全性を検討した。<BR>【目的】透析装置から出る電磁波を測定し、その数値からICNIRPの電波防護指針をもとに透析中の安全性を検討する。<BR>【方法】当院で用いられている透析装置(DCS-72、DCS-26、DCS-27、DBB-26、DBG-02、TR-3000M)の待機時(プライミング終了後)と作動時(透析中)に放出される電磁波の強度を、アルファラボ社製トリフィールドメーター100XEを用いて測定し、また患者の透析時における電磁波の暴露量(頭部、腹部、下肢)からその安全性を比較検討した。電磁波の測定方法は透析装置のディスプレイ画面より0cmから10cm間隔で電磁波の強度を測定し、最終的に測定表示が0になるまでの距離を測定した。<BR>【結果】DCS-72では待機時が、0~20cmで100mG以上、30cmで25mG、1.3mで0mGとなった。透析時では0~20cmで100mG以上、30cmで25mG、1.5mで0mGとなった。DCS-26では待機時が0cmで50mG、10cmで6mG、50cmで0mGとなった。透析時では0cmで100mG以上、10cmで50mG、90cmで0mGとなった。DBB-26、DBG-02ともに透析時では0cmで60mGと高い値を示したが、10cmでの測定値は一桁を示し、他の装置では0cmでも待機、透析時ともに低値を示し、待機時で30cm、透析時で40~60cmで0mGとなった。又、患者の頭部、腹部、下肢で透析時に受ける電磁波の強度を測定した結果、頭部で0~2mG、腹部、下肢では0~0.5mGであった。<BR>【考察】測定の結果からICNIRP(国際非電離放射線防護委員会)の定めた国際ガイドライン値(安全値4mG未満、許容値16mG未満)に当て嵌めると医療従事者が通常の操作をするパネルからの位置では、測定結果から特に問題はないと思われ、透析中における患者についても安全性をクリアしていると思われた。<BR>【まとめ】電磁波については、生体に影響が有る、無いの二極論があるが、実際に「電磁波過敏症」と呼ばれる諸症状がある事も事実であり、長時間装置の側で治療を受ける透析患者の電磁波の暴露量は重要であり、科学的根拠がなくても事前回避の措置を定めるという原則の考えが重要であると考えられた。
著者
倉橋 節也 永井 秀幸
出版者
横断型基幹科学技術研究団体連合(横幹連合)
雑誌
横幹連合コンファレンス予稿集 第11回横幹連合コンファレンス
巻号頁・発行日
pp.A-3-4, 2020 (Released:2020-11-21)

This paper implements the infection process of 2019 Novel Coronavirus Diseases (COVID-19) in an agent-based model and compares the effectiveness of multiple infection prevention measures for a tourist area. In the model, 3200 virtual residents agents live in nine towns where they commute to office or school and visiting stores. The model simulates an infection process of local residents by tourists who regularly own in. The results of the experiments showed that individual infection prevention measures alone or partially combined them do not produce significant effects.
著者
岩本 哲也 倉田 陽介 阿部 博
雑誌
インターネットと運用技術シンポジウム論文集
巻号頁・発行日
vol.2020, pp.33-40, 2020-11-26

高速大容量通信システムにおける品質指標の 1 つとして,ネットワーク遅延を計測することは重要である.これまでに Round-Trip Time を用いた単純な測定手法や専用の遅延測定プロトコルを用いた測定手法が提案されているが,これらは正確な片方向遅延を測定するという観点で技術面やコスト面で課題を抱えている.本研究では安価な簡易 GPS モジュールを用いた測定システムと,NTP プロトコルを利用したネットワークの遅延測定手法を提案する.高価な専用機器を用いずに汎用ネットワークにおける片方向遅延を実測することで,ネットワーク測定手法としての有効性を確認・評価する.
著者
藤倉 ひとみ
出版者
Tohoku University
巻号頁・発行日
2014-03-26

課程
著者
倉島 尚男 奥田 真央
出版者
JAPANESE PHYSICAL THERAPY ASSOCIATION
雑誌
日本理学療法学術大会
巻号頁・発行日
vol.2008, pp.C3P3431-C3P3431, 2009

【はじめに】<BR> 平成20年3月20日から28日に行われた長野県サッカー協会主催の高校選抜サッカーチームドイツ遠征に帯同する機会を得たためここに報告する.<BR><BR>【遠征目的】<BR> 遠征は、長野県サッカーの発展と競技力向上のため県内高校生の優秀選手をドイツへ派遣する事で競技力向上を図り、また将来、大学・社会人・Jリーグ等で活躍する選手の養成を目指し、併せてその動機付けを目的として行われた.<BR> <BR>【遠征概要】<BR>派遣先はドイツで、バイエルンミュンヘン・1860ミュンヘン・シュツットガルト他計5試合が行なわれ、期間中ドイツサッカー協会S級ライセンスを持った現地プロコーチによるトレーニングが行われた.選手は18名(GK2名、フィールド16名)で、監督他スタッフ含め合計27名の編成であった.今回の遠征は、長野県サッカー協会主催で、遠征前・中の活動内容における公表の同意を得ている.<BR><BR>【サポート目標】<BR>目標を「全選手試合を欠場する事なく遠征を終える」事とし、サポートとして障害を持った選手、急性外傷、外傷後復帰、疲労の4項目を中心に行った.「障害を持った選手」に対して、遠征前練習会でチェックシートを配布し、重症度分類した上で状態把握を行い、必要な選手にはトレーニング等指導した.遠征中は状態に合わせコンディショニング調整・テーピング・動作指導を行った.「急性外傷」に対して、練習・試合中に発生した傷害に対し現場での受傷部位の評価を行い、RICE処置、テーピング等行った.「外傷後復帰」に対して、処置後の状況に合わせコンディショニング調整、テーピング等行い、選手・監督と相談し練習・試合参加の可否を判断した.「疲労」に対して、事前にマニュアルを配布し個人でのセルフケアを促し、遠征中はチェックシートにて状態把握に努め必要な選手にはストレッチ・マッサージ等行った.<BR> <BR>【遠征中サポート内容】<BR>現地サポート期間は3月21~27日の7日間.延べ人数は50名(実質11名、1日平均7名).サポート内容はテーピング、RICE処置、コンディショニング調整、筋力訓練、動作指導等.疾患の種類(件数)は、打撲(5)、足関節捻挫(3)、肉離れ・腰痛(2)、マメ・疲労・分裂性膝蓋骨(1)であった.<BR> <BR>【考察】<BR> 全選手全試合出場という目標は、一選手一試合欠場という結果で達成は出来なかったが大きな傷害なく選手が戻って来られた事は十分な結果ではないかと思われる.今回病院を離れスポーツ現場での活動を行う事で自分自身の足りない点や実際の現場で求められる知識・能力を肌で感じる事が出来た事は貴重な経験であった.今回は選抜選手ではあったがセルフケア・知識が不十分な選手もおり、また障害を抱えている選手もコンディショニング調整が中心となり、動きの中での評価や動作指導が十分出来ていない場合もあり理学療法士が現場に出て行く事、現場で評価・指導する事の重要性を感じた.
著者
倉橋生
出版者
日本幼稚園協會
雑誌
幼兒の教育
巻号頁・発行日
vol.52, no.1, pp.52-52, 1953-01
著者
倉田 稔
出版者
小樽商科大学
雑誌
小樽商科大学人文研究 (ISSN:0482458X)
巻号頁・発行日
vol.89, pp.51-87, 1995-03
著者
星野 照秀 西山 明宏 野村 武史 片倉 朗
出版者
日本口腔内科学会
雑誌
日本口腔内科学会雑誌 (ISSN:21866147)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.68-72, 2016 (Released:2017-06-30)
参考文献数
13
被引用文献数
1

非歯原性疼痛の1つに口腔粘膜に持続的な灼熱感を特徴とする疼痛症候群として口腔灼熱症候群(Burning mouth syndrome:以下BMS)がある。欧米諸国ではクロナゼパムの局所投与や全身投与が口腔の灼熱感を緩解させると報告がある。しかし,本邦でBMS患者に対しクロナゼパムを使用した検討はない。そこで今回われわれは,2010年4月から2013年3月までに東京歯科大学市川総合病院歯科・口腔外科を口腔の灼熱感を主訴に来院し,クロナゼパムを投与した9名のBMS患者を対象として奏効率を検討した。また,内服によるクロナゼパムの適正な投与量,予後などについても臨床的検討を行った。患者は女性のみで平均年齢は72.3歳であった。疼痛発現部位は舌が多数を占めた。クロナゼパムの初回投与量は0.5mgとし,2週間で6例に効果を認めた。3例は投与量を変更し,6週以内に効果を認めた。9例全てで著効又は有効であった。今回の研究でBMS患者に対し,クロナゼパムの内服による効果が期待できる可能性を示した。
著者
根本 彰 影浦 峡 青柳 英治 海野 敏 小田 光宏 河西 由美子 岸田 和明 倉田 敬子 古賀 崇 鈴木 崇史 竹内 比呂也 谷口 祥一 研谷 紀夫 中村 百合子 野末 俊比古 松本 直樹 三浦 太郎 三輪 眞木子 芳鐘 冬樹 吉田 右子 今井 福司 河村 俊太郎 浅石 卓真 常川 真央 南 亮一
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2010-04-01

5年間にわたる本プロジェクト(通称LIPER3)では、過去2回のLIPER研究で抽出した図書館情報学教育の問題構造に変化を与えるために次の実践研究を行った。第一に、図書館情報学教育の教育内容を見直すために、新しい標準的な教科書シリーズを執筆し刊行した。第二に、この標準的な教育内容に沿って各教育機関がどのような教育成果を上げているかを自己評価できるように、図書館情報学検定試験を4年間にわたり実施した。第三に、外国の図書館情報学教育の状況を把握し関係者と交流するために、アメリカの標準的教科書を翻訳・刊行し、国際学会で日本の図書館情報学教育について発表し、欧米の教育機関での聞き取り調査を実施した。
著者
米倉 竜次 河村 功一 西川 潮
出版者
一般社団法人 日本生態学会
雑誌
日本生態学会誌 (ISSN:00215007)
巻号頁・発行日
vol.59, no.2, pp.153-158, 2009-07-31 (Released:2017-04-20)
参考文献数
34
被引用文献数
3

外来種の小進化に関する研究は分子遺伝レベルでの解析と表現型レベルでの解析を中心に発展してきた。しかし、分子遺伝マーカーでみられる遺伝変異はおもに遺伝的浮動による影響のみを反映しているのに対し、表現型レベルでの変異には遺伝的浮動に加え自然選択による影響も大きく関与していると考えられる。したがって、分子遺伝レベル、もしくは、表現型レベルのみの解析では、定着成功や侵略性に影響する外来種の性質が遺伝的浮動により影響されているのか、もしくは、自然選択により影響されるのかを区別することは難しい。しかし、外来種の表現型の小進化に対して遺伝的浮動と自然選択のどちらが相対的に重要であるのかを把握しなければ、導入された局所環境への外来種の定着成功や侵略性が小進化によりどう変化(増加、それとも減少)するのかを議論することは困難であろう。この総説では、この問題を解決する方法としてF_<ST>-Q_<ST>法を概観するとともに、外来種の管理対策へのその適用についても考えた。