著者
池田浩己
雑誌
アレルギーの臨床
巻号頁・発行日
vol.22, pp.967-971, 2002
被引用文献数
2
著者
上田 雅俊 山岡 昭 前田 勝正 青野 正男 鈴木 基之 長谷川 紘司 宮田 裕之 鴨井 久一 楠 公仁 池田 克巳
出版者
特定非営利活動法人日本歯周病学会
雑誌
日本歯周病学会会誌 (ISSN:03850110)
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.223-235, 1988-03-28
被引用文献数
11 1

塩酸ミノサイクリン(MINO)を2% (力価)含有する歯周炎局所治療剤(LS-007)を歯周ポケットに1週間隔で4回連続して投与する群と,2週間隔で3回連続して投与する群の二群に分け,46名の歯周炎患者に投与し,その臨床的有効性,安全性,有用性ならびに細菌学的効果を検討した。その結果,両群ともに歯肉炎指数,ポケットの深さなどの臨床症状がLS-007投与後に有意な改善を示すのと同時に,歯周ポケット内に生息するB. gingivalisをはじめとした歯周病原性細菌であるとされているものを効果的に消失せしめた。また,安全性では軽度の不快感が1例に認められたのみであった。一方,それらの細菌に対するMINOおよび他の抗生物質のMICを測定した結果,MINOは他剤よりも強く幅広い抗菌性を有することを認めた。以上の結果より,LS-007は歯周炎治療において臨床的ならびに細菌学的に有効かつ安全で有用性の高い製剤であることが確認できた。
著者
高山 透 村田 勝夫 池田 重良
出版者
公益社団法人日本分析化学会
雑誌
分析化学 (ISSN:05251931)
巻号頁・発行日
vol.34, no.12, pp.781-785, 1985-12-05
被引用文献数
2 2

減圧下誘電放電による窒素アフターグロー生成法を用いた発光分析装置を試作した.タンタル板製の加熱型アトマイザー上で減圧乾燥した溶液試料を加熱によって5Torrの気相に放出し,誘電放電路を流れてきた窒素と混合する.このとき,試料は三重項準安定励起窒素分子N_2(A^3Σ^+_u)からエネルギーを受け取り発光する.この装置を用いて,亜鉛,カドミウム,水銀の各溶液についてそれぞれの元素の中性原子線の発光を観測したが,その検出限界はそれぞれ5ng (472.2 nm), 0.1ng (326.1 nm), 0.03ng (253.7nm)であった.陰イオンの影響を調べるために,塩化物,硝酸塩,硫酸塩の各溶液について検量線を比較し,又,酸の濃度変化による金属の発光強度変化についても検討した.
著者
リム ジンネ 鄭 信圭 大林 茂 池田 俊之 小石 正隆
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
年次大会講演論文集 : JSME annual meeting
巻号頁・発行日
vol.2006, no.7, pp.137-138, 2006-09-15

In this paper, Genetic Algorithm (GA) is adopted as the searching algorithm, and the Kriging model is used as the approximation model, for the study of the influence of the elasticity of the car tires on its noise performance. Finally, Self-Organizing Map (SOM) is used to study trade-off relationships between the objective functions.
著者
池田 大輔 木藤 基樹 馬場 慎也 井上 創造
出版者
九州大学附属図書館研究開発室
雑誌
九州大学附属図書館研究開発室年報 (ISSN:18813542)
巻号頁・発行日
vol.2007, pp.12-16, 2008-10

著者らは機関リポジトリの概念を拡張し,SNSを用いた認証認可基盤上で機関リポジトリやバージョン管理システムなど他のサービスをゆるやかに連携する研究活動支援のモデルを提案し,プロトタイプを開発してきた.このモデルにおいては,様々なサービスとの連携が鍵になる.本稿では,サービスの一つとして写真共有サービスFlickrとSNSとの連携を行ったので,これについて報告する.
著者
池田 聖 岡部 孝弘 佐藤 智和 阪野 貴彦 向川 康博 山崎 俊太郎 佐藤 洋一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IE, 画像工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.538, pp.415-424, 2008-03-03

2007年10月16日〜19日にブラジルリオデジャネイロで開催されたコンピュータビジョンに関する国際会議ICCV2007の概要を報告する.
著者
池田 聖 岡部 孝弘 佐藤 智和 阪野 貴彦 向川 康博 山崎 俊太郎 佐藤 洋一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.539, pp.415-424, 2008-03-03

2007年10月16日〜19日にブラジル リオデジャネイロで開催されたコンピュータビジョンに関する国際会議ICCV2007の概要を報告する.
著者
中道 勇 谷川 文紹 水越 弘 原田 修成 池田 寿人 得能 昭夫 立浪 徹 斎藤 進 原田 昭博 清田 築 富山 悟
出版者
有限責任中間法人日本口腔衛生学会
雑誌
口腔衛生学会雑誌 (ISSN:00232831)
巻号頁・発行日
vol.53, no.3, pp.200-210, 2003-07-30
被引用文献数
5

富山県歯科医師会成人・産業歯科保健部では,昭和63年に会員の約7割で構成する「事業所健診協力医制度」を発足させ,歯科健診と歯科保健指導を通じて,事業所における口腔保健の向上と健康管理を推進することを目的として,歯科保健活動を本格的に行ってきた.14年間継続的に歯科保健活動を実施してきた大規模事業所における歯科保健行動および口腔保健状況などの継時的推移について検討を加えたところ,以下の結果が得られた.1.歯科保健活動の長期実施事業所では,1日の刷掃回数2回以上,1回の刷掃時間3分以上行う者の割合が増加するなど,14年間に歯科保健行動の変容がみられた.2.1人平均現在歯数,歯周疾患の処置の必要度は変わらないものの,1人平均未処置歯数と喪失歯数が減少し,1人平均処置歯数が増加するなど,口腔内状況が改善した.3.歯科医療費や受療件数は,歯科保健活動を実施すると一時的に増加するものの,長期的には医療費全体に占める歯科医療費の割合は4〜6%程度減少した.以上のことから,事業所における歯科保健活動を継続的に実施することによって,歯科保健行動や口腔保健状況が改善されることが示唆され,歯科医療費の節約ができることが推測された.
著者
原田 亜紀子 川久保 清 李 廷秀 岩垂 信 池田 千恵子 茂住 和代 南 伸子
出版者
日本体力医学会
雑誌
体力科學 (ISSN:0039906X)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.229-236, 2001-04-01
被引用文献数
9 1

The purpose of this study was to evaluate the validity of two different measures of physical activity under normal living conditions. The 24-hour physical activity diary method (24 HD) and accelerometer (Lifecorder) were analyzed. Total daily energy expenditure (TDEE) and daily variation of energy expenditure (EE) were compared employing the two measures in conjunction with the minute-by-minute heart rate method (Flex HR) in middle-aged people with a mean age of 57.9 yr (N=17), and in young people (college students) with a mean age of 23.5 yr (N=11). The TDEE as measured by the 24 HD and Lifecorder was 2576.4±514.7 kcal・d^<-1> and 1973.1±290.2 kcal・d^<-1> respectively. The TDEE as measured by the Flex HR method was 2718.3±625.5 kcal・d^<-1>. The TDEE as measured by the Lifecorder method was significantly lower than that of the Flex HR method (p<0.01). The correlation coefficient (r) for the 24 HD and Flex HR measured values for TDEE (kcal/day) was 0.64 (p<0.01), and that for Lifecorder and Flex HR was 0.38. The daily variation of energy expenditure pattern measured by Lifecorder was similar to that of the Flex HR 24 HD measurements, on the other hand, were slightly lower than Flex HR measurements during the afternoon period. The 24 HD method was reasonably accurate in the testing. The daily variation of energy expenditure measured pattern by Lifecorder was similar to that of the Flex HR method l but the fact that the TDEE results were underestimated suggests that the Lifecorder method has merit in the measurement of daily activity patterns. It follows from this that to improve measurement of the TDEE, it is necessary to modify the Lifecorder method of calculating the algorithm.
著者
池田 博子 園田 純子 沢村 信一
出版者
一般社団法人日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会誌 (ISSN:13411535)
巻号頁・発行日
vol.40, no.6, pp.435-439, 2007-12-20
被引用文献数
2

米,茶葉,水および油脂がブクブクー茶の起泡性に及ぼす影響を調べ,次のような知見を得た。起泡性に大きく影響するのは米で,米(米湯)の量は多いほど,焙煎程度は高いほど泡立ちやすくなる。しかし,米の種類は起泡性にほとんど影響しない。茶葉の種類や濃度,水は起泡性にほとんど影響しない。油脂は微量でも起泡性を著しく阻害する。
著者
檀上 和美 神谷 明良 池田 栄司 鳥居 佐紀子 砂田 久一 大塚 昭信
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
Chemical & pharmaceutical bulletin (ISSN:00092363)
巻号頁・発行日
vol.40, no.9, pp.2505-2509, 1992-09-25

In the present study, a water/isopropyl alcohol system was selected as the solvent in a hydroxypropylcellulose (HPC) binder solution for the preparation of lactose granules.With a fluidized bed granulation method, the mean granule diameter increased as the adhesion tension (γcosθ) and lactose solubility increased. With an agitating granulation method, the mean granule diameter was independent of the adhesion tension and lactose solubility, but it increased as the viscosity of the binder solution increased.With both granulating methods, greanule hardness increased as the adhesion tension and lactose solubility increased, while the pore volume of the granules decreased as the adhesion tension and lactose solubility increased.The quantitative relationship between the physical properties of the granules and several properties of the solvent solution was investigated by the application of multiple regression analysis.
著者
池田 憲昭 土井 和美 宇野 彰男 山崎 美智子 宮原 英夫 山本 昇 木川田 隆一
出版者
北里大学
雑誌
北里医学 (ISSN:03855449)
巻号頁・発行日
vol.21, no.4, pp.376-382, 1991-08-31

計算機ネットワークを利用して,研究教育のための様々な情報をオンラインで利用可能とする試みの一つとして,北里大学全学部図書館の全所蔵雑誌および医学図書館所蔵図書の一部に関する所在情報を提供するシステムKLIS(Kitasato Library Information System)を作成した。データベースは,学術情報センター学術雑誌総合目録データベースの個別版提供サービスによって得た磁気テープから必要な情報を抽出し,医学部研究用ミニコンピュータHP9000/855sの磁気ディスクファイルとして作成した。収録した件数は欧文雑誌5,134件,和文雑誌4,551件で,各レコードは雑誌名,発行所名,所蔵図書館名,所蔵期間などからなる。さらに,本学医学図書館のオリジナルデータベースである雑誌特集記事索引および最近4年間の新着図書目録も検索の対象としてデータベース化した。検索システムはUNIXオペレーティングシステム上のC言語を用いて作成した。
著者
江口 研二 足立 秀治 池田 徳彦 柿沼 龍太郎 金子 昌弘 楠 洋子 佐川 元保 鈴木 隆一郎 早田 宏 祖父江 友孝 曽根 脩輔 高橋 里美 塚田 裕子 中川 徹 中林 武仁 中山 富雄 西井 研治 西山 祥行 原田 真雄 丸山 雄一郎 三澤 順
出版者
日本肺癌学会
雑誌
肺癌 (ISSN:03869628)
巻号頁・発行日
vol.43, no.7, pp.985-992, 2003-12-30
被引用文献数
1 1

・低線量CT肺癌検診を実施することにより,非受診者群に比較して,受診者群の肺癌による死亡を有意に減少させるという成績は現在まで証明されていない.・低線量CT肺癌検診は,高危険群および非高危険群に対して,胸部写真による検診よりも末梢小型肺癌(腺癌)をより多く発見し,発見肺癌の6〜8割は病期I期肺癌である.・低線量CT肺癌検診では,受診者の被曝リスクを低減させるために,撮影条件,画像描出条件など読影環境を整備することが必要である.・低線量CT肺癌検診は,他のがん検診と同様に,検診の運営に際して,精度管理とその維持が必要である.・低線量CT肺癌検診の受診者には,検診一般の説明だけでなく,現状でCT検診の有用性に関するエビデンスの内容および想定される有害事象を含めて,説明と同意(インフォームドコンセント)を行うべきである.・医療経済学的な面も併せて,低線量CT肺癌検診の至適なあり方を確立するためには,解析可能な精度の高い実績を集積する必要がある.・本稿の低線量CT肺癌検診のあり方については現行の自治体検診時のCT検診,職域検診のみならず,人間ドックでのCT検診も念頭に置いたものである.